扶桑姉妹を活躍させたいシリーズ第十回「反撃」 |
chapter:襲撃
時雨の救出と工房跡の修繕を終えた私たちは簡単な報告をするために最強青春帝国に連絡を行う。だけど。
扶桑改:あら? おかしいわね……。
吹雪:どうしたんですか。
扶桑改:いくら通信を送っても応答がないの……
山城:嫌な予感がします……。早く、泊地に帰りましょう!
扶桑改:そう……ね。大事になっていなければいいけど。
時雨も機関部がやられたわけじゃないから私たちの最大船速に合わせて航行できる。なら、一刻も早く戻らなきゃ……。
泊地が見えてきた。でも。
泊地のあちらこちらに生々しい空襲と艦砲射撃の跡が! 大きな被害ではなさそうだけど……。
千歳航:皆さん、お帰りなさい。時雨ちゃんの救出、成功したみたいですね。
扶桑改:千歳さん! 何があったの? みんなは無事なの?
千歳航:ええ。みんな無事ですよ。……一昨日、ここにも敵艦隊の襲撃があったんです。
山城:やっぱり……。
千歳航:足柄さんと羽黒さんのおかげで撃退には成功したんですが、通信設備をやられてしまって……。
扶桑改:そうだったのね。町の人は?
千歳航:町には被害はありませんでした。でも、いつ次の攻撃があるか分かりませんから、避難をしてもらっています。そうそう。お店の方も、潮ちゃんの対空砲火で守りきったので無事です。
扶桑改:お店が壊されると一大事なのよね。深海棲艦被災保険に入っておこうかしら。
吹雪:心配するとこ、そこですか!?
千歳航:それと、もう一つ。今度はいいニュースです。曙ちゃんが発見されました。
時雨:え! 曙が……。
千歳航:ええ。大破していましたが、命には別状ありませんでした。今は入渠ドックで休んでいます。
時雨:そっか……。曙も助かったんだ。よかった……。
千歳航:これで、皆殺しのきゅんきゅん合唱団所属艦娘の捜索はすべて完了しました。……扶桑さん、山城さん、吹雪ちゃん、本当にありがとう。おかげで、全員、無事に救出できました。
千歳さんが深くお辞儀する。そんなに大したことはしていないような気もするけど……。
千歳航:皆さんにはしばらくゆっくりしてほしいところなのですが、急を要します。これより、作戦会議をお店で行います。
山城:へ!? 指令室や会議室じゃないの?
千歳航:あれ見て下さい……。
千歳さんの指さす方角には、司令棟などがあった……はずだけど、がれきの山になっていた。
千歳航:提督は無事でしたが、あそこもやられてしまって……。今、会議を開けるようなところはお店しかないんです。
山城:あの提督じゃ、艦娘寮ってわけにはいかないものね。いくら空き室があっても。
千歳航:あ、誤解の無いようにいっておきますけど、提督は艦娘の下着漁りとかはしたことはありません。正面からのお風呂侵入だけです。
山城:それだけで十分よっ!!
chapter:乾作戦最終段階
(艦娘に会えるファーストフード FUSO burger店内)
お店のドアに「本日臨時休業」の札をかける。もっとも、ふいの敵襲で町全体が、がらんとしているから、開店してもお客は来ないだろうけど。
お店のイスとテーブルを寄せて臨時の会議場を作る。ここにいるのは、私たち三人とラバウル哨戒温泉から支援に来ている足柄さんに羽黒さん。そして、合唱団の四人も会議に加わることになった。
定刻の少し前。気の強そうなサイドテールの女の子が私たちに近寄る。確か、この子は。
曙:綾波型八番艦の曙よ。あんたたちが救援部隊だったの? たった3人? 大したことないわね。
潮:曙ちゃん! 扶桑さん達が私たちを助けてくれたんだよ。
時雨:うん。扶桑たちが来てくれなかったら、もしかしたら……。
曙:ふん!(超小声)み、みんなをたすけてくれてありがと。(普通の音量に戻る)まあ、いいわ。私たちの鎮守府があったトコ、チェックポイント107に相当数の深海棲艦が結集中よ。会議で報告されると思うけど。
扶桑改:それ、本当なの?
