我、強者を求める者なり
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『我、強者を求める者なり』

 そう書かれていた。

 俺がそれを見つけたのは偶然である。

 たまたま掃除が長引いて、帰りが遅くなった頃に、それは掲示板に張り出されていた。

 これが道場にあれば違和感など感じなかっただろう。

 それは堂々と学校の掲示板に貼られていた。それも靴箱の近くの掲示板に。

 まぁ、これを書いたのが武術関係の部活なら、まだ認めても良い。

 しかし、それでは明らかにおかしいことが一つだけあった。

『我、強者を求める者なり』の下に小さく控えめだが、確かに『力に自信のある方は、ぜひこちらにいらっしゃって下さい』

 丁寧すぎる。

 敬語なのはいい。部活関係はたいてい礼儀が大切なのだから。

 たが、認めたくない物がそれには含まれていた。

 明らかに女の子の文字である。

 丸みを帯びた、可愛らしい文字。

 それらから、なんとなく控えめな性格なのだろうな、と思った。

 ………………ギャップありすぎだろ!!

 それも置いておくとしよう。武術関係の部活の連中は文字が汚く、仕方が無く女子に頼んだのかもしない。

 というか、そうであってほしい。

 しかし、事実は小説より奇なり、とは本当のようだ。

 こんな馬鹿げた物を書いたのは、どんなやつなのだろうか。

 用紙の右下に小さく校内の地図が載せられていて、すぐ左には掲示したであろうグループの名前があった。

 丁寧な女の子の文字で、

 園芸部――と。

 待て。なんで園芸部?

 おかしいだろう。おかしすぎる。

 俺はその場で頭を抱えた。

 頭痛がする。

 てっきり空手部か剣道か、よくてアメフト(そんな部活はこの学校に存在してないけど)が出した物だと思っていたのだ。

 それが文化部。

 許せても、園芸部が掲示するポスターではない。演劇部辺りなら、実際に強い人に演技してもらうためだと納得できる。

 しかし、これは詐欺に近いのでは?

 なんだか騙された感が抜けなく、そして何よりなぜ園芸部がこんな物を張り出していたのかが気になった。

 なんで園芸部に強者が必要なのか?

 気になる。

 どうせ家に帰っても親父かじっちゃんにしごかれるのだから、それならいっそ確かめて、時間を潰すのもありだ。

 俺は『我は、強者を求める者なり』というポスターを破り取り、地図に示されている場所に向かった。

 んで、なんでビニールハウスなんだ?

 

 

 場所は学校の裏手にあるビニールハウスの近くだ。そこで園芸部はいつも活動している。

 素人目に見ても花壇はすばらしいものだった。

 校舎側の花壇には季節にあった花が、ビニールハウスの周囲の花壇には花こそ無いが、鮮やかな緑色の植物が生い茂っていた。

 ここだけ見れば、園芸部はかなり頑張っているように見える。

 しかし、そこに人の気配は全くない。

 ただ、そこに人が居たであろう証拠を幾つか見つけた。花壇の側にスコップやピンク色のゾウのじょうろが転がっている。

 さて、どうしたものか。

 ここで待て居れば、いつか戻ってくるだろう。そう楽観していた。

 ビニールハウスの入り口の前が階段状になっていたので、そこに腰を掛ける。

 しばらく待っていると、校舎から二人の人影が出てきた。

 一人は長い黒髪の少女だった。凛々しい顔つき、そこに微笑が浮かんでいる。その少女に見覚えがあった。

(……たしかあいつは、撫子だったか?)

