ゴットイーター2 アナザーストーリー 3話
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カズマ「え?正式にミッションに参加する許可が出たんですか?」

 

フラン「はい。これからは私に言ってくれれば受注できます」

 

本格的に動けるわけか・・・いつか、”あいつ”のいる場所まで・・・

 

フラン「あと、ラケル博士が呼んでいましたよ」

 

カズマ「本当ですか?さっそく行ってみます」

 

俺は高層フロアに向かった

 

ラケル「早くも、初陣を果たしたのですね。よく、頑張りました」

 

カズマ「ありがとうございます」

 

ラケル「貴方には・・・資質があるようですね”血の力”そして”ブラッドアーツ”を得る日も近いでしょう・・・・・」

 

カズマ「精進します」

 

ラケル「(貴方は、ブラッドを超える力を持っている。”血の力”や”ブラッドアーツ”・・・それらを超える力を・・・・・楽しみですね)」

 

ラケル「フフッ・・・そうですね。貴方が”血の力”に目覚める日を、楽しみにしていますよ」

 

カズマ「はい」

 

ラケル「”血の力”は、ブラッド全員の中に眠っています。貴方は、どんな能力を開花させるのでしょうね・・・」

 

カズマ「・・・・・」

 

力・・・・・か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は次のミッションでナイトホロウを倒しに来ていた

 

ナナ「ようし!!頑張るぞぉ〜!」

 

ロミオ「慌てんなよナナ。お前もな」

 

カズマ「お気遣いありがとうございます。ロミオ先輩」

 

任務なのに緊張感がない。これはこれで問題だろ

 

カズマ「こいつ・・・遠距離攻撃かよ。でも、刺さってるから動けないわけね・・・」

 

カズマはナイトホロウに一瞬だが同情してしまった

 

カズマ「こっちは終わりっと」

 

他は・・・ロミオ先輩は経験があるみたいだし、大丈夫そう。ナナは2対と交戦・・・てことは!!

 

ナナ「これで終わり、次は!!」

 

振り向くが後ろを取られていたので相手が攻撃を死角から打つ

 

ナナ「きゃあ!!」

 

カズマ「痛ッて〜〜〜!!この野郎!!」

 

ナイトホロウ「・・・・・」

 

ナイトホロウの攻撃はカズマが代わりにうけ、ナイトホロウは声も上げずに絶命した

 

カズマ「(死ぬ時も刺さったままなんだ・・・)」

 

ロミオ「おい!!大丈夫か!?」

 

カズマ「ええ、なんとかなりました。ナナも大丈夫か?」

 

ナナ「うん・・・ありがとう。」

 

カズマ「無事でよかったよ」ナデナデ

 

ナナ「わ、わぷっ・・・くすぐったいよ///////(なんだか落ち着く)」

 

カズマ「じゃあ帰りますか」

 

ナナ・ロミオ「うん(おう)!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ってきてロビーで雑談をしている。いつもの光景である

 

グレム「いやー、私の娘もあなたのファンでして」

 

ユノ「ありがとうございます。拙い歌で恐縮です」

 

グレム「いえいえ、そんなご謙遜を」

 

レア「フェンリルの広告活動にもご協力いただいて、大変感謝しています」

 

ユノ「いえ、周辺地域への物資配給はフェンリルの方々のご支援でかろうじて継続できている状況です。私にできることがあれば、是非」

 

グレム「もしよろしければなんですけどね、本部の方で慰問コンサートとかは・・・」

 

ユノ「あ、すいません・・・先ほど申し上げたと通り、できればもう少しの間極東からはなるべく離れたくなくて・・・サテライト拠点の食糧事情がもう少し改善されてからお伺いできれば、と思います」

 

グレム「なるほど・・・そういう事情だったのですね。承りました、本部に掛け合ってみましょう」

 

ユノ「助かります!ありがとうございます」

 

レア「ところで、立ち話もなんですから・・・」

 

ロミオ「大体お前らさー、前に突っ込みすぎなんだよー。敵の動きちゃんと見極めてからさー」

 

カズマ「俺は中立の立場だから関係ないです」

 

ナナ「えー、ロミオ先輩がビビりすぎなだけなんじゃない?」ズイズイ

 

ロミオ「ちょっ、ちょっ、ナナ、近いよ!」

 

カズマ「おっと」

 

後ろに倒れてしまう。どんっとぶつかる音。女の子が倒れそうだ!!

