星降る夜に Y
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ここは、天水の城の玉座の間である。今

俺は

 

岳「・・・・・」

 

詠「 ・・・・・###」

 

月「ハラハラドキドキ」

 

正座をして詠に説教を受けていた。

月に旅をしてみたいんだと言ったことが

詠にばれて正座をして怒られていた

て言うか、旅をしてみたいんだだけでここまで

言わなくても、良いじゃないか。

かれこれ、二時間ぐらいだぞ?

 

詠「ちょっと!?聞いてるの!?大体あんたが旅を

してみたいんだなんて、言わなければ

こんなとこにはならな「詠ちゃん」か

・・・・・なに?月?」

 

やっと終わったよなんであんだけ話して

息が続くのさ尋常じゃないなこれ。

 

月「私いいと思うの、岳さんにはこれから

お世話になるし、この大陸を知って見て

ほしいの、ダメ?詠ちゃん(うるうる)」

 

詠「うっ!?その顔はズルいよ月〜

わかったわよ、けど一つだけ約束して

絶対月を見捨てないこと。」

 

見捨てる?こんな純粋な女の子を?冗談

じゃない、俺を拾って助けてくれている

子を見捨てるなんてするもんか。

 

岳「ああ、もちろんだよ。

月たちが待っていてくれるならね」

 

月「待ちます!!何時までだって!!」

 

詠「それだけ言えれば上出来よ」

 

岳「ありがとう、月、詠

じゃあ明日出発するよ。

お休み。」

 

月「はい、お休みなさい」

 

詠「お休み」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霞「岳、今度は負けへんで」

 

岳「受けて立つよ、霞」

 

華雄「次は、私とも戦ってくれよ」

 

岳「もちろんだよ。」

 

ここに、もうひとつの約束をした。

 

月「お気をつけて、

いってらっしゃい。」

 

詠「いってらっしゃい」

 

岳「ああ、行ってきまーす!」

 

ふふ、今度はどんな出会いがあるかな

さてと、どうなることやら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「お姉ちゃーーーん、速くするのだ」

 

???「待ってよーーー、鈴々ちゃん。」

 

???「置いていきますよ、桃香様」

 

桃香「あ、ひっどーい、愛紗ちゃん!」

 

鈴々「速く次の町にいくのだー」

 

愛紗「全く騒がしいですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岳「〜〜〜〜♪」

 

天水を旅立って早二日、

果てしない荒野と深い森の木々そして、

 

村人「た、助けてくれーーー!!」

 

悲鳴?なぜに?考えてる暇はないか!

 

 

 

 

 

 

 

桃香「平和だねーー」

 

鈴々「平和なのだ」

 

愛紗「二人ともなにを呆けていますか、

緊張感がありません。」

 

桃香「だってー、本当に

平和なんだも――――」

 

村人「賊が出たぞーーーーー!」

 

村人「に、逃げろーーーーー!」

 

愛紗「ッ!?桃香様!!」

 

桃香「うん!いこう!」

 

鈴々「合点承知なのだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賊「ひゃはーーー、殺せ!殺せ!」

 

賊「金目のものは取り上げろ

女はつれていけ、男は殺せ」

 

賊「りょうか――――ぐわぁッ!?」

 

賊「な、何者だ!?」

 

岳「名乗る必要あるのか?」

 

賊「なめんなーー!!」

 

岳「・・・・・いくぜ」

 

次々と黄巾党の賊を倒していく

服には斬った相手の鮮血が飛び散る。

これは、いつまで経っても慣れない。

 

賊「ひ、ひぃ!?」

 

岳「・・・・・お前で最後だ。」

 

賊「た、助け・・・・・」

 

岳「お前はそう言って村人たちを助けたか?

