IS?英雄束ねし者? 9話
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「ん?」

 

「え?」

 

「なんだ?」

 

ウイングガンダムゼロ炎を纏った四季が現れたことでシャッフルガンダムに対する反撃を開始しようとした時だった。突然、カタパルトから一機のISが飛び出して来た。……黒式を纏った秋八である。

 

「秋八、お前何しに来たんだ?」

 

「決まってるじゃないか、あの未確認機を倒しに来たんだよ。援護を頼むよ!」

 

 そう言って雪片を構え|瞬時加速《イグニッションブースト》で加速し、シャッフルガンダムに斬りかかるが、

 

 

『あっ』

 

 

 ビームも展開していないムラマサブラスターで殴り飛ばされる秋八の図。そのままアリーナの地面をバウンドしながら転がって倒れる。

 その瞬間それを見ていた者達の心が一つになった。『あいつ、何しに出てきたんだ?』と。一瞬だが、アリーナの恐慌状態も治まったあたり、出てきた意味は有ったのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 管制室……

 

「あいつは……」

 

「あの方、何しに出てきましたの?」

 

「え、ええっと」

 

 頭を抱えている千冬に、本気で呆れているセシリア、フォローの言葉も出てこない真耶の図。内心、本気で穴が有ったら入りたい気分の千冬だった。幸か不幸かは定かでは無いが、箒だけはその光景を見ていなかったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 アリーナ……

 

「さて、と。二人ともSEの残量はあんまり無いんだろ? オレがオフェンスに周る。凰さんは援護を、一兄は隙を見て零落白夜の一撃を当ててくれ」

 

 秋八の醜態を黙殺して一夏と鈴に指示を出す四季。

 

「あ、ああ、分かった」

 

「って、なんでアンタが仕切ってんのよ!?」

 

「いや、連携訓練も受けたことがあるし、DEMで」

 

 即席のチームの役割を支持したわけだ。三機ともパワータイプでSEを消費する雪片を持つ一夏はあと一撃……良くても二三程度が限界と判断し、同時にまだ戦えそうで援護が可能な武器を装備している鈴に援護に廻らせた訳である。

 

「アンタが援護じゃない理由は何?」

 

「……ヴレイブと違ってゼロ炎の遠距離武器は破壊力が高過ぎる」

 

「そう言う事ね」

 

 援護する所か敵ごと吹飛ばしかねない高出力の武装のみである。しかも、アリーナ内の武装で最強の破壊力を持つと自負しているわけであり、周囲を観客席に囲まれている以上、下手に撃つ事はできない。

 

「それだけど、オレに一か八かだけどいい考えがある」

 

「一か八って上手く行くの、それ?」

 

「ゼロじゃなきゃいいさ」

 

「あっきれた、確率はデカイほど良いに決まってるじゃない?」

 

「まっ、最悪一兄の策が失敗したら、失敗したらオレが単独で落せばいい。幸い、まだ奥の手がある」

 

「初めっからアンタが一人で撃墜するって言うのは?」

 

「……納得できるのか?」

 

「「出来るわけ無いだろ(ないでしょ)!」」

 

 ウイングガンダムゼロ炎の能力ならばシャッフルガンダムを撃破できる可能性が高い。問題は七星天剣流を扱うのに向いていないハイパーカレトヴルッフだが、騎士ガンダム達から学んだ技がある。

 何よりこの二人が何もしないと言う選択肢を取る訳が無いと言う判断だ。

 ……そもそも、四季は『最強』の能力など存在しないと考えている。例え、ISの世界大会『モンド・グロッソ』で優勝した最強のIS使いだったとしても、四季は決して無条件の『世界最強』とは言わない。飽く迄IS乗りの世界最強と言うだけだ。

 仮に千冬が優勝時の愛機を使ったとしてもオメガモンや本気になった騎士ガンダム達に勝てる絵は決して想像できないし、そのオメガモンでさえ敗れた戦いも有るのだから。

 それ故に優勝の要因は全て千冬にあるのであって、能力など関係ない。仮に防御型の能力だったとしても、使いこなし優勝していた可能性も有るのだし。

 

 その為に『零落白夜』、四季にとってはハイリスクハイリターンの強力な力程度の認識だ。だが、

 

「気楽に行っていい、100の結果が出なくても、後詰にはオレが居る」

 

