IS 2体の魔神皇帝
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一夏「カイザー2機のメンテナンス?あ、そういえばそんな時期だな」

 

束「うん。だから展開した後パイルダーオフして。パイルダーはこの前いっくんと

  箒ちゃんが寝ている時に整備は済ませたから」

 

一夏と箒は襲撃の2日後、束の研究施設のカイザー専用の格納庫に来ていた。

 

箒「寝ている間って・・・また勝手に部屋に(グチグチ)」

 

束「箒ちゃんの文句は後で聞くから。じゃカイザー2機を其処で展開して」

 

箒「・・・解りました」

 

一夏はいたって普通に、箒は勝手に部屋に入られていた事に怒りながらカイザーを

展開する。

 

一夏「よっと」

 

箒「パイルダー・オフ!」

 

頭部のパイルダーが分離し、量子変換されると一夏と箒が姿を現す。

束は其れを見るとカイザー2機の頭に何本かのコードを繋げてキーボードを叩く。

 

束「各部チェック開始。透視光線照射」

 

カイザー2機の前にある装置から透視光線が発射され、束の前にある画面に

2機の内部構造が映し出される。

 

束「Part1。カイザー、ビーム砲、ルストトルネード放射口チェック。

  スカルカイザー、スルトトルネード放射口チェック。・・・各部異常なし」

 

箒「スカルカイザーの右目はどうして修理しないんです?」

 

ふと箒が右目部分が破損しているスカルカイザーの事を束に質問する。

 

束「あの後修理と思ったんだけど何故か新しい装甲をはめ込もうとしても

  結合できなかったの。でも内部機器が損傷しないようには出来たけどね。

  目の部分はよく分からない部品があったんだけど害が無いからそのまま」

 

箒「一夏、本当に大丈夫なのか?」

 

一夏「あぁ。平気だ。姐さん続けてくれ」

 

束「ん。Part2。光子力反応炉およびエンジン、放熱板チェック」

 

一夏「・・・よしブレストリガーも問題ない。部品の磨耗もない」

 

束「よかった♪Part3。間接ギア、ロケットパンチチェック」

 

一夏「両機肘関節にパンチ発射時の負荷によるダメージ小」

 

清香「あ、束義姉さん、箒、一夏。カイザーのチェック中だった?」

 

清香がやって来て束達の作業を見る。

 

束「そ♪あ、後で清香ちゃんにも手伝ってもらうかも」

 

清香「は〜い♪」

 

作業が続けられる。

 

束「Part4。カイザー、ギガントミサイルチェック。・・・問題なし」

 

一夏「スカルカイザー、問題なし」

 

束「Part5。ロケット噴射口チェック。・・・スカルカイザーに

  異物反応あり。取り除かないと」

 

箒「スカルカイザーの異物ってこの前の戦闘の時の蹴りで入り込んだのか?」

 

束「いっくんあの時完全に無茶苦茶してたのものねぇ〜」

 

一夏は反論せずにいた。反論した所で完封されるのは目に見えている。

家事などの家庭面では強くともその他(戦闘以外)では千冬以外に完全に負けている一夏だった。

 

清香「それなら異物の方はやっておきます」

 

束「いっくんと箒ちゃんは肘間接部のパーツ取替えだね」

 

一夏「ん?電話?一寸外すな」

 

箒「わかった」

 

一夏は電話に出るため、席を外す。

 

束「誰からだろう?」

 

箒「さぁ?」

 

清香「あ、あった。あれ動いてる?」

 

束「どうしたの?」

 

清香「異物が変な動きを・・・」

 

清香がスカルカイザーの脚部装甲内にあった異物を見せる。

それは縦5mm横5cm厚さ0,5mm程度の変なものだった。

 

箒「姉さん。之を調べてみては?」

 

束「そうだね。お爺ちゃんに送って調べてもらうね」

 

束はポケットから試験官を取り出し異物を中に入れると試験官を更に

頑丈な手持ちケースに入れた。そして一夏が戻って来た。

 

一夏「じゃぁ頼んだぜ。・・・どうかしたのか?」

 

箒「変な異物がスカルカイザーの内部にあったんだ。なにかの生物の一部にも見えた」

 

一夏「じゃぁ海に沈んだ時に入り込んだか?」

 

束「そういえばいっくんさっきの電話だれだったの?」

 

