寂しがりやな覇王と御使いの兄47話
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ちょうきょ・・・ゴホン。指導開始して3日後

 

 

美羽「む?雪蓮ではないか!このような場所でどうしたのかえ?」

 

孫策「はぁ〜〜い♪冥琳の小言がうるさいから逃げてきちゃった!」

 

美羽「困らせすぎもよくないと思うがのぉ〜」

 

孫権「姉さま、もっと冥琳を労わってくださいね。そんな事では、冥琳が倒れてしまいます」

 

孫策「わかってるわよ〜。蓮華こそどうしたの?いつもはもっと怒鳴るじゃない」

 

美羽「孫権は普段は大人しいのじゃが、感情が高ぶると激情することが多いからの。紫苑に矯正してもらったのじゃ」

 

孫策「なるほどね〜それで怒るときも大人しいのね」

 

美羽「怒りは確かに力になるが、君主になる者は怒りに身を任せたら終りだからの。怒りは正しい思考の妨げになるものじゃ」

 

孫策「そうね〜蓮華はこれから孫家を率いる立場になるんだし、感情は自分で操作できたほうがいいわね」

 

孫権「既に隠居する予定があるんですか姉さま!」

 

美羽「孫権、また出ておるぞ」

 

孫権「ぐぅ!」

 

孫策「まだまだのようね〜蓮華♪」

 

美羽「雪蓮も遊ぶでない。一刀にいさまのところに行くのじゃが、一緒に行くかえ?」

 

孫策「そうね〜思春が生きてるか気になるし、行こうかしら」

 

孫権「不吉な事を言わないでください」

 

孫策「中庭にいるみたいね」

 

 

美羽「声かけるのじゃ!一刀にいさまー!そちらの調子はどう・・・・どうしたのじゃ・・・それは」

 

孫権「・・・・思春何をしてるの」

 

思春「これは雪蓮様、蓮華様、それに袁術様、お疲れ様でございます。いまお茶を入れますので、おかけになってお待ちください」

 

一刀「ここの席空いてるから、座っていいぞ」

 

美羽「そ、それじゃあ失礼するのじゃ・・・」

 

一刀「それで、3人揃ってどうしたんだ?」

 

孫策「あのね・・・それはこっちが聞きたいわよ!なんなのあの穢れを知らない綺麗な思春は!」

 

一刀「あぁ、甘寧の事か?毎日ワンコ隊との訓練でぼこぼこにされた後休まずに、月の教養指導が入ってたからね」

 

甘寧「曹仁様、お茶のおかわりと、雪蓮様達がお越しになれましたので、追加のお菓子を持って参りました」

 

一刀「ありがと甘寧。下がっていいよ」

 

甘寧「なにかありましたら、お呼びください」

 

孫権「・・・あんなの思春じゃないわ・・・」

 

孫策「あーっはっは!なによあれ!スカートの裾を持ってお辞儀する思春なんて思春じゃない!笑いが止まらないわよ!」

 

一刀「いや〜もっと反抗してくれると思ったんだけど・・・思ったよりあっけなかったんだゾ☆」

 

孫権「いったいどうやったら・・・・あの反抗していた甘寧が大人しくなるのよ・・・」

 

美羽「ワンコ隊にぼこぼこと聞いたのじゃが、誰か一人には勝てたのかえ?」

 

一刀「いや?俺に攻撃仕掛けてきた事が、あいつらに火つけちゃってな〜最初の訓練担当だった明命も倒せてないよ」

 

孫策「思春は武は私も認めてるんけどな〜そう簡単には勝てないか〜」

 

一刀「単純な力なら甘寧と明命は、拮抗してるかもしれないけど、明命には俺が教えた技が色々あるからな」

 

美羽「なるほどの〜それじゃあ訓練始めて3日じゃ確かに勝てないのじゃ」

 

一刀「それに・・・そう簡単に負けたら、残りの4人からのお仕置きがあるからね」

 

孫策「そのワンコ隊5人の実力はどうなってるのかしら」

 

一刀「恋(120)愛紗(100)流琉(98)凪(96)明命(95)の順番かな?明命の次に戦うのは愛紗だが、後はあいつらに任せてるけどな」

 

美羽「周泰を倒したら次は関羽・・・それは勝てるのかえ?」

 

一刀「・・・・」ササ

 

孫策(今思いっきり顔そむけたわね・・・私でもあの5人相手にして、何人勝てるかしらね)

 

月「一刀さん、美羽さんと孫策さんのお菓子を作ってきました〜」

 

一刀「ありがと月。月から見て、甘寧はどんな感じかな」

 

月「だいぶ慣れてきたと思います。始めた頃よりは積極的に取り組んでます」

 

一刀「順調に調教が進んでるみたいだね」

 

月「給仕の手を抜くことも無くなりましたね。最初は一刀さんに予測通り手を抜いていたので、私もお仕置きに参加しちゃいました♪」

 

美羽「月のお仕置き・・・想像できないのじゃ・・・」

 

月「知りたいですか?」ニコ

 

美羽「遠慮しておくのじゃ!」

 

月「それでは、私は厨房に戻りますね」

 

一刀「調教してくれるのは嬉しいけど、ちゃんと休むんだよ」

 

月「私が倒れたら、一刀さん看病してくださいね♪」

 

一刀「もちろん、月を看病するのは渡さないよ!でもほんとに休むんだよ?」こちん

 

月「えへへ、一刀さんに小突かれちゃいました。また後で一刀さんに会いに行きますね」トテトテ

 

