キャンバス
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                      「キャンバス」

 

 

 

                      私にとって 君との((逢瀬|おうせ))は

                      この身の内に渦巻くへどろを掻き出す行為

                      私にとって 君との((邂逅|かいこう))は

                      この喉元で((燻|くすぶ))る毒を盛る機会

 

                      私の中の ((縺|もつ))れる糸で

                      引き結ばれればそれで((良|よ))い

                      君の血を止め((壊死|えし))させて

                      腐り落とせたらそれで良い

 

                      あなたにとって

                      何より私が

                      忘れがたいものになれば良い

 

                      私にとって

                      何よりあなたが

                      忘れがたいものであるように

                      あなたの中に

                      何より私が

                      染み渡るならそれで良い

 

                      あなたと同じ 呪いの糸で

                      引き結ばれればそれで良い

 

                      極彩色に織り成した

                      手製のこの柵 牢の中

 

                      ((搦|から))め取れるなら、それで良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
途中っぽいからまだ推敲予定だけどとりあえず露出しとく。
呪いシリーズ(怖)。
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  詩もどき キャンバス 呪い 

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