第1【転生して恋姫の世界へ。そこで料理人】
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ここは三國の世界。この世界は、蜀・魏・呉の三代将軍が納めている。そんな協力な武人がいるが、唯一何処にも反抗する一人の男がいた。その男は、5年前にこの世界にやって来た。そして、持ち前の料理の腕を活かして料理屋を始めたのであった。

 

盗賊「おい、命が惜しけりゃ金目の物をよこしな!!」

 

客1「おいおい、あいつらここが何処か分かって話してるのか?」ヒソヒソ

 

客2「よくあの店主に向かって言えるよな。」ボソボソ

 

??「フーッ・・・お前さん達、他の客の迷惑だ。悪いけどとっとと出ていきなこのクソヤロウ。」

 

盗賊2「な、なんだとテメェ!!」

 

盗賊3「意気がってるのも今のうちだ!!お頭、お願いします!!」

 

頭「お前か、ここで呑気に飯屋をやってるって言う馬鹿な男は。」

 

??「なんだ?」

 

頭「聞いたことはあるだろ。俺達は泣く子も黙る盗賊団完だ!!」

 

店主「完ね〜・・・文字的に終わってるじゃん。」

 

店主の一言に、盗賊のお頭は頭にきていた。

 

頭「ふざけるな!!おい!やっちまいな。」

 

盗賊「へい!!」

 

号令がかかると、一斉に店主に襲い掛かる。

 

店主「ったく、客がいるのに暴れるなっての。」

 

すると、店主はおもいっきり一人の盗賊を蹴飛ばした。

 

頭「へ!?」

 

驚く頭をよそに、店主は次々と盗賊を表に蹴飛ばしていく。そしてあっという間に盗賊団のお頭一人になっていた。

 

店主「で、まだやるのか?」シュボッ

 

煙草に火をつける店主。

 

頭「お、俺の仲間がこんな店の奴に負けるなんて・・・お、お前一体なにもんだ!!」

 

店主「何者って、この店の店主だが?」

 

頭「ば、馬鹿言うな!!んな訳あるか!!」

 

店主「面倒だが仕方ないか。教えてやるよ。お前も聞いたこと位はあるだろ?刈足の男の話は。」

 

頭「当たり前だろ!!俺達山賊の間でも、アイツには手を出す馬鹿はいね〜!!」

 

店主「でもさ、実際いるじゃん。目の前に。」

 

頭「ま・・・まさか!?」

 

店主「そ♪普段はこの店の店主、菅徳。またの名を・・・」ドゴッ

 

店主は頭を蹴り飛ばした。

 

店主「刈足の菅徳だ。すまなかったねお客さん。掃除はすんだから、ゆっくりと飯を楽しんでくれ。」

 

客達「ワアァァァァ!!」

 

菅徳の一言で沸き立つ客。そう、この強さがあるからこそ三代将軍につかなくてもいいのである。菅徳、彼は前世で死に、神に最強でチート級の能力を授かった男である。これから、彼の周りで起こっていく事件の被害者である男性であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリ主設定

 

名前・菅徳(真名は面倒なのでそのまま)

 

年齢・25歳

 

身長・186cm

 

性格・温厚(但し、怒ると誰もが恐れ止めれない。)

 

好きなこと・料理・自分の作った料理を美味しそうに食べてくれる人・煙草・可愛い動物・珈琲(ブラック)

 

嫌いなこと・食べ物を馬鹿にする・無駄な争い・命令されること

 

特殊能力・ワンピースサンジの足技と料理術・トリコのノッキング次郎の能力・覇気(白髭級)・威圧・FFXのアーロン&クラウド技

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしかしたら、また気まぐれに能力を追加するかもしれませんので悪しからず。では、本編に参りましょう〜♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

騒ぎからしばらくたって夜21時。閉店の準備をしていると、女性訪ねてきた。

 

管徳「悪いけど、今日はもう店じまいだ。」

 

??「それは残念ね。私がわざわざここまで来たのに。」

 

管徳「悪いけど、アンタが魏の一番偉い人でも、店の営業時間は守ってもらわないとね。」

 

??「き、貴様!!華琳様を馬鹿にするなど・・・許せん!!」

 

華琳「黙りなさい春蘭!!」

 

春蘭「しかし華琳様・・・」

 

華琳「私は黙りなさいと言ったわよ?貴方は私に逆らう気なの?」

 

春蘭「いえ・・・申し訳ありません。」

 

華琳「ならいいわ。悪かったわね、こんな時間に騒いで。」

 

管徳「別にいいけどよ。んで、こんな時間に、曹操様が何のご用で?」

 

華琳「単刀直入に言うわ。貴方、私の所に来なさい。」

 

華琳は管徳にそう告げる。以前から華琳は、管徳を自分の所に来させたがっていた。しかし、その度に管徳は断っている。

 

