真・恋姫無双 龍神の名を持つ者 第1章 第六話
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どうも

 

電脳旅行者です

 

そういえば、初めにもないなぁと思ったので書いてみました

 

今回の注意

 

次のPがだいぶ長く

 

なぜ呂龍が龍神の力を継承できるか書いてあります

 

長いですので飛ばしてもちょっとわからない程度ぐらいです

 

読むのがめんどくさい人は3Pから読んでも大丈夫です

 

 

 

 

 

 

 

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Side 悳

 

へぇへぇ

 

走っても走っても服があった地点までたどり着けない

 

 

「おい!龍 本当にあっているのか!」

 

 

 

「川の流れを見るりゅ」

 

 

 

「確かに進行方向とは逆だな」

 

 

 

「つまりこっちであってるりゅ」

 

 

 

「それにしても、その威厳を欠片も感じないしゃべり方どうにかならないか?」

 

 

 

「我のどこが威厳がないりゅ?」

 

 

 

「語尾のりゅとか威厳まったくないじゃん」

 

 

 

「失敬な奴だりゅ」

 

 

 

「そうかな?事実じゃない?」

 

 

 

「それにしてもどれくらい僕は流されていたんだ?」

 

 

 

「その僕っていう一人称も威厳がないりゅ」

 

 

 

「僕は威厳がなくてもいいじゃないか」

 

 

 

「それと一緒だりゅ我も威厳がなくてもいいりゅ」

 

 

 

「龍と人なんだし龍はいるだろ」

 

 

 

「あれ?言ってなかったっけ?お前はもう半人半龍りゅ」

 

 

 

なに!?初耳すぎることをさらっと言いやがったこいつおいおいおい

 

めっちゃ大事なことじゃないかそれにしてもいつの間に

 

いや、あの賊に殺されそうになったときか

 

あれが切っ掛けな可能性が高いな

 

とりあえず確認しとくか

 

 

 

「おい、いつの間にそんなことになったんだ?」

 

 

 

「お前が賊に殺されそうになって死を受け入れたときだりゅ」

 

 

 

「なんで僕はそうなったんだ?」

 

 

 

「・・・今から言うことをすべて信じられるりゅ?」

 

 

 

なんか不穏な空気が流れてきたな

 

いやだなーなんかとんでもないことに巻き込まれそう

 

けど、これ聞かなかったら間違いなく「はい」を選ぶまでずっと続くんだろうなぁ

 

しかたない腹をくくろう

 

 

「わかった 聞こう」

 

 

 

「ありがとうだりゅ 昔からいろんな世界に龍というう生物が住んでいたりゅ

 そして、その頂点に立つ存在がいたりゅその名を龍神

 神から神という称号の代わりに最凶の呪いを受けた龍だりゅ」

 

 

 

いきなり話がぶっ飛び過ぎてすぎて頭がついていけないな!うん!

 

それに神って実在したんだ きっと、すごいんだろうなぁ

 

それにしても、最凶の呪いか・・・なんだろ?

 

 

 

「質問いいか?」

 

 

 

「何だりゅ?」

 

 

 

「その最凶の呪いってん何だ?」

 

 

 

「不老だりゅ」

 

 

 

「不老!不老ってことは不死なんだろ?何が最凶の呪いだよ!」

 

 

 

不老といえば始皇帝が望んだとんでもないことじゃないか

 

どこが最凶の呪いなんだ?

 

 

 

「よく考えるりゅこれには抜け道があるりゅ

 不老ということが不死に直結しないりゅ」

 

 

 

「不老なのに不死じゃないの?」

 

 

 

「そうだりゅ

 もし、龍神が病になった場合、どうなると思うりゅ?」

 

 

 

「もしかして、病気になっても治ることができないってこと?」

 

 

 

「そういうことだりゅ不老不死ならそもそも病気にならないからいいりゅ

 けど、不老なら病になったらずっと蓄積しつ続けちゃうんだりゅ」

 

 

 

とんでもない話だつまり、熱になろうが何になろうが

 

ずっとその状態が続く

 

確かにそれは最凶の呪いだ

 

 

 

「それで、病が蓄積していった体がボロボロになっていたと」

 

