二人のエステルは結社の幹部と名乗っていた男が実はヴィヴィオの父親の高町光と知り驚いていたが、光の話によればヴィヴィオと如月ハニーがゼムリア大陸に跳ばされた後ヴィヴィオたちの世界にも突如異変が起きたことが切欠で光となのはが次元を超えてやって来たことをエステルに伝えた。

｢まさかヴィヴィオちゃんたちがゼムリア大陸に来た理由がワイスマンの実験によるものとは思わなかったです」

｢それには君のお兄さんナオヤ・ブライト君に感謝しなくてはね」

「え、どうしてですか？」

｢異邦者は色々大変でねその大変なことをしてくれたのさ君のお兄さんがね。そして身分を確実するためにお兄さんは妹のエステルちゃんの元に行かせて協力者として二人を行かせたと思うんだ」

｢なるほどなら光さんは過去の時代にいて結社の幹部として動いていたんですか？別にヴィヴィオちゃんのいる現在でも良かったんじゃないですか」

｢エステルちゃんそれは無理なんだよ今君達がこちらに来る前にいた世界では僕は存在できないんだ」

｢何故ですか？光さん」

「僕は本来は存在してはいけない人間なんだ」

「え．」

エステルが光の言葉に驚いた直後三人の視界に紅蓮の塔が見えて来たのだった。

そのころヨシュアたちのほうでも正体を明かしたなのはがヨシュアにルーシィの思念が集まっている場所をヨシュアに伝えるとヨシュアは驚きと動揺を隠せないでいた。

そして紅蓮の塔の内部に入った三人がそこで見たのはルーシィの力によって塔の中の魔獣は既に突然変異によって凶暴化していた。

果たして3人はこの塔の最上階にいるルーシィを浄化できるのか？