 親父連れられて一度、薙刀の試合を見に行かされた。その時決勝で戦っていたのが彼女だ。

 かなりの手練れらしく、その動きに不自然さは見当たらない自然な足取りだったので感心して覚えていたのだ。

 もう一人は、またもや少女だった。体格は小柄で、並んで歩いている撫子に比べ少し小さい。

 髪の毛は珍しいピンク色で首ぐらいに掛かるほどの長さだった。

 その少女のことはよく知らない。見かけない奴だった。

 立ち上がって、二人の前にたつ。

 気が付いた撫子が立ち止まって俺の顔を見てきた。睨み付けると言ってもいいだろう。そこまでされるようなことをした憶えはないんだが。

 次に小柄な少女か気づき、撫子の後に隠れた。

 顔だけ半分だし、撫子の袖をギュッと握っている。

「なんのよう?」

 抑揚のない声で撫子が訊ねてきた。その質問はごもっともだ。

「これを見て、来たんだが?」

 そう言って、例のポスターをちらつかせた。

「……あ、あの……あ、ありがとうございますっ!」

 小柄な少女の方が声を荒げて、礼を言ってきた。

「すもも、それじゃ分からないよ?」

「えっ!? ……あっ」

 撫子にそう指摘されて、すももと呼ばれた少女は顔を真っ赤に染めた。

 そして慌てて、先ほどの間違いを言い直す。

「えっと、その……手伝いに来てくれたんですよね?」

 上目遣いですももが聞いてくる。

「? なんのことだ、俺はただこれが気になっただけだ」

 そのままポスターを広げ、『我、強者を求める者なり』と書かれた部分を指し示した。

「えっ、違うんですか?」

 今度は悲しそうな表情で見つめてくる。

「いや、手伝えって言うなら手伝うつもりだぞ……ただな、これが非常に気になってここまで来たんだ」

 そう言うや否や、二人の少女は顔を合わせ、その場でハイタッチをした。

 何がしたいんだ?

 たまに、女子の行動が分からなくなるときが多々ある。

 いちいち指摘する気にもならないが。

「成功だね。すもも」

「そうだね、ナコちゃん」

 何が成功なんだ?

 疑問に思う俺の表情を見た撫子が説明してくれた。

「あれを見たら、男の子が来るって如月先生が言ったから、わたしが書いてみたんだ」

「そ、それでね! 他の所は私が書いたのっ」

 それで納得いった。あの変人教師が一枚絡んでいたのか。

 如月先生とは面識はあまりないが、科学の先生だった憶えがある。四六時中、ニコニコと笑っているのだ。

 そういや、あの人は園芸部の顧問だっけ?

「事情は分かった。で俺は何をすればいい?」

「あれを運んでほしいんだ」

 撫子は倉庫の方を指さした。

 おそらく園芸部の部室なのだろう。

「何もないが?」

「来てみれば分かるよ」

 

 