一刀「月も楽しそうでよかった」

 

孫策「私達完全に邪魔者だったわね」

 

美羽「そうじゃのお〜二人の世界じゃったの」

 

孫権「あの子はなんで、叩かれて嬉しそうだったのかしら」

 

美羽「なんじゃ、わからんのかえ?孫権もまだまだ子供じゃの」

 

孫策「そう言わないであげて、この子初恋もまだだからね〜」

 

孫権「余計なお世話です!それで・・・教えていただきたいのですが」

 

美羽「叩かれるといっても、軽く当てただけだからの。あのようにじゃれ合うのは好いてる者同士、信頼してる者同士しか出来ないものじゃ」

 

孫策「それにあの子は元太守。太守の頭小突いたりしたら、処刑されちゃうわよ。太守の重荷から開放されて、好きな相手とじゃれ合いが出来る

 

なら、それは嬉しいものよ」

 

孫権「そのようなものですか」

 

孫策「思春の立ち振る舞いが、あの子の影響ってわかったのだけど、武の方はどんな感じだったの?」

 

一刀「武はまだまだだな、でもあの時みたいに、相手の力量を測らずに斬りかかる事はないはずだ」

 

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜訓練回想中〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

1日目

 

きゃぁぁぁぁぁあああああ!

 

明命「ほらほら〜もっと速く動かないと〜〜!着替えたのに”また”さらしとふんどし姿になっちゃいますよ〜〜!」

 

 

甘寧「ばかな!孫家の強襲部隊を率いていた、私の速度を上回るだと!」

 

明命「上には上がいるんですっよ!」

 

甘寧「!」

 

明命「フフフ、また下着姿ですね〜」

 

甘寧「こうなれば、服などいらん!行くぞ!」

 

明命「来るなら容赦しませんよ〜〜!」

 

カキーーン

 

 

 

チーン

 

甘寧←全裸で気絶

 

 

 

ツンツン・・・ツンツン

 

恋「...気絶してる」

 

凪「今日はここまでですね」

 

愛紗「私の出番はなかったか、明命一手どうだ?」

 

明命「私も動きたりないので、是非お願いします!」

 

 

愛紗「明命行くぞ!はああああぁぁぁぁ!」

 

明命「たぁぁぁぁぁああああ!」

 

 

 

凪「こちらは甘寧さんを部屋に運びましょう」

 

華琳「それは私と月がやるわ」

 

凪「これは華琳様と月様、よろしいのですか」

 

月「この後私達が、立ち振る舞いを特訓させますので。」

 

凪「そういうことでしたら・・・お願いいたします」

 

流琉「お二人だけでは、大変だと思いますので、私が手伝います」

 

華琳(気の強い子を私色に染めたいと、思ってしまうのはなぜかしら)

 

凪(華琳様から邪悪な気がしたような)

 

恋「凪....恋達もやる」

 

凪「わかりました。お相手お願いします」

 

恋「本気でこい」

 

 

2日目

 

甘寧(今日は昨日のような失態は犯さん!周泰の動きを良く見るんだ)

 

明命「今日は観察ですか?来ないならこちらから行きます!」

 

 

甘寧「そこだ!」

 

ッサ

 

明命「避けましたか」

 

甘寧「私とて将だ!何度もやられてばかりではない!」

 

明命「その強気もいつまで続きますかね」

 

愛紗「どうした明命〜見切られたか〜?」

 

明命「まだまだこれからですよ!」

 

甘寧「周りと話してる暇はないぞ!」

 

ガキ

 

明命「おっと!」

 

甘寧「ッチ!」

 

明命「ダメですよ〜奇襲するなら黙ってやらないと!防いでくださいと、いってるようなものです」

 

甘寧「まだまだこれからだ!」

 

明命「無闇に突っ込んだらダメといったじゃないですか」

 

ザクザクザクザク

 

甘寧「・・・ドサ」

 

明命「今日も辱め完了です!」

 

 

3日目

 

甘寧「今日こそ・・・・今日こそは。。。」

 

流琉「悲壮感漂わせてますね」

 

凪「何回も服斬られてますからね」

 

愛紗「そろそろ私も戦いたいな」

 

恋「....おなかすいた」

 

明命「今日は服破られないようにしてくださいね〜」

 

甘寧(昨日は一撃見切れたんだ、私とそこまで速度の差はないはず。冷静にるんだ・・・)

 

 

流琉「昨日までと気配が変わりましたね」

 

凪「やっと頭が冷えたみたいですね」

 

愛紗「明命もちゃんとした構えになってる」

 

 

明命「・・・・そこ!」

 

甘寧「見切った!はあああぁぁ!」

 

キーン

 

明命「おっとっと」

 

甘寧「逃がさん!(相手の体勢が崩れてる今が好機!)」

 

明命「ここぞとばかりに連撃ですか!それぐらい捌けますよ!」

 

甘寧(隙は見せないか・・・ならば!)

 

ドカ

 

明命「っく!急に蹴りですか・・・油断しました」

 

甘寧「もらったあ!」

 

 

恋「....あ」

 

 

 

 

 

 

甘寧「!?」

 

明命「ふ〜危ないところでした」

 

甘寧「ムームームー!」(放せ!なんのつもりだ!)

 

凪「明命、ぎりぎりだったぞ」

 

明命「あぅあぅ。でもこの方本来の武も、かなりものでした!」

 

恋「明命も....まだまだ」

 

明命「あぅ〜私も修行不足ですか」

 

甘寧「ムグームグー!」(私を無視するな!)

