九番目の熾天使・外伝 =蒼の物語 刻の幻影=
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CP第三話  「追われる者達」

 

 

 

 

 

黒き獣。

それは((この|蒼の世界))の百年前に突如出現した「化け物」の事である。

出現したのは日本。突然の事に人類は対抗できず、最終的に大量の核ミサイルが発射され、黒き獣は破壊される     筈だった。

 

しかし。黒き獣は全ての理から外れた存在。核などでは到底、敵わないものだったのだ。

だが、突然黒き獣は行動を止める。その期間は約一年である。

その一年の間に人類は新たに力を手に入れた。

 

それが科学と魔法が合わさった力 「術式」

 

その術式を開発したのが、後に「六英雄」と呼ばれる者の一人である。

六英雄は最強の武器と術式を持ち、それを力として黒き獣と戦った。

そして、黒き獣は破壊され、世界は六英雄によって救われたのだった。

 

が。

 

時代と共に六英雄は姿を消して行き、変わりに世界を統治する者が現れた。

それが「世界虚空情報統制機構」である。

 

 

 

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ロキやルカの話から翌日

 

 

 

の夜である。

イカルガの外にある森に明るい場所があった。其処では薪がされており、優しい炎が回りを暖めていたのだ。其処には一人の青年。

ディアーリーズが寝ていたのだ。

 

ディア「っ・・・・・・あれ・・ここは・・・・?」

 

気付けば何故かココに居た。さっきまでどうしていたか思い出せない。

ディアーリーズは起きると炎を見つめてジッと考えていた。

 

ディア「・・・・・・・・。」

 

すると。其処に一人の女性が薪を持って「戻ってきた」。

どうやら、彼女をが薪をしたらしい。

 

「起きたか。大丈夫か?」

 

ディア「えっ・・・は・・はい。だいじょうぶっ!?」

 

しかし。ディアーリーズが後ろを向くとその女性の姿に驚いた。

服は薄く、腰までの黒い上着。金色の腕の武器。フロント上部。そして尋常ではないローライズ。驚いたディアーリーズは思わず元の薪の方に顔を向けたのだった。

 

ディア「っっっっ・・・・・!?!?!」

 

「えっ・・・大丈夫なのか?」

 

ディア「だ・・だだ・・大丈夫ですっ!!」

 

「そ・・・そうか・・・」

 

ディア「で・・・・貴方は一体・・・・」

 

「ああ。そういえばまだだったな。私の名はバレット。一応傭兵をしている。」

 

バレットはそう言って薪を近くに置くとディアーリーズの隣に座った。そして、少しの薪を火の中に入れて炎を見つめていたのだ。

 

ディア「傭兵・・か・・・」

 

バレット「どうした?」

 

ディア「いや。僕も昔少しの間だけ傭兵をしていたから・・・」

 

バレット「お前が?そうは見えんがな。」

 

ディアーリーズの話しにバレットは信じられず、少し笑っていた。

バレットから見ればディアーリーズは優しい青年としか見れなかったからだ。

それを聞き、ディアーリーズは苦笑し、事実だというのだが・・・

 

ディア「いや。一応本当なのですよ?」

 

バレット「・・・まぁ実力はあるから、そう言う事にしてやる。」

 

ディア「あははは・・・・・はぁ・・・・・」

 

 

 

バレット「しかし。お前をレリウス=クローバーの元から担いで逃がすのは苦労したよ・・・」

 

しかし。バレットが寝転がって話を変えると、その話題にディアーリーズは目の色を変えた。何故なら、その名前に聞き覚えがあったからだ。

 

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バレット「レリウス=クローバー・・・「あの作戦」の真実を話して貰うぞ・・・!!」

 

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ディア「レリウス・・クローバー・・・・・・・・」

 

 

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レリウス「そう。コイツの本当の名は。第14次元接触要素体・試作型、クスィー14だ。」

 

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ディア「み・・そら・・・・・・・さん・・・・・・・?」

 

バレット「・・・?」

 

 

すると。唐突にディアーリーズは立ち上がり、ふらふらと何処かに行こうとしていた。

バレットはそれを止めようとするが

 

 

ディア「少し・・・離れるだけです・・・・・・」

 

 

そう言ってディアーリーズは近くの木の陰に隠れて座ったのだ。バレットはそれを見ると再び薪の方をむいて黙っていた。だが、それが一分と保たない時である。

 

 

ディア「っ・・・・・うっ・・・・・・・っ・・・・」

 

 

ディアーリーズが泣いている事に気付いたのだ。

どうやら、彼女を救えなかった事に相当ショックだったらしい。

 