 

カズマ「(ロミオ先輩周り見ろよ!!人のこと言えないけどさ!!)」

 

ギリギリで彼女を受け止める。手で引いて、腰を支える

 

カズマ「すいません。こっちの所為で・・・」

 

ロミオ「あ、すいません・・・・・うあっ!?」

 

ユノ「い、いえ////大丈夫です////」

 

顔が赤いので説得力がない。あと、女たらしすぎるぞ一真

 

ナナ「む〜〜〜〜〜」

 

なぜか不機嫌なナナ

 

グレム「全く、貴様らは・・・ユノさん、本当にすいませんねぇ」

 

ユノ「いえ、そんな・・・」

 

カズマ「ねぇ、この人だれ?」

 

時が止まった気がする

 

グレム「私を知らないだと!!私はこのフライヤの最高責任者のグレムだ!!」

 

カズマ「神話で有名なグレムリン?」

 

悪魔である

 

グレム「違う!!グレムだ!!」

 

カズマ「俺さ、嫌いなんだよ。権力振りかざしているアホ」

 

今度はセカン〇インパ〇トでも落ちたのだろうか

 

カズマ「誰も助けずに自分だけ安全なところにいて、一日を生きるので精一杯な民間人を見下している奴さ。俺はこういう奴ほど嫌いな奴はいないと思ってる」

 

グレム「黙れ貴様!!私はそんなことしていない!!」

 

カズマ「?何言っていられるのですか?別にあなたには言ってないでしょう?俺は一度も”グレム”なんて言ってないですよ」

 

グレム「ぐぬぬぬ・・・・・###」

 

思いっきり罠にかかったグレムである

 

レア「フフッ、あんまりロビーでは、はしゃがないでね?大事なお客様にご迷惑でしょ」

 

ナナ「はーい・・・・・すいませんでしたー」

 

グレム「いやー不躾ですいませんね、戦うしか能のない奴らで・・・」

 

カズマ「金や地位しか目にない奴よりはましだけどね・・・」

 

毒舌である

 

グレム「黙れ!!」

 

カズマ「何考えたか知りませんが、あなたではないではないとさっき言ったではありませんか」

 

グレム「ぐぬぬぬ・・・!!!」

 

またも引っかかるグレムである

 

エレベーターの方に歩いていく。個人の意見ではカズマほどの人間をやめさせるのは難しいのである

 

ナナ「あれー、先輩、どーしたのー?」

 

ロミオ「ばっか、お前・・・アレ、アレ・・・ユノ」

 

ナナ「ユノ?知ってる?」

 

カズマ「知らないよ」

 

ロミオ「マジで?葦原ユノだよ!ユノアシハラ!超歌うまいの!有名人!」

 

テンションが今までの比ではない

 

ロミオ「あー、カメラ持ってきてればよかった!くっそー!」

 

ユノの方を見るとお辞儀してきたので、こちらも挨拶しておく

 

ロミオ「んー、何かまだユノの香りが残ってる気がするよ。今日は風呂に入らないようにしとこう・・・」

 

ナナ「えー・・・・・先輩、お風呂ぐらいは入ろうよー。ねぇ、カズマ君」

 

カズマ「流石に臭いしね」

 

ナナ「(そういうことでもないんだけどなー)」

 

カズマ「どうした?ナナ」

 

至近距離にカズマの顔があった

 

ナナ「ふにゃあああああ!!近いよ!!」

 

カズマ「わ、悪い。なんだか悲鳴が可愛かったな。ナナ」

 

ナナ「ぷしゅーーーーーーーー」

 

オーバーヒートである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「フラッギング・ギル。新たな仲間」

 

ギル「懲罰房でも除隊でも好きに処分してくれ」

 

 

 

 

説明
兎に角これからもよろしくお願いします
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主人公モテモテ ゴットイーター アナザーストーリー 

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