管徳「曹操さんよ、悪いけど前から言ってる通り、アンタの所にはいかないぞ?」

 

華琳「どうしても?」

 

管徳「ああ、他の所からも誘いは来てるが、俺は何処にも行く気は無いな。」

 

華琳「そう・・・なら、こちらが実力行使に出ても文句は無いわよね?」

 

管徳「止めときな。悪いが、アンタが兵隊を連れてきても、そいつらが負けるだけだぞ?」

 

華琳「別に兵は動かさないわ。ここにいる春蘭と秋蘭の二人で十分よ。」

 

華琳の言葉俺は黙っていた。華琳自信も管徳の強さに気付いていない。強いと聞いていても、所詮はその辺りの盗賊や山賊を追っ払う程度だと思っていた。なので、二人で挑めば余裕で勝てると思っていたのであった。

 

華琳「それでどうするの?もっとも、貴方に拒否権はないけどね♪」

 

管徳「・・・わかった。その勝負のろう。」

 

こうして、俺は華琳直属の部下である春蘭と秋蘭の二人と戦う事となったのであった。

 

華琳「私が立ち会うわ。勝敗は、どちらかが戦えなくなるか、参ったと降参するかよ。武器の仕様は許可するわ。」

 

管徳「面倒だな。」

 

俺は、戦闘服でもあるスーツと靴に履き替えた。

 

管徳「悪いけどさっさと終わらせるぞ。明日の仕込みもしなきゃいけないからな。」

 

春蘭「その余裕、何時まで続くか見物だな。」

 

華琳「それじゃあ始めるわよ。・・・始め!!」

 

華琳の掛け声と同時に、秋蘭が矢を放つ。それと同時に俺に詰め寄る春蘭。

 

管徳(流石姉妹と言った所か。息はピッタリだな。なら、先に妹の方を黙らせるか。)

 

俺は、姉の方を蹴り飛ばし妹の秋蘭に詰め寄る。

 

秋蘭「!?」

 

管徳「悪いけど、少し大人しくしてな。ノッキング!!」

 

秋蘭「かはっ!!」

 

ノッキングをして秋蘭の動きを封じる。残るは姉の春蘭だけとなった。

 

春蘭「貴様・・・華琳様だけではなく、秋蘭にまで・・・許さん!!ハァ〜!!」

 

管徳「おっと・・・」

 

俺は春蘭の攻撃を避ける。

 

春蘭「何故だ・・・何故当たらぬ!!」

 

攻撃が当たらず焦りを隠せない春蘭。しかし、それが十分隙となってしまった。

 

管徳「悪いが、これで終わりだ!羊肉ショット!!」

 

春蘭「キャアァァァ!!」

 

見事に羊肉ショットが決まり吹き飛ぶ春蘭。吹き飛んだ場所が秋蘭の所だし問題ないだろ?

 

管徳「・・・おかわりは自由だぜ。」カチッ

 

華琳「・・・」

 

俺はそう言い煙草に火をつける。そして振り替えって華琳を見ると、驚きを隠せていなかった。

 

華琳(まさか・・・ここまでとはね。春蘭達が負けたんだから、私が戦っても結果は同じね。)

 

管徳「で、曹操さんよ。これで勝負はついただろ?」

 

華琳「・・・そうね。残念だけど諦めるしか無いわね。」

 

管徳「悪いな。けど、ちゃんと営業時間内に来て、金を払ってくれれば、最高の持て成しをさせてもらうさ。」

 

華琳「期待してるわよ?それから、私の事は華琳と呼びなさい。」

 

管徳「それって、曹操さんの真名だよな?」

 

華琳「そうよ。仮にも私が一番信頼してる部下をここまでやったんだから、真名位は受け取ってもらうわよ。」

 

管徳「分かったよ華琳。」

 

華琳「じ、じゃあ私達は帰るわ///。」

 

華琳達が帰り、明日の仕込みも終了してようやく俺も休むことが出来たのであった。そして翌朝、何時ものように町に買い出しに出掛けた。

 

管徳「大将!今日は何かいいの入ってるかい?」

 

大将「おお管徳の旦那!買い出しかい?」

 

管徳「ああ。」

 

大将「そうだな・・・今日は大根や茸が安いよ?」

 

管徳「これはいい茸だな。けど四元か〜・・・この大根と鶏肉と卵も買うから、まとめて6元でどうだ?」

 

大将「旦那には叶わないな。俺も男だ!!それでいいぜ!」

 

管徳「また来たときは、サービスするさ。」

 

大将「頼むぜ。んじゃ6元丁度だな。まいど♪」

 

俺は今日と明日の分の食材を調達し、そのまま町をぶらついた後店に戻ることにした。すると、途中で女の子が3人倒れていた。

 

管徳「お、おい!?大丈夫か!しっかりしろ!!」

 

??「お・・・お・・・」

 

管徳「お?」

 