曙:ええ。それに敵の親玉みたいなのもいたわね。ツインテールのイヤな奴だったわ。
曙ちゃんが吐き捨てるように言う。そして、ぷいっと私たちから一番離れた席に着いた。
ツインテールの深海棲艦? それが新型航空戦艦なのかしら。
そんなことを考えていたら、定刻になる。提督と千歳さんがやってきた。
提督:扶桑くんたち、よくやってくれた。君たちの奮闘のおかげで、皆殺しのきゅんきゅん合唱団のメンバーたちは全員救出された。それに、ブルネイ哨戒温泉の二人にも助けられた。改めて、礼を言わせてくれ。
足柄:お礼なんていいのよ。これも任務だったわけだし。……お店の手伝いまでさせられるとは思っていなかったけど。
羽黒:足柄姉さんと同じです。これが私たちの仕事ですから。
提督:そうか。だが、わざわざここの防衛をしてくれたわけだから、後日、改めてお返しをしよう。それと、銀河蜜柑船団の三人には明石工廠から新装備が支給された。今回の作戦の報酬代わりに受け取ってくれ。
装備妖精さん達が重そうに運んでくる。こ、これは。
41cm連装砲が二セットと、三連装酸素魚雷じゃない! でも、どうして……。ハッとして、千歳さんを見たけど、素知らぬ顔をしていた。
吹雪:これが酸素魚雷……(キラキラ)
山城:姉さまと一緒に41cm砲を積む日が来るなんて……(うるうる)
千歳航:三人とも、次の戦いに備えて、装備換装しておいてくださいね。
扶桑改:(小声)千歳さん、ありがとう……。
提督:乾作戦の第一段階である、合唱団メンバーの救出に我々は成功した。これより、乾作戦第二段階であり、最終段階に入る。合唱団に侵攻し、ここ最強青春帝国にも攻撃を仕掛けつつある敵主力艦隊に反撃する。……千歳、作戦の概要を。
千歳航:今、行動できるのは私たち10人だけです。敵戦力は正確にはつかめていませんが、少なく見積もっても、こちらの五倍以上の深海棲艦が合唱団跡地にいると思われます。結集しているのはかつて鎮守府があったチェックポイント107です。しかし、残念ながら、正面から107に突入しても私たちの方が叩きのめされることでしょう。
少なく見積もって五倍!? 想像を絶する数に気が遠くなる。
千歳航:それにここの防衛も必要ですから、10人すべてを動かすわけにはいきません。……かなり危険ですが、艦隊を二つに分けて進攻します。
吹雪:ただでさえ少ないのに、二つに分けるんですか?
千歳航:はい。ご存知のように、6人を超す艦隊が出撃すると敵に超遠距離から補足され、アウトレンジでなす術もなく攻撃されてしまいます。それを避けるための連合艦隊システムも開発途上で、実用化されていません。ですから、艦隊を二つに分けて進行するよりありません。
山城:それは仕方ないわね。で、どんな段取りにするの?