そんなことないよな。」

 

賊「ひ、ひぃ!?」

 

岳「・・・・・じゃあな」

 

最後の賊を切り捨てた。

 

岳「・・・・・汝に安らかな眠りを」

 

そう祈って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴々「ここら辺のハズなのだ」

 

桃香「なんにもないね、何でだろ」

 

愛紗「ん?桃香様、あそこに人がいます

話を聞いてみては?」

 

桃香「そうだね、聞いてみよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

岳「ん?なんだ?」

 

桃香「すいません、ここら辺で

黄巾党は見ませんでしたか?」

 

鈴々「悪いやつらをやっつけるのだ」

 

岳「それなら、もういないよ

俺が倒したしね。」

 

愛紗「ッ!?それは真ですか!?

7000人はいたはずです!!」

 

岳「ああ、何人かは逃げたしね、

追っても意味はなかったし、いいかなと」

 

桃香「そうですか・・・・・

あの〜間違っていたらごめんなさい」

 

岳「ん?」

 

桃香「貴方は天の御使い様ですか?」

 

岳「・・・・・どうしてそう思うの?」

 

桃香「だって、見たことない服装で、

変な形の武器をもっていたので、

・・・・・違いますか?」

 

岳「・・・・・俺は天の御使いじゃない

とおもってる、"俺は"だけどね」

 

桃香「じゃあ・・・・・」

 

岳「周りは俺を天の御使いと呼んでる」

 

桃香「すっごーい、愛紗ちゃん

鈴々ちゃん天の御使い様に会えたよ」

 

鈴々「凄いのだ!」

 

愛紗「・・・・・お願いが」

 

すごい剣幕でこっちを見てきた彼女

 

岳「その前に自己紹介、

俺は藤代岳だ、よろしく」

 

桃香「私は劉備と言います」

 

愛紗「私は関羽です」

 

鈴々「鈴々は張飛なのだ」

 

劉備、関羽、張飛どれも英傑だな、

それでもやっぱり、女の子なんだ

 

愛紗「それでは、岳殿改めてお願い

を・・・・・私と戦ってください」

 

岳「(なんでこうこの世界の人たちは活発

何だろう?)

いいよ、一回だけね」

 

愛紗「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃香「それでは、一本勝負です。

・・・・・始めっ!」

 

愛紗「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

岳目掛けて愛紗は青龍偃月刀を振った

 

ガキィィィィィーーーーン!!!!!

 

岳「 (霞よりおもいな・・・・・

けど遅いな・・・・・)

はぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

横に一閃したがかわされた流石だな

じゃあこれはどうだ!!

 

岳「花流一刀・"光華・蒲公英"」

 

愛紗「ぐぅっ!?」

 

関羽に隙ができた。

 

岳「ここだ!!"土遁・土竜槍"」

 

愛紗「ぐぁっ!?・・・・・

参りました。完敗です。」

 

岳「ふぅっ、なかなか良かったよ関羽さん

ほら、立てる?」ニコッ

 

愛紗「は、はい/////////」

 

岳「???(顔赤いけど大丈夫かな)」

↑超鈍感

 

愛紗は岳に一目惚れした。

 

桃香「む〜〜〜」

 

何故か不機嫌な桃香だった。

 

鈴々「お兄ちゃん、凄いのだ!」

 

何も分かっていない鈴々だった

 

岳「ふぅ」

 

今さらだけどじいさん強すぎじゃね?

だって、関羽に俺が勝てるのに

じいさんには勝てないってワケが

分からんわ

 

桃香「あの御使い様?お願いがあります

私達に力を貸してください!!」

 

岳「・・・・・」

 

桃香「私はみんなが笑顔で遠足平和な世を

創りたいと思ってるんです。

けどそれじゃダメなんです。

私達には風評がありません。

そこで、御使い様に力を貸してほしい

お願いします。」

 

こんな女の子が戦わなくてはいけないほど、

この大陸は腐ってきてるのか・・・・・

仲間・・・か、その前に

 

岳「・・・・・正直言ってそれは、

夢物語だよ。」

 

桃香「ッ!?」

 

愛紗「なっ!?岳殿!!!!!」

 

愛紗はさっき以上の殺気を出してきた。

それでも、ひるむことなく話す。

 

岳「みんなが平和でなんてあり得ない。

その夢のために今から死んでいく

人たちの命は捨てるのか?