「おう、任せたぜ、四季! それじゃあ鈴、オレがアイズしたらアイツに向かって最大威力で衝撃砲を撃ってくれ」

 

「? 良いけど、当たらないわよ?」

 

 ふと、衝撃砲と零落白夜、瞬時加速の三つの要素から一つの手段を想像してしまう。……はっきり言って無茶すぎる賭けだ。

 

「いいんだよ、当たらなくても」

 

「どう言う意味よっ」

 

「……随分と無茶を。まあいい……オレが先行して射線に追い込む」

 

 一夏の考えが分からない様子の鈴は兎も角、考えを理解してしまった四季はシャッフルガンダムを見据え、向かおうとするが……

 

 

『秋八ぁっ!!!』

 

 

 突然アリーナのスピーカーから大声が響き渡る。

 

「な、何してるんだ、箒……?」

 

「秋八ってあそこで気絶してるわよね」

 

「なあ、中継室の避難状況って……あっ、審判とナレーターは批難してるか」

 

 唖然とする三人……彼女が応援している秋八は既に気絶している。再び『何やってるんだ』と言う点で意識がひとつになる中、四季がPIYOのハッキングで中継室の様子を確認するがそっちには箒以外の人影は無い。

 

『男なら……男なら、そのくらいの敵に勝てなくてなんとするか!!!』

 

 そう叫んでいるが中継室から秋八の姿は見えないのだろうか? いや、見えていても気絶しているとは思ってないだけかもしれないが。

 

(……いや、こう言う時大切な人の応援って力になるけどな)

 

 その辺は四季としても主にエルガとの戦いでの体験談なので肯定しておくが。

 

(……せめて管制室で通信機借りる程度にしとけよ……)

 

 シャッフルガンダムも中継室をじっと見ている。……シャッフルガンダムも理解不能なのだろうか。

 

『理解不能、排除』

 

「「「え?」」」

 

 四門の砲塔を一斉に中継室へと向けるシャッフルガンダム。

 

「一兄、フォローは任せろ!」

 

「ああ! 鈴、やれ!」

 

「ちょっと、バカ! 何してるのよ!? 退きなさいよっ!!」

 

 一夏が立ったのは鈴の正面……彼女の衝撃砲の射線の前にだ。自ら鈴に背中を向けてシャッフルガンダムへの盾になると言う不可解な状況に困惑する鈴だが、

 

「いいからオレの背中ごと撃て!」

 

 シャッフルガンダムの最大の武器は全身の多彩な武器に無人機故の合理的な思考とパイロットの負担など存在しないが故の動き。後出しでも一夏の|瞬時加速《イグニッションブースト》に対応できる反応速度と、休み無く|瞬時加速《イグニッションブースト》を乱発できるのも其処に由来している。

 逆に持ってしまった弱点もまた無人機で有ると言う点だろう。

 

 合理的な判断も言い方を変えれば合理的な判断を想像すれば容易く相手の動きは推測でき、同時に一見意味不明な動きには反応が遅れる。

 

 意味不明でありながら、シャッフルガンダムの反応速度を上回るスピードを得る為の手段……それは、

 

「ああ、もうっ! どうなっても知らないわよ!」

 

「ああ、最大出力で頼む!」

 

 一夏の言葉通り最大出力で放たれる衝撃砲。

 

(|瞬時加速《イグニッションブースト》だけじゃあいつには避けられちまう! かと言って四季みたいにパワーゲートなんて言う加速装置も無い! もっと速さが欲しい!)

 

 目の前ではシャッフルガンダムが四つの砲門を箒へと向けている。ただ突っ込むだけで発射だけは回避できるが、それでは何も好転しない。

 

(|瞬時加速《イグニッションブースト》を鈴の衝撃砲で後押ししてっ!)

 

 背中に衝撃砲の直撃を受けながらもその衝撃に意識を向ける事無く、一点……シャッフルガンダムだけを見据えながら、

 

(さらに加速して……)

 

 衝撃砲と|瞬時加速《イグニッションブースト》の二つの速度が一夏を更に加速たせる。だが、それだけでは何かが足りない。……足りない一点はただ雪片を振るだけではあの剣で防がれる可能性があると言う所。

 

(オレは……千冬姉を……鈴を……関わる人全てを)

 

 脳裏に浮かぶのは四季に敗北した時に彼から投げかけられた言葉。脳裏に浮かぶのは鈴の顔。そして、四季と対戦した時に受け止めた彼の技。

 

(守るっ!)

