真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜外伝01
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真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜外伝01

 

愛華「樹さま」

 

俺が黄龍と蒼龍の手入れをしていると愛華が呼んできた

 

樹「うん、なんだ?」

 

愛華「樹さまの、昔の話を聞かせていただけませんか?

 

樹「昔の話か・・・・・ちょっと暗くなるけどいいかな?」

 

愛華「いいですよ」

 

俺がそう言うと愛華がそういった

 

樹「じゃあ、話すよこれは今から二年前の話だ・・・・・」

 

-回想中-

 

俺の目の前には、紙が張ってある

 

テストの順位表だ

 

俺の順位はというと・・・・・

 

一位、遠藤樹 浦賀蓮

 

一位だった、しかも幼馴染と

 

???「樹くん」

 

呼ばれたので後ろを振り向くと

 

樹「なんだい、蓮」

 

蓮がいた

 

彼女の名前は、浦賀蓮、小さいころからずっと一緒に遊んでいる友達だ

 

蓮「又同じ順位だね」

 

樹「うん、こう何回も同じ順位になると何か変な感じだね」

 

蓮「うん!あのさ、一緒に帰ろう」

 

樹「ああ、いいですよ」

 

蓮「やった!!」

 

俺がそう返すと蓮はものすごいはしゃぎっぷりだった

 

樹「それじゃ、行こうか」

 

蓮「うん!」

 

俺たちは、学校を出た

 

蓮「あのさ、樹くん」

 

樹「なんだい」

 

学校から帰る道を歩いていると蓮が聞いてきた

 

蓮「今度の休みさ、一緒に出かけよう?」

 

はて、今度の休みは・・・・確か空いてたな

 

樹「調度予定もないですし、いいですよ」

 

蓮「やった!」

 

樹「それじゃ、俺はこちらですから」

 

蓮「それじゃ、今度の休みに駅で待ち合わせね!!!」

 

樹「はい、わかりました」

 

俺と、蓮は其処で別れた

 

−回想中断−

 

愛華「樹さま」

 

俺が話していると愛華が話しかけてきた

 

樹「なんだい」

 

愛華「どこが暗い話なんでしょうか?

 

どちらかというと明るい話だと思うんですけど・・・・」

 

樹「いいから、きいてなよ

 

それじゃ、話を再開するよ」

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-回想開始−

 

俺と蓮は、駅前の喫茶で待ち合わせた

 

蓮「樹くん、こっちこっち!」

 

樹「ああ、そこでしたか」

 

蓮を見つけたので行って見ると、蓮はすでにサンドイッチを注文していた

 

樹「俺が、来るまで待てなかったんですか?」

 

蓮「へへへ〜、ごめんごめん、待ちきれなくってさ」

 

樹「そうなんですか、じゃ俺も何か注文しますか・・・・すいませ〜ん」

 

店員「はいなんでしょうか?」

 

樹「サンドイッチと、ミルクコーヒーをお願いします」

 

店員「かしこまりました、少々お待ち下さい」

 

俺が、注文をすると店員は厨房のほうに消えて行った

 

樹「あのさ、蓮」

 

蓮「なぁに、樹くん?」

 

樹「あのさ、大事な話があるんだ」

 

蓮「え、何かな何かな」

 

樹「あのさ、俺お前の事が・・・・「キャーーー!!!」なっなんだ!!!」

 

蓮「樹くん、あれ!!!」

 

蓮が指差すほうに行ってみると、店員が包丁で刺されていた

 

樹「やばい!逃げましょう!!!」

 

蓮「うん!」

 

蓮の手を引いて逃げようとしたとき、男が気づいた

 

男「てめぇ、逃げてんじゃねえ!昼間からいちゃいちゃしやがって

 

イラつくんだよ!!!!!」

 

そう言うと包丁を振り回してきた

 

樹「うわ!!!」

 

蓮「きゃ!!!」

 

蓮の悲鳴が聞こえたので後ろを振り向こうとしたとき

 

男「オラ、死ねぇぇぇ!!!」

 

樹「!!!」

 

男が包丁を振り上げたときだった

 

やられる!そう思い目をつぶるがいつまでたってもさされた痛みがこない

 

樹「?」

 

俺が目を開けると蓮が胸に包丁を突き刺されて倒れていた

 

ちなみに男は警察が来たため逃げていた

 

樹「蓮、蓮!!!おい、大丈夫か!!!蓮!」

 

蓮「いつ・・き、くん・・・・・だいじょう・・・・ぶ?」

 

樹「ああ!ああ!俺は大丈夫だ、だから喋るな蓮!」

 

蓮「ごめんね・・・・樹くん・・・私もうだめだ・・・・・」

 

樹「そんなこと言うな蓮!!!蓮!!!」

 

蓮「あのね樹くん・・・わたし樹のことが・・・すきだ・・・ったよ・・・・・」

 

樹「れん?蓮!れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

 

蓮は、十五歳で死んでしまった

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それからの俺は、変わった

 

毎日喧嘩をし、煙草を吸い、刀を買ったりした

 

それから、日に日に両親とは折り合いが悪くなった

 

家に帰ったら、親父とはいつも喧嘩していた

 

母さんとは、一方的にこっちが殴っていた

 

−回想終了−

 

樹「とっこんなもんかな」

 

愛華「その蓮さんっていう人かわいそうでしたね」

 

樹「ああ、でも最後の最後まであいつは笑ってたよ」

 

愛華「きっと好きな人の胸で死ねたのが嬉しかったんでしょうね」

 

樹「ああ、そうだな・・・・・もう寝ようか?」

 

愛華「はい」

 

俺は、そばにあった水桶にあった水を遣い、焚き火の火を消した

 

樹「じゃ、愛華お休み」

 

愛華「はい、おやすみなさい樹さま」

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いかがでしたでしょうか?

 

まだ、こういった話は不得意なので変でしたらいつでも言ってください

 

では今回はこの辺で、次の話で会いましょう

 

では、さよなら!!!

 

説明
今回は外伝です
お楽しみ下さい
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コメント
nemenekoさん・水質測量班員さんの意見に同意。(風見海斗)
転生してる可能性があるな(VVV計画の被験者)
実はこっちの世界に転生していたりして・・・望みで変わる外史だし(水質測量班員)
つらい過去ですね。いつか乗り越えてほしいです。(ブックマン)
もし元の世界に帰る展開になったらお母さんに謝らせましょう。外史での経験が樹を大人にしたと言う事で  次作期待(クォーツ)
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