咎を受けし御使いの最後の旅〜二人の御使いと二人の劉備〜
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 二人の劉備と二人の御使い〜咎を受けし御使いの最後の旅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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璃々ちゃんの大冒険!

 

 

 

 

 

 

 

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 此処は襄陽の一歩手前の小さな小さな村。

 

 璃々「ヘッムヘッムヘムヘム〜♪」

 

 何処か聞いた事のある軽快な鼻歌?と共に歩くしょうj・・・幼女・・・いややっぱ少女、璃々。

 

 その頭の上には上海が乗っかている。

 

 璃々「ヘッムヘッムヘムヘム〜♪」

 

 あぁ、一つ訂正しよう。此処は襄陽の一歩手前の小さな小さな村・・・の近くの森の中だ。

 

 上海「(どうしてこうなった!?)」

 

 今、二人はその村で留守番している筈だった。襄陽の状況を確認するために偵察に皆出ているのだ。

 

 上海「(ああ・・・ご主人に怒られる、叱られる。)」

 

 璃々「・・・ねえ上海。此処・・・何処?」

 

 上海「(ああ、無自覚で来たんだね。そうなんだね?止めなかった私も悪いけどさ。)」

 

 ちなみに今は本を用いてない。理由は念話である。上海曰く、子供に対してと大人に対しては用いる力の差が大きいらしい。二人きりの時はこうして念話で話している。(璃々ちゃんはちゃんと言葉を発しているが)

 

 上海「(此処は村の近くの森だ。とにかく戻ろう璃々。ご主人達もきっと心配する。と言うより私が本気で怒られる。)」

 

 璃々「うん。わかった。」

 

 

 

 

 上海「(森ってこんなに深くなる物なのかな?)」

 

 璃々「う〜ん・・・こっちな気がしたんだけど?」

 

 アバウトだった。

 

 上海「(うん。璃々。ちょっと子供だからって調子に乗ってやしないかい??ちょっと上海お姉さんと話そうか。)」

 

 璃々「・・・ねえ上海。私達帰れるのかな??」

 

 上海「(帰れる!て言うか帰れなきゃ困る!!)」

 

 通常ならば璃々ちゃんは此処で泣いていただろうが、あんな化け物集団と一緒に居ればおのずと心は強くなる物だ。上海が傍に居るって言うのも大きいのだろうが・・・

 

 璃々「あ、上海。光が見えるよ!行ってみよう!!」

 

 上海「(お〜、出口か??)」

 

 而してその願いは敵わない。そこは回りが広葉樹に囲まれた広場になっていた。

 

 璃々「・・・ふぇ・・・」

 

 さすがの璃々ちゃんも堪えたのだろう。泣きそうになる。

 

 上海「(璃々!下がって!!)」

 

 璃々「ふぇ?」

 

 だが、上海が異常を感じ取り璃々を自身の後ろに下がらせた。

 

 ??「・・・グルルルルルルルルル」

 

 そこに現れたのは明らかに通常の大きさではない一匹の黒い狼がいた。

 

 上海「(く・・・これはまずい!着装!)」

 

 上海は武器を天高く掲げ叫ぶ。すると上海の体が光に包まれ、西洋の騎士を彷彿させる鎧が彼女に纏った。

 

 上海「(狼!覚悟おおおおおおおおお!!!!)」

 

 ブン!

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・ふみ。

 

 上海「(ぷぎゃ!?)」

 

 璃々「あ、上海!・・・しゃ、上海を・・・虐めるな〜!!」

 

 璃々ちゃんは意を決して狼に立ち向かう。

 

 とてとて・・・

 

 とてとて・・・

 

 ぽす。

 

 ぽこぽこ、ぽこぽこ。

 

 効果は抜群だ?否、まったく効果はない。当然であるが・・・

 

 上海「(で、でる・・・綿が出る・・・口から・・・出るrrrrrrrrrrrrrrrrr)」

 

 出た。

 

 璃々「しゃ、しゃんは〜い!?し、しっかりして、傷は浅いよぉぉぉぉ!!」

 

 ??「ふむ・・・まさか本当に出るとは、すまないな人の作りし((人形|ひとがた))よ。」

 

 二人「「・・・キャー、シャーベッター!?(・・・キャー、シャーベッター!?)」」

 

 ??「ぬ?おお、すまんな。我が名は白狼。この森の主よ。小さき人の子よ。どうやってこの場所に来た?」

 

 璃々「え?・・・ま、迷ってきちゃったんです。」

 

 白狼「迷って?おかしいな。結界は作用している。たとえ迷ったとしても此処には来れないはず・・・ふむ、つまりは森がお主を導いた訳だな。」

 

 上海(・・・真っ黒なのに白狼って名前なのは突っ込んじゃ駄目なんだろうか?)

