IS〜歪みの世界の物語〜
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3.剣と魔法と機械

 

『二人とも、準備はいいですか?』

「いつでもいいよ、虚ちゃん」

「同じく」

 

 シグの手には赤い棍棒である『煌煉』を握られていた。その目の前に、先刻女性の仲間と戦った時に加勢してくれた少女がいた。

 少女には笑みが浮かばれていて、シグは対象的に状況分析するかのように、周りと少女を見ている。

 

 何故、二人が戦うことになっているのか。

 ――――時は、十数分前に戻る。

 

 

 

 

 

「さっきは助けてもらってありがとうございます」

「気にしなくてもいいわよ〜。お姉さんもたまたま通っただけだしね」

「そう……ですか。でも、友達も助けてくれて、本当にありがとうございました」

 

 シグはもう一度頭を下げる。女性は「だから、気にしなくていいのに」と言っているが、まんざらでもなさそうだ。

 それに、あの時助けてくれた事以上に、俺がISという機械と戦っている間に、一夏を逃がしてくれ、あの女達やISの保護、さらには俺と一夏に「念のため」といって何か……鉄の乗り物(?)で運んでくれた。

それで、一夏は家まで送って行ってもらい、俺は何故か有無を言う暇なくこの人に連れ去られた。……何でだよ。まぁ、行く場所もないからいいが。

 

「それはそうと、――――――この縄、解いてくれませんか?」

「嫌♪」

 

 シグのお願いは、少女の満明の笑みによって断られた。

 現在シグは、一夏と別れた瞬間に、少女が怪しげな笑みを浮かべながら手刀を入れられ気絶。

薄々と、異世界に飛ばされたという事に気づいていたシグは警戒を劣らせてなかったのだが、鉄の乗り物(車のこと)に目を輝かせていたので、簡単に気絶させられた。

 

(……で、本当に何で目を開けたらこの状況なんだ……)

 

 体にぐるぐる巻きされて、身動きがまったくできない。別に、“拘束魔法”を解除して縄を力づくで千切るのもいいのだが、その前に発動した“拘束魔法”のせいで体が重い。解除して、また元に戻した分の反動のせいだ。

 でも、悪いことはされないだろうという根拠のない自信でされるがままとなっている。

 

「それより、君の事を教えてくれない?」

「……ISという機械について教えてくれるならいいですよ」

「それじゃあ、交渉成立ね。さっそく、君の事について教えてちょうだい」

 

 すんなりと交渉が成立された。……あれ?何で知らないの?とか言うかと思ったのに。

 

「それで、君は何者?」

「俺ですか?………ほら、あれですよ。裏の組織で強化人間的な実験行われていて、俺がその――」

 

 剣が、目の前に突き付けられた。

 先ほどまで何もなかったはずなのに、一瞬で現れた。

 

(嘘は通じない……か)

 

 心の中で苦笑する。目の前にいる水色髪の少女は、笑っているように見えるが眼は少しも笑っていない。ついでに……ふざけた事を言ったら、斬られるかな?殺気がないから、少なくとも殺されることはないだろう。

 まぁ、さっきの話も、完全に嘘ではないのだが。

 

 ………というより、どう説明すればいいんだ。「気づいたら、異世界にいました。俺は異世界の人です」とか言ったら、火に油のような感じがするのだが。

 

「………じゃあ、勝負で決める?」

「……え?」

 

 返答に悩んでいると、少女が笑顔でそう言ってきた。

 

「負けたら、勝者のいう事を何でも聞くってことでいいわね。それじゃ、さっそくアリーナに行くわよ〜」

「いやちょっ……待ってください!そんな勝手に―――――」

「あ、私は更識楯無っていうの。気軽に楯無って呼んでね」

 

 そんなこと言いながら先々と進んでいく少女……楯無さん。

 ぺ……ペースが掴めない。

 

 

 

 ―――――ということで、お互いの情報をかけた戦いが始まった!