 

愛紗「しかし、よくあの一瞬でき、きこうしばり?に出来たものだ」

 

凪「愛紗さん、きっこうしばりです」

 

流琉「もぉ〜兄様ったら、変な事広めないでください」

 

明命「さて・・・O SHI O KIタイムです☆」

 

流琉(凪さん、たいむってなんですか?兄様の国の言葉だと思うんですが)

 

凪(天の国の言葉で時間って意味みたいです)

 

流琉(おしきの時間って事ですか)

 

 

明命「さて・・・ヤリマスカ〜フフフフフフフ」

 

 

甘寧「ムーーームーーーーーーーー!」

 

明命「そんな嬉しがって・・・まだまだいきますよ〜〜」

 

真桜特製:くすぐりハンド×2

 

甘寧「ムムムムムーーー!」(いっそのこところせええーー!)

 

明命「簡単には開放しませんよ〜私が満足するまで続けますよ〜〜」

 

甘寧「ムーームーーームーー!」(私が悪かったから辞めてくれー!)

 

 

 

30分後

 

 

甘寧「もう・・・・かん・・・・べん・・・してください」

 

流琉「どれぐらいくすぐり続けてますかね」

 

凪「隊長から頂いた時計では・・・30分ですね」

 

流琉「これが時計ですか、今の時刻がわかって便利ですね」

 

凪「私達しかわかりませんけどね」

 

愛紗「それより、彼女もう限界じゃないか?」

 

甘寧「ピクピク・・・」

 

凪「そうですね。訓練はここまでにして、月さんが待ってる場所に連れていきましょう」

 

流琉「明命さ〜ん、訓練終了ですよ〜〜〜」

 

明命「ピタ、もう終りですか?」

 

流琉「それ以上やると、甘寧さんが廃人になっちゃいますよ」

 

明命「そうですね・・・わかりました。今縄解きます」

 

甘寧「あ・・・・ありがとご・・・ざいま・・・す」ドサ

 

愛紗「やりすぎじゃないか?」

 

凪「さすが真桜のカラクリ・・・」

 

流琉「兄様と真桜さんが一緒になって、カラクリ考えると・・・危険ですね」

 

恋「.....おなかすいた」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜訓練回想終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

一刀「こんな感じだったよ」

 

孫策「・・・・蓮華」

 

孫権「なんでしょう姉さま・・・」

 

孫策「あとで思春労ってあげなさい」

 

孫権「そういたします」

 

美羽「なるほどのぉ〜それで甘寧の態度が緩和になったのじゃな」

 

一刀「月の訓練内容も聞いてるけど、聞きたい?」

 

孫策「遠慮しておく・・・なんか凄そうだし・・・」

 

一刀「そうか?残念だ。美羽達も仲良くなったみたいだな」

 

美羽「そうじゃな〜少しは分かり合えた思うのじゃ」

 

一刀「美羽はどうやったんだ?」

 

孫権「袁術・・・お願い言わないで」

 

美羽「どうするかの〜妾の事を真名で呼んでくれたら、考えてあげるのじゃ」

 

孫権「そんなの無理よ!」

 

孫策「え〜簡単じゃない〜!ね〜美羽〜♪」

 

美羽「雪蓮はいったぞ?」

 

孫策「ほら〜蓮華も言わないと〜」

 

孫権「姉さま楽しがってますよね!」

 

孫策「もちろん♪」

 

美羽「孫権はいわなそうだしの〜話すのじゃ!」

 

孫権「待って!言うから!・・・美羽!!これでいいでしょ!」

 

美羽「一刀にいさまが、鼻血を出して倒れた後の話しになるのじゃ」

 

孫権「待って!私言ったわよね!?言わないでくれるんじゃないの!?」

 

美羽「妾は考えると言っただけじゃがの〜孫権の勘違いなのじゃ」ニヤニヤ

 

孫権「な!?」

 

孫策「は〜い蓮華は動かないでね〜」ガシ

 

美羽「それじゃあ教えるのじゃ!」

 

孫権「い〜〜〜〜〜やあ〜〜〜〜〜〜」

 

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜美羽回想中〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

美羽「雪蓮が呉の将を連れてきたら、妾の屋敷に行くかの〜それまで警邏するのじゃ!」

 

七乃「美羽様〜あまりはしゃがないでくださいね〜」

 

紫苑「あらあら〜美羽様楽しそうね〜」

 

七乃「久しぶりの洛陽の街ですからね〜」

 

孫権「なんで私まで・・・」

 

美羽「孫権は固いのお〜せっかくの散歩なのじゃ!楽しまないと損なのじゃ!」

 

亞莎「美羽様・・・言い分が散歩になってます」

 

 

袁術様ー!お久しぶりにございます!

 

袁術様!蜂蜜水どうですかー!

 

美羽「みな久しぶりなのじゃー!でも買い物はまた後でなのじゃー!」

 

 

絶対ですよー!

 

待ちしておりますー!