バレット「・・・・・・。」

 

 

ディア「くっ・・・・あああ・・・・・・どうして・・・・・・・僕は・・・・・」

 

 

バレット「・・・・・・・・。」

 

 

ディア「なんで・・・・・救えなかった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

畜生ッ・・・・・・・・!!」

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

 

バサッ。

 

 

突然、ディアーリーズの後ろから何かが頭の上に被せられてきたのだ。それは少し古ぼけた毛皮でどうやらバレットが投げたものらしい。

 

バレット「今夜は冷える。それを着て寝ろ。」

 

バレットはそう言うと反対の木に腰かけ、毛布を包まって寝る体勢に入ったのだった。

ディアーリーズは毛布を見て黙っていた。だが、やがてそれを持ってバレットの近くに腰掛けたのだった。

 

バレット「っ・・・・・」

 

ディア「その・・・・ごめんなさい。ありがとうございます。」

 

バレット「・・・・・フフッ・・・」

 

ディア「後・・・・隣で寝ていいですか?」

 

バレット「・・・・・。」

 

ディア「一人だと・・・・寒いですし・・・。」

 

バレットは唯顔を立てに振るとディアーリーズを了承した。

そして、ディアーリーズはバレットの隣に座ると毛布に包まって寝る体勢に入ったのだ。

バレットは少し目を開けてディアーリーズを見たが既にディアーリーズは寝息を立てて寝ていたのだ。

 

そして。その後、バレットも静かに眠りに入ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、統制機構司令官執務室・・・

 

カグラは珍しくマジメに報告書などにサインをしており、大量の仕事を片付けていた。

すると、其処にドアがノックされて、カグラはそれを通したのだ。

 

カグラ「開いてるぜ。」

 

 

ガチャッ。

 

 

 

コハク「失礼します。ムツキ大佐。」

 

カグラ「コハクか。アイツは?」

 

コハク「呼びましたよ。枕にしがみ付いてましたが。」

 

コハクがそう言うと後ろには大男の衛士二人が枕にしがみ付きながら寝ている男を連れて来たのだ。そして、その男をソファに置くと、男達は退出し、カグラが男に近づいたのだ。

そして。

 

カグラ「おーい。起きろー」

 

「ううん・・・・キレイな女性がー・・・・」

 

カグラ「キレイな姉ちゃんなら居るぞ。」

 

「ウウウウううううううううううん・・・・」

 

コハク(長い「うん」だな・・・)

 

 

男こと「蒼崎夜深」は起きて周りを見回した。しかし。カグラの言う「キレイな姉ちゃん」と言う女性は居らず。それどころか女は一人もこの執務室に居なかったのだ。

 

夜深「あれ・・・・師匠。キレイな女性は?」

 

カグラ「これから探すんだってーの。さっさと起きろ、夜深。」

 

夜深「・・・・え?」

 

カグラはデスクに置いてある一枚の写真を持ち、それを夜深に向かって投げた。

それを受けた取った夜深は写真を見ると直ぐに口笛を吹いて喜んだ。

 

其処には「金色の閃光」と呼ばれる管理局の局員「フェイト・T・ハラオウン」が映っていたのだ。

 

カグラ「その姉ちゃんが、今回の探す相手だ。どうやら一応味方内に保護されてるとか何とか言われてっけど・・・流石に脱走もあるだろうからな。だから、俺たち行って、その子をある場所まで護衛するって事。」

 

夜深「はー・・・なんで?」

 

カグラ「さぁな。何でもちと訳アリとか・・・・らしいが。」

 

夜深「ふーん。よっしゃ!そうと決まれば早速行こうぜ!!」

 

カグラ「ハハハハハ!だが、その前に腹ごしらえだ!下町に行って飯でも食おうぜ!」

 

夜深「お!太っ腹!」

 

カグラ「ハハハハハ。そう言う事だ。コハク、何かあったら・・・」

 

コハク「任せてください。其処まで馬鹿ではないですから。」

 

カグラ「そうか。んじゃ行くとするか!」

 

そして。カグラと夜深は統制機構本部を出て、二人で階層都市に向かって行ったのだった。

((それをわざと知らせる様にして|・・・・・・・・・・・・・・))。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃。イカルガ、封鎖地区・・・

 

 

 

 

 

 

バチィッ!!ババババババ!!

 

封鎖地区の一角では突如何かの雷が発生し、驚いた鳥などが飛び去っていたのだ。

その中心部には二人の人影があり、更に一人は術式を展開してその中心に立っていたのだ。

 

 

バアッ!