一夏「あぁ、ダチだよ。向こうから掛けて来たんだけど一寸頼みごとした」

 

箒「イチカ?だちトハ誰ナノダ?」

 

清香「女ダッタラ許サナイヨ?」

 

もし他の女でも作っているのかと思ってしまった2人は物凄い黒い気を発しながら一夏に聞く。

 

一夏「心配すんなって。お前等も知ってる奴だ。つか他に女作れる人間か俺は?」

 

「「あぁ、そういえば」」

 

束「だったら最初っから迫るんじゃありません!!(スパパーン!)」

 

束はハリセンで二人の頭を叩いて突っ込む。

2人は若干涙目になりながら束を睨むが逆に睨み返されて作業に戻る。

 

一夏「ん〜と・・・部品があるの5番棚のY−9−2だったか?」

 

箒「カイザーの方は8番棚のS−25−1でしたね」

 

束「そうだよ。・・・光子力反応炉の調整開始。・・・いっくんのは大分出力上がってる・・・

  でもリミッターは外れてない・・・。変なの」

 

一夏「そりゃ、俺がスカルカイザーに完全に認められて真の操縦者になったからだろ」

 

一夏は部品棚から部品を出しながら束の疑問に答える。

 

束「え?そうなの?じゃぁ私達の解らない別のリミッターが掛かってるのかなぁ?」

 

一夏「多分あっていると思うぜ。清香のご先祖もそう言ってたし」

 

清香「へ?」

 

束「ハヒフヘホ?」

 

箒「如何いうことだ?」

 

一夏は溜め息を吐くと海に沈んだ時の事を簡単に話した。

 

清香「じゃぁ私のご先祖って・・・」

 

一夏「完璧宇宙人だな。その後地球人に同化して行ったんだと思う」

 

束「月は元々別の天体だったのが地球の引力に引っかかった物だったの・・・」

 

一夏「いや、月自体が一種の宇宙船みたいだ。あの言い方だと」

 

束達は完全に目が点になって言葉が出ない。

 

一夏「?」

 

箒「お前・・・一体何処まで・・・」

 

一夏「聞いた分しか知らん。後は憶測に過ぎないが?」

 

束「本当にいろんな場所で無駄に沢山知識身につけるねいっくん・・・」

 

一夏「無駄って何だ無駄って・・・」

 

清香「無駄じゃないと思うけど?」

 

束「まぁ・・・そうかもね」

 

もはや一夏の知識の大きさが解らなくなってしまった2人だった。

 

清香「そういえばダチで私達の知ってる人って言ってたけど・・・」

 

箒「あのときの言い方だと・・・まさか」

 

束「ボス君に来て貰ってでもいるの?」

 

一夏「何だ解るのか」

 

3人は思わずズッコケた。

 

束「いっくん・・・ボス君は学園に入れないよ?」

 

一夏「この前理事長のオッサンに許可貰った」

 

箒「一体どうやって・・・あぁ大体解った」

 

一夏「あぁ。ゾンビ使った」

 

清香(楯無さん完全にパシリになってる・・・)

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PPPPPPPPP・・・・・・・PPPPPPPP・・・・・・

 

束「どうしたの?」

 

マドカ『おっきい機械獣、校門に来た・・・』

 

「「「「ハァ!?」」」」

 

千冬『タイターンG9だ!以前よりデカイ!大体20M近くある!』

 

束「え!?前は12,3メートルくらいだったのに!?」

 

千冬『早くカイザー2機の整備を終えてくれ!何か他にも機械獣らしい気配がある!』

 

一夏「パイルダーだけでも出ておくか?」

 

箒「かく乱位なら可能なはず・・・」

 

束「そうだね。後は肘関節のパーツ交換だけだから10分もあれば!」

 

千冬『スマン!頼んだぞ!』

 

ブツッ!

 

一夏「さてっと」

 

一夏は近くにあった窓を開ける。

 

箒「カイザーパイルダー!ゴー!」

 

一夏「行って来る。清香、姐さん、頼んだぜ!」

 

2人がパイルダーで飛び出していくのを見届けると清香と束はパーツ交換

作業を急いだ。

 

箒「でかいな・・・」

 

千冬「箒はかく乱を頼む!一夏は悪いのだがに周囲の偵察を頼む!

