銃を抱えた女の子 2
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ああ・なんか・・切りたい・・なんでもいいや・・・とにかく・さ・・・

 

片手にナイフを持ち・眼をギラギラさせて突き進んだ

 

 

 

オレは”眼”に負けた時に・また何人もの人が倒れていく。全てが俺のせいだ。

 

 

だから負けない様にするんだ。誰にも・誰にも・・こんな酷いオレを見られたくない・・

 

 

 

銃を抱えた女の子  2、

 

 

「わたしねぇ。「ばーさーかー」なんだよぉ」

 

・・体中が騒めいた

体が怒りに身を任せろと唸った。今この女を・・裂け・とオレの体に衝動を打付けて来る

だがそうはいかない。何を言ってるのか確認がいる。ほんとにコイツが・・コイツが「バーサーカー・またの名を鬼人」かどうかを

 

「・・何言ってんだか。そんなの簡単に信じるかよ」オレは内心疼き、今にでも動こうとする気持ちを押さえ込み言葉を放った。

「本当だよぉ。君だって・今私の力・・みたっしょぉ?」

「・・・・・」

 

置く力

この女が行う衝撃・ダメージは彼女の意思で溜める・”ストック”できる

そしてそのダメージを”置く”。つまり・空間にその衝撃をセットする力・・

「簡単に言えばぁ。私の力は「浮く爆弾」とぉ同じなんだよぉ」浮く爆弾。

良い例えだ。だがそんなのどうでもいい。「それは衝撃だけだろうが。死体には溺死から絞殺まであった。ソレを証明するには情報が足らな過ぎるんじゃないか?」

オレは言葉を放つ

「ふぅん。じゃあ衝撃ってどんなのを言うか・・君知ってるぅ?はみ出しトライガーさん?」

・・分からない・いやそうじゃない・何を聞くんだこの女?

「衝撃ってのはね・国語辞書では「瞬間的に大きな力を物体に加えること。また、その力。」って書いてあるんだよぉ。つまり・ね。瞬間に起きる事は全て衝撃なんだよぉ。いきなり君の前に出てきてばぁっとか言って驚かすのも衝撃なのぉ。溺死だっていきなり水に顔を突っ込めばその瞬間を溜めればいいし。絞殺は自分で人形とかぬいぐるみとかに縄を掛けて引っ張る瞬間を溜めればいい。そうするのを何度も何度も重ねるんだよぉ。そして罠に掛かったらほら簡単!。首も締まるしダムの水を思い切り顔面にぶちまける瞬間だって作れちゃうしぃ」

・・頭が狂いそうだ。今にでも切り掛れと頭が言う。もう十分だ。もう証拠だらけだ。もう斬っても良いと唆して来る。俺はソレを耐え抜き質問する。

「質問は受け付けるわよん」

「もしそれがほんととしてだ。あんたは何がしたいんだ。そんなのあんたの特にならないだろ?」

「あんたじゃなくてぇ?私の名前はグレシャ・J・ディコルノって言うんだからぁ。グレシャって呼んでよぉ」・・絶対言わないでおく。

「ん〜・・・どうしてだろうねぇ・・?」

にやにやして誤魔化す気か?そんなの許さないと訴えるような眼で睨んで見せるとしゃべり始めた

「・・目立ちたかったのよぉ〜。」

「・・・・・は?」

「だからぁ。目立ちたかったんだよぉ」

・・・コイツ・・何言って・・!!

「だってさぁ・私ねぇ。目立ちたがりなんだよねえ。だけど誰も私を見ないんだもん。だから注目を浴びるにはもう・・殺っちゃうしかないかなぁ〜・・なんてね」

・・・ふ・・ざっけてる・・!!気が狂いそうになりながら我慢した

「・・・ッ!!・・じゃあ・最後に質問だ・・・!」

「なぁにぃ?おねいさんに言ってみなさいなぁ」

「・・・最近あんたのターゲットに・・時と言う男の人はいなかったか?」

苦虫を噛み潰す思いで質問した

「時ぃ?そんなの知るわけないじゃん。殺したやつらの名前なんか・・あ」

ビクッ

体が反応する。最後のあっっと言う止まる瞬間で体が固まる

そして女は笑う。

「ぁああ!いたいたぁ!そんな男いたねぇ!」

ビククッ・・・

オレの体が小刻みに揺れ始めた。今にでも切り掛かれと体が唸った

「つい三日前位にさぁ!男が私の肩にぶつかったんだけどぉ。私の肩にぶつかっといてゴメンの一言だけよぉ?そんなの許されないじゃない?だから私のターゲットを決めちゃったのぉ。んでなんだっけ?あははぁ!めっちゃくちゃ傑作な事言ったのよぉソイツぅ!あっはははははあ・・」

めっちゃくちゃ笑いながら話を思い出そうとしてる様だった。オレは体の衝動を必死に止め続けた

「ああ!そうだそうだ!ソイツにねえ私がねえ!襲った時はビビッた顔したのにねえ!なんか手の平いきなり見始めてた瞬間なんか凛々しい顔になっちゃってさぁ!「妹の誕生日なんだ!頼む!今日だけは見逃してくれ!今日だけはぁ今日だけはああ!っていきなり土下座し始めたのよ!すんごいたのしかったぁ!」

「・・・・・・・・・・」

「そんで私はねぇムカついちゃったからドンドン極限凝縮ぶつけたんだけどねえ。ずっとずっと妹の誕生日誕生日五月蝿かったんだよぉ!そんな見え透いたうそで誤魔化せないってのよぉ!ばあああああかみたいでしょお!あっははっはあはははっははぁ!」

 

「・・・・・・・・ょ・・」

「はぁっははは!・・ああ可笑しい・・ん?なんて?なんか言った?」

「・・・黙・れよって!言ったんだよ!!!!」

ソレはあまりにおかしい事をアイツが喋ったからだった。

自分にぶつかったから殺した?