 

 白狼「生まれた時は白かったのだ。」

 

 上海「(心読まれた!?その前に念話に割り込むなんてあんた何者!?)」

 

 白狼「ふむ、一応土地神をやっておる。これくらい造作もないぞ。」

 

 上海「(・・・神様?)」

 

 白狼「うむ。」

 

 上海「(すんませんしたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!)」

 

 上海は格上にはめっぽう弱いのだ。

 

 璃々「わんちゃん、神様?」

 

 上海「(ちょお!?わんちゃん扱い!?)」

 

 白狼「うむ、わんちゃんめっちゃ神様。」

 

 上海「(土地神様超ノリ良い方だった!?)」

 

 白狼「して、何ゆえ森の中に入ったのだ?親はおらんのか??」

 

 璃々「えっとね、うんとね、偵察に出てるの。たしか・・・ハンペン党の!」

 

 上海「(色真っ白!)」

 

 璃々「じゃなくて・・・金平糖の!」

 

 上海「(甘い!甘甘だ!)」

 

 璃々「・・・断金党の!」

 

 上海「(イメージは赤かな!?)」

 

 璃々「圧倒!」上海「(数はね!)」璃々「悪党!」上海「(間違っちゃいないけど!)」璃々「熱湯!」上海「(押すなよ?絶対押すなよ?)」璃々「真っ当!」上海「(悪党言ったばかりなのに!?)」璃々「アン・ドゥ!」上海「(トロワ!)」璃々「残党!」上海「(まだ健在だ!?)」璃々「納豆!」上海「(ねばねば〜)」璃々「もっと!」上海「(熱くなれよ!)」璃々「Do you know?」上海「(I don`t know!)」

 

 こんなやり取りが10分ほど続き・・・

 

 上海「(璃々?態とだよね??態となんだよね!?)」

 

 璃々「えっと・・・えぇっと・・・思い出した!」

 

 上海「(今度こそ!)」

 

 璃々「黄巾と!」

 

 上海「(おしい!接続詞!!)」

 

 白狼「なるほど、黄巾党か。」

 

 上海「(通じた!?)」

 

 白狼「ふむ、それでは帰ってきてお主たちが居なければ酷く心配してしまうだろう。森の外へは儂が送ってやろう。」

 

 璃々「いいの〜?」

 

 白狼「うむ、此処で出会ったのも何かの縁だ。ついでだからこれも渡しておこう。」

 

 そう言って白狼は璃々ちゃんの手に小さな丸い石を渡した。

 

 上海「(宝石?)」

 

 白狼「まあ、ぶっちゃけ召喚石だ。」

 

 上海「(ぶっちゃけすぎだ!って召喚石!?え?つまり使役されるのを良しとするって事!?)」

 

 白狼「森自身がこの少女を誘ったのならば、それも良いだろう。小さき人の子、璃々よ。必要になったのならその石に願うがよい。儂は何時でもどこでもお主の元にはせ参じよう。」

 

 璃々「えっと・・・うん!ありがとうね、わんちゃん!!」

 

 上海「(わんちゃん扱いは変わらんのかい!)」

 

 白狼「はっはっは!構わん構わん。では行こうか。儂の背に乗るがいい。」

 

 白狼の言葉に従い璃々ちゃんは白狼の尻尾をよじ登り、背にまたがる。

 

 白狼「では参ろうか。森の木々よ、外界に通ずる道を開けい。」

 

 白狼がそう発すると木々達が次々と避けて行き、一つの道が出来上がる。

 

 白狼「さて、参ろうか。」

 

 白狼は歩き出す、一人の少女を乗せて。これが召喚師璃々の始まりの物語。

 

 

 

 

 上海「(え?これマジ?マジなのねえ!?)」

 

 璃々「わんちゃん高〜い!」

 

 白狼「伊達に長生きしてないからの。」

 

 これからどんな獣と遭遇するのか・・・こうご期待!

