Run! Run! Run! ボカロット猛レース! 第2話 予選、そして波乱の本戦へ
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 主催者代表の脱力開幕挨拶が終わった後、各チームはメカニックとパイロットの打ち合わせを行っていた。

 

 『開幕戦 クリプトンシティGP本戦』

 

 の前に、1周のフリー走行の後の2周目が“スターティンググリッド”を決める『予選走行』となる。当然、この“2周”は単独走行のため、“申告した武器や妨害装置”などは使用することはないのだが、“レギュレーションチェック”のため、ちゃんと装備した上で予選を行うことになる。

 

 今回は開幕戦なので、各チーム全部の予選走行を見てみる事にしましょう。

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(ゼッケン00“メイコ酒蔵株式会社”チーム ピット内)

 

咲音ちゃん:…メカニックさん…

メカニックのアカイト(以下、アカイト):なんでしょうか?

咲音ちゃん:このデフォルメした社長そっくりの、赤い服を着たビニール人形みたいのが、私のボカロットなの?

アカイト:はい。メカニック内では、“め〜こ人形”って呼んでますが、確かにこれが今年の我が社のボカロット『アルコールエンジン試験ボカロット・へべれけ00』です

咲音ちゃん:酒瓶持っているけど、これ、まさか武器?

アカイト:Exactly.(その通りでございます)

咲音ちゃん:推進バーニアが付いてないけど、まさか、これ、“走る”の?

アカイト:そうです。このボカロットは“歩行型マシン”として登録してます

咲音ちゃん:足が短いと思うけど

アカイト:大丈夫です。“ちょこまか走る”からちゃんとレギュレーション内のスピードが出ますよ

 

咲音ちゃん:ま、まぁいいや。じゃあ、フリーと予選、行ってくるわ…

 

 こうして、諦めた咲音ちゃんは、胸のハッチから搭乗し、コースに出て、まずはフリー走行に出発しました。

 

(へべれけ00 フリー走行)

 

 ちょこまか ちょこまか ピコピコピコピコ…

 

咲音ちゃん:なるほど、小走りするから、MAXスピードへ到達する速度は遅いけど、かなり小回りが利くね

無線のアカイトの声:でしょ? 速度が乗れば、直線勝負でも負けませんよ では予選ラップ、頑張って下さい

咲音ちゃん:OK!

 

 こうしてボカロット“へべれけ00”はラップ2の予選走行を行いました。なるほど“速度が乗った状態”からの1周だったので、なかなかのラップタイムを叩き出せました。

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(ゼッケン01“ナガネギーコーポレーション”チーム ピット内)

 

ミク:なるほど、この“デフォルメした私”をレース装備にすると、こうなるのか

ミクオ:そうだよ! おれっちの自信作“ネギロイド01”。デザインは“ねーちゃんのデフォルメ”! 右手の斬撃武器“ナガネギブレード“と、左手から発射される” ねぎまミサイル“が武器。重量の関係で、シールドは付いてないけど、元々頑丈に出来ているから、無問題!

ミク:わかった。では行ってくる

ミクオ:Good Luck!(??? やっぱりねーちゃん、緊張しているのかなぁ?)

 

 こうして、ネギロイド01のネクタイハッチから搭乗し、コースに躍り出て、フリー走行を始めました。

 

(ネギロイド01 フリー走行)

 

 ガシャン!ガシャン!ガシャン!

 

 SDとはいえ、走行は比較的人間の歩行機能に近かった。それよりもミクの“操縦術”は素晴らしい物があった。無言だったが、S字クランクは機体を傾けてなめらかに。90℃直角カーブは、武器であるネギブレードを突き刺して、これを軸に回転運動で速度を落とさずに素早く曲がり、トップスピードでの走行はかなり安定していました(武器を使っての走行は許可されている)。

 

ミク:…初参加の割には、なかなか完成度が高いな。目算で、おそらく“メイコチーム”のボカロットと同じくらいと考えて良いだろう…

無線のミクオの声:ねーちゃん、どう?

