エブリデイ えーゆー譚! 〜恋姫達とのドタバタ生活!〜 四話
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春蘭とのリアルファイトから翌日…リトはアパートで他の男共と勉強していた。

忘れがちだがリトはまだ中学生――と言っても途中から通ってないし、扱いは卒業してるのだが――だ。

今度受験する天ノ川学園は様々な人材育成のため創設された学校…場合によっては偏差値が低くても入れる。

だがうっかりものすごく低い点数をとってしまったら合格できない。

だから勉強してるのだが…

 

 

リト「あ゛ー、古文死ねばいいのに」

ミミ「チュ…(なんか字がいっぱいある…)」

コン「きゅぅ…(りと大丈夫かなぁ…)」

デネブ「そんな事言ってないで次の問題やるぞ。侑斗はそこ後で教えるから」

侑斗「ぐぐぐ…!」←社会に苦戦中

モモタロス「大変だな、お前らも」←プリン食ってる

キンタロス「ぐごごごご…」

リュウタロス「カメちゃん閃光弾!早く早く!」←モンハン中

ウラタロス「ちょっと待ってね、今回復させてるから」←上に同じく

ジーク「〜〜〜♪」←イヤホンでクラシック鑑賞中

リ侑「「お前らも勉強しろよ!!?」」

 

まぁ、ご覧の通りだ。

リトと侑斗は苦手な科目に苦戦し、デネブはそれを手伝っている。

リュウタロスとウラタロスとジークは別にいい…今のままでも合格できるラインだ。

ただ、一番勉強しなくちゃダメなモモタロスとキンタロスの態度にキレたリトと侑斗は二人にプロレス技をかける。

そんな最中、祭が部屋の扉を開きリトに声をかけた。

 

祭「おい平沢、客が来てるぞ」

リト「何、今忙しいんだけど!?」←モモタロスにキャメルクラッチ中

モモタロス「イデデデデッ!」

侑斗「だりゃあああああ!!」←ラリアット

キンタロス「負けへんでぇぇぇ!!」←つっぱり

祭「もうタップしとるじゃろ。ほれ、はよ来んかい」

リト「へーい」

 

 

呼ばれたリトは部屋を出て気になったのか、ミミとコンもリトについていった。

 

コン「きゅっ?(りとのお友だちかな?)」

ミミ「ピチュ!?(まさかまたメスじゃないよね!?)」

リト「さぁ?…で、誰なんだよ?」

祭「儂も知っとる連中じゃ」

リト「え、それって…」

雪蓮「―――リットー♪」←飛び付き

リト「ブホッ!?」←真正面から受けた

ミミ「チューーーー!!?」

コン「きゅーーーー!!?」

 

急に視界が真っ黒になり、顔面に柔らかい感触が、首にはゴキッと言う音が鳴り衝撃が走った。

それに女性特有の甘い香りもする…窒息しそうなので離れたいのだが頭ごとホールドされて床に倒れてるから抜け出せないでいた。

今の状態はまさしく((天国と地獄|ヘルアンドヘヴン))…いや、華陀は出てこないから。

 

雪蓮「リト久しぶり〜〜♪あ、こっちでは初めましてかな?まあいいや。アタシが居なくて寂しかった?」

リト「ん゛ー!ん゛ー!!」

雪蓮「あん♪くすぐったぁい♪」

ミミ「ピチュ!ピチュピー!(ちょっと!マスターから離れなさいよ!)」←頭ポカポカ

コン「きゅぅぅ〜〜!(離れてよぉぉ〜〜!)」←涙目でぺしぺし

蓮華「姉様!リトに抱き付くなんて…は、破廉恥です!」

小蓮「シャオもしたいのに〜!」

思春「……チッ」←露骨に不機嫌

冥琳「はぁ、自制が効かないな…」

梨晏「わーお、積極的ぃ♪」

 

リトの目が塞がっているので分からないが、周りには人が数人いる事は確認できた。

一人自分の知らない人だったがそんなの気にしてられない。

少しして、雪蓮は周りの者に取り押さえられリトを解放した。

 

リト「うぇぁ…」←二つの意味で顔真っ赤

祭「こっちでも変わってないんじゃな、策殿は…」

蓮華「まったく…姉様は礼儀と言うものが…!」

雪蓮「ぶーぶー…」

ミミ「ヂュ〜!」←明らかな敵意

コン「……」←リトから離れない

梨晏「まぁまぁいいじゃんか。それにしても…へー…君が雪蓮が言ってたリトって子かー」

リト「…どちらさん?」

梨晏「私は朧 梨晏。ま、雪蓮と冥琳の親友だね」

雪蓮「そーそー、アタシ達しんゆー♪」

冥琳「否定はせんがな。改めて、久しぶりだな平沢」

リト「ああ、久しぶり。…それにしても、よくお前ら一緒に出会えたな」

小蓮「いろいろあるんだよ。それより、この子達可愛いー!」←ミミを抱き上げ

ミミ「ピチュ!?」

 

