真・恋姫無双〜項羽伝〜
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第二章2話 陳勝・呉広の乱(一)

 

 

大陸に一つの報が流れた・・・『始皇帝死去』・・・

 

 

一刀「ついに来たか・・」

 

一刀は今、成に呼ばれて向かっているところだった・・・

 

 

 

一刀「成母さん来たよ・・用事てなに?(当てはあるんだけど)」

 

部屋に入ってそこには成と知らない女性が二人と男性が一人いた

 

 

成「着たね・・・一刀はあの噂は知ってるね(コク)・・なら話は速い・・私はこれを機に王朝に反乱を起こす・・・手伝ってくれないか一刀?」

 

一刀「やはりか(ボソ)・・・わかった・・こういう時のために武と智を鍛えてきていたからね・・・」

 

成「そうか・・・ありがとう。ではこちらの三人を紹介しよう。・・まずこちらの女性二人だが・・髪が長く胸が小さいのが(ヒドッ)陳勝・・で髪が短く尻と胸がでかいのが(アウアウ)呉広だ。・・・最後に元秦の官僚で私の恩人の弟子の司馬欣だ」

 

一刀「よろしくお願いします。俺は義母成・・項粱の息子の項羽です。」

 

そう言って簡単な自己紹介をしあいこれからの方針を決めていった・・・・

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話し合いの後、一刀は外に出て友たちの所に行こうとしているとき

 

司馬欣「少しお待ちを項羽どの・・・」

 

一刀「どうされました?司馬欣さん」

 

司馬欣「先ほどのことで少しお伺いしたいのですが・・・」

 

一刀「???いいですよ」

 

司馬欣「はい・・先ほどあなたは反乱を起こすといったとき「やはり」といいましたがどういうことですか?」

 

一刀「!!聞こえていましたか・・・詳しくは言えませんが予想はできた・・いや・知っていたと言うべきですね」

 

司馬欣「!?・・知っていた?・・とはどういうことですか」

 

一刀「詳しくは言えないと言いましたよね・・そして今の世を見れば遅かれ早かれ内乱は起きてますよ・・きっとね」

 

一刀は覇気を織り交ぜながらそう言った。

 

司馬欣「!!!(なんとこれほどの覇気を・・)失礼しました。・・・いつか、私はそのことを聞くことが出来るのですか?」

 

一刀「ええ、できますよきっと・・私たちが友となりお互いが腹を見せて笑いあえるような間柄になればですがね。・・それは、置いといてこれから大変になりますよ。お互い頑張って生きていきましょう(ニコ)」

 

司馬欣「(先ほどの顔とは違いこのような顔も持っていられるのか・・)ええ、ありがとうございます。しかし、私は、智に偏っていて武が乏しいので・・・「なら鍛えればいいでしょう」え?しかし私にはそのような・・「なぜ最初からあきらめるんですか?・・せっかくですから私と私の友たちで鍛えてあげますよ ニコ」・・あ、ありがとうございます」

 

一刀「ちょうど今からその友の所に行くので来てください」

 

司馬欣「はい・・(断ることができない・・さっきの笑顔最初と違いとても怖かった・・・)」

 

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鍛錬場にて

 

ガガンッ

バコン

 

蓮乱「ハアーーーーーーーッ」

 

星龍「フッ」

 

と蓮乱と星龍が仕合をしていた。その近くで勇は観戦し冥生は本を読んでいた。

 

少し離れたところで奥さんたちが自分の子供たちを見ながら談笑していた。

 

 

勇「あっ一兄〜〜〜」

 

と、こちらに気づいた勇が手を振ってきた

 

一刀「ようみんな、調子はどうだ?」

 

勇「一兄、あのね、僕の戟また少し変わったよ。少し鋭くなったんだ!!」

 

一刀「そうか〜〜ということは速さを求めだしたか」

 

勇「うん!!(ニコ)」

 

そう言いながら頭をなでてやる

 

勇「あとね、暗器の方もかなり離れた的にも当たりだしたよ」

 

一刀「ほう、なら後で見せてくれ・・(ギャキンッッ)お、あっちも終わったみたいだな」

 

蓮乱「クッッソーーー負けたーー」

 

星龍「フーー・・危なかった。蓮乱の剣また一段と重くなっていたよ」

 

蓮乱「そうだろ、そうだろ。なんせ毎日鍛えてるからな」

 

 

 

一刀「おーーーい、みんなーー集まってくれ」

 