千歳航:まず、囮艦隊が敵護衛艦隊を引きつけます。十分に引き離した後、チェックポイント107にいる敵旗艦を主力艦隊が叩く。これが、大まかな段取りです。
扶桑改:そんなに上手くいくかしら……。
千歳航:囮艦隊は被害を最小限にしつつ、敵を上手に引きつける高い練度と敵旗艦からなるべく遠くに引き離すための速度が要求されます。一方、敵旗艦は最上さんと曙ちゃんの話を総合すると南方棲鬼・南方棲戦鬼・南方棲戦姫のいずれかと予想されます。
噂にしか聞いたことがない深海棲艦の鬼や姫……。本当にいるなんて。
千歳航:どれであっても、下手な戦艦以上の装甲です。少々の火力では撃沈できないでしょう。ですから、敵旗艦と対峙する艦隊には速やかに敵艦を撃沈できる高い火力が必要です。
扶桑改:要は、戦艦か空母じゃないとダメってことね。
曙:(ギュッと唇を噛む)悔しいけど、私たちの砲火力と魚雷じゃ、あいつには通用しなかった……。どうしてもあのクソツインテールを沈めるには重火力が必要なのよ……。
千歳航:いま動かせる艦隊に戦艦は扶桑さんと山城さんしかいません。ですから、銀河蜜柑船団の皆さんには敵旗艦との艦隊決戦をお願いします。
扶桑改:私たちが……艦隊決戦!?
これまで、ロクに戦ったことも遠征したこともなかった私たちが、艦隊決戦の主力に指名されるなんて。誇らしいといえば誇らしい。でも……。
曙:あんたたち姉妹は欠陥戦艦だし、練度も大したことないけど、あいつに対抗できるのは戦艦と空母だけ。……扶桑。あのクソムカつくツインテール女を絶対、倒してよね!
千歳航:続きます。皆殺しのきゅんきゅん合唱団第一艦隊「夢見る最上少女隊」の最上さん・時雨・潮・曙は敵侵攻部隊を引きつけ、銀河蜜柑船団の鎮守府跡地への進攻を援護。いいかしら。
最上・時雨・潮・曙:了解!
扶桑改:(小声)艦隊名もすごいことになってない?
山城:(小声)姉さま……私、もうなれてきました。
千歳航:泊地防衛には引き続き、ブルネイ哨戒温泉からの援軍である足柄さんと羽黒さんがその任に当たります。よろしいでしょうか。
足柄:もちろんよ! 任せておいて!
羽黒:は、はいっ! たとえ五倍の相手だって、支えてみせますっ!
あれっ? 千歳さんは?
彼女はにこっと笑って、私の疑問を察したように続ける。
千歳航:私は扶桑さんの指揮下、つまり銀河蜜柑船団に加わります。
chapter:リプレイパート
ご隠居:さてと。いよいよ「暇だったはずなのに」後半戦だ。
香取:はい。ここでは、四人目のメンバーが加わります。やっぱり、千歳さんですか。
ご隠居:もちろんだよ。
香取:いつもの3人もレベル3になりましたから、都合4人分のキャラメイクが必要ですね。改造はどうしますか。
ご隠居:姉さまと千歳お姉は改造できないし。山城ちゃんの改造は無しで。吹雪ちゃんだけ、改造だね。
香取:吹雪さんは標準改造を行います。これからは「吹雪改」となりますね。標準改造ですから、吹雪さんは3つ装備アビリティを装備でき、ギャップも変更できますよ。……なお、改造については『建造ノ書 弐』pp.140〜147をご覧ください。
ご隠居:誰に向かって話しているんだ?