 

 

やがて、雷が消えると術式の中心にいた男は息を切らして膝を付いていた。

そして、その男の元に、もう一人の男・・・・もとい、獣人が寄ってきたのだ。

 

獣兵衛「大丈夫か。Falsig。」

 

獣人の獣兵衛がそう言って水を差し出すと、それを術式の真ん中に居たFalsigが一気に飲んだのだ。そして、水を獣兵衛に返すと汗を拭き、余裕の表情で言い返したのだ。

 

Falsig「ハハハ・・・大丈夫だ・・・!」

 

獣兵衛「・・・そうか。しばらく、ソイツを目に慣らす為に眼帯をしていろ。でなければずっとそのままだからな。」

 

Falsig「ああ。サンキュー獣兵衛。」

 

Falsigはそう言い、獣兵衛から黒い眼帯を貰い、自身の右目につけた。そして、回りを見回すが、どうやら少し動きにくそうだった。

 

Falsig「ととと。流石に慣れねぇな・・・」

 

獣兵衛「慣れるまで無理な戦いは避けろ。でないとマジで死ぬ。」

 

Falsig「わってるよ。このままじゃ走る事だって難しいぜ・・・」

 

獣兵衛「まぁ。お前の事だ。直ぐに慣れるさ。」

 

獣兵衛は苦笑しつつまた何処かに行こうとしていた。それをFalsigにとめられ、獣兵衛は振り返るのだった。

 

Falsig「獣兵衛。アンタは何処に?」

 

獣兵衛「そうだな・・・・しばらくはイカルガを回る。色々と独自に調査したいからな。」

 

Falsig「・・解った。また会おうぜ。」

 

獣兵衛「ああ。またな。」

 

獣人の特徴とも言える高い運動能力を活かし、獣兵衛は森の中に消えて行った。それを見届けたFalsigはどうするかと考え取り合えず、移動を始めようとするのだが

 

Falsig「っ・・・・・・・・・。」

 

何処かから見られているのに気付いた。

どうやら直ぐ近く。一人だけらしい。

Falsigは臨戦態勢に入り、そのまま戦いに入ろうとした。だが、片目が眼帯な事を思い出し、焦った。

 

そして。茂みからその誰かが姿を現し、Falsigの緊張が一気に頂点に達する

 

 

 

 

 

 

 

 

筈だったが。それは直ぐに無くなった。

其処に居たのは何と

 

 

 

ガルム「よっ。」

 

Falsig「んだよ、ガルムかよ・・・・・」

 

旅団の仲間である意味事情が同じ相手。ガルムだったのだ。それを確認すると、Falsigはホッとして撫で下ろし、緊張感が一気に解れたのだ。そして、ガルムは笑っており、Falsigの眼帯に気付くとFalsigに質問したのだ。

 

ガルム「ん?お前、その眼帯どうした?」

 

Falsig「ん?これか。実は少しな。」

 

ガルム「・・・そうか。それで、お前これからどうする気だ?」

 

Falsig「・・・・また、しばらくお嬢の命令を待つさ。それまでのんびりとしようや。」

 

ガルム「・・・だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、またとある場所では・・・

 

 

 

 

ハザマ「いやぁ。これはいい収穫ですねぇ!」

 

ハザマはそう言い竜神丸こと、リバインズが拘束してきたokakaを見て喜んでいた。

okakaは気を失っており、周りには拘束の為の術式が張られていたのだ。

無論。これを作ったのはリバインズである。

 

リバインズ「それで?この後どうやって彼を使うのですか?」

 

ハザマ「ああ、そうでした。其処はちゃーんと考えてますよ。」

 

ハザマはそう言いokakaの捕まっている方向とは別の方向を向き、被っていた帽子を取ったのだ。リバインズは何が起こると思いハザマと同じ方向を向いていた。

すると其処に一人の人物が転移されてきたのだ。

 

リバインズ「おや。まさか貴方様だったとは。なるほど、確かに貴方なら全て万事解決ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帝。」

 

そう。紫の髪と赤い目。放つオーラは全てを圧する。

統制機構の統治者。「帝」が来たのだ。

 

帝「ひれ伏せ。リバインズ。」

 

リバインズ「・・・・・・。」

 

リバインズは言われた通りに膝を付いた。そして、帝はゆっくりと動き、okakaに向かって行った。すると、タイミングが良いのか悪いのか。okakaが目を覚ましたのだ。

だが、覚ました途端に帝の威圧感に圧され、驚きを隠せずにいたのだ。

 

okaka「っ!!!」

 

帝「起きたか。我が手駒よ。」

 

okaka「て・・手駒!?どういう・・・」

 

帝「・・・最後の時間をやろう。ハザマ。」

 