   嫌な予感がするのだ・・・」

 

一夏「了解!スカルパイルダーはカイザーパイルダーより火力ねぇからなぁ・・・」

 

スカルパイルダーは戦闘区域を離脱して周囲の警戒に当った。

 

箒「レーザー発射!」

 

箒はカイザーパイルダーのレーザーでタイターンG9の目を攻撃する。

タイターンG9も棍棒を振り回して攻撃してくる。

 

千冬「サンダーブレーク!!」

 

しかし千冬がサンダーブレークでタイターンG9の気を逸らした。

 

マドカ「光子力ビーム!!!」

 

ラウラ「喰らえ!!」

 

マドカは光子力ビーム、ラウラはレールガンで攻撃するが全く堪えていない。

 

箒「何て頑丈な奴なんだ・・・」

 

マドカ「アイアンカッターもさっき弾かれた・・・」

 

箒「流石に一筋縄ではいかないか・・・」

 

???「待った待った待ったぁぁぁぁ!」

 

何か巨大な物体が走ってきた。

 

箒「その」

 

千冬「声は・・・」

 

ボス「全国五千万人のボロットファンの皆様!お待たせしましたぁぁ!!」

 

ボスが3博士と共に製作したロボット、ボスボロットに乗って颯爽と現れた。

 

ボス「ボスボロットの正義の鉄拳を喰らえぇぇぇぇ!」

 

ボロットのパンチはタイターンG9を殴り飛ばした。

ボロットの身長は22M程なので大きさは互角。パワーも互角だが・・・。

 

((ボロッと腕が外れてしまった。|・・・・・・・・・・・・))

 

ボス「ありゃ、腕が外れちゃったのねん」

 

千冬「呑気な事いっとらんでさっさとくっつけろ!」

 

千冬は若干キレ気味で怒鳴るがボスはいたって普通にしている。

 

ボス「まぁまぁそんな直ぐ怒るなって。カルシウム不足なのよ」

 

箒「そうですよ」

 

マドカ「助かった♪」

 

千冬(しかしなんで外れた腕まで動くのだ?)

 

真耶「あんなロボット見たこと無いです・・・」

 

腕を付け直したボスは機械獣に向き直る。

 

ボス「ジャンジャジャ〜ン!お次はボロット必殺の・・・」

 

真耶「必殺の?」

 

ボロットは大きく飛び跳ねる。

 

ボス「ヒップアタックよ〜ん♪」

 

千冬、真耶「「だぁぁ!?」」←思いっきり空中でこけた。

 

完全におふざけな戦いになってきてしまっている。

 

ブロッケン「何をしてる!!そのようなガラクタ片付けてしまうのだ!!」

 

ブロッケンは突如として現れたボロットに驚いた。

 

鉄十字「ブロッケン伯爵、スカルパイルダーが此方に接近しています」

 

ブロッケン「なに?よし飛行要塞グールは大事をとって移動する。移動後、白色人口雲を作るのだ!」

 

鉄十字「ハッ!」

 

グールは別の場所に移動し白色人口雲を展開して隠れる。

 

一夏「黒い雲?調べてみよう」

 

一夏がスカルパイルダーのセンサーをブロッケンの隠れていた人口雲に向ける。

 

一夏「人口雲だがやつらのいる気配は無い・・・。いったん戻ろう」

 

スカルパイルダーは転進して学園に戻って行った。

 

ブロッケン「よし、妖機械獣の発進準備だ」

 

学園ではタイターンG9に全員が苦戦していた。

ボスボロットも押さえつけているが装甲が固く貫けない。

 

束「後は右腕だね」

 

清香「急ぎましょう!10分と入ったけど5分で終らせましょう!」

 

束「そのいきだよ」

 

一夏「だったら手伝おう。向こうもやばそうだ。

   それにどうも近くに飛行要塞が来ているみたいだ。」

 

窓からスカルパイルダーが飛び込んできて量子変換され、一夏が現れる。

 

束「いっくん!?それにグールが近くに居るって?」

 

一夏「話は後!」

 

束「わかったよ」

 

戦闘中のメンバーは・・・

 

箒「マドカ!大丈夫か?」

 

マドカ「何とか・・・大丈夫・・・」

 

マドカは無事だといい終えると気絶してしまった。

先程タイターンG9の棍棒で殴り飛ばされてしまったのだ。

 

