暁の食事処第5話
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森の奥深くは大人3人ほどの高さの木が一面に広がっている、晴天の空から

 

太陽がさし木々に活力を与えている、時々吹く風は木々の葉を揺らし 自然の香りを

かもし出していたそんな自然の香りと陽気な空に森の生き物たちも

日向ぼっこをしていた

 

一匹の小鳥が日向ぼっこをするべく地面に降りる

森の心地よさに大きくあくびのような泣き声をあげる

その小鳥のそばに一人の暁の髪の男が仰向けに眠っていた

 

「う〜む..........」と寝起きのような声をだす満月紅蓮がいた

 

 

小鳥の鳴き声を聞き意識が目覚めたので体を起こし状況を確認する

辺りは木々に囲まれており森の中のようだ、それにしても空気

がとても澄んでいる転生前の世界の日本では街の中はおろか山の中でもここまでではないだろう

それくらいの心地よさだった

 

この空気一つでも自分が三國志の世界に転生したことが認識できた

「そういえば、神が親友を待たせてあるといっていたような」

 

このまま待っていた方がいいのかそれとも、自分で歩いて見つけた方が

いいのか迷ったが後者の方にした やはり好奇心に勝るものはないというものだ

待ち人に迷惑がかからない程度に歩こうと立ちあかるが違和感を感じた

 

まず目線がとても低いことだ180前半のはずの自分にしては

あまりに地面が近かったそして手のひらが異様に小さかった

これはまさかと一つの推測を立てていると......

 

「がさっ、がさっ」

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と一定のリズムで歩いてくる足音が聞こえ人影が見える

待ち人かと思いながらも一応警戒をする

 

足音が大きくなり顔が見えるところで

 

「そんなに警戒しないでください」

 

と微笑みながら現れた男は茶髪の髪に笑顔が印象的で

二十代半ばくらいだでなぜか喫茶店のマスターが着ているような

 

服装だった

 

私はすぐに警戒をといた、あの笑顔もそうだがなにより本能的に

危険な人物でないことがわかった

 

「ありがとうございます、僕は神のご命令であなたのサポートをする

霧野 蒼(きりの そう)といいます、ここではなんなので近くの小屋で

話しましょうか」

 

「わかった、よろしく頼みます」

 

「はい、ではついて来てください」

というと霧野さんは森の奥に歩いていく

 

私は霧野さんの後を追った

 

 

 

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