 

孫権「随分慕われてるのね」

 

七乃「美羽様は洛陽で、一刀さんに次ぐ人気がありますから」

 

孫権「なんでそんなに・・・」

 

亞莎「私は仕えて日は浅いですが、美羽様は常に民の事を考え、政策を考えていらっしゃいますよ」

 

紫苑「そうね〜私が仕え始めた時も、こっそり南陽の街に出ては、身分を隠して民と会話していたもの」

 

七乃「孫策さん達にはふざけた所しか見せてませんでしたかね」

 

孫権「なんでそんな事をしていたの」

 

七乃「それは〜〜」

 

 

子供1「袁術様かわいい〜」

 

子供2「大きくなったら、可愛い袁術様の武将になるんだ=」

 

美羽「はっはっは!可愛いなんて、照れるではないか〜もっと褒めてたもー!」

 

 

七乃「街の人々と関わると、たま〜〜に”お馬鹿”だった時の性格が出ますかね〜。完全にそう見せていたって、わけでもないんですよ?」

 

紫苑「でも・・・そんな単純な美羽様もバカ可愛いですわね〜」ほっこり

 

七乃「ですよね〜今の聡い美羽様も可愛いですが、褒められると調子に乗る所も可愛いんですよ〜」

 

紫苑・七乃「「ねーーー♪」」

 

孫権「二人揃ってね〜なんて・・・歳をかんが[ドス]え・・・」

 

紫苑「なにかおっしゃいまして?」ゴゴゴゴ!

 

孫権「な、、、なんでもないわ」

 

七乃「紫苑さんに、歳の話しは禁則事項ですよ〜」

 

孫権「先に言いなさいよ!」

 

紫苑「それしても・・・ほんとに美羽様可愛いわね〜」

 

 

亞莎「あの・・・紫苑さん・・・」

 

紫苑「なによ〜亞莎ちゃん。いま美羽様の絵を描いてる所なのに!」

 

亞莎「それが〜〜その・・・」

 

璃々「ぷく〜〜〜〜」

 

紫苑「璃々!?ここここ、これは違うのよ?」ッサ

 

璃々「お母さん、いま絵描いてたでしょ!璃々のは描いてくれないのに!」

 

紫苑「何を言ってるの璃々?絵なんて描いてないでしょ?」アセアセ

 

璃々「じゃあいま隠したのはなに!見せてよ!」

 

紫苑「璃々が見ても楽しいものじゃないのよ?」

 

璃々「むーーー!やっぱりお母さんは、璃々より美羽様のほうが好きなんだ!もうお母さんなんて知らない!」ダダダダダ

 

紫苑「璃々ーーー!!お母さんが悪かったから、行かないでーーー!」

 

璃々「ついてこないで!」

 

 

 

美羽「あはっはっはっは・・・・ん?璃々と紫苑はどうしたのじゃ?」

 

七乃「美羽様は知らなくていいんですよ〜ただの追いかけっこです」

 

美羽「そうかえ?ならいいのじゃ!」

 

亞莎(美羽様・・・アホの子になってます・・・いつもの聡明な美羽様は、どこにいったのですか)

 

 

璃々ーーーーー!まってーーーー!

 

 

いや!今度こそ待たないーーーー!

 

 

孫権「頭痛くなってきた・・・」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜美羽回想一時終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

孫策「私達と合流するまで、随分楽しそうだったじゃない〜」

 

孫権「今の話しのどこで、楽しいと思える要素があったのですか!?」

 

一刀「あぁ〜璃々ちゃんと会ったあの時か」

 

美羽「一刀にいさま近くにおったのかえ?」

 

一刀「月を運んだ後に、3軍師と少し街を歩いてるときにな」

 

孫策「3軍師って確か〜」

 

美羽「荀ケ 程c 郭嘉の3人じゃな」

 

孫策「今言おうとおもったのに〜このこの〜」

 

美羽「はははは!くすぐるでな〜〜」

 

 

一刀「ゆるゆりしてるな〜ここまで仲良くなると、思ってなかったが・・・眼福眼福」

 

孫権「ねぇ、ゆるゆり?ってなにかしら」

 

一刀「・・・・内緒〜テヘ☆」

 

孫権(イラ)

 

美羽「一刀にいさま・・・今のは気持ち悪いのじゃ」

 

孫策「いまのは・・・私も流石。。。ね?」

 

一刀「ん〜華琳には可愛いって好評だったんだが」

 

美羽(華琳ねーさま・・・なんでもありじゃな)

 

孫策「その黄忠の娘とは会った後どうしたの?」

 

 

一刀「ん?じゃあ回想スタート!」

 

孫権(またなにか始まるのね・・・)

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜一刀回想中〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

一刀「こうして3軍師集まって、洛陽出歩くのは久しぶりだね」

 

稟「洛陽に限らず久しぶりですね」

 

桂花「冀州の私の屋敷以来かしらね」

 

風「お兄さんが消えなければ、いつでも歩けたと思いますけどね〜」

 

稟「風!」

 

一刀「今度は風達の前から消えないよ」

 

桂花「また黙って消えたら、天の国まで追いかけてやるんだから!」

 

一刀「・・・・」

 

風「それも悪くないと思ってますね〜」

 

一刀「まあね、俺の国をみんなに見せたいって気持ちもあるからね。でも、桂花達と過ごせるなら・・・どこでもいいさ」

 

桂花「・・・・ばか」

 

稟(やっと自分の気持ちと向き合い始めましたね)

 

ドーーン

 

 

一刀「ん?誰かぶつかったか?」

 

稟「一刀殿、下です」

 

一刀「子供か・・・大丈夫かい?よいしょっと(あれ?この子確か)」

 

璃々「あう〜ぶつかってごめんなさい(あれ、お母さんと話してたお兄ちゃんだ)」

 

風「おやおや〜どこで作った子ですか〜お兄さん」

 

桂花「言い方が悪意に満ちてるわね」

 

稟「他に聞き方はなかったんですか。」

 

一刀「(少し意地悪してやるか。)何をいってるんだ風?この子は、俺と風の子じゃないか、忘れたのか?」

 

