ガンプラビルダーズ ジャンカーズ 第8話
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薄暗い空間の中、光り輝くガンプラバトル装置。

そこに今まさにバトルを繰り広げる2人の姿があった。

 

 

そのうち一人が乗るザクUをアーミータイプに改造して作られた機体が

暗黒街のバトルフィールドに立っていた

 

 

「どこだ・・・どこにいる・・・!」

ザクUを操るプレイヤーは対戦相手の機体を探していた。

「くそ・・卑怯者め!姿を現せ!」

ザクUはその場を動かず索敵を続けている。

 

 

ザクUのプレイヤーにアラームがなり始め、後方からビームライフルが飛んできた

 

 

「ちまちまとぉ!」

ザクUは肩につけているIフィールドを展開する。

 

 

その瞬間相手機体の姿が一瞬映る。

「そこだぁ!」

もう片方の肩につけているバルカンポッドを連射する。

 

 

同時に、バズーカが数発打ち込まれ爆発する。

「終ったな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あぁ。終わった。」

対戦相手の声が聞こえる。

 

 

その瞬間、ザクUの肩に衝撃が走る

「な!馬鹿な!」

肩を見ると、そこにはナイフが突き刺さっていた。

 

 

「い、い、いつのまに!」

 

 

動揺している中、さらに手に持っていたバズーカにライフルが直撃する。

ザクUはとっさにバズーカを手から離し、爆発からのダメージを逃れる。

 

 

「くっ、Iフィールドもバルカンもバズーカもやられたっ!あいつはどこだ!」

ザクUは予備のバズーカとマシンガンを手に取る。

すると、目の前にあるビルの隙間から対戦相手の機体が姿を現した。

 

 

そこにはビームライフルやバズーカ、ミサイルポッドなどで重装備を施した

青いアストレイの姿があったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「てめぇ、やっと姿を現しやがったな・・・。」

「あぁ、姿を隠す必要はもうなくなった。」

 

 

ザクUは迷い一切なく、青いアストレイに攻撃を仕掛ける

「隠れようが隠れまいがどっちでもかわらねぇんだよ!」

ザクUは手に持つ武器で、今までちょこまか隠れていたアストレイに洗礼を浴びせる。

 

 

「お前のその面倒なIフィールドは無力化した。」

アストレイは、シールドを前面に展開する。

「その程度のシールドでこの弾幕を避けようってのか!」

ザクUはさらに腰からグレネードを飛ばす。

 

 

だがザクUの操縦者は気づいていなかった。

すでにそこにはアストレイはいないのだ。

 

 

「アラート?・・・後ろだとぉー!」

ザクUはいつの間にか後ろに回っているアストレイに気づかなかった。

良く見ると、機体についていた武装は全て取れて、手にはナイフ1本てに持っているだけ。

 

 

ザクUは急いで標準をあわせようとする。しかし遅い。

アストレイのもつナイフがザクUの武器を持つ左右の手を切り落とした。

「なめぇるなぁ!」

ザクUのモノアイが意味有りげに光る。モノアイからのビームだ

 

 

「それも、知っている」

アストレイは瞬時にかがむ体勢になる。そしてそこからザクUの股から顔をなぞるように

ナイフを一直線に切り抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「冷静さの欠如。それが敗因だ。それを狙っていた。」

ザクUは力なく倒れ、アナウンスの勝敗を告げる声が鳴る。

 

 

男は青のアストレイを手に取るとその場から去る。

「ここの奴らは弱すぎる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「くそ・・・くそ・・・。なんであんなやつに!クソ!クソぉ!」

「悔しいかい?悔しいだろうねぇ。」

ザクUのプレイヤーにゆっくりと、何かを持ちながら男が近づく。

 

 

「強くなりたいだろう?彼に勝てるような実力を。」

「なんだよあんた。」

男は手に持っていたものをプレイヤーに見せる。そこには一丁のバズーカがあった。

 

 

「これはねぇ、君のためにつくったお手製のバズーカだ。」

「何?」

そのバズーカを握ろうとした瞬間、男はすさまじいスピードで手を引いた。

「あげたいんだよ。あげたいんだけどねぇ。メリットを私にくれるかな?」

 

 

「メリット、だと?」

ザクUのプレイヤーはもったいぶるなと言う顔をする。

男は肩に手を乗せる。

 

 

「なぁに、ちょっとどうしても欲しいものがあってさぁ。」

「なんだよ。金か?」

「ちがぁう!違う!君も戦っただろう?あの青い機体の赤い色をしたやつを持っているものがいてねぇ。そいつを持ってきてほしんだよぉ。」

 

 

男は写真を見せる。そこには、レッドフレームの姿が映し出されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「この機体の名まえもわかりゃしないのにどうやってもってくればいいだよ・・・。」

「これをつかって、もってきてくれたら、さらに強い武器を差し上げようじゃぁないか。奪いとってきてよ。」

「奪い取る?まさかこれだれかのプラモなのか?」

男はある人物の名まえととある場所が書かれた紙をプレイヤーに渡す。

 

 

「そうなんだよ。僕のなんだ。でも。奪われちゃったね。。。じゃぁよろしく頼むよ・・・。」

男はバズーカを手渡し去る、しかしすぐこちらを振り向き言った。

「あぁ、そうそうそいつはバトルして勝って奪ってくれよぉ?じゃぁないと意味がないんだよ。意味が。頭さえあれば多少傷つけてかまわないから。じゃぁ、そういうことで。」

男は笑顔を見せた。しかし、その笑顔は笑っているようにはまったく見えなかった。

 

 

「バトルして奪えばいいんだろ。簡単だぜ・・・。」

プレイヤーはバズーカを握り締めてザクUを回収しその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
新たなキャラクターの登場
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コメント
これは新しい展開か…(W-ネームレス)
タグ
ガンプラ ガンダムアストレイ ガンプラビルダーズ 

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