 

「あれは……」

 

 一夏の構えを見て四季の感情が驚愕に染まる。それは……不完全ながら、

 

「回羅旋斬……」

 

 『見様見真似 回羅旋斬』と言うべき一撃がムラマサブラスターごとシャッフルガンダムの片腕を切り落とす。

 一夏が見様見真似で回羅旋斬を使った事に驚いていたが、まだシャッフルガンダムを倒していると言う訳ではない事を理解し、即座に意識を現実へと戻す。一夏と鈴が作った好機を此処で自分が無駄にする訳には行かない。一夏の手から離れたバトンは己が受け継ぐと決意する。

 

「今だ!」

 

 四季のウイングゼロ炎のオレンジの半透明なパーツが真紅に輝く。

 

「炎システム、完全開放!」

 

 ウイングゼロ炎の背後に浮かぶのは白き炎の竜。オレンジ色のパーツから噴出す余剰エネルギーが炎の様に変わる。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 全身に炎を纏ったウイングゼロ炎はビームサーベルを抜き取りシールドを投げ捨て両手にビームサーベルを構える。一夏の動きに対応できなかったシャッフルガンダムの翼を切り落とす。

 

『トランザム発……』

 

「させるか!」

 

 トランザムを使おうとしたシャッフルガンダムを地面に縫い付けるようにビームサーベルを突き刺し、ハイパーカレッドヴルフを両手に構える。

 

「ゼータ……いや、ゼロ炎、乱れ流星!!!」

 

 二条の赤い流星が乱れ飛ぶ中、シャッフルガンダムの全身が切り裂かれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 管制室からアリーナへと続く通路をセシリアは一人走っていた。

 

(篠ノ之さんはきっと四季さん達の元に駆けつけたのですわ! 想い人の危機にいても立っても居られないこの気持ち……間違いありませんわ!)

 

 序でに『秋八を好きになる趣味は理解できないが』とも思いながら、

 

(ごめんなさい、織斑先生! 二度も四季さんは私を救ってくださいました……)

 

 確信に近い想像……何度も一致する二人の騎士を従えた『騎士王』と呼ぶ少年とヴレイブを纏った四季の姿が重なる。偶然ではない、あの時の少年の面影は間違いなく四季と重なっていた。

 

(待っててくださいませ、四季さん。今度は、私がブルー・ティアーズで貴方をお守りする番ですわ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 四季の乱れ流星で全身を切り刻まれながらもヨロヨロとした足取りで地面に落ちていた一夏へと近付いていく。

 残念ながら剣士ゼータ程の技量の無い四季では炎システムの力を借りても剣士ゼータの技の破壊力には及ばない。逆に流星剣でもシャッフルガンダムを破壊できる破壊力は期待できない。完全に機能停止しなかったシャッフルガンダムがヨロヨロとした足取りで、残された腕を一夏へと向ける。

 

『タ……ゲット……排……廃除』

 

「いっ、一夏ぁっ!」

 

 そんな光景に悲鳴に近い声で鈴が叫ぶ。

 

「大丈夫だ、鈴。こいつは締めと損なったが……」

 

 シャッフルガンダムの後ろのアリーナの壁には穴が開いて外部へと繋がっていた。

 

「アリーナのバリアは破っといたぜ。コレで万が一の時はお前だけでも逃げるんだ」

 

「まあ、必要無さそうだけどな。最後の一手、頼んだぜ……」

 

 四季はアリーナの穴からそう呟く。

 

 

『出口が出来たと言う事は……入口も出来たと言うことですわ!』

 

 

「「「セシリア!」」」

 

 四季、鈴、箒の三人の声が重なる。

 

「一兄には当てるなよ。狙いは?」

 

「完璧ですわ!」

 

 アリーナの外側……開いた穴からシャッフルガンダムを狙ってブルー・ティアーズを纏って佇むセシリア。既にターゲットはスナイパーライフル『スターライトmk−U』の射程内。

 

「リミッターカット、スターライトmk−U最大出力ですわ」

 

 セシリアが引き金を引いたスターライトmk−Uの一射が、シャッフルガンダムの胸部を打ち抜きくと、頭部のパーツが閉じて一角獣の様な形へと変わるとシャッフルガンダムから光が消える。