ミク:悪くない。このまま、予選もベストを尽くす

無線のミクオの声:頑張ってね

 

 こうしてボカロット“ネギロイド01”もラップ2の予選走行を行い、ミクの予測通り、メイコチームのボカロットとほぼ同じ程度のタイムを叩き出せた。

 

 ミクはピットに戻るなり、ボカロットのメンテナンスハッチを開けて、自分で微調整していた。

 

ミクオ:ちょ! ねーちゃん、メカわかるの?

ミク:マシンのマニュアルは読んで置いた。調整程度なら出来る

ミクオ:そなの…(????)

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(ゼッケン02“ジナラシ組”チーム ピット内)

 

 リンとレンは、チームのボカロット“ロドローラ02”に乗り込んでいた。

 

無線のメカニックの声:どうですか?

リン:うん、悪くない。武器の“ローラー”のウェイトバランスが難しいけど、それはレンに任せて、私は走行に集中するよ

レン:了解! 装備関係は任せて、予選走行はリン姉に任せた

リン:わかった!

 

 こうして少々重量があるホバリング走行のロードローラー型ボカロット“ロドローラ02”は、コースに出て、フリー走行を始めた。

 

(ロドローラ02 フリー走行)

 

 ブオーーーーー!!!!

 

 どうしても重量があるため、小回りが利かず、またMAXスピードまでの到達時間も長かった。直線でのスピード安定性があるのが救いだった。

 

レン:リン姉、どう?

リン:うーん、ホバリングだから操作性が保たれているけど、正直、あんまり良くないわね。武器で順位を上げて、完走でポイントを貰うことにしようか

レン:了解。本戦は攻撃重視だね

 

 こうしてボカロット“ロドローラ02”もラップ2の予選走行を終了した。正直、タイムは良くなかった。リンの言うとおり、この『クリプトンシティGP』はカーブやクランクなどの数が少な目に出来ているものの、長い直線が非常に少ないコースでした。レースで高順位をゲットするには、攻撃で妨害していく手段が必要だろう。

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(ゼッケン03“タコルカー鮮魚組合”チーム ピット内)

 

ルカ:…

メカニックのトエトさん(以下、トエト):ルカさん、どうしたんですか?

ルカ:トレーラーでは足しか見えなかったが、本当にこの“ピンクのタコ”が、私のボカロットなのか?

トエト:そうですよ。『タコルカー8(エイト)・試作参号機』って言います。この8本の足でうねうねとホバリング走行します

ルカ:組合長も行っていたが、出力8倍って、どういう意味なんだ?

トエト:8本の足からホバーが出るから8倍なんです

ルカ:え? でも、それじゃレギュレーションが…

トエト:残念ながら、“前へ進ませる出力”はレギュレーション内。だからトップスピードは同じなんです。但し、トップスピードへの到達時間は、全チーム中最高だと思いますよ

ルカ:なるほど。了解。では行ってくる

トエト:頑張ってね〜♪

 

 こうして同じく少々重量があるホバリング走行のタコ型ボカロット“タコルカー8”は、コースに出て、まずフリー走行を始めた。

 

(タコルカー8 フリー走行)

 

 ミャオーーーーーー!!!!

 

無線のトエトの声:どうです?

ルカ:あ、いや、機体性能はいいんだけど、この“走行音”、なんなの?

無線のトエトの声:あ、音は気にしないで下さい。タコ型に設計したら、こういう音になっちゃっただけですから

ルカ:はぁ。まぁいいや。とにかくこれから予選に入るよ

無線のトエトの声:頑張って下さいね

 

 こうして“タコルカー8”も予選走行を終えて、ピットに帰ってきた。さすがホバリングバーニアを8本持っているので、レギュレーション内とはいえ、加速性能は素晴らしかった。またホバリングのおかげで、コーナーの操作性も良かった。しかし、惜しむらくは、ルカがまだこの特殊機体に慣れて無かったことであった。結局、そこそこのタイムを出せた程度だった。

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(ゼッケン04“レーシングチーム・VY”)

 

ミズキ:アリヤ、行きますよ?