 ………よく考えたらおかしいよな?こっちは個人情報をかけていて、向こうは(たぶん)一般常識に等しい情報かけてるんだから。

 そんなことを考えながら、右手から赤い煙が発生し、その中から、赤い棍棒、煌煉を『具現化』した。

 楯無さんはというと、私服から着替えて、少し前に戦っていた女性と同じように、レオタードのような服の上に機械―――おそらくTS――――をつけている。

 

 だが、楯無さんのISは、さっきの女性がつけていたISとは似ていない。

 ところどころに装甲があるのは一緒だが、全体的に装甲は小さく、代わりに透明な液状のフィールドがあり、水で作られたドレスにも見える。また、左右に水のクリスタルのようなものがあり、手に持っているランスにも水の螺旋が描かれている。

 “水を操る者”。そんな表現が合うような姿だ。

 

(……強いな、この人は)

 

 場違いながら、この状況を楽しんでいる自分がいる。

 機械の性能もあるが……この人は、明らかにさっきの女性よりも実力を持っている。対峙して、それが簡単にわかる。

 

「シグ君、その武器、どうやってだしたの?」

「あなたが勝ったら教えますよ」

 

 軽く挑発ぎみに返すと、楯無さんはニコッと笑顔になった。……少し怖い。

 

 それに……俺が武器を出している方法――――「((特殊技|スキルブレイク))」を教えても、信用されないだろうし。

 

『試合――――開始!』

 

 アナウンスの声が聞こえたと同時に走り出す。

 詳しくはわからないが、ISには強い衝撃を打ち消す能力があるのは先の戦闘でわかっている。それを利用されて、捨て身の攻撃をされたら100%負ける。

 

―――――なら、どうすればいいか。

 簡単だ。最初で勝負を決める。すでに“拘束魔法”も1/4解除している。

 煌煉の先端で自分の周りに、円を書くように綺麗に削り、痕をつけた。

 その行動が終わってすぐに、向かってくる楯無さんの方を向く。

 

「“炎空――――”」

 

 楯無さんが攻撃範囲に入る前に煌煉の端を持つ。その場で体を勢いよく回転させ、楯無さんに向けて煌煉を振る。

 しかし、楯無さんに煌煉が触れる瞬間、楯無さんは重力に逆らい、空中へ逃げた。

 

 

 ??????????それも当然予想ずみだ。

 まだ、攻撃は終わっていない!

 

「―――――段撃”!!」

 煌煉を地面に叩きつけるように振るう。

 鉄でできた煌煉の先が地面にめり込んだ瞬間、地面から上空に向かって衝撃波が放たれた。衝撃波が放たれた範囲―――さっき、シグが煌煉を持って円を描いた場所全てだ。

 最初に煌煉を大きく振ったのは攻撃じゃない。この衝撃波を打ち込むための布石だ。

 必殺技のようなもの、「特殊技」である「炎空段撃」を発動するための。

 

「きゃっ!?」

 

 攻撃しようとしていた楯無さんが可愛らしい声を上げた。

 だが、この衝撃波にはそれほど威力は無い。

 ――――――足止めには使える威力くらいはあるけどな!

 

 「隙あり!」

 

 空中で突然の攻撃にビックリしている楯無の生身に向けてシグは煌煉を振るう。

 だが、楯無は無理に回避するのではなく、体をそらして装甲の部分で攻撃を受け止めた。

 さらにその勢いを利用して楯無は空中へ吹き飛ばされながら距離をとる。そして、楯無はニッコリと笑いながらランスを向ける。先端付近についてある、小さな穴がいくつか見えた。

 嫌な可能性が一つ、頭の中を横切る。

 

「―――――“拘束魔法解除1/2”」

 

 解除すればするほど後がきつくなるのだが……そんな事気にしている暇はない。

 

「来い、『雷雹』!」

 

―――――ダダダダダダンッ!!