 撫子の言った意味が理解できた。

 倉庫の裏手に、積み上げられた袋が大量にあった。

 肥料とか土壌と書かれた袋。

「これ、全部お願いね」

「ああ、わかっ――たじゃないっ! どれだけあるんだよ!」

 積まれた袋は軽く俺の身長を超えていた。

「石蕗は運んだ」

「誰だよ、石蕗って……」

 呆れまじりに聞くと――

「石蕗君は園芸部に入ってる人で、とっても優しい人なんです!」

 すももが力説した。

 いや、そんな人柄なんて聞いてないぞ。

「本当は石蕗がやるはずだった。だけど彼、夕方から用事があるから。いつも帰ってるんだ」

 撫子がすもものフォローに入る。

「それと、全部運ぶのは嘘。五個、これを運んでくれればいい」

 撫子は積まれた袋から外れた場所に置いてある五つの袋を指さした。

 これならすぐ終わりそうだ。

 俺は立ち上がると、一気に二つの袋を掴み担ぐ。

「すごいね。二つも持つなんて」

「これくらいはな。いつも鍛えさせられてるから、軽いもんだ」

 撫子は感心したように頷き、すももの手を取る。

「それは温室まで運んで。いこ、すもも」

「うん、ナコちゃん」

 二人が去ろうとしたとき、すももは振り返って。

「お、お願いします」

 そう言って、ぺこりと頭を下げたのであった。

 俺はその笑顔に励まされて、ずっしりと肩に掛かる袋を丁寧に運ぶ。

 夏が終わったばかりのこの季節、すぐにTシャツが湿り気を帯び始めた。両手がふさがっているため、汗をぬぐうことすら出来ない。

 温室の手前まで来ると、一端そこに袋をおろした。

 鈍い音を立てて、持ってきたばかりのそれをコンクリートに置く。

 すぐに部室の裏手に回って、今度は三袋。右肩に二つ、左肩に一つ乗せて行くことにした。

 さすがに三袋はきつい。

 道中、なんど袋を降ろそうと考えたが、結局最後まで運んでしまった。

 俺は酷使した肩を回して、一息つく。

 既にTシャツは汗でびしょびしょだった。何か拭く物がほしかったが、あいにくそんな物は持ってきていない。

「あ、あの……コレ」

 目の前――正確にはそのやや下側に俺の求めていた物が現れた。

 俺はそれを受け取って、額に浮かんだ汗を拭き取る。

 本当は服を脱いで、直接体を拭きたかったのだが、さすがにそれはやめておいた。

 タオルを持ってきてくれたすももは、一目散に温室へと消えていった。

「……なんだったんだ?」

 疑問に思うが、答えられる人はすでに立ち去ったばかりである。

 

 

 仕事自体はすぐ終わった。

 階段の前まで運んだ袋をビニールハウスの中に運び入れる。

 中では、撫子はシャベルをすももはスコップでビニールハウスの一角をほじくり返していた。

「終わったぞ」

 そう二人に告げる。

「ありがとう。あとはわたしたちに任せて――」

「なにしてんだ?」

 撫子の言葉を遮るように、俺は聞く。

「土を入れ替えてるの」

「土?」

 俺の質問に答えたのは撫子ではなくすももだった。

「ここに新しい花壇を作ることになって、植物さんのためにいい土に変えてあげてるの」

 すももの言う空間はかなりの広さを持っていた。

 さすがに女子二人では無理があるのでは?

 俺は溜息を吐くと、傍らに置いてあったショベルを手に取る。たぶんすももが使おうとして、重量的に使えなかったのだろう。その証拠にすももはスコップを使っている。

「手伝ってやる」

「で、でも……」

 すももは困ったように、撫子の顔を見た。

「いいのかな?」

 撫子は首を傾げて、言ってきた。

「乗りかかった船だ。泥船だろう豪華客船だろうと最後までつきあってやるよ。言い換えれば、毒を食らわば皿まで、ってな」

「そ、その例えはちょっと……」

 すももは苦笑混じりな表情を見せた。

 そう言えば、最初にあったときとだいぶ印象が違うな。

 始めの方はおどおどと、言い換えれば弱々しい雰囲気だった。言葉が少し堅いが会話が成立している。

「なに、三人で掛かればすぐ終わるさ」

 俺はスコップを地面に突き刺した。

 

 

 「意外に硬いな……」

 長年使われなかった土は硬く、スコップを突き刺すのも一苦労だ。片足をスコップに乗せて、全体重を掛ける。すると、あっさりとスコップの先端は地面へと吸い込まれていった。

 刃床部と木柄の境目を支点に、てこの原理で固まった土を掘り出す。

 取り出したばかりのそれを、勢いを付けて元々決めてあった場所に放り捨てた。

 隣で撫子も同じように土を掻き出していた。さすが、薙刀をしているだけあって、その足取りに無駄など無く、流れるような動作でスコップを操っている。さすがというべきだろ。