蓮乱・星龍・冥生「「「なんだ(だい)(ですか)一刀(殿)」」」

 

一刀「ああ、とうとう前話した戦乱が始まる」

 

三人「「「!!!!」」」

 

冥生「そうですか」

 

蓮乱「やっとか!腕がなる」

 

星龍「とうとう来たか」

 

一刀「ああ、今まで鍛えた武をふるう時が来た」

 

勇「・・・・・」

 

一刀「どうした勇?」

 

勇「あのね一兄。僕、人を殺すことできるかな?」

 

一刀「勇・・ただ人を殺すことをだけ考えてはいけないぞ。俺たちは何かを守るため戦い敵を・・人を殺すんだ。勇には何か大事なものがあるか?(コク)ならそれを守るために戦うと考えるんだ」

 

勇「わかった」

 

この時まだ幼さが心に残っていた勇が大人になってくキッカケを得たのだった

 

冥生「そういえば、先らから一刀の後ろにいる人は誰ですか?」

 

司馬欣「私は、本日よりここにお世話になる司馬欣です。どうぞよろしくお願いします」

 

一刀「あと、これから俺らがこいつ鍛えるからな〜〜」

 

蓮乱「ほ〜〜う。それは楽しそうだ、俺は孫彰ていう ニヤニヤ」

 

星龍「がんばれよ、自分は趙歇だ ニアニア」

 

冥生「私も同じ道を通りました。頑張ってください。私は周光です  ククククク」

 

勇「一緒にがんばろーね、僕は呂馬童だよ」

 

司馬欣「ううう〜よろしくおねがいします・・・(呂くんがとても優しそうだ)」

 

と考えてる司馬欣だがこの中で一番激しいのが一刀をのけると勇だったのでした・・・・(ギャーー助けてーー)

 

 

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あれから二か月・・・・

 

一刀「だいぶたくましくなってきたな」

 

葉「それは・・あれだけやられたら・・・それにしても勇くんはずば抜けてますね」

 

一刀「そうだろう。勇の武の才能は俺以上だからな・・」

 

葉「そうなんですか」

 

このころには、司馬欣は、皆に認められ始めて真名を交換していた

 

 

成「そろそろ行くよ一刀・・・」

 

一刀「わかった・・・」

 

そう言って一刀と成は、官僚の屋敷に向かってにふたりだけで歩き出した・・・

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少し時間は、さかのぼる

 

五日前・・・・

 

成「一刀、五日後にこの反乱の足掛かりとしてこの町の官僚の屋敷に攻め入ろうと思う・・・」

 

一刀「わかった。何人で押し掛けるの?」

 

成「私とお前の二人だけだよ」

 

一刀「やっぱりか・・兵は集まりだしてるけど全然調練がたりれないもんね・・・」

 

成「ああ、だからほかのやつらには悪いんだが兵の調練をしてもらっておく。もしもの時のために葉と兵二十人だけ近くに待機させる」

 

一刀「そうか・・あっちの屋敷には警備は何人いるの?」

 

成「確か百人くらいだと聞いてる。・・民たちから無駄に税をとってるから金が有り余ってるみたいだな」

 

一刀「了解、じゃあ俺は鍛錬に戻るよ」

 

 

 

涼「旦那様・・・」

 

一刀「涼か・・前に頼んでいた服を出してもらっていいかな」

 

涼「はい・・・これですね」

 

一刀「ああ・・・(なんか感慨深いな。元は制服が今は戦装束か)」

 

この服は涼にフランチェスカの制服をもして作ってもらった服だ

 

制服と違う点としたら外套のように丈が長くなっており膝ぐらいの長さでありそして背中には金色の刺繍で楚の文字とそれを囲むように龍が縫ってある

 

その格好で鍛錬場に行く・・・

 

蓮乱「ん、あれは一刀か?」

 

兵1「お、おいあれを見てみろよ」

 

兵2「あれは、項羽様か?何てすばらしいんだ」

 

兵3「ああ、俺は一生あの方に仕えるぞ」

 

 

蓮乱「どうしたんだ一刀その格好・・」

 

一刀「ああ、とうとう結構の日が決まったからな俺の決意としてな」

 

蓮乱「そうか、すげえかっこいいぜ」

 

一刀「ありがとう。・・・兵士諸君ついに決行する日が決まった!!!!(((オーーーーーーーーーーーー)))しかしまだ君たちを出すのには調練が不足している・・・なので、まず項羽と項粱のわたしたち親子で戦いの足掛かりを作る。そして次の王朝の兵士と戦う時が君たちの初陣となる!!!その日に向けてしっかりと調練してくれ!!!!」