香取:こほん。
ご隠居:と、いうわけでキャラメイクだ。
●千歳型一番艦 軽空母 千歳航
レベル3
〈装備アビリティ〉
・艦上攻撃機:火力修正3・航空攻撃2・偵察7:指定個性《スタイル》
・艦上戦闘機:超対空2
〈個性〉
○《スタイル》 ○《機動》 ○《航空戦》 ×《負けず嫌い》
〈ギャップ〉
2.魅力と3.性格の間
〈戦術・固有アビリティ〉
・夜間飛行(戦術)
・急降下爆撃(戦術)
・飛行甲板だけは(新固有)
香取:夜間飛行に急降下爆撃ですか。
ご隠居:うん。特に今度の決戦フェイズは夜戦まで行くかもしれないしね。それと、固有アビリティも『抜錨ノ書』収録のものに変更したよ。
●飛行甲板だけは
自分が中破のとき、艦載機の装備アビリティを使用して攻撃を行うことができる(航空戦・偵察は行えない)。
香取:相手が相手ですから、手数が増えるのは大事です。
ご隠居:あ、それとここで名誉点と家具コインを使うぞ。
香取:あら……。何を取得しますか。
ご隠居:取得するのは、これだな……。
扶桑改→41cm連装砲(名誉点3点消費)
山城→41cm連装砲(名誉点2点消費)、41cm砲に「高性能」を1点追加(名誉点1点消費)
吹雪改→三連装酸素魚雷(名誉点3点消費)
ご隠居:姉さまと山城ちゃんは火力重視。ついでにこのセッションだけ山城ちゃんの行動力も1上げられる「高性能」をつけたよ。吹雪ちゃんは雷撃能力の維持と生存性の向上だね。千歳お姉はこれが初参加だから、名誉点による改修は無しだな。前借しても仕方ないし。
香取:では、残る三人のキャラメイクもしましょうか。扶桑さんと山城さんはレベル3になったので、行動力が+2されました。吹雪さんは標準改造したので、行動力は据え置きです。
●扶桑型一番艦 航空戦艦 扶桑改
〈装備アビリティ〉
・41cm連装砲:火力修正3:指定個性《お嬢様》
・大口径主砲:火力修正2:指定個性《面倒見》
・瑞雲:偵察8・航空攻撃2・対潜2
・改良型艦本式タービン
その他変更なし
●扶桑型二番艦 戦艦 山城
〈装備アビリティ〉
・41cm連装砲:火力修正3・高性能1(本セッションのみ):指定個性《おしとやか》
・副砲:火力修正1:指定個性《えっち》
・副砲:火力修正1:指定個性《待機》
・偵察機:偵察9
その他変更なし。
●吹雪型一番艦 駆逐艦 吹雪改
〈装備アビリティ〉
・小口径主砲:火力修正2:指定個性《名声》
・四連装酸素魚雷:火力修正3:指定個性《マジメ》
・三連装酸素魚雷:火力修正2・回避1・装甲1:指定個性《海図》
〈ギャップ〉
2.魅力と3.性格の間
〈戦術・固有アビリティ〉
・身代わり(戦術):指定個性《おしゃれ》
・白兵戦闘(戦術・継続):指定個性《古風》
・憧れの先輩(新固有)
個性に変更なし
香取:吹雪さんは戦術も固有も変更ですか。
ご隠居:うん。仮に攻撃を食らっても、いらない装備でガードしようと思って。それに、新固有アビリティにも興味があってね。
●身代わり
自分がダメージを受けたときに使用できる。指定個性の判定に成功すると、自分の装備アビリティを1つ破壊することでそのダメージを無効化できる。
●憧れの先輩
セッション中に駆逐艦以外の味方艦がサブの固有アビリティを使用した場合、【行動力】を1D6消費することで、そのスキルを持っているかのように使用できる。
香取:特に扶桑さんの固有アビリティ【火力だけは自慢】との相性がよさそうですね。
ご隠居:でも、弱点が少ないのがなぁ。いいことなんだけどさ。
香取:弱点が少なすぎるのも困りものですね。さて、家具コインで何を買います?
ご隠居:買うのは、これ!