帝がそう言い、少し後ろに下がると代わりにハザマがokakaの視界に入った。

さっきとは一変し、威圧感は少なくなったが、それでもハザマからも何か別の感じがしたのだ。

 

ハザマ「と言う事で・・・最後に何か言うことありますか?岡島さん。」

 

okaka「・・・・・幾つか聞きたい。」

 

ハザマ「あ。いいですよ。ただし、私達にも拒否権はあるので其処はご了承を。」

 

 

okaka「竜神丸・・・どうして裏切った!」

 

リバインズ「・・・・・・・・。」

 

最初の質問はokakaがずっと気になっていた事。竜神丸が何故平然とし、助けなかったのか。それは簡単な答えで、竜神丸が裏切ったと言う事である。そして、それを今やっと言ったokakaだったが、竜神丸は軽く笑って答えたのだ。

 

リバインズ「竜神丸・・・か。残念ですが、その名前は捨てました。今は私はリバインズですよ。岡島さん。」

 

okaka「・・・・・くっ・・・・!」

 

ハザマ「まぁそう言う事です。貴方もこの後にはちゃんと彼の元に戻れますから。で、もう一つは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okaka「・・・・お前達は・・・・何者だ・・・・・・・!」

 

 

 

 

ハザマ「いやだなー私はこの統制機構の諜報部だって、言ったじゃないですか。」

 

okaka「違うッ!!お前等からは・・・人ならざる力って奴を感じる・・・・お前等は・・・・・何なんだッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハザマ「さぁ?ナンでしょう。」

 

 

 

 

 

 

okaka「っ・・・・・・・・!!」

 

 

 

帝「時間だ。」

 

帝がそう言いハザマが下がると帝は左手を出し、指を一本さらに差し出した。

其処からは紫の術式が展開され、okaka額に向かって迫っていた。

それを見たokakaは細胞レベルから拒否反応を起こし、拒絶した。

 

そして。

 

okaka「うっ・・・アアアアアアアアアアアアアアアああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!止めろオオオオオオオオオオオオオオおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方。イカルガでは。

 

ディア「・・・・改めてイカルガを見たけど・・凄いなぁ・・・」

 

ディアーリーズとバレットがレイクサイドポートに到着し、ディアーリーズは美しい景色を見て感動していた。それを見てバレットは子供の様だと思い、苦笑していた。

 

バレット「何だ。まるで子供だな。それに、お前一度来ただろ?」

 

ディア「ええ。でも・・・・・その時、結構焦っていたので・・・・」

 

バレット「・・・・そうか。」

 

ディア「けど。もう焦りません。僕もバレットさんと一緒に探すの手伝いますよ。」

 

バレット「ああ。お互い探す相手は一緒だ。だから・・・・」

 

ディア「はい。よろしくお願いしますね。バレットさん!」

 

その裏表の無い笑顔にバレットは少し顔が赤くなり、はにかんでいた。

こうして、ディアーリーズはバレット共にレリウスを探す為に行動を起こすのだった。

 

 

 

 

バレット「それじゃあ・・・何処に行くかだな・・・」

 

ディア「先ずは・・・スノータウンに行って見ましょうか。」

 

バレット「スノータウン・・・確か其処には・・・・・「イカルガの英雄」がいたな。」

 

ディア「イカルガの英雄?」

 

バレット「ああ。数年前にこのイカルガで起こった「((第二次魔道大戦|イカルガ内戦))」の首謀者であるテンジョウを討ち取った男。「ジン=キサラギ」。十二宗家の者でもあり、最年少で師団を率いるという化け物だよ。」

 

ディア「ジン=キサラギ・・・・・」

 

 

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ジン「もし。この先を行きたいと言うのなら・・・それを力で証明しろ。それが出来ない者はココから立ち去れ。」

 

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ディア「あ。僕・・・会ったことあります。それも最近。」

 

バレット「・・・・・・え!?」

 

 

 

意外も意外。

そんな事がこの世界では頻繁に起こる。

それはこの世界だけではない。全ての世界にありえる事でもある。

 

 

 

 

 

 

ジンと再び会うことにしたディアーリーズ。

 

レイチェルからの指示を待ち、その間のんびりとする、ガルムとFalsig。

 

そして。帝に捕まってしまったokaka。

 

 

 

 

だが。もう一人。変化が起こった者が居たのだ。それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「ううんっ・・・・むにゃ・・・・・・・・」

 

ノエルはあの後、どうやら寝てしまったらしく、眠たそうに体を起こした。だが、何かの変化に気付いた。それは布団のぬくもりがダイレクトに伝わってくるのだ。

 