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リト「ん…?そういや、梨晏…さんの苗字…」

蓮華「言いたい事は分かるわ。私達中国人だから」

思春「ちなみに私達は旅行でここに来た訳ではない」

リト「は?じゃあなんで?」

雪蓮「それは勿論、リトと住む為よ♪」

冥琳「正確にはこのアパートに住まわせて貰う」

リト「mjd!?」

梨晏「なんて言ったの?」

 

セリフの訳は『マジで!?』…だと思う。

そんなことより、祭はアパートに住むと言う発言に目を見開き、近くにいる蓮華に声をかけた。

 

祭「権殿…儂も初耳なんじゃが」

蓮華「名前で呼んで?ここじゃ、私は孫権ではないし」

リト「それはいいとして…何で?」

冥琳「理由か…何せ急だったからな。ボス達が来てから話そう」

リト「ボス?」

冥琳「あ、いや…こっちの話だ」

雪蓮「そうだ祭。お酒ない?アタシ喉カラカラで…」

祭「さんを付けんかい。待っとれ、確かまだ倉庫に…」

梨晏「あ、私にもちょーだい」

リト「ストッープ!?何自然と酒飲もうとしてんだそこの二人!?」

雪蓮「リトも欲しいの?」

リト「ちげーよ!飲むなって言ってるんだよ!明らかに未成年だろあんたら!」

梨晏「ダイジョブダイジョブ〜。前にも飲んだことあるし」

リト「だからって飲むなよ!?てか祭さん、あんたこの前酒切らしたばっかだよな!?」

祭「……テヘペロ♪」

リト「可愛く言うなよ!?買ったんだな!?倉庫って言ってたからけっこう買ったんだな!?」

祭「…だって、飲みたかったんじゃもん」

小蓮「モフモフ〜♪」

ミミ「ピチュ…」←まんざらでもない表情

 

ああ、なんか殺伐としてきたよ…主にリトが。

小蓮なんか興味ないみたいでミミを弄ってるし。

ま、それはともかくリトは祭とついでに飲酒宣言した雪蓮と梨晏を正座させた。

 

リト「だいたい祭さん酔った時に部屋に運ぶの俺なんだよ!?キンタロスとかにしろよ!?」

祭「飲む時間には寝とるじゃろ。それにあれじゃ。サービスじゃよ(ボディタッチ的な意味で)」

リト「どこが!?」←いまいち解ってない

雪蓮「え、まさか祭とヤっちゃったの!?」

リト「何を!?」←ツッコミしすぎて頭回らない

蓮華「……ほっ…」

思春「………」←けっこう安心

梨晏「あ、私は三番目でいいからね?」

リト「だから何が!?」←やけくそ

冥琳「もうやめてやれ。平沢の頭がオーバーヒートするぞ…」

雪梨「「はーい」」

 

雪蓮達が来てからテンションがおかしいのかツッコミが忙しいのか…リトの頭から煙が出ている。

そんなリトを見てコンはリトの足をよじよじと登り、リトの頭を器用に撫でていた。

 

コン「きゅっ」←リトなでなで

リト「あんがと…で、さっき言ってたボスって?」

雪蓮「母さんよ」

リト「海蓮さん?」

蓮華「あー……それなんだけどね、リト」

 

と、次の瞬間

 

 

 

「オラァァァァァァアアッ!!」

 

―――ドガァァァァアッッ!!!

 

 

 

…玄関の扉が吹っ飛んだ。

どのくらい吹っ飛んだのだろうか知らないが、ものすごく大きな音がしたからさぁ大変。

こう言った騒ぎに敏感なタロウズとヤンキー肌のリオウ、ツッコミであり常識ポケモンのフライゴンのライライ、見た目と言動がミスマッチのメタグロスのメッタン、戦闘能力と味覚が規格外のミュウツーが部屋から出てきて騒いだのだから。

 

タロウズ「「「なんじゃぁああああ!!?」」」←部屋から出てきた

リオウ「ガアァ!?(カチコミか!?)」

ライライ「フォォウ!?(時代考えろ、チンピラ!?)」

メッタン「メェー?(宅配便かなー?)」

ミュウツー『何事だ?』

リト「……今度はなんだよ…?」

 

また面倒事かよ、と思いながら頭を押さえるリト

まぁ、うん。あれだね…次回に続く!

 

リト「伸ばしやがった!?」

 

 

説明
XXX「つー訳で本日二度目の投稿でっす!」
一刀「ダメだこの作者…疲れでテンションおかしい」
XXX「おかしくてなんか悪いか!?…ちなみに今回と次回で分けてます。次回は……若干シリアスかも。『四話:フリーダムタイガー&ウルフ』始まり始まり〜」
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コメント
???「ヒィィィィ!?恐いのじゃー!?」???「だだだ大丈夫な筈ですよ!?」リト「…作者、アイツら…」XXX「少なくとも次回は出ない」(XXX)
炎蓮さんがカチコミに来たーーー!!?(黒鉄 刃)
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