自分が目立つ為?頭がはじけそうな感覚だ・・体が無駄に熱くなっていたと言うのに今はすっかり冷え切っている

 

見え透いたうそ・・・だとぉ!!!

頭に熱が集まりだした。ッコイツ!!ふざけてる!イカレテル!

ナイフを作成しすぐさま立ち上がって後ろに下がる。

してナイフを持っていた手を開いた片手に投げて移し変える。野球ボールを片手のミットに投げるのと同じだ。

開いた片手に光が灯った。光の黄金色が美しかった。そしてその光を自分の真下の地面に押し付ける。相手は3メートル範囲に入っていたら一瞬で引っ掛けられる!ちゃんと3メートル範囲に入ってる「お前えええええ!」そして心でこう唱える

 

発  動!!!!

光が地面を伝い相手の真下に移動する。

「?!」クレジャの足元が盛り上がり鋼の槍が出てきたのだ。罠が足元に移動しそこに罠を置いたのだ。クレジャは必死に後ろに下がるがソレをナイフを持つ俺が追う。、、つもりだった。「・・え?」俺は前に出る気だったのだ。なのに俺の思いに反し後ろに俺は走り出した。「え?・・ちょ・」バシュンッ

軽い音が鳴り俺の背中に衝撃が走る。「く・・あ・」体が反り返り・血が口に溜まり始めた。

なぜだ?俺は前に出ようとしたのに後ろに進んだ。俺がおかしくなったのか?必死になりすぎておかしくなった?思考が頭をすごいスピードで回り始める。「なぁにぃ?いきなり攻めてきてその程度ぉ?なら全然だよぉ?」

・ ・くぅ!溜まった血を飲み干して一気に突っ込む。ナイフを構えて突っ込・・「・・なんで?!」体がまた突っ込むつもりなのに後ろに下がる。そしてナイフを後ろに下げて切り掛かる形のイメージと真逆だった。ドッスンッ

・ 鈍い音がした。そしてまた体が軋む。「・・おぇ・・」吐気がする。腹に完璧に決まったのだ。その感覚をギリギリ飲み干した。「・・・おっぷ・・はぁ・・! ッハァ・・」

・ くっそ、、なんでだよ、、?「うふふ。なんかおかしいでしょぉ?」膝をつき嗚咽するオレには話かけてくる。楽しそうに。「、、知りたいぃ?なんでうまく 行 か な い か ?」もったいぶって喋る。全てを見下してるその存在が。「私はもう一つ能力を使ってるもん。貴方じゃたおせないよぉ!!」指をパチンッと鳴らす。ッジュド  「?!、、お、、ぶ」今日初めての種の傷みが走る脳を壊す様な頭痛だった。痛みが立ち昇ってくる「う、、、ぐ、あああああああ!」痛みを耐えて走ろうとする。がまた後ろに走っている。ッズグ

・ 「っぎ、、!」背中に何かが突き刺さる様な痛みが走る。「あっははは!!もっと動いてよぉ!!面白くないじゃないのよぉさああ!」 ゾドド、ズギュル、

・ 「い、、あ、、はが、、?!」すごい勢いで痛みが走り回る。雷が叩き落される様な痛みが、体内から暴れ回られた様な痛みが。苦しい。プツンッ意識が消し飛んでしまいそうだ。・・・だめだ!意識を保つギリギリのラインで止まった。ここで倒れちゃ・・倒れちゃ!!「・・もう終っちゃう?意外と弱いかもね。トライガーって、、拍子抜けだよぉ!」

落としたナイフを広いこちらに歩いてくる。ゆっくり、もったいぶるさっきと違う力が抜けた歩きだ。もう終ると核心を持った歩き。だめだ、!こんなの、、こんな!!もう眼の前まで来てる・・こんな・・!Good-bye Try garfish?」グッバイトライガー 

ああああああ!

「させませんよ。」

銃が鳴いた。ナイフが砕けた。粉々に砕けてチリチ゛リに。「、、尚。」スタリとオレの前に影が落ちる。・・ああ。前にも。つい最近もこんなばっか・・。「貴方は!ゴハンは作って行ってください!飢え死んでしまう所でした!!」いい香りを漂わせて。少し目尻に涙を溜めて飛んでくる戦士が、、、ここに、、!

 

説明
こいやー!、、、、意味はないぜ、、!最近顔文字にはまってます!
好きな顔文字は(ノ)・ω・(ヾ)モフモフ です。みんなの好きな顔文字は?
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  ナイフ 科学 魔術 

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