桂花「・・・・え」

 

稟「・・・・・え」

 

風「・・・・ほえ?」

 

璃々「????」

 

桂花「ちょっとあんた!いつの間に、こんな大きい子いたのよ!」

 

稟「風!説明しなさい!」

 

風「おおおお兄さん!なに言ってるんですかあ!二人が信じちゃってますよ〜」

 

一刀「風こそ何をいってるんだ?この子の名前は風香って二人で決めたじゃないか」

 

風「なんの話しですかあ〜〜!」

 

一刀「ひどい・・・俺とは遊びだったんだな・・・」ぽい

 

璃々(紙?えっと・・・この内容を言えばいいのかな)

 

風香?「え〜とお父さん、風香?がいるから大丈夫だよ」

 

一刀「優しい子だねー抱っこしてあげるからおいでー」

 

風香?「ほんとに!わーーい!」だき

 

桂花「決まりね・・・風ちょっとこっちにいらっしゃい!」

 

稟「そうですね、全部説明してもらいましょう」

 

風「稟ちゃ〜桂花ちゃん〜目が怖いですよーーー」

 

稟・桂花「「いいからいらっしゃい!」」

 

 

風香?「お姉ちゃん達いっちゃったね」

 

一刀「やりすぎたかな?えーと璃々ちゃんだよね」

 

璃々「うん!お兄ちゃんは、お母さんと一緒にいた人だよね」

 

一刀「曹仁だよ、真名の一刀って呼んでいいからね」

 

璃々「わかった!一刀お兄ちゃん!」

 

一刀「璃々ちゃんは一人でどうしたの?紫苑と一緒じゃないの?」

 

璃々「お母さんと喧嘩してきたの!お母さんってば、美羽様ばっかり可愛いっていうんだよ!普段璃々の絵描いてくれないのに、美羽様の絵は描

 

いたんだよ!」

 

一刀「璃々ちゃんは寂しかったんだね、紫苑が美羽ばっかり構ってたから」

 

璃々「お母さんの子は璃々なのにー」

 

一刀(恐らく紫苑は探してるはず・・・なら下手に歩かないほうがいいか)

 

一刀「お腹すいたから、そこのお店で杏仁豆腐食べようか」

 

璃々「ほんとに?わーい!」

 

 

すみませんー杏仁豆腐2つ

 

 

かしこまりましたー

 

璃々「一刀お兄ちゃん、お膝に座ってもいーい?」

 

一刀「いいよ、おいで」

 

璃々「よいしょっと、へへー」足ぶらぶら

 

 

おまたせしました、杏仁豆腐になります

 

 

璃々「いただきます〜」

 

一刀「ゆっくりたべるんだよ」

 

璃々「は〜い!」

 

一刀(これからどうするかな〜紫苑が早く見つけてくれればいいんだが)

 

璃々「お兄ちゃん、全部食べちゃった」

 

一刀「俺のも食べていいよ」

 

璃々「ほんとに?ありがとー!」

 

一刀「璃々ちゃんは、お母さんの事嫌い?」

 

璃々「そんなことないよ!璃々はお母さんの事大好きだもん!」

 

一刀「紫苑も少し暴走しただけで、璃々ちゃんの事大切に思ってるはずだよ」

 

璃々「でもお母さん前も、美羽様を娘にしたいとかいってたよ!」

 

一刀「璃々ちゃんと美羽が姉妹か〜そうなったら、家族が増えて楽しくなると思うよ」

 

璃々「家族?」

 

一刀「そう家族。家族が増えれば、璃々ちゃんと一緒にいる時間も多くなって、寂しくなくなるよ」

 

璃々「じゃあ・・・一刀お兄ちゃんも、家族になってくれるの?」

 

一刀「あぁ・・・俺でいいなら、璃々ちゃんの家族になるよ」

 

璃々「一刀お兄ちゃん・・・」

 

一刀「ん」

 

璃々「すぅ・・・すぅ・・・」

 

一刀「寝ちゃったか。しっかりしてるとは思うけど、まだ小さいもんな〜寂しくないわけないよな」なでなで

 

璃々「お父さん・・・」

 

一刀(やっぱり父親もいないと寂しいかな・・はやく天下泰平にしないと)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜一刀回想終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

一刀「って感じだったね」

 

孫策「完全に親子じゃないの!」

 

一刀「璃々ちゃんと一緒にいたら、誰でもそう見えるって」

 

美羽「その後璃々はどうしたのじゃ?」

 

一刀「紫苑が迎えに来たから、ちゃんと送ったよ。まあ・・・その後嘘がばれて、3人からのお仕置きが辛かった」

 

孫権「内容は聞かないほうがよさそうね」

 

一刀「そうしてくれると助かる。本題のそっちはどうなんだ?」

 

美羽「そうじゃな〜続きいくのじゃ!」

 

 

 

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜美羽回想再開〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

七乃「紫苑さん行っちゃいましたね」

 

亞莎「紫苑さんの暴走も大変ですね」

 

孫策「はぁ〜〜いお待たせ♪」

 

孫権「姉さま遅いです!」

 

孫策「ビックリした!どうしたの蓮華」

 

孫権「姉さまが遅いから怒っただけです!」

 

周喩「それで肝心の袁術はどこに」

 

七乃「美羽様ならあそこですよ〜」

 

 

ぬはははははーーー!