 

 

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時間は戻り・・・

 

一刀「わかった・・・」

 

葉「気をつけてください、成さん、一刀さん」

 

一刀「ああ、行ってくる」

 

 

 

 

そう言って一刀は「信月」と「晃鬼」を握り、成は大剣を握って走り出した。

 

 

 

 

警備兵1「ん?何だあれは・・」

 

警備兵2「どうした?」

 

警備兵1「いや・・誰かがはし・・」

 

警備兵の一人はそう言葉を発しながら成に首をはねられ返す剣でもう一人の兵士を切ろうとしたが避けられ左手だけ切り落とされた

 

警備兵「ヒイイーーてっ敵襲―――」

 

成「くそ、めんどくさくなったね」

 

一刀「先走るからだよ成母さん・・おっと」

 

そう喋りながら敵の攻撃をよける一刀

 

一刀「さてどうする母さん?

 

成「そうだねーー私がここ引き受けるから本命を頼むよ一刀」

 

一刀「了解・・・フッ」

 

ズバーーン

 

一刀の一撃で周りにいた半分以上が胴体が半分に切られていた

 

一刀「じゃあ、あとよろしく。行ってくるね ニコ」

 

成「まあ、何とも簡単に・・・まあこっちが楽でいいのだけど・・母としての意地が・・」

 

と愚痴りながら周りにいる敵を切り殺していった

 

 

 

 

その頃一刀は自分の前に現れる敵を切り刻みながら進んでいた。

 

一刀「ククク・・さて対象はどこかな・・・あっちか」

 

そう言って一刀は残虐な笑み敵を殺しながら進んで行き

 

一刀「みーーつけた」

 

官僚「なんじゃ!!お主は」

 

一刀「ただの反逆者ですけど・・・フッ」

 

官僚「な、なにを・・・」

 

バタン

 

一刀「フーー、やっぱり「晃鬼」を使うと好戦的と残虐的になるな・・・まだ抑えることもできるけど・・心に負担があるときはやばいな」

 

そんなことを言いながら一刀は官僚の首を布で包み持ち出した

 

 

一刀「成母さん。そっち終わったーー?」

 

成「ああさっき終わったよ」

 

一刀「そうか、なら帰ろう。とってきた首は町の中心にさらせばいいんだっけ」

 

成「ああ、そうして周りのやつらに儂たちが反乱を始めたことを知らせる」

 

 

そうして、葉たちと合流し兵に首を持たせさらしに行かせた。

 

 

屋敷に戻ると

 

涼「お帰りなさいませ旦那様・・・ウルウル」

 

一刀「ただいま涼。・・そんな顔しないで怪我ひとつないよ」

 

涼「そんなことは、あたりまえです・・・でもいくら旦那様がお強くともやはり心配でたまりないのです。」

 

一刀「そうか、心配させてごめんね。あと、ありがとう・・・チュ」

 

涼「ア・・・/////////////」

 

一刀「続きはあとでね・・まずは水を浴びて返り血を落とさないとね」

 

涼「私も手伝います」

 

 

 

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この時、成が斬った数30、一刀が斬った数76人であった

 

 

成「やはり、一刀はすごいね。これからは、もしもってとこもあるから念のために引継ぎとかの準備はしとくかね」

 

 

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そして、ある場所にて

 

??「御主事様これからどうするんですか?」

 

???「そうですよご主人。もう動き出してるところがあるみたいだし」

 

????「そうですぞ主、やるには速く動いた方がいいですぞ」

 

劉邦「そうだな。そろそろ動きだすか・・の前にもう一回やるぞお前ら」

 

??「もう御主人様ったら」

 

???「ご主人も好きですね」

 

????「主は絶倫ですからな」

 

 

 

「「「!!!!!!!!!!!アアアアッッアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」」」

 

 

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あとがき??

 

始まりましたよ戦乱が・・・ただ戦い書くの苦手だから?って終わりそうな気がする

 

 

追記

 

劉邦ですが話のつじつま上、結構ずるがしこいというかズルというか屑というか・・・

そんな劉邦が嫌な方はすみません

 

あと自分の設定では劉邦の人たらしや絶倫スキルは一刀に遠く及びません・・・ただすごく言葉巧みで口がうまいです

 

説明
いよいよ戦乱の始まりです
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タグ
劉邦 項羽 真・恋姫無双 

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