と、指さしたのは『建造ノ書 弐』で実装された「診療台セット」。
ご隠居:これで、姉様たちとお医者さんごっこを……。
香取:(ニッコリと、しかし無言で鞭をしならせる)
ご隠居:あわわわわわわ……。じょ、冗談です。診療台セットは効果が大きいからだよ……。
●診療台セット――コスト:燃料2個、鋼材2個
家具の使用者は《衛生/航海11》の判定を行う。成功すると好きなPC一人の受けている損傷を全て回復させる。失敗すると、家具の使用者の【行動力】を1点減少する。
香取:1回のセッションで1度しか使えないとはいえ、燃料と鋼材共に2個でダメージ全快は大きいですね。失敗時のリスクも軽いですし。
ご隠居:前回はひどい目にあったからね……。姉さまと山城ちゃんが今、仮に大破したら、全快させるのに二人合わせて燃料・鋼材両方を30個も使うんだぞ。2人とも轟沈なら40だ。資源は24個までしか持てないのに。
香取:『願いは海を越えて2』で、木曾さんを演じた作者の河嶋さんが「5レベルになった俺たちは、基本的に傷付くわけにはいかないんだ」(p.255)というのが、わかりますね。まだ、レベル3ですが。
ご隠居:決戦フェイズの後、損傷はコスト0で回復するから実感しにくいけど、これから鎮守府フェイズ内艦隊戦がいくつも出てきたら、絶対に必要になるしな。
香取:では、続いて感情値の設定を。
ご隠居:そうだね……
〈感情値〉
・扶桑→千歳+1(2)似た者同士?
・山城→千歳+1(1)頼れる人
・吹雪→千歳+1(1)いいひと
・千歳→吹雪+1(1)かわいい
香取:見事なまでに千歳さん宛ばかりですね。
ご隠居:三人はもうかなり感情値が上がっているからな。こうしておけば都合、三回は声援を送れるわけだし、万が一のときにも……な。
香取:確かに、三人の感情値は相当高くなっていますから、上げ過ぎても感情値調整が入りますね。それに、暴走判定も厄介になってきました。
ご隠居:折角だから、皆殺しのきゅんきゅん合唱団の艦隊名も決めるか。旗艦は最上という設定で。……修飾・地名・チームか。(さらにコロコロ)……ん。あ゛!
香取:(絶句)
艦隊名は「血塗れの最上少女隊」になりました。
ご隠居:鎮守府名が皆殺しのきゅんきゅん合唱団で、艦隊名が血塗れの最上少女隊って(汗)。どんなカチコミ艦隊だよ……。
香取:……最上さん、不憫ですね。
ご隠居/最上:「主砲が無くても大丈夫。ラム(衝角)で沈めればいいんだよ」とかいってそうだな……。
香取/時雨:「いい(血の)雨だね……」とか。
ご隠居/潮:「できれば全員、楽にしてあげます」!
香取/曙:「このクソ深海棲艦!(→ダイソンワンパン轟沈)」
調子に乗り過ぎました。最上・時雨・潮・曙ファンの皆さん、ごめんなさい……
ご隠居:……なぁ、別にゲーム進行に問題が出るわけじゃないから振り直し、いいかな……。
香取:これは、ちょっとシュールすぎますね。一ヵ所直すのはルール化されていますからどれかを振り直しましょう……。修飾表、ですよね。
ご隠居:ああ……。
というわけで、あまりに最上が可哀想すぎるので振り直し。というわけで、改めて。「夢見る最上少女隊」になりました。
香取:これも何か……。
ご隠居:さっきの「血塗れの最上少女隊」よりはマシだろ。
香取:ま、まぁ、そうですね。それでは、最後にシーン決定をしてください。
ご隠居:(サイコロコロコロ)……「戦火拡大」か。
●戦火拡大
PCたちの鎮守府の周辺に、謎の深海棲艦が襲撃をかけてきた。何がなんでも、この町を守らないと! このセッションでは遠征シーンの代わりに激戦シーンが使用され、「激戦イベントを一回以上達成すること」が任務として加わる。
香取:ということで、このセッションでは激戦シーンが必須ですね。あ、そうそう。この導入フェイズで任務「曙を探す」は自動的に達成です。
ご隠居:そっか……。何か判定とかがあってもいいような気もするけど、ま、いっか。
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『艦これRPGぼっちプレイ 空はあんなに青いのに』(富士見書房)に収録されている机上演習シナリオ「暇だったはずなのに」(pp.238-258)のリプレイです。 今回は「暇だったはずなのに」後半部分の導入フェイズのみです。 ……早く残りを書かないと(涙)。 |
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