 

 

陸遜「楽しそうにはしゃいでますね〜」

 

七乃「十常侍が暴走するまで、洛陽に一刀さん達と滞在してましたからね〜街の人々と面識があるんです」

 

黄蓋「なるほどの〜南陽だけではなく、洛陽の民にも慕われておったか」

 

周喩「とはいえ、このままでは話しが進まん。呼び戻してくれるか」

 

七乃「そうですね〜。美羽様〜孫策さんが来ましたよ〜」

 

 

待ち人が来たからまた今度じゃ!

 

 

また遊んでくださいー!

 

絶対ですよー!

 

 

美羽「待たせたの孫策」

 

孫策「今来たところよ、どこかお店に入る?」

 

美羽「妾の屋敷に招待するのじゃ、その方がゆっくり話しが出来るからの」

 

周喩「異論はないな、この近くなのか?」

 

美羽「すぐそこなのじゃ!」

 

陸遜「もしかして〜あの大きいお屋敷ですか〜?」

 

美羽「よくわかったの?あそこなのじゃ!」

 

周喩「随分でかいのだな」

 

美羽「これでも名門袁家の一員じゃからの〜妾は小さ方がいいのじゃが」

 

 

侍女「袁術様、お帰りなさいませ」

 

美羽「妾の客人を連れて来たのじゃ、茶を頼むのじゃ」

 

侍女「かしこまりました」

 

 

美羽「さて・・・どこから話したものかの」

 

孫策「私達を保護することにした経緯からで、いいんじゃないかしら」

 

美羽「経緯と言ってもの〜親を亡くし、路頭に迷う孫家を迎えいれただけだしの〜」

 

 

侍女「袁術様、お茶を持って参りました」

 

美羽「ご苦労なのじゃ、こちらが呼ぶまで下がっておるのじゃ」

 

 

黄蓋「ほ〜これは上手い茶じゃな」ズズー

 

美羽「取り寄せた一品じゃからな!」

 

孫策「祭ってば〜年寄り臭いわよ」

 

孫権「迎えいれただけって・・・他に他意はなかったというの!?」

 

美羽「その通りじゃよ?他になるがあるというのじゃ?」

 

孫権「じゃあなんで、孫家の家臣を分断させたのだ!」

 

美羽「全く関わりのない孫家と家臣を、全員無条件に置くほど、お人好しじゃないのじゃ。逆に聞くが、お主が太守で妾達が保護を求めた場合、

 

全員無条件で傍に置くかえ?」

 

孫権「それは・・・」

 

美羽「素性がわからぬ以上、反乱を恐れるのは自然の流れじゃ。一刀にいさまも言っておったが、お主はもっと感情を押さないと駄目じゃの〜」

 

孫権「っぐ」

 

周喩「私達の前で、おちゃらけてた態度を取っていたのはなぜだ?」

 

美羽「あの時のお主らは、孫家の再興しか眼中になかったじゃろ?警戒させるよりか、お馬鹿な面を見せておけば、焦った行動はしないかな〜と

 

思っての。孫堅を失ったお主らには、心の休息が必要じゃと思ったのじゃ」

 

周喩「それでふざけた態度を見せ、我らにいつでも行動できるように思わせ、時間を過ごさせたのか」

 

美羽「妾は反曹操連合で、華琳ねーさまの味方を決めていたからの。南陽を孫策に明け渡そうと思ったのじゃが・・・長老との会話を孫策に聞か

 

れたみたいでの」

 

周喩「そういえば、あの時期からお前の様子が変化したな・・・そういう理由だったのか」

 

陸遜「でも〜なんで袁術さんの尾行を、やろうと思ったのですか〜?」

 

黄蓋「そうじゃの〜それまでの策殿ならば、気にも留めないはずじゃったが」

 

孫策「黄巾党討伐の時にね、当時呂珂と名乗っていた曹仁に、勝負を吹っかけたのよ」

 

美羽「なんじゃ、そんな危険な事しておったのかえ」

 

孫策「曹仁が手出す前に、呂布って子に南海覇王折られて終っちゃったけどね」

 

孫権「また姉さまは危険な事を!」

 

孫策「無事だったからいいじゃないの〜その時に曹仁に言われたのよ。視野を広く持て、自分の目で確かめろってね」

 

黄蓋「やれやれ、策殿の矯正にも関わっておったとはの〜まったく、頭が上がらんわい」

 

周喩「そこから袁術を観察するようになったと・・・」

 

孫策「どれだけ視野が曇っていたか痛感したわ。反曹操連合で味方する事にしたきっかけはそこからね。今はとっても仲良しだけどね〜☆」だき

 

美羽「ほんとによく抱きついてくるの!」

 

 

孫権「・・・・」

 

陸遜「まだ納得できませんか〜?」

 

孫権「頭では理解してるんだけどね、心のほうがね」

 

陸遜「でしたら〜袁術さんと模擬戦しませんか〜?一度ぶつかって、剣で分かり合うのもいいと思います〜」

 

孫権「そうね・・・もやもやしてるより、発散したほうがよさそうね」

 

陸遜「まぁ〜袁術さんが承諾したらですけどね〜」

 

 

美羽「妾なら構わないのじゃ!それで孫権の気が晴れるなら、勝負なのじゃ」

 

孫策「美羽大丈夫なの?蓮華もそこそこ強いわよ?」

 

七乃「そうですよ美羽様〜手加減してあげないと、孫権怪我させちゃいますよ〜」

 

亞莎「七乃さん、孫権さんが怒ってますよ」

 

孫権「私とて、前線の将なのだ!舐めるな!」

 

美羽「はぁ〜。感情に身を任せすぎといったじゃろ。」

 