アリヤ:…了解

 

メカニック:(ん〜、なんかあんまりいい感じじゃないな… 大丈夫かな…)

 

 メカニックの予感は的中してしまった。左右の2機が合体して構成されているボカロット“VY”は、どうにも左右の動きが少し“ちぐはぐ”な状態になっており、直線ではふらつき、カーブの曲がりも良くなかった。当然タイムにも影響を与え、成績もあまり良くなった。

 

 ただ悪い状態が更に悪化してピットに入ってきたわけではなく、お互いの“操縦の探り合い”をしていた感じだったので、本戦では本領を発揮しそうな感じになっていました。

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(ゼッケン05“印種不動産”チーム ピット内)

 

めぐみ:リュウト君、この機体は“ホバリング”走行だから、走らなくて良いからね

リュウト:はい!

めぐみ:それと機体が重いから、カーブでは十分な減速が必要ね。予選のタイムはあんまり気にしなくて良いからね、本戦での攻撃に期待しましょう

リュウト:了解!

 

 こうしてボカロット“ガッチャ”に搭乗したリュウトは、コクピットを確認した後、ピットから出て、コースに出ました。

 

リンレンのマシンと同様に重量があるため、フリー走行、予選、共にタイムは良くなかったが、リュウトが機体のクセを知るには十分な時間だった。本人も頷きながら確認していたので、本戦には期待できるようだった。

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(ゼッケン06“AHSホールディングス”チーム)

 

いろは:ミキさん! 予選では武器とか使えないから、とりあえず懸命に走って、出来るだけ良いタイムを稼いでね

ミキ:じゃあ、この☆マークは?

いろは:それは“本戦”で使うんです。武器スイッチとか止めてあるから安心してね

ミキ:了解!

 

 こうしてミキの歩行型ボカロット“ラブリースター”はコースに出て、フリー走行、予選共に行った。走行が“走る”わけだから、イメージとしては、ミクの“ネギロイド01”と似た感じだった。加速が少々足りない感じだったため、タイムはミク達の集団の下あたりだった。

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(ゼッケン07“アシュグループ”チーム)

 

 ここはメカニックも全員パイロットのため、ピットでの計測等は全てPCが制御する特殊環境でした。とにかく、3神合体ボカロット“トリオー”は、ネルの携帯型ホバーボカロット“コウサクー”、ハクのウィスキー瓶型ホバーボカロット“ドブロクー”、テトのフランスパン型ホバーボカロット“エイプリル”で構成されており、ピットからは“合体状態”で発進したのでした。

 

ハク:とにかく予選で良いタイムを叩き出して、先行逃げ切りで行くわね!

ネル:了解!

テト:(`・ω・´)

 

 こうしてフリー走行、予選、共にミク達のタイムより良い物でした。さすが逆境チーム、底力のある強いチームでした。またその逆境を3人で渡ってきた“団結力”は強力で、カーブを曲がる3機のタイミング、直線での速度のノリ、いずれも最高のものでした。

 

ハク:絶対勝つわ!

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(ゼッケン08“フォーリナー”チーム)

 

トニオ:この設定なら、絶対PPを取れる! 頑張ってくれ!

プリマ:はぁ。まぁ頑張ってみるわ。なんか本戦でしか使えない装備満載で走るから怖いけどね

 

 こうしてプリマが搭乗したアメ車型ホバーボカロット“ヨーモノ”は、コースに出て、フリー走行をスタートした。そして第1コーナーを曲がる所で異変に気づいた。

 

プリマ:ちょ! これ! 全然“曲がらない”じゃないの!

無線のトニオの声:え!?・・・・あ!!!! ネジを一本締め忘れた!!!!

 

 ガコン!

 

 哀れ、ボカロット“ヨーモノ”は、大きくコースアウトして、コースガイドに突っ込んでしまった。立ち直れれば続行、ダメなら、本戦は“最下位”からのスタートとなる。

 

 残念ながら、操縦桿で“曲がる”事が出来ないため、フリー走行すらダメになり、そのままピットに牽引されて帰ってきてしまった。当然、“最下位スタート”である。

 

トニオ:すまん! このネジg

 

 ズガン!!!!!!

 

 プリマは渾身の力を込めて、トニオをぶっ飛ばした。

 

プリマ:はい! メカニックチーフ交代! ミリアムさん、お願いします!