ボス「てめぇ!マドカに何しやがる!!」

 

千冬「ボス!そのまま抑えててくれ!」

 

ボス「死んでも離さん!!」

 

ボロットが機械獣を羽交い絞めにしている隙にラウラはマドカを助け出し、

千冬はグレートブーメランで棍棒を破壊した。

 

箒「姉さん、カイザーはまだですか?」

 

束『いっくんが手伝ってくれたお陰でカイザーだけは完了したよ!』

 

ボス「箒!カイザーを持って来い!其れまでこいつは死んでも離さん!!」

 

箒「頼んだぞ!ボス!」

 

箒は束の学園内研究所に急ぐ。丁度一夏がカイザーを外に出してくれていた。

 

一夏「箒!暴れて来い!俺も直ぐ行く!」

 

箒「あぁ。パイルダー!オーン!」

 

パイルダーオンするとカイザーの目に光が灯る。

 

箒「出来るだけ早く来てくれよ!スクランダークロース!」

 

箒は走りながらそういうとスクランダークロスして飛んで行った。

 

一夏「急ぐか」

 

一夏も急いで作業に戻った。

 

ボス「グヌヌヌヌヌヌ・・・コイツ力ずくで・・・」

 

ラウラ「ブレストファイヤー!!」

 

マドカを避難の手伝いをしていた簪に預けて戻って来たラウラの

ブレストファイヤーが口に命中。機械獣は更に暴れてしまう。

 

千冬「ん?ボス!もう離して大丈夫だ!」

 

箒「マジンガーァァァァァァァァァァァァ!!!キィィィィィィィィィィィック!!!!」

 

カイザーの強烈なマジンガーキックによりタイターンG9の巨体は約十メートルふっ飛ばされた。

 

ボス「箒、助かったぜ!!b」

 

箒「あぁ!b。一寸足が痛いが・・・」

 

千冬「さて・・・如何倒すか・・・私のときはアイアンカッターで足を攻撃したのだが・・・」

 

箒「相当頑丈になってますか?」

 

千冬「あぁ」

 

シャル「着ている服も相当頑丈だよ。さっき切り裂こうとしたけど弾かれちゃった。

    ほら見て」

 

シャルの見せたサーベルは所々欠けてしまっていた。

 

箒「成程・・・。ならルストトルネード!!!」

 

ルストトルネードを使うとタイターンG9の体の所々が錆びていく。

 

「ルストストリーム!!」

 

さらに別方向からの攻撃でタイターンG9は吹き飛ばされる。

見れば10M程に巨大化したスカルカイザーが立っていたのだ。

 

箒「・・・・なんだかでかいな」

 

千冬「あぁ」

 

清香「皆無事!?」

 

清香が羽を生やして飛んできた。

 

ボス「よう清香!マドカが気を失っちまったが皆無事だぜ!」

 

清香「よかった・・・ボスも大丈夫そうだね」

 

清香はボスに手を振って挨拶しながら若干の怪我はあっても無事なのを喜んだ。

 

千冬「しかしなぜスカルカイザーが10M位に巨大化している・・・」

 

清香「魔神パワーですよ」

 

千冬「あぁ『巨大化及び縮小化』か」

 

清香「『質量変化』とも言えません?」

 

箒「其処は知らん。しかし其れで巨大化しているのか・・・」

 

そして視線をスカルカイザーに戻すと・・・

 

一夏「この野郎ボスのボロットの馬鹿力でも駄目だったか。おらよ!!」

 

牙斬刀で両腕を真っ二つにしてからいきなり元のサイズに縮小した。

 

一夏「チッ、まだ長時間の巨大化は不可能か・・・」

 

箒「一夏!大丈夫か?」

 

一夏「あぁ。ただ巨大化に大分エネルギー使ってたみたいだからトドメは頼んだ」

 

千冬「箒、やるぞ!」

 

箒は千冬に頷いて答え、両腕をなくしたタイターンG9を睨みつける。

 

千冬「ブレストバーン!!」

 

箒「ファイヤーブラスター!!」

 

タイターンG9はダブルバーニングファイヤーにより完全に溶解して爆死した。

 

『GUOOOOOOOO!!!』

 

一夏「ヤバイ!」

 

千冬「総員回避!!」

 