黄蓋「ほぉー袁術殿は弓を使うのか」

 

周喩「戦うのを見るのは初めてだな。拝見させていただこう」

 

陸遜「楽しみですね〜」

 

 

孫権「すぐ終わらせてやる!」

 

美羽「やれやれ、かかってくるのじゃ!」

 

孫権「ハァァァァァ!」

 

スカ

 

美羽「なんじゃ、単調な攻撃じゃな。」

 

ヒュン

 

ヒュン

 

ヒュン

 

孫権「貴様こそ、どこに放っている!」

 

キーン

 

 

 

ズサー

 

美羽「・・・・」

 

ヒュンヒュンヒュンヒュン

 

 

孫権「そんな腕で、私に勝てるとおもったのか!」

 

 

ヒュンヒュンヒュンヒュン

 

 

孫策「・・・祭気が付いてる?」

 

黄蓋「もちろんじゃ、蓮華様は気が付く気配がなさそうじゃが」

 

孫策「完全に熱くなりすぎね」

 

周喩「どういうことだ?」

 

孫策「蓮華の足元を見てみて」

 

周喩「・・・・なるほどな」

 

陸遜「蓮華様が優勢かと思ってましたが、これは大変ですね〜」

 

黄蓋「弓をわざと外す、避けやすい場所に放ち地面に突き刺して、蓮華様の進路を狭めておるの」

 

孫策「それに気が付かず、もう勝った気でいる蓮華ね。」

 

 

ガキーーーン!

 

 

孫権「はぁ・・はぁ・・・。これで貴方の弓は後1本よ」

 

美羽「剣を振り回し続けて体力が切れておるぞ?休憩にするかの?」

 

孫権「ふざけるな!ここでお前を倒す!行くぞ!」

 

美羽「そこじゃ!」

 

ヒュン

 

孫権「そんな矢など、よければ・・・!(私の周りにたくさんの矢が!避ける場所がない!)」

 

美羽「ニヤリ」

 

孫権「っく!叩き落とせば!」

 

バシ

 

孫権「これで袁術は攻撃手段はない!」

 

美羽「最後まで甘かったの〜妾の武器がいつ”弓”だけと言ったかの」

 

孫権「え?」

 

 

ガキーーーン!

 

 

ガランカラン

 

 

シャキ

 

 

美羽「妾の勝ちじゃ、孫権」

 

孫権「私が・・・負けた?」

 

 

 

陸遜「最後どうなったんですか?速くて見えなかったです」

 

孫策「最後の矢を放った後に、2振りの刀を素早く取り出して、片方で蓮華の剣を弾き飛ばし、もう片方で寸止めよ」

 

陸遜「ほへー袁術さん強かったんですね〜」

 

黄蓋「口で言うのは簡単じゃが、実際にやるにはかなりの鍛錬と実践経験が必要じゃな」

 

 

 

 

七乃「美羽様〜〜お疲れ様です〜〜〜!」

 

美羽「弓と剣両方扱うのはやっぱり疲れるの」

 

孫策「凄いじゃない美羽!その武は誰に教えてもらったの?」

 

美羽「剣は一刀にいさま、弓は紫苑なのじゃ」

 

周喩「これほど贅沢な師は他にいないな」

 

孫策「曹仁の武器って偃月刀じゃなかったの?」

 

美羽「一刀にいさま本来の武器は、二刀流なのじゃ。偃月刀は洛陽を出て旅をしている時に、作って覚えたと言っていたのじゃ」

 

孫策「ってことはなに!?私との仕合の時は、全力じゃなかったって事なの!?」

 

美羽「全力といえば、全力だったの〜(華琳ねーさまの声援があったからとは言えないのじゃ)」

 

周喩「底が見えんな」

 

孫権「姉さま・・・私・・・」

 

孫策「少しは自分の欠点が見えた?何度も指摘されてるところなんだから、すぐ直しなさい。放置しておけば、戦場で遅れを取って死ぬわよ」

 

七乃「それはそうと孫権さん〜?」

 

孫権「な、なにかしら」

 

七乃「美羽様に悪態ばかりついて、まさか許されてると思ってたんですか?」

 

孫権「え?え・・・?えええええ!」

 

七乃「私が三日三晩可愛がってあげますよ〜フフフフフジュルリ」

 

 

孫権「姉さま・・・・たすけ・・・・・ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜美羽回想終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

美羽「って感じじゃったな」

 

孫権「いま思い出すだけでも・・・・ガクガクブルブル」

 

一刀「七乃の逆鱗に触れちゃったか〜七乃腹黒だからな〜顔に出さないから怖いんだよ。それにしても、そんだけ強気に出て、完全敗北か」

 

孫策「私もあれは衝撃だったわね」

 

孫権「だから知られたくなかったんです!あと張勲は人ではありません!悪魔です!」

 

一刀「悪魔か〜〜〜〜だってさ七乃」

 

孫策・孫権「「え?」」

 

七乃「ニコニコ」

 

 

七乃「孫権さん〜誰が人の皮を被った悪魔ですか〜?」

 

孫権「そそそそ、そこまでいってないわよ!?」

 

七乃「問答無用です!お屋敷に戻ったら・・・ジュルリ」

 

孫権「ピィィィィィィィー!ガクガクブルブル」

 

孫策「れ、蓮華?人格崩壊してるわよ?」

 

七乃「それと一刀さん!ひどいじゃないですか!私の事腹黒とか怖いとか、言いたい放題じゃないですか!」

 

一刀「それは七乃も否定できないだろ?」

 