俺は言葉の続きを待っていた。しかし、言葉が出る前に腹の虫の音が聞こえたのだった。

 

管徳「お前らも、もしかして腹がへって倒れてたのか?」

 

??「お腹が空いたのだ〜・・・」

 

管徳「・・・」

 

その一言に俺は、先程の心配を返せと思ったのは言うまでもなかった。しかし、このままほといてもシャクなので、3人を店に連れて行くことにした。店に着くと、俺は急いで3人に飯を食わせてやるために、調理に取り掛かる。簡単だが炒飯にスープ、それに餃子と唐揚げを出してやる。

 

管徳「ほら、腹減ってんだろ?食いな。」

 

??「あ、ありがとうございます。でも、私達お金持ってないんです・・・」

 

管徳「金の事は気にするな。俺の奢りだ。腹が減ってる奴にも旨い飯を食わせてやるのが、俺のポリシーだ。」

 

??「でも・・・」

 

管徳「さっさと食いな。クソ旨いから。」

 

??「はい・・・いただきます。」パクッ

 

管徳「旨いだろ?」

 

??「とっても美味しいです。」

 

管徳「その笑顔だよ。俺の飯を食って、笑顔で旨いって言ってくれれば、俺は凄く嬉しいんだ。その為に店をやってるんだよ。」

 

暫くして用意した食事を綺麗に食べた3人であった。

 

3人「ご馳走さまでした(なのだ)。」

 

管徳「お粗末様。で、アンタ達は何であそこで倒れてたんだ?」

 

??「はい・・・実は私達は蜀から来たんですが、もっと世の中に困ってる人がいないか旅をしていたんです。でも、途中でお財布を落としてしまって・・・」

 

管徳「文無しになって、挙げ句の果てに空腹になって倒れたと。」

 

??「お恥ずかしながら。」

 

管徳「後、名前を教えてくれ。」

 

??「申し遅れました。私は姓は関、名は羽です。」

 

??「鈴々は姓は張、名は飛なのだ!!」

 

??「私は姓は劉、名は備です。真名は桃香です。」

 

関羽「と、桃香様!?」

 

桃香「管徳さんは、こんな私達でも助けてくれました。だから、私は管徳さんに真名を預けます。」

 

関羽「桃香様がそう言われるなら。私の真名は愛沙です。」

 

張飛「鈴々は鈴々なのだ!!お兄ちゃん宜しくなのだ!!」

 

管徳「宜しく。俺は管徳だ。真名は無いから気軽に管徳と呼んでくれ。で、お前らはこれからどうする気だ?」

 

桃香「はい、私達はこれから白蓮ちゃんの所に行こうかと。」

 

管徳「白蓮?」

 

愛沙「桃香様の幼馴染みで、公孫賛だ。」

 

管徳「名前は聞いたことがあるけど、どんな人物かは知らないな?」

 

桃香「白蓮ちゃんは凄いんですよ!私と同じ歳なのに、もう既に将軍なんだ!!」

 

管徳「なるほど・・・」カチッ

 

俺はいつものように煙草に火をつける。

 

愛沙「所で管徳殿。」

 

管徳「フ〜・・・なんだ?」

 

愛沙「すまないが、私と一同手合わせをしていただきたい。」

 

管徳「・・・」

 

突然の愛沙からの手合わせの提案。

 

愛沙「突然で申し訳ありませんが、是非とも貴方と手合わせをしてみたくなったのです。」

 

管徳「・・・面倒だからパス。」

 

愛沙「なっ!?」

 

管徳「所で桃香、お前達はこれから公孫賛の所に行くんだよな?」

 

桃香「ひゃ、ひゃい!!そそ、そうです!!」

 

管徳「なら、俺もついていってやる。」

 

桃香「本当ですか!?」

 

管徳「言っとくが、俺は買い出しに行くついでだからな。」

 

桃香「ついででもいいです!!ありがとうございます管徳さん!!」ムギュッ

 

喜びながら抱き付く桃香。いやはや、なんとも素晴らしき物をお持ちで。

 

管徳「後愛沙、今のお前だとすぐに俺にやられるから、手合わせしたきゃもっと強くなりな。」

 

愛沙「・・・わかりました。」

 

愛沙は、渋々だが納得した。

 

管徳「さてと、なら暫くは店を休まなきゃいけないな。ま、ここからだとそんなに距離はないし、一週間程度でいいだろ?」

 

俺は、休みの日に出す札を出し、その横に休む期間を書いておく。

 

管徳「これでよしっと。なら、さっさと行くぞ。今から出れば、夜には到着するだろ。」

 

3人「分かりました(分かったのだ)!!」

 

こうして、俺達四人は桃香の幼馴染みである公孫賛の所に向けて出発した。 

説明
本作は、主人公である北郷一刀は出てきません。
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タグ
恋姫無双 オリ主 最強 ハーレム 料理人 

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