赤色の輪のような光線は戦闘をしていた場所を完全に破壊した。

しかし全員が千冬の指示により攻撃を回避したので回避時の怪我以外人的被害はない。

 

ラウラ「いたたたた・・・」

 

清香「今の攻撃って一体・・・」

 

上空を見上げると竜の様な機械獣が赤色の光線を吐きながら飛び去って行った。

 

一夏「なんだったんだ・・・」

 

千冬「解らん。私もあの機械獣は見たことが無い」

 

シャル「新型機械獣ってことですか?」

 

千冬「恐らくな・・・」

 

箒「嫌な感じだったな・・・」

 

弾「お〜い!!」

 

掛け声がしたので視線を移すと避難を手伝っていた鈴、セシリア、鈴

 

セシリア「皆さんご無事ですか!?」

 

弾「戦闘が終ったみたいだからマドカを保健室に寝かせてから来たんだ」

 

鈴「何これ!?酷い被害じゃない!!」

 

校門の周囲約100Mはただの更地にされてしまっていた。

 

真耶「修復に大分時間が掛かりますね・・・」

 

千冬「ボス、すまないがヌケ、ムチャと共にボロットで暫く警備をしてくれないか?

   無論此方からも楯無などの警備の要員は出すが少々不安でな。それに給料も弾むぞ」

 

ボス「OK!了解!合点承知!!」

 

ラウラ「後でマドカに教えてやらなければな」

 

簡単な事後処理を終えてから束は光子力研究所に大急ぎで戻っていた。

 

十蔵「束、どうかしたのか?」

 

束「之の中身調べて欲しいの。私だけじゃどうしても解らなくて」

 

弓「解った。3博士も一緒に調べて下さい」

 

「「「了解!」」」

 

弓と3博士が実験室へと向うのを見届ける。

 

十蔵「お、そうじゃ。一夏も呼んでくれぬか?」

 

束「え?でもいっくん戦闘の疲れが・・・」

 

十蔵「本格的に調べるのは明日からじゃ。今日は来て貰うだけになる」

 

束「うん・・・解った」

 

少々不服な彼女だが理由があるのだろうと一夏に重ね重ね謝りながら来て貰うのだった。

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地獄島では・・・

 

Drヘル「うぬぬぬ・・・まさか巨大化も可能だったとは・・・」

 

机を強く叩いてDrヘルは悔しがる。

 

???「しかし奴等の手の内が一つ見えたではないか。それに長時間の巨大化はまだ無理のようだ」

 

Drヘル「そうですな。ブロッケン伯爵に帰還命令をだせ!」

 

???「・・・Ω・は如何する?」

 

Drヘル「たしか奴は・・・・・が可能でしたな?」

 

???「その通りだ。しかしそれが?」

 

???の答えを聞くとDrヘルはクククと笑い出す。

 

Drヘル「なに、織斑の名を持つ物のISに・・・させるのじゃ」

 

???「其れはいい。後私の部下が妙な生物を発見した」

 

???は一枚の写真をDrヘルに見せる。

 

Drヘル「これは!?まさか生きていたとはな・・・」

 

???「最近原子力潜水艦が襲われたと情報が入った」

 

Drヘル(ゴ○ラの様に熱線を吐くのではないのか?)

 

何処ぞの生命力最強特撮怪獣の攻撃方法を思い出しその生物が同じ攻撃を

している光景を思い浮かべるDrヘル。

 

鉄仮面「Drヘル様、・・・・大・様、之を・・・」

 

鉄仮面がDrヘルに一枚の報告書を出す。

 

Drヘル「之は真か?」

 

鉄仮面「・・・・大・の部下の報告です。信憑性はDrヘル様が一番ご存知かと・・・」

 

Drヘル「ふむ・・・日本に向っているか・・・。今の内にIS学園を攻撃しておくのが良いか」

 

???「私も賛成だ。・・ゴ・1で出来るだけ奴等を弱らせ・・・」

 

Drヘル「・・・させ乗っ取り、・・を我々の物にした後・・・」

 

「「奴が日本を襲う!」」

 

そして大笑いしながらIS学園の者達が苦しむ様を想像するのだった。

説明
新型(妖)機械獣登場です。
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タグ
IS インフィニット・ストラトス マジンカイザーSKL マジンカイザー マジンガー 篠ノ之束 相川清香 篠ノ之箒 織斑一夏 

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