七乃「それはそうですが・・・」

 

一刀「でも七乃がそういう行為にでるのは、仲間の為、大切な人達の為ってことわかってるからね。そういう面も含めて、七乃事好きだよ」

 

七乃「調子のいいこと言って・・・・かずとさんのばか・・・しりません//」

 

 

孫権(今のうちに・・・)

 

ガシ

 

七乃「逃がしませんよ〜〜」

 

ズルズルズル

 

 

孫権「たすけてーーーーーーー」

 

 

ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ

 

〜悲壮感漂う瞳で見ているよ〜

 

ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ

 

 

一刀「さて、ドナドナされた孫権は見捨てて、そろそろ戻ろうか」

 

美羽「いまなにか歌が聞こえた気がスルのじゃが・・・」

 

一刀「キノセイダ」

 

孫策「私も聞こえた気が・・・」

 

一刀「気のせいだ」

 

 

月「一刀さん〜ご飯の準備ができましたよ〜!」

 

 

 

美羽「一刀にいさま!ご飯なのじゃ!いこう・・・あれ?かずとにいさま?」

 

孫策「美羽・・・あそこ・・・」

 

 

 

月が作ってくれたのかな?

 

私と甘寧さんで作りましたよ〜一刀さんに褒めてもらいたくって、頑張っちゃいました!

 

月が作ってくれるのは、いつも美味しいよ。月がいいお嫁さんになれるね

 

一刀さんのお嫁さん・・・・へぅ〜〜〜><

 

月ーーーー!大丈夫かーーー!顔がゆでだこだぞ!?

 

 

 

美羽「・・・・いつの間にあんなところに・・・」

 

孫策「本当に人間か疑いたくなるわね」

 

美羽「それについては、同感じゃ・・・早く行かないと、なくなりそうだしの〜行くのじゃ雪蓮!」

 

ギュ

 

雪蓮「えぇ!走るわよ!美羽!」

 

(美羽から手を繋いできてくれたの初めてね。この絆は大切にしなくっちゃ♪)

 

 

 

 

 

 

 

-6ページ-

 

 

 

 

は〜い日常回第3弾でした〜

 

前回予告の西涼編?こっちの内容が思い浮かんだので、書きなおしてこっち先にしました!

翠待ってた方はすみません。

 

 

璃々ちゃんが一刀との絡みで賢いのは仕様ですw

 

次は劉備陣営との絡みが少ないので、そことの絡みを入れたあと西涼編に移る・・・予定デス

 

 

ワンコ隊のワンコ順位は以下の通り

愛紗はしばらく別行動だったのと、流琉は加入したばかりなので低めかな

恋と凪の優劣がどう考えても・・・同格だよね

 

 

恋・凪>>明命>>>>流琉>愛紗

 

説明
お待たせしやしたー!
出来は期待しないで!
ワンコ度乗せるの忘れてたー!追加
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
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コメント
心は永遠の中学二年生さん>矢島晶子さんのクレヨンしんちゃんか、とあるシリーズの食峰操祈を連想してもらえたらいいなと思いましてw(おぜぜ)
「思ったよりあっけなかったんだゾ☆」って脳内再生余裕で矢島晶子さんでしたww(心は永遠の中学二年生)
kiraさん>季衣はまだ記憶がないので、日常には出さず本編が進む時に出す予定です〜(おぜぜ)
確か季衣も捕虜として連れてきていたと思うのですが、どの様な状況なのでしょうか?(kira)
迷い猫@翔さん>みんなの知ってる思春は・・・もう・・・(’(おぜぜ)
思春、、、達者でな・゜・(ノД`)・゜・(迷い猫@翔)
kiraさん>調教が終ったら・・・今の白思春からさらにクラスチェンジさせなければw今後の思春もお楽しみにw(おぜぜ)
みぞれ寒天さん>風が遊ばれるの滅多に見れませんからねwいつもと逆で一刀が遊ぶ側にw(おぜぜ)
ナギサミナトさん>月のお仕置き・・・ある意味ご褒美ですね!(おぜぜ)
あかさん>おや・・・亀甲縛り好きが出現しちゃいましたw(おぜぜ)
Folsさん>喧嘩は相手を選ばないとこうなっちゃいますね〜w(おぜぜ)
不詠弘斗さん・himajinさん・睦月さん>月の専属調教の賜物ですw月の指導で白思春に進化しましたw(おぜぜ)
daitetuさん>そうですね〜どんな形であれ、変われちゃうんですよね〜(遠い目(おぜぜ)
naoさん>最初の態度があかんかったですからね〜呉√でも最初一刀とあった時は態度ひどかったですしw(おぜぜ)
思春さん、人格崩壊してるしwww(睦月)
孫権さんェ(未奈兎)
思春、たった数日の調教でここまで人格が変わってしまうとは。調教が終わったらどうなってしまうのだろうw。(kira)
風が一刀に遊ばれるだと?!(みぞれ寒天)
思春、人格変わりすぎ…でも、月のお仕置き…ゴクリ(ナギサミナト)
亀甲縛り・・・・いいですね〜〜〜〜〜(あか)
まぁ、当然っちゃ当然の結果だねw調教は続くよどこまでも。(Fols)
思春変わりすぎだろ。(himajin)
思春が人格崩壊したーーー(T_T)  いったいこれ誰だよ変わりすぎだろー!!(不詠弘斗)
人ってこんなに変われるものなんだな…(遠い目)(daitetu)
蓮華と思春はひどいめにあってるなwまぁ自業自得だけど^^;(nao)
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