 

煌煉を手放し、シグの右手に黄色の煙が出るのと、同時に、楯無のランスが火を噴いた。

 右手を煙の中に入れ、そこに、「煙の中で具現化した双剣」を掴んだ。

 左に一本剣を掴ませ、両手の剣を構える。

 

 手慣れた動作を1/2解除した状態でのこの一連の動きに、シグは一秒もかからせていない。

 普段の数倍軽くなった体を駆使し、銃弾を数秒、雷雹という双剣で全て弾き飛ばした。まだ続くならば後ろに大きく下がるつもりだったが、意外なことに弾いた数秒で終わった。

 

 ふぅ……と一息ついて、空中に浮いている楯無さんを睨む。彼女は相変わらず楽しそうな表情をしている。

 

「ふふっ。シグ君やるね〜」

 

 そんな楽しそうな声が『背後から』聞こえ――――!!?

 横に逃げようとする前に、大きなランスの先端が目の前に現れ、誰かの腕が俺の体を縛るように巻きついた。

 空中にいる楯無さんを見る。俺の推測に答え合わせをするかのように、空中にいた楯無さんの姿が霧のようになって消え、ランスのみが落ちて行った。

 ……やっぱり、か。おそらく、俺が銃弾に構っている間に水での分身を作り、本体は後ろへと回り込んだのだろう。心の中で舌打ちをしてしまう。

 

「……で、どうするの、シグ君?まだやる?」

 

 聞きながらグイッとランスを顔に近づけた。うん……怖い。脅迫だよな、これ!?

 

「ほらほら〜、どうするの、シグ君?」

「は、ははは……それじゃあ―――」

 

 この時、楯無は気づかなかった。

 シグが、こっそり腰にあるポーチから琥珀色の球を取り、足元に落としたことに。

 

「“――――われらの足場となりし大地よ

     鋭き矛へと姿を変え、すべてを貫ぬけ――――”」

「………?何言って―――」

 

 ドンッ!!

 

 小さな球――――――魔法石が割れた直後、その場所から先の鋭い円錐が地面から現れる。濃い茶色をしたランスのようなものは、楯無のランスを突き、高く打ち上げた。

 楯無が驚いたせいか、体を掴んでいた力が弱まる。その瞬間をシグは逃さず、力ずくでその場を逃げる。

楯無さんの顔を見ると……予想通りというか、とても驚いた顔をしている。

 

「えっと………シグ君、これなに?」

「あなたが勝ったら教えますよ」

 

 腰の右側にあるポーチから紅色の球を取り出し、反対に左腰にある機械に触れる。

 その間に、楯無さんはというと、可愛らしく頬を膨らませて……いや、もともとそんな条件で勝負したんじゃなかったっけ?

 

 スッと、楯無が手をシグの方にだし、パチンッと、鳴らした。

―――――瞬間、大きくはないが、何かが爆発した音が後ろから音がした。

 

 何の音なのか、後ろに注意を向けた直後、楯無がこっちに向かってくる。

 意識を少し別に向けていたから、少しだけ反応が遅れる。その一瞬で楯無はかなり近くに詰め寄ってきていた。

 右手で雷雹を振るうが、避けられる。遅れさせて左手で振る。

 常に攻撃を仕掛けられるという双剣の利点をフル活用するが、二つの攻撃を一本のランスで楯無は器用に防ぎ続ける。

 有利な状況なのに、攻撃を当てれそうにない。心の中で舌を巻きながら一歩下がる。

 

「“迅黒―――”……なっ!?」

 

「((特殊技|スキルブレイク))」を出す前に、ランスが襲ってきた。とっさに反応して、紙一重で横に避ける。…が、ランスを横に振られ、思いっきり殴られる。

 ランスに殴られたせいで態勢が崩れ、立て直す前に蹴りを入れられる。

 

「グッ……!」

 

 腕をクロスにして蹴りを受け止めたが、あまりの力に吹き飛ばされる。折れてはないだろうが、かなりの激痛が走った。

 

「ほらほら、どんどんお姉さんに襲いかかってきなさい!」

「その言い方止めてくれませんかね!?」

 

 反射的にツッコミを入れてしまう。

 あ〜もう、なんで俺と会う女はこんな人ばっかりなんでよ!