 ちなみにすももの姿はない。早々と俺と撫子が戦力外通知をしたためだ。今頃は花壇の世話でもしているのだろう。

「だいぶ進んだね」

「そうだな……だけどよ、どこまで掘ればいいんだ?」

 俺たちが掘っている範囲はそれほど広くない。子供用のビニールプールぐらいの広さだ。

 問題は深さの方だ。すでに俺の膝丈くらいはある。

「もう、これぐらいでいいと思うよ」

 そう言うと、撫子はバケツに土を入れ始めた。

 掘ったのなら当然のように土が余る。それを捨てに行くためだ。

 あまりきれいとはいえない金属製のバケツはすぐにいっぱいになった。

「じゃあ、おれが――」

「わたしが、行く――」

 同時に伸びた手は、まったく同時につるに触れた。

 互いの手が、重なり――

「きゃっ!」

 意外にもかわいらしい悲鳴を挙げて、撫子は手を引っ込めた。

 俺の手はしばし宙を漂った後、バケツをつかんで温室から出て行った。

 温室を出る際に、ちらりと撫子の方を盗み見ると――

 顔を赤く染めて、俺に触れた手を握りしめていた。 

 

 

「ナコちゃん、終わった……どうしたの?」

 仕事を終えたらしいすももは戻ってくるや否や、俺たちの雰囲気がおかしいことに気が付いたらしい。ただ、何で変わってしまったのか、この空気はなんなのかは理解できていないらしい。

 まあ、その方がこちらとしては助かるのだが。

「とっととやって、終わりにしようぜ……で俺は何をすればいいんだ?」

「え、えーっと……な、ナコちゃん、どうするの?」

 何でか涙目ですももは撫子に訪ねる。

「袋の土壌を全部、この中に入れるだけだよ。すもも」

 優しく諭すように撫子はすももに説明する。傍らで聞いていた俺はそれを実行するだけだ。

「それじゃ君は……もうやってるんだ」

「善は急げと言う――というか、足りるのかコレ?」

「足りなかったら、また取ってくればいい」

「それもそうか」

 妙に納得してしまった。

「な、ナコちゃん。私は何をすればいいの?」

「すももはレンガを取ってきてくれる? 花壇の周りを囲いたいから」

「うん」

 すももは子犬のように温室から元気に抜けていった。

 俺は黙々と仕事を続ける。

 二人の会話を聞いていたが、撫子は最初にあったときと同じ印象に戻っているようだ。

 なんとなく安心して、重大なことを忘れていた。

 二人きりだ。

「……………」

 非常に居づらい。撫子はすももが去っていくと無口になり、時折こちらをちらちらと見てくる。

 やがて、土壌が尽きた。

 俺はこれ幸いと、土壌の袋を取ってくるという名目を得て、息が詰まりそうな空間から逃げ出した。

 そのまま園芸部の部室の前まで着た。

 そこでばったりとすももと出会う。

 すももは先ほど土を運び出すのに使ったバケツに、レンガをいっぱい敷き詰めて持っていた。

 両手でしっかりと持ち一生懸命運ぼうとしている。バケツの底を引きずってるのはご愛敬だろう。

「あっ――どうしたんですか」

 やがて俺に気が付いたすももは、バケツを降ろしながら訪ねてきた。

 ふーっとため息をつき、手をさすっているところを見ると、そうとう負担がかかっている。

「土が足りなくなったんで、取りに来たんだ」

 俺がそう説明すると、すももは納得いった顔でうなずく。

 一端別れ、俺は裏手から土壌の入った袋を二つ担いだ。土を入れていたから、後どれだけ必要なのかは大体推測できる。

部室の前まで戻ると律儀にすももは待っていた。

 一緒に戻ろう、というつもりなのだろう。

 両肩に袋を乗せて、すももは両手で引きずるように温室へと戻る。

「……持とうか」

「だ、だ、だい……じょう……ぶ……です……っ!」

「そ、そうか……?」

 かなり無理をしたのであろう。すももは温室に着くや否や、その場にへたれ込んでしまった。

「すもも、大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ。ナコちゃん」

「そう、良かった」

 本当に撫子は安心したようだ。

「でも、これだけしかなかったよ」

 すももは時分が持ってきたバケツの中身を見せる。確かに数が少ない。

「それなら、前に花壇をつくろうとして置いてあった分があるから、足りなくなったら困るしね。だから取ってきてくれないかな?」

「うん」

 すももは温室の奥へと消えていった。つくづく、あの子は純粋なのだろうと思う。口には出すつもりはないが。

 それはそうと、言っておかなければならないことがある。

 撫子に。

「なあ、なでし――」

「ねえ、君――」

 同時だった。軽く既視感を覚える。というか、この状況で気まずくなったのでは?

