魏伝 再び舞い降りし御遣い 第6幕
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休憩の合図が出ると、ずっと様子を見ていた華琳がそっと此方に近づき声をかけてくる。

 

 

華琳「一刀」

一刀「ん?華琳か」

華琳「取り敢えず、お疲れ様」

一刀「ありがと、まだ終わってないがな」

華琳「4人の成長はどんな感じかしら」

一刀「実際に試さないとわからないけど今のところ順調かな」

華琳「順調ならいいわ、しっかりやりなさい」

一刀「わかった」

華琳「一刀、それが終わったら私の部屋まで来なさい」

一刀「わかった・・・・・」

 

 

華琳はそういって春蘭たちの元に戻っていく。

 

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一刀は、冷や汗を掻くていた。

 

 

一刀「(何されんのかなぁ・・・・・)」

秋蘭「一刀」

一刀「ん?」

秋蘭「紫苑たちが呼んでいるぞ」

一刀「黄忠さんたちが?」

秋蘭「あぁ」

 

 

一刀は秋蘭と共に紫苑や祭のいる呉蜀陣営に行く。

 

 

秋蘭「紫苑」

桃香「秋蘭さん、いらっしゃい。どうしだんですか」

秋蘭「紫苑たちに用があってな」

紫苑「えぇ、北郷さん」

一刀「はい」

紫苑「修行をつけて下さってありがとうございます」

一刀「いえ、お気に為さらずに・・・・・どうせこうなる事が目に見えてましたから」

紫苑「それでもですよ。それでですね、少々お願いがありまして」

一刀「お願い?」

紫苑「えぇ、私たちの真名を預かって欲しいと思いまして」

一刀「・・・・・・・」

 

 

一刀は紫苑の発言に驚きつつも目を閉じ考えた。

数時間の間だったものの紫苑たちと修行をして、紫苑たちの真剣さを感じ、この人達なら良い人間関係が築けそうと感じていた。

 

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暫く、沈黙が続いたが瞼をゆっくりと開けていき発言する。

 

 

一刀「・・・・・いいですよ、貴女方3人の人間性が数刻だけでしたが、判りましたし良い関係が築けそうです。よろしくお願いします」

紫苑「判りました、私の真名は紫苑と申します」

桔梗「ワシの真名は桔梗じゃ」

祭「祭じゃ、よろしくのぅ」

一刀「よろしく、紫苑さん、桔梗さん、祭さん」

桔梗「呼び捨てでも良いのじゃがのぅ」

一刀「い、いえ流石にそれはできませんよ。」

紫苑「おばさんですからか?」ズイ

一刀「っ!?、いきなり顔を近づけないでください//////」

秋蘭「・・・・・・・」グニッ

一刀「いっ!?痛い秋蘭!?」

秋蘭「・・・・・紫苑、一刀を誘惑しないでいただこう」ゴゴゴゴゴゴッ

紫苑「あら、ごめんなさい。秋蘭」ゴゴゴゴゴゴッ

一刀「・・・・・・・・・・・そろそろ修行を開始しようか」

桔梗「そうじゃな」

祭「うむ」

一刀「2人とも再開するよ」

紫苑「判りましたわ」

秋蘭「判った」

 

 

こうして、小休憩を終え修行を再開した。

 

 

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一刀「さて、修行第2段階・・・・とは言っても、これが最終段階だけどね」

秋蘭「どのようなものなのだ」

一刀「最終段階は、氣のコントロール・・・・・制御を学んでもらおうかな。これさえ会得できれば今ある力のさらに上を往く」

紫苑「制御ですか・・・・・」

一刀「凪がいい例かもね・・・・凪は脚に氣を一定量溜める事により、猛虎蹴撃を放つことができる。また、体に溜める事により体への負担を軽減できる。」

 

 

太陽が頭上に昇る頃まで、氣のコントロールの修行は続いた。

途中で休憩を入れるなどして修行は着実に進んでいた。

 

 

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一刀「一度、昼食をにしよう。そこから少し休憩してまた修行に移ろう」

紫苑「・・・・・判りました」

秋蘭「はぁ・・・・はぁ・・・・」

桔梗「流石に辛いのぅ」

祭「なんじゃあ、桔梗はまだまだじゃのぅ」

一刀「秋蘭、大丈夫?」

 

 

一刀は、秋蘭が辛そうに見えたので背中を擦りながら声をかけていく。

 

 

秋蘭「うむ・・・・少々辛くはあるが、折角一刀が教わってるのだから諦めたくない」

一刀「辛かったら言ってね。体を壊されたら元も子も無いから」ニコッ

秋蘭「うむ/////感謝する」

 

 

一度、華琳たちと合流してどうせだったらという事で全員で昼食を摂ることになった。

 

 

説明
第6幕、開幕
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コメント
秋蘭も以外に嫉妬深かったwクールなイメージがw(nao)
タグ
真・恋姫†無双 一刀 秋蘭 紫苑 桔梗  

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