 

 軽くため息にも似た息を吐きながら、息を整える。

 

「ふふっ、必死ね。

―――――でも、汗くらい拭いたらどう?」

 

 ……汗?

 その言葉で、汗をかいていることに気付いた。

 

 

――――背中のほうだけ、特に異常に。

 警戒しながら後ろを見ると、濃い霧が発生していた。

 楯無さんが人工的に発生させたのは瞬時に理解する。でも………何のために?

 

 その時、ふと疑問に思った。

 更識さんは、どうやってあんな霧を……水を細かく操っているんだ?

 まるで、「水の中に機械を埋め込んでいる」かのように―――――

 

「まさかっ―――――!?」

 

 ある可能性に気づき、その場を、霧の無い場所へと離れようとする。

 だが、一瞬遅かった。

 楯無が指をパチンッと鳴らした直後、シグの周りの霧が――――正しくは、霧の滴の中に含まれたナノマシンが熱へと転化し、その場に大爆発を引き起こした。

 

 

 

 

「ふふっ」

 

 大爆発を起こした本人―――更識楯無は、楽しそうな笑みを浮かべていた。

 その表情は、まるで悪役の人が浮かぶ笑みにも見える。

 

 楯無は楽しがっていた。

 目の前で見せてくれた、生身でISに立ち向かう無謀さと、倒してしまう力。

 そして、今の戦闘でも予想外の技を見せてくれた。

 

(でも……ちょっと期待外れだったかな?)

 

 面白い技術はあるけど、訓練された生身の人間とそれほど変わらない。先ほどの戦闘も、女性が油断していたのが大きいだろうし。

 

 (とはいえ、やりすぎちゃったかな?)

 

爆発させた技――――“((清き熱情|クリア・パション))”は元々閉鎖的な空間でないと威力はそれほどでない。けれど、生身の人間が相手なら話は別。一応、死なないように加減はしているけど、それでも様子を見に行った方がいいかな?と楯無は思い、爆風が晴れるのを待つ。

 少ししかたたないうちに、完全にではないが、煙は消える。

――――だけど、彼がいない。

 

「あら?」

 

 衝撃で遠くに飛ばされちゃったのかな?

 煙のせいで、まだ少し見えないところもあるし、もう少し待――――――?

 

 楯無は気づく。

 煙は散らばっているし、少しずつ消えていっている。

 

―――――でも、煙の量が多すぎる。

 

 そう思った瞬間、ISのセンサーが反応した。

 後ろ斜め、煙に紛れて、「何か」が来た。

 

 振り返るよりも速く、首に強い衝撃が走った。

 「シールドバリアー」と呼ばれるISの防御システム……いや、そのもう一つ上の

「絶対防御」によって防がれる。

 

 だが、それはISのエネルギーを大きく消費させる。それでも防げないほど強かったのか、衝撃のみが首を刺激する。

 咳が出るのと同時進行で、首を襲った物を力ずくで抜け出した。

 

 すぐに、襲ってきたもの――――漆黒の鎌が斬りかかってきた。

 無理には避けず、ランスを盾にし、武器を捨てて後ろへ下がる。

 

「けほっけほっ……一体、どうやって爆発……を……」

 

楯無の言葉は、途中で止まった。

 目の前にいる少年―――――シグ・シリオンの姿を見て。

 

 手に持っているのは、自分の身長ほどあるような大鎌。

 

 ―――――そして、背中に、鎌よりもさらに大きな漆黒の翼が生えていた。

 

「死………神……」

「ええ。そのとおりです」

 

 シグが、小さく笑う。その笑みにも、楯無は威圧感を感じた。

 そして、その表情を保ったまま、シグは楯無に向けて鎌を向ける。

 