 

 

「それで、龍神は神の名を神に返上し不老を消し死のうと考えたんだりゅ」

 

 

 

「けど、そういうということはできなかったんだね」

 

 

 

「そうだりゅ、そのころには龍神は力を使えるほどの

 体じゃなかったんだりゅ

 それで、龍神は最後の手段で人間に龍の力を渡そうと考えたんだ」

 

 

 

「なんで人間なの?同じ龍に渡したらいいじゃん」

 

 

 

「最もな質問だりゅけど、龍神という一番上の立場に立っていたから

 龍が生まれるたびにどんな奴かわかるんだりゅ」

 

 

 

「お眼鏡にかなうやつがいなかったと」

 

 

 

「簡単に言うとそうだりゅ龍はそもそも超上の生物 

 男女が体を交えて生むなんてことはしないんだりゅ」

 

 

 

「じゃあどうやって増えたんだ?」

 

 

 

「龍は自然に生まれるんだりゅ」

 

 

 

「自然?」

 

 

 

「そうだりゅ自然から発生するんだりゅ世界には色々なところに聖域というところがあって

 そこで力がたまると超上の生物が生まれるんだりゅ」

 

 

 

「それで?」

 

 

 

「けど、そこで生まれてきた龍はその地域の影響の力をとても受けるりゅ」

 

 

 

「龍神の力を得る器がないってこと?」

 

 

 

「そうだりゅ」

 

 

 

ふむということは今北産業だと

龍は勝手に生まれる

龍は個体ごとに力がある

そもそもの力があるから譲渡不可

っと

 

 

 

「それでなんで人間なんだ?」

 

 

 

「いや、人間である必要はなかったんだりゅ

 必要だったのは転生体だったんだりゅ」

 

 

 

「転生体?」

 

 

 

「自覚がないのかりゅ?ふむ、前世の記憶がないのかりゅ」

 

 

 

「前世?何を言っているんだ?僕はここで生まれここで育ったぞ」

 

 

 

「いや、記憶がないだけりゅお前は転生体だりゅ」

 

 

 

「仮にそうだとしても、なんで記憶がないんだよ」

 

 

 

「ふむ、お前は違う世界に行くことが出来る場合、記憶をどうすると思う?」

 

 

 

「普通に持っていくだろう」

 

 

 

「その世界より前世のほうがよかったとしたら?

 もしくは前世の記憶がどん底の世界だったとしても?」

 

 

 

「持っていくのが苦痛になってしまうってことか・・・」

 

 

 

「そういうことだりゅ」

 

 

 

「それで、記憶のことはわかった

 転生体が必要というのは?」

 

 

 

「転生体は言わば神自身が作ったたった一つの体なんだりゅ

 つまり、まっさらなんだりゅ」

 

 

 

「だからこそわたせると?」

 

 

 

「そうだりゅ」

 

 

 

「僕も不老になって苦しめと?」

 

 

 

「体が不老なだけで力は不老じゃないりゅけど、とんでもない量の力なんだりゅ

 そして、それが入る器が必要なんだりゅ」

 

 

 

「つまり、その器が僕だと・・・ちなみにその力をほっといたらどうなるんだ?」

 

 

 

「龍神が耐え切れなくなってこの世界が消し飛ぶりゅ」

 

 

 

・・・・とんでもないことじゃないか!

 

 

 

「それでなんで僕でさえ自覚のない転生体であることをなんで知っていたの?」

 

 

 

「我が生まれてきた理由なんだりゅ

 我はこの世界に転生体が生まれたらその補助をするために生まれた龍なんだりゅ」

 

 

 

「なんで、生まれてきたときからいなかったの?」

 

 

 

「我はお前が死にかける瞬間まで目覚めない手筈だったからりゅ 

 それと、お前が生まれた瞬間からお前の中にいたりゅ」

 

 

 

「それで、りょりゅー我からの頼みだ

 龍神を救ってやってくれぬか?」

 

 

 

・・・さらに人外になれということか

 

けれど、受けなかったら世界が無くなる

 

お母さんが、恋が死ぬ

 

もともと一択じゃないか・・

 

けど、それだけは嫌だ!