今を必死に生きている人たちを?」

 

桃香「そ、それは・・・・・」

 

岳「それに、君は武器を持った人とね

仲良くしようと言えるのか?

いつ反逆するかわからない人を

優しいのは良いことだ、けど

それは所詮優しいでしかない。」

 

桃香「・・・・・」

 

岳「・・・・・昔話をしようかな。

ある人が大陸を平和にしようと誓い

その人の兄弟はそれを支えようとした

そして、大陸を平和にした。」

 

桃香「ッ!?なら、私達にだって

それができ「しかし」る・・・・・」

 

岳「・・・・・その人のせいで何人も死んだ

謀反が起きて兄弟が殺されたんだ。

大切な兄弟が殺されたとき、彼は怒った

そして、反逆者を殺したんだ。

分かる?平和を望んだが故に兄弟を失った

そして、その戦いのせいで何人も死者が

出たんだ、この時思ったんだ。彼が求めた

平和に彼は殺されたと・・・・・」

 

桃香・愛紗・鈴々「・・・・・」

 

岳「・・・・・今度は"君に"質問をすることに

しよう。君は関羽、張飛がもしも死んだ時

平和を守れるのか?」

 

桃香「私は・・・・・それでも・・・」

 

岳「それでも?・・・・・なんだい?」

 

桃香「それでも、私は夢を諦めません!

たとえ、夢を笑われても

今を捨てた私を明日の私は笑うと思うから

それが、私の"覚悟"です」

 

岳「ふふっ」

 

笑みがこぼれた、この子なら大丈夫だと、そう

思わせてくれる一言だったからだ。月・・・

君と同じくらいすごい人見つけたよ

 

岳「でも、ごめん

俺はすでに仕えてるんだよ、その子を

俺は見放せないんだ。」

 

桃香「そうですか・・・・・」

 

鈴々「残念なのだ・・・・・」

 

愛紗「・・・・・」

 

三人が落ち込んでいる、まあ力を貸してと

言って来てもらえないもんな。

 

桃香「・・・・・私は夢を貫きます。

見ていてもらえますか?」

 

岳「ああ、頑張れ\(*⌒0⌒)b♪」

 

桃香「(パアーーー)は、はい!!!

ようし、頑張るぞーーー」

 

愛紗「・・・・・岳殿」

 

岳「ん?」

 

愛紗「ありがとうございます」

 

岳「何が?」

 

愛紗「これで桃香様は間違わずに進めます

ありがとうございました。」

 

岳「・・・・・俺は昔話をしただけだよ

気づいたのは劉備だよ。」

 

愛紗「ふふ・・・・・私の真名は愛紗です

受け取ってもらえますか?」

 

岳「いいのかい?いつかは敵かもしれない

それでも?」

 

愛紗「はい」

 

岳「ありがとう、愛紗」ニコッ

 

愛紗「い、いえ/////」

 

桃香「あー!愛紗ちゃんズルいー!

私の真名は桃香です。よろしく

ご主人様♪」

 

岳「ご、ご主人様!?なんで!?」

 

桃香「私に覚悟を決めさせてくれたから

それに、天の御使い様ですから♪」

 

岳「はぁ」

 

鈴々「鈴々は鈴々なのだ!よろしくなのだ

お兄ちゃん!!」

 

岳「桃香、愛紗、鈴々預かったよ」

 

新たな出会いをした岳・・・・・この出会い

はこの大陸にどんな影響を与えるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「瀕死の猛獣!?

江東の虎・孫堅登場!!」

 

孫堅「すまん、雪蓮、蓮華、小蓮」

 

 

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