RF-9/S42 ファンタ
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説明
フレームアームズ部隊コラボレーションコンペ【グルックス】参加作品です。
初めて作るロボットのプラモで色々苦労することもありましたが、なんとか無事完成させることができました。


以下、機体説明です。
試験的に開発された格闘戦兵装を大量に搭載したテスト機体。
元々身軽なレヴァナントアイをさらに軽量化するため、片足および射撃武装の全撤去など、常識にとらわれない改造が施されている。
リミッター解除措置を受けた駆動骨格から生まれる凄まじい跳躍力を活かし、瞬間的に敵機体群に肉薄、目標の大小を問わず粉砕する。


……と、表向きには優れた格闘戦機体とされている。
だが実際には過ぎた軽量化や杜撰な設計による腕部増設が響き、ありえないほどに脆弱である。駆動系を酷使するため、戦闘が長引けば自ずから骨格が崩壊するほか、パイロットを保護する耐G構造なども施されていない。センサーボードや背部武装による機体制御も気休め程度のもので、狙った目標に向かって跳ぶのが精一杯。
さながら棺桶に刃を貼り付けそのままロケットのように飛ばした、デタラメな機体である。
隊でも大破を前提とした運用がなされており、骨格にはジャンクを、装甲は他の機体の余剰パーツを付けるか、最悪なしで出撃する。
ちなみに、四本の腕を虫のように用いて地面を這う地上戦形態や、機体そのものを巨大な打撃武器として他の機体に振るわせるベアクロー形態にも変形できるが、この機体が出撃した場合、十中八九大物に特攻する戦法をとるため、これらの形態が戦場で生かされることは少ない。
パイロットに関する情報は限りなく少ないが、少なくともこの機体に生身の人間が乗ったなら、9割9分機体とともに爆散、奇跡的に帰ってきたとしても、コックピットで潰れたトマトのようになって発見されることだろう。
……毎度の戦闘で破壊され、堅牢な刃と、人間大の、銀色をした、謎の円筒形ユニットのみ回収され、次の戦闘にはまた出撃しているこの機体について、隊員は口を閉ざすばかりである。
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タグ
フレームアームズ レヴァナントアイ グルックス 

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