 

 ほとんど機械的な声で、シグが呟く。

 

「それじゃ――――――いきますよ、楯無さん」

 

 シグが紅色の球を投げた。

 

 

 

 シグは紅色の球―――“((煌刻|こうこく))石”と呼ぶ火の魔法石を投げた直後、球が割れる。

 そして、その場所から火の矢が降り注ぐ。まっすぐ、真下にいる楯無の方へと向かって。

 楯無は銃弾を防いだ時のように、水の壁を作って火の矢を防ぐ。

 矢が壁に触れた途端にジュワッと音をたてながら消えていく。

 

 そして、矢が全て消えた直後。シグは腰に待機させていた機械を発動させる。

 機械の名は―――――「機械魔法」という。

 名の通り、機械を使って魔法を使う、元の世界で使われている『兵器』だ。

 

 発動させたと同時に大きな風が広い範囲に吹いた。

 楯無を吹き飛ばすのが目的ではない。

 

―――――火の矢を消す時にできた、大量の水蒸気をばらまくために。

 

 周囲が霧のように曇り、視界が狭くなる。だが、この霧はもって十数秒だろう。

 

 それで、十分だった。

 

 楯無が動く前に、シグは翼を羽ばたかせる。一瞬で、人影が見えるほどの距離を詰めた。

 鎌を大きく振るが、剣のようなもので止められた。

 

 だが、それは囮だった。もともと、シグは腕一本で鎌を振っていた。

 武器を横にそらし、勢いのまま楯無の肩を掴む。さらに鎌を握っていた手を離し、もう片方の肩を掴んだ。

 

 勢いのままに、シグは楯無を押し倒す。楯無の足の上に自分の足を乗せ、足を動けなくする。右肩を離し、袖に隠していた小刀を手元へと持っていき、楯無さんの目の前に持っていく。

 

 ………他から見たら、俺が襲っているようにしか見えないが………まぁいいだろう。この人自身、襲ってきなさいとか言っていたし。

 

「俺の勝ち……ですね。楯無さん」

 

 シグが、勝利を確信した笑みを浮かべる。 楯無は、呆然としたような表情をしている。

 

そして……楯無はニコッと、笑みを浮かべた。

 

 シグがその笑みの意味を理解する前に、楯無はISを「消した」

 シグが足を乗せていた場所の装甲が消え、少しだけ隙間が生まれる。

 

 そこに、楯無は足を滑らせるように動かし、シグを蹴った。

 

―――――足の、股にある急所の場所を、思いっきり。

 

「――――――――――――!!!!!!!???」

 

 全身に激痛が走る。

 あ、ある意味……空から地面に落ちた時よりも辛い……!!

 

「ふふっ。油断大敵だよ、シグ君」

 

 意識を失う前に、楯無さんのそんな言葉が聞こえた。………まさにその通りで………ガクッ。

 

 

 

「お嬢様、大丈夫ですか!?」

「うん。私は大丈夫よ、虚ちゃん。それよりも、シグ君をお願い」

 

 虚ちゃんにシグ君を任せる。私は……少し、一人になりたかった。

 

 シグ君の、あの姿が頭から離れなかった。でも、それは異様な姿のせいだけではない。

 何で……だろう?あの時のシグ君の表情が―――――少し、寂しそうに見えた。

 それに……あの表情、見たことがある。でも、どこで?

 

「………ふふっ」

 

 また、笑みが漏れた。

 楽しい。彼と関わっていると、不思議とそう思う。

 

 (もっと、シグ君にいろんなことを聞いてみよっと)

 

 そう思いながら、楯無もシグのとこへ向かった。

 

 彼女の顔は、とても嬉しそうだった。

 

 

説明
三作目です。
………説明通りにっているのにルビができないのはなぜざますかね?
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IS インフェニット・ストラトス オリジナルキャラ オリ主 恋愛 主人公最強 魔法 

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