ミリアム:了解〜

 

 こうして、メカニック交代や、最下位スタートや、機体修理など、色々あったチームでしたが、とりあえず本戦には出ることが出来たようです。

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(ゼッケン09“サクーシャカンパニー”チーム)

 

 最後のチームである“ここ”もアシュチームと似ており、サクーシャ一人で賄っているため、ほとんどがPC運営でした。なんとかかんとか機体を整備し、サクーシャは、ホバリング式招き猫型ボカロット“マネキネーコ”に搭乗し、フリー走行、予選走行を行った。

 

 しかし、この機体、異様な動きをするマシンでした。ホバリング走行なのだが、“慣性の法則”をほぼ無視していました。“最高速でカーブに突っ込んでいっても、直角に曲がる“、”ほとんど加速時間無しで最高速度まで達する“。まるでゲームの世界の車のような走行でした。当然そんな”あり得ない事“をやっているわけですから、タイムは1位で、ポールポジションを取ることになりました。

 

 ほとんどのパイロットやメカニックが、その異様さに目を丸くしていたのですが、ミクだけが冷静に機体を睨み付けていました。

 

ミク:(あいつなのか?)

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(開幕戦 クリプトンシティGP 本戦)

 

 そんなこんなで、以下の様な“スターティンググリッド”に決まりました。

 

一番手(PP(ポールポジション)):ゼッケン09(サクーシャカンパニー)

二番手:ゼッケン07(アシュグループ)

三番手:ゼッケン00(メイコ酒蔵株式会社)

四番手:ゼッケン01(ナガネギーコーポレーション)

五番手:ゼッケン06(AHSホールディングス)

六番手:ゼッケン03(タコルカー鮮魚組合)

七番手:ゼッケン04(レーシングチーム・VY)

八番手:ゼッケン05(印種不動産)

九番手:ゼッケン02(ジナラシ組)

最後尾:ゼッケン08(フォーリナー)

 

 実際はPPの“サクーシャカンパニーのタイム”が飛び抜けて良く、次にアシュグループ〜AHSホールディングスのグループ、次いで、タコルカー鮮魚組合〜ジナラシ組のグループで、タイム無しによる最後尾がフォーリナーとなった。

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(本戦直前)

 

ヒーゲ:おっっっっまたせしました〜! ここから本戦レースの実況は、バトル物ではおなじみ、ヒーゲがお送りいたします!

 

 フィーーーーーーン! フィーーーーーーン! ギシ!ギシ!ギシ!…

 

ヒーゲ:各マシン、スターティンググリッドに並びました。素晴らしい“ネオ・エグゾーストノート”の響き! 各マシン臨戦態勢に入りました! さぁ、今年度の開幕戦、クリプトンシティGPの幕が開けようとしてます!!! ランプ点灯!

 

 

フィーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 ギシギシギシ!!!!

 

 

 ギューーーーーー!!

 

START!

 

ミク:出る!

 

 ガゴン!

 

ヒーゲ:あーーーーーっと! ミク選手のマシン、猛ダッシュと同時に、いきなり前の咲音選手のマシンの足下に、ミサイルをぶちかました! 咲音選手のマシン、左に転倒した!!!

咲音ちゃん:ちょ!!! いきなり!?

ミク:もう1つ!

 

 ズバン!

 

ヒーゲ:なんと! 流れるようにミク選手、前のハク選手のマシンに斬りつけた!

ハク:させるか!

ヒーゲ:おーーーっと! ハク選手のマシン、3体に分離!

ミク:ありがとさん、先に行くよ! 私のターゲットは、あいつだ!

ヒーゲ:なんとぉぉ! 分離した隙間に飛び込み、転がりながら、トップの“サクーシャカンパニー”に斬りかかった!

 

サクーシャ:なに!!?? 始まっていきなりだと? どういうレース展開しているんだ!!!

 

バシュ!!!!!

 

ヒーゲ:あーーーっと! サクーシャ選手の機体、あの異様な動きで一気に最高速に到達して逃げ切る姿勢だ!! ミク選手残念!

ミク:こっちも!

 

 ドカン!!