 

 

 

「分かった、やろう」

 

 

 

「ありがとうだりゅありがとうだりゅ」

 

 

 

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色々あって、龍神を救うために力を継承することになった

 

 

 

「それで、色々あってうやむやになっていたけど、僕はどれくらい流されたんだ?」

 

 

 

「半日くらい流されて、半日くらいたって目覚めたりゅ」

 

 

 

「かなり、流されているじゃないか!」

 

 

 

「死ななかったのが不思議ぐらいりゅ」

 

 

 

「本当にな!」

 

 

 

「半分ぐらい行ったかな?」

 

 

 

「川の速さをみるりゅこの速さで半日りゅ」

 

 

 

「とんでもなく流されたんだね」

 

 

 

「一旦仮眠を取ったらどうりゅ?」

 

 

 

「まだ、大丈夫」

 

 

 

「また川に落ちたら困るのは我なんだけど・・・」

 

 

 

「じゃああと2刻いったらな」

 

 

 

「それぐらいが妥当りゅ」

 

 

 

「じゃー行くぞ」

 

 

 

「それにしても、恋とお母さん大丈夫かな?」

 

 

 

「わからないりゅ」

 

 

 

「そりゃそうだよねー」

 

 

 

「心配かりゅ?」

 

 

 

「そりゃ当然だろ それに、今まで恋と二日以上離れたことないんだよなぁ」

 

 

 

「妹に構いすぎだりゅ それだったら、妹が成長しないりゅ」

 

 

 

 

確かにそうだけど、恋は無事だろうか?

 

あの邑は襲われてないだろうか

 

川に流されなかったらすぐに会えたのに!

 

けど、なんて言えばいいだろう

 

 

「お父さんを殺したことをなんて言ったらいいんだろ?」

 

 

 

「素直に言うしかないと思うりゅ」

 

 

 

そうだよなぁ、恨まれても蔑まれても僕は何も言えない

 

してしまったことは事実で変わりようがないからな

 

本当に殺してしまったんだな この手で

 

殺してしまった いないんだ たった一人の父を

 

なのになんで全然涙ひとつでないんだろ?なんで?

 

 

 

「それは半人半龍だからりゅ」

 

 

 

「どういうことだ?」

 

 

 

「心も半人半龍ってことだりゅ」

 

 

 

「僕はお父さんを失った悲しみ殺した罪悪感も感じることが出来ないのか・・・・?」

 

 

 

「そうだりゅ」

 

 

 

「そんな!!!それならなんで龍なんかになってしまったんだよ僕は!!!!!!!」

 

 

 

「お前の父はお前を悲しませたくて、殺されたのか?違うだろ!

 お前を生かすためだろ!そこを間違えるな!今、お前がしていることは父に対する冒涜だ!!

 なぜ、生かしたかを考えろ!」

 

 

 

「あの後僕は殺されそうになったじゃないか!」

 

 

 

「あの時お前を少しでも生かそうとしたら、賊の言うことをのむしかなかっただろ!!」

 

 

 

「けど・・」

 

 

 

「けど、じゃない!お前が今することは父への冥福と母と妹の無事の確認だろ!!

 そんなにけじめを付けたいんだったら、妹にお前が父を刺した剣で刺されればいいじゃないか!」

 

 

 

・・・・確かに・・・龍の言っている通りだ 

 

今僕が悲しんだところで何も変わらない

 

恋とお母さんに早く合流しなきゃ!

 

 

 

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「2刻たったりゅ」

 

 

 

「僕を説教したとき語尾にりゅがついてなかったと思うんだけど」

 

 

 

「本当だりゅ」

 

 

 

「わざと語尾につけているの?」

 

 

 

「わざとではないりゅ 多分熱くなって忘れちゃったんだと思うりゅ」

 

 

 

「本当かよ」

 

 

 

「ごめん うそだりゅ」

 

 

 

「うそなのかよ」

 

 

 

「もう少し信用してほしいもんだりゅ」

 

 

 

「善処する」

 

 

 

「ちょっと寝たほうがいいと思うりゅ」

 

 

 

「寝たら昨日みたいな平和な日って事はないんだよね」

 

 

 

「ないりゅ」

 

