Gundam SEED another Destiny =PHASE 10=
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PHASE 10 宙に浮かぶ大地にて

 

 

落ちるはずの無いユニウスセブンが地球へと向かっているという情報により、ミネルバは破砕作業の手伝いをする事となったはずであった。だがユニウスセブンに到着すると先に来ていた部隊は何者かの襲撃を受けミネルバの4人と1人のパイロットはユニウスセブンへと発進した。

 

 

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ミネルバから出撃されたMSはまず青色のスラッシュザクファントムと白色のブレイスザクファントムとフォースシルエット装備のインパルスと赤色のガナーザクウォーリアーと通常カラーのブレイスザクウォーリアーであった。

 

「話はメイリンから聞いたか?」

 

「はい!アイツらまでお出ましとは結構なことですよ!」

 

「破壊ついでに確保できればなー。」

 

「ルナマリア、俺達は破砕作業が優先だ。」

 

「はいはい、あーあ何かもう無茶苦茶ね…」

 

「何にせよ出てきた時は適時対応だ、いいな。」

 

「「「了解!」」」 「…了解した。」

 

 

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=ユニウスセブン=

 

ユニウスセブンはかつて血のバレンタインの悲劇の地でもあり前の戦役の後にユニウス条約が締結された地でもあった、だが今では地球へと落下しようとしていた。

 

「ディアッカ!敵は何処に行った!?」

 

「慌てんなよイザーク、敵さんはこっちの作業の妨害が目的なんだ。だからメテオブレイカーの防衛に回れば…」

 

そのユニウスセブンにはスカイブルーのスラッシュザクファントムと黒色のガナーザクウォーリアーがいた。

 

「馬鹿者!そんな事して一斉に襲い掛かられたらどうする!」

 

そして今ユニウスセブンを破砕する為に現地にはボルテールのジュール隊が展開しているが何者かの襲撃により中々作業が進まずにいた。

 

「というか、何時来るんだ?さっき言っていた増援はさ?」

 

「分からん!だが今はアイツらを少し黙らせないと、作業が捗らん!」

 

「だけどよ…」

 

「うるさい!ともかく今は敵の威圧を…」

 

その時山の陰から一機のMSがその二機を襲った。

 

「くぅ……」

 

「…!見つけたぞ!さっさと黙らしてやる!」

 

スカイブルーのザクがビームアックスを用いて襲って来たMSに対して格闘を仕掛けた、だが

 

\スカッ!/

 

「んな!?」

 

「何ぃ!?」

 

大きく振りかぶられたビームアックスは難無く避けられて、ザクは体勢を崩して隙だらけとなってしまった。

 

「しまった!?」

 

襲って来たMSは腰のビームライフルの様なものに手をつけて、体勢を崩したザクに狙いをすましていた。

 

「イザーク!」

 

「くそぉ!?やられるのか…?!」

 

そして今まさに引き金を引こうとしているMS、だが引いた瞬間に腕が取れたのであった。

 

「何だ?!一体何が起こっている…!?」

 

「…まさか噂の援軍!?」

 

強襲してきたMSはその場を去り、その後ろ上方向から二機のザクが来たのであった。

 

 

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「腕は鈍っていないようだな、アスラン。」

 

救援に来た二機のザクはユニラとアスランの乗るザクであり、腕を飛ばしたのはアスランのザクのビームライフルであった。

 

「そんな事無いさ…むしろお前の機体の改造度も相変わらずだがな。」

 

「ハハハ…さてと…」

 

ユニラはアスランとのプライベート回線を切り、助けたザクに通信を繋げようとした。

 

「あー…こちらミネルバからユニウスセブン破砕作業の手伝いに来たユニラ・クラインです。よかったら応答を…」

 

「……ガッ…何ぃ!?ユニラ!?」

 

「……ザッ…えぇ!?マジかよ?!」

 

応答は二つ同時に返ってきた、だがその声は聞いていたユニラと無線越しで聞いているアスランにとって聞き覚えのある声だった。

 

「まさか…イザークにディアッカか!?」

 

「応援に来るのがまさかユニラとは…グゥレイト!」

 

「ふん!まぁ…助けた事は感謝してやる…」

 

「…素直じゃないな…」

 

