つぶやき短編小説(練習)K
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ここのところカルはずっと頑張って来たのだから、そろそろ幸福になっても良いはずだった。願い通り理想の相手に巡り合って新居を構えることとなったカルは、そこで幸せな家庭を築いて行くはずはだったのだが、大きな問題がそこには横たわっていたのだった。

 

一緒に生活をスタートさせるということは、通常で考えるなら好きな相手が自分だけのものになるという大変喜ばしい出来事であるはずなのだが、カルの場い合はどうやらそういう状況とは違っているらしいのだった。

 

まず一つ言えることは、一緒に生活を始めたからと言って、さして楽しい毎日というわけにはどう考えてもいかないのだ。

 

楽しくない理由の内容を打ち明けてみると、ペットショップを経営するカルの美人フィアンセの2つのビルの中にいるペットを足した総勢、70匹くらいいるであろうペットの世話で毎日4,5時間お世話や清掃に時間を奪われ、楽しい語らいや恋人同志イチャイチャした楽しい時間などそこにはどこにも存在していないのだ。そして、女性にはフィアンセだと言われていたが、男性達にはただの知り合いとかお手伝いだと言われ、大勢の中の一人だと紹介されている有様だ。

 

もちろん自分の趣味を存分に満喫させる時間なないし、このような状況下であっても幸せだと感じることができるとしたら、美人フィアンセに尽くすことだけが生きがいでなければ決してありえないお話なのだ。

 

この状況を打破することができるとしたら、とにかくもっと美しくて気品溢れる女性が目の前に現れてこの哀れな恋の奴隷カルを上手く引き付けてその地獄のような環境から救い出すしるか他に方法はないと思われる。ただ、本当にそういう救世主が現れるかどうかが問題だ。

 

しかも、その上、このまま現状を放置しておけば近い未来に、新居生活がスタートした途端、カルの銀行通帳とカードは全て美人フィアンセに取り上げられ、一銭たりとも自由に使うことができなくなるのは必至なのだった。友人達や他の女性と遊ぶ金など全て没収されてしまう だろう。―まさにインテリ・エリート殺し―その頃には逆らえば手酷い暴力うを受けるようになると思う。そのやり口はいきなり引っ掻いたりつねったり殴ったりだろう。本気で怒れば男よりすごい腕力なので逆らっても無駄だろう。何故なら、カルの美人フィアンセは昔からそのような凶暴な性質の守銭奴で有名で知る人ぞ知る名物人間で、何も事情を知らないで近づいて行く人から見たら単なるフランス革命時代のギロチンのような存在でしかないのだ。人生上の死刑執行人とか死刑台のイメージだと言えば最も分かりやすいかもしれない。

 

この人生の死刑台に遭遇できる条件としては、まず浮気性で人のものが大好きで見せつけられるとすぐ欲しくなるタイプだろう。そのような人を不幸にするために常にお布施をして献上して供えられている被害者たちの秘密兵器なのだ。見せつける場所はリアルを問わずネット内にもあり、リアルなら依頼を受けたプロの工作員活動、漫画やアニメ、ドラマ、映画、動画、報道、宣伝バナーなど至る所で常連加害者達を地獄に陥れる罠がしかけられている。

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以前からある女性は、このような人物であるという忠告は何度もネットフレンドなどから受けていたはずのカルだったが自分ほど有能で知性に溢れ美男子だったら、そのような扱いを受けることは絶対にないとたかをくくって今日までやり過ごして来たのだった。その自惚れが最終的に見事仇となってしまったのだった。

 

説明
暇だったのでちょっと小説訓練してみました。><気紛れ更新です。
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