 

 

そんなすっぱり言わなくていいと思うんだけどな

 

焦っても仕方ない

 

出来るだけ早く帰ろう

 

我が家へ

 

 

 

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やっぱり、現実か・・・

 

起きなきゃ

 

早く

 

邑に帰ろう

 

「よし、行こう」

 

 

 

「了解だりゅ」

 

 

 

行っても行っても変わらぬ道

 

けど、走り続ける

 

四の五の言ってられない

 

急ごう

 

時に食事休憩仮眠休憩をしながら

 

やっと僕と龍は

 

たどり着いた 僕の服を置いてある場所に

 

 

 

「ふぅ、これで服の有難味がわかったよ」

 

 

 

「冬だったら死んでたりゅ」

 

 

 

「だろうな」

 

 

 

「さて、行くか どっちだ?」

 

 

 

龍が返事をしない

 

 

 

「おい?どうした?」

 

 

 

「邑に行くのはやめといたほうがいいりゅ」

 

 

 

「いきなりなんでそういうんだ?」

 

 

 

「やめといたほうがいいりゅ」

 

 

 

「だから、なんで!」

 

 

 

「絶対後悔するりゅ」

 

 

 

まさか・・・いや、まだわからない

 

 

 

「後悔するかもしれないが行く」

 

 

 

「我はいったりゅ あっちだりゅ」

 

 

 

僕が見たのは焼けて無くなった邑と墓だった

 

瞬間的に分かってしまった

 

みんな死んだんだ

 

お母さんも恋も

 

多分誰かが作ってくれたのだろう お母さんとお父さんの墓を

 

これなら、急いで帰ってくる必要はなかった

 

だれもいないのに急ぐ必要なんて何もなかったんだ

 

悲しさもわかない

 

目の前がまっくらになる

 

見えない

 

感じない

 

わからない

 

 

 

 

-6ページ-

 

 

 

やっぱり僕は悲しかったのかな

 

わからない

 

片方は泣いていて

 

それを観察しているもう一人の僕

 

もう一人の僕が話しかけてくる

 

おいおい、いつまで泣いているつもりだ

 

答えたくない 答えたらすべてを認めなくてはならない

 

認めろよ これが現実だ 変わりようのない事実だ

 

なんでそんなに僕は割り切れるんだ

 

僕はお前だけど僕からあの人はお前の父親だからな そうとしか表現できない 

ありていに言えば関係な・・・

 

そんなこと言うなよ!!! お前は僕なんだろ?

 

まだ現実から抗うつもりか? 抗って何になる?

 

認めるもんか!! こんな現実!! 誰がこんなことを望んだんだ!

 

望んだら現実になるのか? そんなこと誰だって理解しているぞ

 

・・・・でも・・・僕はお父さんを・・殺したんだ

 

それが? 事実だ 大切なのはそれからどうするかだ

 

僕はお前みたいに割り切ることはできないよ

 

割り切っているわけじゃない ただ、真実から目をそらしていないだけだ

 

・・・真実から目をそらす

 

そうだ それだけはしてはいけない

 

・・・お父さんが僕を護って死んだ

 

その真実だけは変わらない

 

・・・賊は殺そうとした

 

その真実もかわらないな

 

それじゃあ、お父さんは僕の何を護ったのさ!!!

 

あの時のお前の父も苦渋の選択だっただろうね

だが、あそこでお前を護るためにあえてそうしたんだろ

 

・・・・お父さんも辛かったのかな?

 

馬鹿じゃないのか? 当然だろ

 

・・・そうだよね

 

あそこでお前の父がああしなかったら、お前は死んでたね あの時 あそこで

 

これでよかったのかな? これが最善だったのかな?

 

考えたところで過去は変わらない 大切なのはこれを糧に何を思うかだ 

 

護りたい・・・・けど・・・・できない

 

『できるか』なんて後だ!大切な事は『したいこと』だ!

 

僕は・・・・これ以上同じ目に合う家族を増やしたくない!!!!!

 

それが僕の答えんだな?

 

ああ!これ以上!家族を離れ離れにしたくない!

 

奇遇だな 僕のしたいことと同じだ

 

そうか 手伝ってくれるか?