「何か言ったか?ディアッカ!?」

 

「…何でもねーよ、ところでよーユニラ。」

 

「ん?どうした?」

 

「救援はお前ら二機だけなわけ?」

 

「いいや、さっき別れたがあと三機来ているぞ。」

 

「…まぁ、心細く感じるがな…」

 

「無いよりかは幾つかましだ、それにユニラも居るわけだ。」

 

「それはどうも。」

 

「ところでよ…そのザクには誰が乗ってんの?」

 

「……。」

 

「まぁ、今はそんな事は置いといてだな…作業の方はどうなっているんだ?」

 

「…さっき作業の途中で奴等に襲われて、メテオブレイカーは全機まだボルテールにルソーにある。」

 

「と言う事はまだ設置もまだだってことか?」

 

「あぁ、イザークは襲って来た奴等を叩いてから作業を再開させるつもりだけどよ…」

 

「イザーク、今は作業を優先させよう。もし阻止限界突破点を越えてしまったらバラバラに砕いても地球への被害が大きくなる…」

 

「…ムッ…」

 

「そういう事だなイザーク、早いとこボルテールの所に戻ってやろうぜ。」

 

黒いザクウォーリアーが先に飛び出し、それに続くように残りのザクもボルテールへと向かっていった。

 

 

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=ユニウスセブン/ボルテール及びにルソーの近く=

 

「…見えたぞ!」

 

「…!あの白と赤のザクと…あの機体は…!」

 

先陣を切っていたイザークとディアッカはボルテールの付近にいたインパルスを見て驚いていた。

 

「あぁ、あれが残りの三機だ。」

 

「あれが新型か?」

 

「そうだ、インパルスって言うんだ。…おーい、シンにレイにルナマリア聞こえるかー?」

 

ユニラ達が指し示した機体は一斉にこちらに顔を向けた。

 

「あっ!隊長!」

 

「…隊長、そちらの二機は?」

 

「あぁ、破砕作業班のイザーク・ジュールとディアッカ・エルスマンだ」

 

「よろしくお願いいたします。」

 

「よろしくお願いします。」

 

レイとルナマリアはそれぞれイザークに挨拶を交わした。

 

「…ふっ、随分可愛い後輩じゃないか。」

 

「安心しろイザーク、腕も中々だぞ。」

 

「期待してるぜガンダムのパイロットさん?」

 

「…?ガンダム?」

 

シンはディアッカから投げつけられた言葉に首を傾げていた。

 

「ところでイザーク、そっちのMSと持って来たメテオブレイカーの数は?」

 

「あぁ、まずMSはディアッカと俺のを含めて合計12で、メテオブレイカーは5基だ。」

 

「…と言うことは、合わせて17のMSにメテオブレイカーが5基か…」

 

「だったらそれぞれ3機ずつで、…余りの2機は…どうすんよ?」

 

「…よし、ならこの編成でどうだ?」

 

そこにいたパイロットの目の前に丸と四角が書かれた図が広がった。

 

「成る程…」

 

「黒がミネルバか?」

 

「そうだ、こっちは2と3で別れるから…シン、レイ、ルナマリアそっちは任せたぞ。」

 

「よしっ!ジュール隊はゲイツ2機はユニラ隊へ、あとはディアッカ俺と来い!」

 

「りょーかい。」

 

「そしてシホ、1つを任せられるか?」

 

「はい!シホ・ハーネンフース了解しました!」

 

「よーし!各員メテオブレイカーを持ち込み指定ポイントに行け!ボルテールはメテオブレイカーの準備をしろ!」

 

「あと、途中襲撃にあったら2機は応戦して後の一機は報告と搬送の続きを行え!」

 

『了解(した!)(です!)(!)(ー!)』

 

イザークとユニラの命令によって各員はそれぞれ3〜4人の小隊に別れて指定ポイントに向かった。

 

 

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あの時のユニラが示した図です

 

□●●○○(ユニラ,アスラン)

 

□●●●(シン,レイ,ルナマリア)

 

□○○○○(イザーク,ディアッカ)

 

□○○○

 

□○○○(シホ)

 

 

説明
風邪ひいちゃいました…しかも喉風邪で頭も鼻も痛いです…でも書かなきゃ…(使命感)
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