英雄伝説太陽と闇の軌跡
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時計台に登ったエステルはヨシュアに自分に双子の兄がいることを詳しくヨシュアに教える事を決意していた。

 

「ねえヨシュア私がこれから話す事を聞いてくれる?」

 

「何の話?エステル」

 

「私の双子の兄のことについて」

 

「うんわかった」

 

「私の兄の名前はナオヤ・ブライト年齢は生きていれば私と同じ16才だね」

 

「え、ちょっと待ってエステル生きていればってお兄さん死んでるのかい?」

 

「うん世間的には」

 

「世間的にって?」

 

「うんこの事の始まりは10年前ロレントがエレポニア帝国の襲撃事件なの」

 

「その当時私と兄と母さんはロレントに買い物に出かけたの兄は生まれつき障害を持ってて余り出歩くことが難しいのにその時は私の我侭で一緒に行ってもらったの」

 

「買い物を終えて帰ろうとしたとき突然時計塔が壊されたと思ったら帝国兵が現れて街の皆を殺し始めたのそれを見た兄は私とお母さんを助ける為動いてたんだけど何処かへ誘拐されてしまったの」

 

「そんなことがあったんだね僕の村のように」

 

「ヨシュア大丈夫?」

 

エステルは話を聞いているヨシュアの表情が暗くなっている事に気づき声をかけた。

 

「ああごめんエステル話を続けて」

 

「うんわかった」

 

ヨシュアに言われエステルは話を続けた。

 

 

説明
第5話エステルの回想1
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二次小説、空の軌跡、零の軌跡.閃の軌跡.クロスオーバー オリジナル展開あり 

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