 

僕はお前だ 当然だろ

 

ありがとう

 

ともにやって行こうぜ 『僕』

 

そうだな 『僕』

 

 

 

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「起きたか」

 

 

 

「ああ、すまない」

 

 

 

「別にいい」

 

 

 

「僕が倒れている間に何かなかったか?」

 

 

 

「お前の妹だがもしかしたら生きとるかもしれない」

 

 

 

「本当か!?」

 

 

 

「この墓石見てみろ」

 

 

 

「『家族護った 怦 惚 今ここに眠る』ってことはお母さんも恋を護ったんだ」

 

 

 

「そして、それを知ってるのは本人だけだ」

 

 

 

「・・・・・よかった・・・よかった・・・本当によかった」

 

 

 

「落ち着いたか」

 

 

 

「さてっと」

 

 

 

墓の前に跪く

 

 

「お父さん 僕を護ってくれてありがとう!!!!

 お母さん 恋を護ってくれてありがとう!!!!

 僕はいや、『俺』はこの世を絶対変えてみせる!!!

 誰も俺たちみたいな思いをしない世界に!!! 

 家族が家族として暮らせる世界を

 何年かけても実現してみせる!!!!!!!

 だから見守っていてくれ!!」

 

 

 

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「この剣はどうする?」

 

 

 

「ああ、この剣は持っていこう」

 

 

 

「剣を使うのか?」

 

 

 

「いや、これは恋に渡す剣だ」

 

 

 

「妹に渡す?もしかして、妹に殺される用の剣か?」

 

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

 

「正気か?」

 

 

 

「俺は至って正気だ 俺への『断罪の剣』だ」

 

 

 

「なるほどね」

 

 

 

「ああ、行こう」

 

 

 

「どこに行く気だ?」

 

 

 

「龍神のいる場所」

 

 

 

「妹を追わないのか?」

 

 

 

「今、恋のところに行っても恋を護ることはできない」

 

 

 

「『できるか』なんて後だ!大切な事は『したいこと』だ じゃないか?」

 

 

 

「なんでその言葉を!!」

 

 

 

「僕はお前だ 言っただろ?」

 

 

 

「・・・・そうか お前は俺で僕だったのか」

 

 

 

「そういうことだ これから一緒に頑張って行こうぜ 『俺』」

 

 

 

「で、なんで会いにいかないんだ?」

 

 

 

「お前が教えてくれたことだろう? 現実はそう甘くない

 俺の強さじゃ護れないさ」

 

 

 

「それで、なんで『僕』から『俺』に変えたんだ?」

 

 

 

「お前が言った事だろ? 『僕』じゃ威厳がないって?」

 

 

 

「だからって・・・」

 

 

 

「俺がこれからしようとしていることは、世界を変えることだぞ?

 そんなことをしようとしている奴が威厳がないのはまずいだろ?」

 

 

 

「本音は?」

 

 

 

「かっこよかったお父さんの真似」

 

 

 

「で、お前はどうして語尾のりゅをやめたんだ?」

 

 

 

「俺はお前だった 言っただろ?お前が成長したら俺は語尾のりゅを付けるのを消そうと思ってたんだ」

 

 

 

「本音は?」

 

 

 

「今まではめんどくさかったから」

 

 

 

「おい」

 

 

 

「別にいいだろ」

 

 

 

「はっ、違いない」

 

 

 

「それじゃー行こうか龍神のところへ」

 

 

 

 

-9ページ-

 

 

 

 

 

さて、ということであとがきです

 

 

 

特に書くことがありませんねぇ

 

次からもこのように基本的に交互になります

 

さて、いつになったら呂兄妹は会えるのか?

 

 

すでに内容はほとんど決まっているので途中でやめるということは

 

 

多分ないです・・・・

 

 

それでは駄文失礼しました?

 

 

追伸....最初か後かどっちかだけのほうがいい気がする

 

 

説明
ここを最初に見ている人などほとんどいないでしょう
今回は2P目はだいぶ長くなっております
読まなくてもちょっと話が分からないぐらいなので
3P目から読んでも大丈夫です
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兄妹 恋姫†無双 真・恋姫無双 

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