 

ヒーゲ:!? ミク選手もなにか異様な加速を…、なんとニトロだ! スタート直後でニトロをもう使ってしまったぁぁぁ!!!

サクーシャ:何!!!???

ミク:逃がさん!!!!

 

 ザクッ!!!

 

ヒーゲ:あーーーーっと! ミク選手、ブレードをサクーシャ選手の機体に突き刺した!

ミク:逃げるな!

サクーシャ:何なんだよ! オレは逃げるぞ!

 

 ガシャン!

 

ヒーゲ:おっと! サクーシャ選手、腕を振り回してミク選手を引き剥がした!

ミク:チィ! パワーゲインが足りないか!

 

ヒーゲ:なんとかトップ集団は落ち着きましたが、後続グループ全部が、分離してバラバラになったハク選手の機体と、倒れた咲音選手の機体に阻まれて、思うように動けないようです。

 

ハク:これじゃレースにならない! 合体するよ!

ネル:了解!

テト:(p`・ω・´q)

 

 ガシン!

 

咲音ちゃん:もぅ…、いきなり…、はい、め〜こ人形、起きあがって!

 

 ギュイーーーン!

 

ヒーゲ:なんとかレースは落ち着いた状態に戻りました。現在トップはサクーシャ選手、次いでミク選手、団子状態のグループの後ろ2体が、ハク選手と咲音選手となっております。スターティンググリッド二番手、三番手が、後ろ2機となる大波乱!

 

***

 

 ガシンガシンガシン!

 

ミク:逃がさない! 絶対追いついてやる!

 

(続く)

 

CAST

 

ゼッケン00)メイコ酒蔵株式会社

メカニックのアカイト:アカイト

パイロットの咲音ちゃん(18歳):咲音メイコ(メイコとは同名だが別人)

 

ゼッケン01)ナガネギーコーポレーション

メカニックのミクオ:ミクオ

パイロットの初音ミク:初音ミク

 

ゼッケン02)ジナラシ組

パイロットの鏡音リン:鏡音リン

パイロットの鏡音レン:鏡音レン

 

ゼッケン03)タコルカー鮮魚組合

メカニックのトエト:トエト

パイロットの巡音ルカ:巡音ルカ

 

ゼッケン04)レーシングチーム・VY(ヴィーワイ)

パイロットのミズキ:VY1

パイロットのアリヤ:VY2

 

ゼッケン05)印種(インタネ)不動産

メカニックの勇気めぐみ:GUMI

パイロットのリュウト:リュウト(ガチャッポイド)

 

ゼッケン06)AHSホールディングス

専属メカニックのいろはさん:猫村いろは

パイロットのミキ:miki

 

ゼッケン07)アシュグループ

パイロットの弱音ハク:弱音ハク

パイロットのネル:亞北ネル

パイロットのテト:重音テト

 

ゼッケン08)海外用品卸商・フォーリナー

メカニックのトニオ:Tonio

メカニックのミリアム:MIRIAM

パイロットのプリマ:Prima

他の開発チーム:海外ボカロ

 

ゼッケン9)サクーシャカンパニー

パイロットのサクーシャ=チャン:???

 

ヒーゲ:ヒゲのあの方

 

その他:エキストラの皆さん

説明
☆今回より、新シリーズの“Run! Run! Run! ボカロット猛レース!”です。キャラも多めで、一応ロボレース&探偵物ですが、相変わらず色々なテーマを詰め込んでます。娯楽物とお考え頂いて、お楽しみ頂ければ幸いです。

☆皆さん、毎日寒いですね。風邪などひかないように、ご自愛くださいませ
☆まぁ、これからは暖房をつけて、部屋におられる機会も多くなりますので、ボカロ小説でも、どうですか?

○ボーカロイド小説シリーズ第14作目の” Run! Run! Run! ボカロット猛レース!“シリーズの第2話です。

☆開幕戦は、最初なので予選も本戦も詳しく書こうと思います。なので、1戦だけで2話以上です。
☆さて、ミクさんの目的、そしてサクーシャとは?
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Vocaloid 初音ミク 鏡音姉弟 巡音ルカ 年長組 インターネット家 AHSボカロ YAMAHAボカロ 海外組 亜種 

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