ノエル「・・・・・あれ?」

 

 

 

気付けば。

デルタは姿を消していたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルタ「はぁ・・・・・・行くか。」

 

この後。ノエルがバングとライチにデルタ失踪をつげ、更にはawsも聞きつけての大事になり、彼等によるイカルガ内デルタ捜索が始まったのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

バング「デルタ殿ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!もし居られるのでしたらぁ!!拙者の胸に飛び込んでくるのでござるウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウううううううううううううううううううううううううう!!!」

 

 

 

aws「やかましい馬鹿はほっといて俺たちも探そう!」

 

ノエル「は・・・はいっ!!」

 

ライチ「もお・・・・まだ完全じゃないのに・・・・!」

 

 

 

この騒動が後々さらに大事になるとは。この時デルタは思いもしなかったのだった。

 

 

 

説明
イメージソング

OP2「BLUE SANCTION」 BLAZBLUE -CHRONOPHANTASMA- より
ED2「W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜」 仮面ライダーW より
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コメント
杉田さんはアンタのイメージCVでしょうがBlazさんww(竜神丸)
okaka:ハハハーマサカソンナコトアルワケナイジャナイッスカ、スギタサーン(Blaz)
申し訳ありませんでした・・・・・・軽率でした(デルタ)
洗脳とか・・・いろんなフラグごった煮じゃないですかやだーw(okaka)
デルタ:そう言うのは少し控えてください。お願いします。(Blaz)
ドラクエが嫌いな理由:絵が嫌い、キャラが嫌いなのが多い、相手のHPが表示されない、あ・い・てのHPが表示されない(デルタ)
ドラクエなんてほとんどプレイした事の無い私が通りますよっと←(竜神丸)
ドラクエ嫌いだから知らない(←(デルタ)
ガンダムといえば最近ジョニーの帰還にハマっていてな……(キリヤ)
oh・・・・・・ルーラとはドラクエの呪文で移動魔法ですよ。(Blaz)
やっぱ、アスパラは夏が一番美味いな・・・・・・この時期のは硬くていけない(デルタ)
旅「ルーラ?レウルーラ級戦艦の新型かなんかですか?」(デルタ)
その後。okakaはその後、滅茶苦茶(以下略)(Blaz)
旅)あ〜あ、うるさいったらありゃしないですねぇ〜(okakaの断末魔を聞きながら)(竜神丸)
旅)ふう………やっぱ短時間とは言え、能力の疲れがまだ残ってるか………(ストレッチ中)(キリヤ)
旅)大丈夫。ルーラの書をデルタのポケットに入れたから(キリッ)・・・で。何でげんぶ迷ってんだ?(Blaz)
旅「クックック・・・・・・次あったときのBlazの反応が愉しみで仕方ありませんね?」(Blaz・・・・・・マナカ捨てたってよ・・・・・・を実行(デルタ)
旅「・・・・・・逃げましたね・・・・・・この狩りは100倍にて返して頂きましょう・・・・・・えぇっと確か彼の口座はっと」(懐からメモ帳のようなものをだして確認し(デルタ)
旅)ルーラッ!!(逃走)(Blaz)
旅「あいつら?」(振り向くと・・・(デルタ)
旅)まぁな・・・・・・・・・デルタ、逃げるぞ。アイツ等が・・・・・(Blaz)
旅「・・・・・・ノーコメントで、さすがに面倒ごとはゴメンですから」(デルタ)
ああでもなんか手遅れな気がしないでもない(ディアーリーズ)
デルタ:と言ってるディアですが・・・どう思います?(Blaz)
…流石に、流石にこの世界ではフラグを建てないはず…。(ディアーリーズ)
旅「うっぜe・・・・・・コホン、とても熱苦しいですね・・・・・・私のAH食らわせて差し上げましょうか?」(ランダムに発生する『昆蟲図鑑』の技の中に『竈馬』の『△直翅目蹴撃(トライアングルライダーキック)』がある(デルタ)
裏話:Blaz「ちなみに、あそこに居たライチ先生からの話だと・・確かあのゴリラ裸体だったって・・・」(Blaz)
旅「・・・・・・私にそんな趣味はありませんよ」(『蠍の尾(ティロブ・ポワゾン)』で死角から高速で相手の首に刺しに掛かる彼のアストラルヒート『昆蟲図鑑』の内『蠍』である(デルタ)
バング殿が相変わらず暑苦しくて何よりww(竜神丸)
さぁ胸に飛び込むんだ!さぁ!(キリヤ)
本当に何も告げずに失踪しやがったよ・・・・・・旅団俺・・・・・・つぅかバング黙れwww (デルタ)
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