 

 

 

 

 一騎「まあ・・・いいんだけどさ。上海、事情だけは説明して。」

 

 上海「しゃんは〜い」

 

 一騎「ごまかすな。」

 

 上海「しゃんぱ〜ん」

 

 一騎「その後はかんぱ〜いか?」

 

 上海「かんぱ〜い・・・シャンハイ!?(読まれた!?)」

 

 一騎「はぁ・・・どうすんだこれ。」

 

 そこには白狼のお腹辺りでスヤスヤ寝息を立てる璃々ちゃんの姿があった。

 

 

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 あとがき

 

 

 

 あとがきコ〜ナ〜!

 

 一刀「はい、始まりましたあとがきコ〜ナ〜です。」

 

 その前に・・・おかえり一刀。温泉どうだった?

 

 一刀「ふ・・・」

 

 含みがありやがるな。よかったのか?

 

 一刀「まさか・・・あんな事になるなんてな・・・」

 

 あぁ、いつものイチャコラブレイクか。

 

 一刀「だってよ!炎蓮さんが家族旅行に来てるなんて思っても見なかったさ!!」

 

 孫家勢ぞろいか・・・

 

 一刀「仕舞いには俺達の部屋に来て温泉貸切だ!って混浴だぞ!?」

 

 え?なに?自慢なの??

 

 一刀「孫家=巨乳=華琳おこ。だろ!?」

 

 ・・・すごく、不機嫌です。

 

 一刀「だろ!」

 

 えっと・・・あ、あとがきコ〜ナ〜!!

 

 一刀「仕切り直しやがった!?」

 

 え〜お便りは貧乳だっていいじゃない、人間だもの。さんからです。

 

 一刀「嫌な予感しかしない!?」

 

 ユウヤさんはじめまして、貧乳です。はい!はじめまして!えぇと・・・何々?私の大事な人が巨乳の人の胸に目を奪われてしまいます。どうしたらいいでしょうか?

 

 一刀「ねぇ、華琳だよね!?華琳なんだよね!?!?」

 

 簡単です貧乳さん。その大事な人の寝ている耳元で貧乳こそ至高、貧乳こそ正義、貧乳うひゃっほいと呟き続けましょう。そうすればその大事な人は貧雄に目を奪われること間違いなしです。

 

 一刀「うぉおおおい!!何とんでもないこと教えてやがんだ!?本当にそうなっちゃったらどうするんだよぉぉぉ!!!」

 

 では次回のお話です。

 

 一刀「人の話を聞けぇい!」

 

 次回は・・・一刀、貧乳党入党?です。

 

 一刀「馬鹿な!?」

 

 ではまた次回〜

 

 一刀「ちょぉい!ま、え?本当に終わり??ユウヤ!覚えてろよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一刀「ん?華琳から電話??はいもしもし  華琳『貧乳は至高、貧乳は最高、貧乳にべた惚れ、ビバ、貧乳。』  ちょ!?寝てなきゃ意味ないからね!?!?って言うか本当に華琳だったのか!!」

 

 早速実践していてくれて何より。頑張れリア充。精神的に爆発しろ。

 

 一刀「まさかの怨恨!?」

 

 

説明
璃々ちゃんの本領発揮!?
そんなこんなで続きをどうぞ。
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コメント
nakuさん<禁止してもやってしまうのが子供の怖いところ。アザラシなんかそうなんですよ?産まれたときと成熟したときでは毛並みが違う。実際は色違いの毛が生えてきてそう見えるだけ。それば真っ白ですよ白狼さん。他人の乳に目がいったら問答無用で絶(視線)と絶(物理)の二択になります。(ユウヤ)
黒鉄刃さん<その通りでござい。(ユウヤ)
耶蜘蛛さん<イメージはもののけ姫のモロを真っ黒くしてください。(ユウヤ)
昔は白かった・・・もののけ姫?(黒鉄 刃)
大狼?(耶蜘蛛)
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咎旅 恋姫†無双 璃々 

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