Su-47 Берку
[全7ページ] -1ページ目-
最初 1 2 3 4 5 最後
説明
空に抗う異形。
言わずと知れたゲテモノ概念実証機もといロマンの塊、Su-47ベルクトになります。
本機体はロシアの次世代戦闘機の先駆けとして開発され、前進翼にカナード翼の合わせ技というアバンギャルドな構成によって天井知らずの運動性を手に入れましたが、代償としてステルス性を大きく損なうため、次世代戦闘機への継承は同スホーイ社のPAK-FA T-50が担当する形となりました。そのため47は殆ど「実証機としての枠を出ない」航空ショーでの飛行展示がメインの活動をしていて、半ば航空ファンたちには“ニート戦闘機”などとからかわれることもありますが、何やら最近踏みこんでみるに艦上戦闘機としての運用を考慮にこのような奇抜な構成になったという話もあり、なるほど、前進翼ならば失速限界に強く、折りたためばコンパクトになる……などと妙に納得してしまったりもして、奥が深い子だなぁなどと思います。

なお本キットはホビーボス社の1/72。非常にカッチリとした良いキットで、日本メーカーと遜色のない勘合や扱いやすさ、そして何より非常にパーツ点数が少ないのにも関わらず、メディア露出の少ないSu-47という機体を非常に本質的に捉えており、大変組み立てやすく、ストレスフリーに楽しめる一品となっています。
ズベズタを組んだ身としてはスタイルや翼状に関しては向こうに軍配をあげたいですが、キャノピー、インテーク、テールコーンやモールドに関してはこちらが大いにディティールでも勝っていると思われます。安いし楽しいし作りやすいし、文句なしにいいキットです。

なお、今回は友人がこの機体に大変思い入れがあるようなので、寄贈するためにちょっぴり頑張りました。誰かのためにプラモを作るというのは初めてなので緊張しましたし、これで満足してくれるかどうか少し不安なのですが、大変良い経験になりました。

例によってキットの指定色より一部独断と偏見の気まぐれ。
・コクピットとパイロットを現用戦闘機らしく塗装しました。
・実機にはカナード翼と主翼に白いラインはありませんが、まぁ……あった方がカッコいい気がするし…とかなんとか。
あと少しチッピングしました。
・写真などを見るに、胴体色は光加減で真っ黒には見えなかったので「タイヤブラック」「ネイビーブルー」を少々混ぜています。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
1171 1131 13
コメント
最近Su-47が欲しくなり色々調べていたので大変参考になりました、ありがとうございます(仮面男)
タグ
航空機 飛行機 1/72 Su-47 S-37 ロシア戦闘機 

LayeUさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com