 ここは気合いだ。男なら覚悟を決めろ!

『ごめん(なさい)!』

 それは重なり合うようにして紡がれた。

「えっ……」

 撫子も驚いた表情で俺を見つめてくる。

 まさか撫子に謝られるとは夢に思わなかった。

「どうして……」

「親父がうるさいからだ女性に対しては一番に気を使え、ってな」

「わたしの同じ。殿方のは敬意を持って接するのが大和撫子だって」

 理由が似た事にも驚いた。

 笑いがこみ上げてきて、我慢できなくなり、俺は口を開けて笑った。

 つられてか撫子も控えめに笑う。

 戻ってきたすももだけが疑問符を浮かべていた。

 

 

「ふぅ〜……やっと一息入れられる」

「……………」

 すももは黙りと隣に座っているだけだった。むしろそわそわしている。時折顔を赤らめては、ちらちらとこちらを盗み見ている。

 撫子の姿は見えない。彼女は自転車通学なので自転車を取りに行っている。

 仕事を手伝ってもらった報酬として飲み物を奢ってもらい、撫子が戻ってくるまで正門近くのベンチに座っているわけだが。

 会話が続かない。

 というよりも、会話さえない。

 どうしたものか。

「おまたせ」

「ナコちゃん!」

 撫子の姿を見つけるや否や、すももは飛びつくように撫子の側に駆け寄る。

 俺は遅れて、二人の元に歩み寄った。

「君もありがとう」

 仕事を手伝ったお礼なのだろう。

 あの後、土を入れてレンガで囲った。まだ花も植物もないが、立派な花壇に仕上がったと自負している。

「気にすることはない。これだって奢ってもらったしな」

 そう言って空になった缶コーヒーを持ち上げる。

「……そういえばどうして手伝ってくれたんですか?」

 調子を取り戻したすももが当然のように聞いてくる。

 まあ、あのポスターだけ見れば何をするかなんて想像できる奴なんていないだろう。

 理由なんて簡単でしょうもないことだけどな。

「簡単なことさ。あのポスターで楽しませてくれたからその礼のつもりだった」

 それを聞いた撫子とすももは分からないのか、首を捻っていた。

「わからないならそれでいい。俺個人の勝手だからな」

 話ながら歩いていたので、正門まですぐだった。

「ここでお別れだな」

 撫子達が帰道とは反対の方向に向く。

「……あ、あのっ!」

 呼ばれて顔だけ向ける。

 そこにすももが顔を上気させていた。隣の撫子はすももの行動に驚いている。

「お、お名前は……なんていうんですか?」

「……別に名乗る程の者じゃないさ」

 そう言い残して、俺は帰っていった。

 もう会うことすらないかも知れないのだから、名前なんて彼女たちが知る必要なんてない。

 妙にすがすがしい気分になりながら、俺は帰路についた。

 

 

 余談だが、出会いとは嫌なものである。

 せっかく格好良く去っていたのに、所詮は同じ学校の生徒。いつどこで会っても不思議ではない。

 廊下を歩いていた彼女達+α(明るい金髪の少女に短髪のスポーツ系少女、おっとりして何考えているのか分からない少女。全部女子だ……)に掴まって無理やり名前を吐かされたのは、それから数日もたたない内だった。

説明
ある日、主人公が掲示板で見かけたポスターに「我、強者を求む者なり」という文字を見つける。そして主人公は……
ななついろドロップのキャラクターたちが出る、オリジナルキャラクターの作品です。
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