 

 だが、機能停止する直前、シャッフルガンダムが閉じた頭部を天へと向けると、頭部から延びた一条の光が月へと突き刺さる。

 

―『戦闘データ送信完了。追加戦力|召集《コール》』―

―『■■■■■■■データ受信完了、』―

―『コード……『獣騎士ベルガ・ダラス』』―

 

 絶望を告げるデータが送信された事は誰も気付かなかった。

 

「ギリギリのタイミングでしたわ」

 

 シャッフルガンダムが機能停止した事を確認してセシリアは髪をかきあげながらそう呟く。

 

 

 

「秋八……良かった、無事で」

 

 気絶している姿は有ったが命に別状が無い様子の秋八に安堵の息を吐く箒。まあ、彼女の行動が何一つ意味が無い事は明白なのだが、幸か不幸かまだそれに気付く様子は無かった。

 

 

 

「セシリア、助かった」

 

「とっ、当然ですわね! なにせ私はセシリア・オルコット! イギリス代表候補生なのですから!」

 

 微笑みながら伝えられる四季の賞賛の言葉に顔を真っ赤にして答えるセシリア。

 

「鈴ならやれると思ってたぜ」

 

「当然よ、アタシの方が先輩なんだからね!」

 

 一夏の言葉に笑顔で答える鈴。戦闘を終えた四人が一箇所に集まる中、箒は一人……気絶したした秋八を含む彼らを中継室で見ていた。

 

(何故私はあそこにいられないのだ。私は……秋八の側で見ていることしか出来ないのか……秋八の力になることも出来ないのか……)

 

 アリーナ全域を見渡す事のできる管制室の中だからこそ、そんな四人の背後で光が消えたままのシャッフルガンダムがゆっくりと立ち上がっていくのが見えた。

 

「秋八! 危ない!」

 

 直ぐに秋八に向かって警告を送るが、既に遅かった。シャッフルガンダムが頭部のISコアへと吸収されていく。更に破壊された最初の不明機の残骸さえも吸収した黒く染まったISは黒い空間を発生させ、秋八を除いた四人を飲み込んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

「こ、ここは?」

 

 意識を取り戻した四季はゆっくりと自分の手を眺める。ウイングゼロ炎は解除されているが呼吸は可能であり、周囲に岩が浮かんでいる異様な場所だが普通に呼吸の出来る空間なのだろう。

 

(……待てよ、前にあの人達に聞いた事が……)

 

 ふと、そんな事を思い出す。騎士ガンダム達とは違う……『円卓の騎士』達が戦ったという敵の事を。

 

「っ!? 幻夢界!? まさか此処は……」

 

 だとしたら、迂闊な事を考えたらそれが敵になる。悪い事に此処の前知識の無い一夏達が此処にはいるのだ。彼らが危険だ。

 

「ヴレイブ!」

 

 素早くHi−νガンダム・ヴレイブを纏うと背中のバックパックを広げて飛翔しようとする。だが、

 

 

『逃がさんぞ』

 

 

「っ!?」

 

 突然牙を持った口の現れた岩が一斉に四季に襲い掛かってくる。ハイパーバズーカで応戦するも、数が多い上に減っている様子は無い。

 

『無駄だ、そいつらは幻。幻は殺すことは出来ない』

 

「ちっ! やっぱりな」

 

 以前目の前の敵と戦った際の事は“彼ら”から聞いていたが、残念ながら四季にそれを実行する事は出来ない。

 

『この世界の事は知っていたようだが、残念ながらそれは無駄に終ったな』

 

「そうだったな」

 

 空間に浮かぶ紫の異形の貌……かつて『皇騎士ガンダム』達が戦ったゼ・ダン要塞の最後の番人……『獣騎士ベルガ・ダラス』の貌が。

 

「こいつが獣騎士ベルガ・ダラスか? フィン・ファンネル!」

 

 背中から六機のフィン・ファンネルを射出して獣騎士ベルガ・ダラスを一斉に撃つが直ぐにそれは霧散する。

 

「ちっ!」

 

 ビームライフルで再び出現する獣騎士ベルガ・ダラスの頭部を撃つがそれさえも無駄に終る。

 

『バカめ、そんな玩具がオレに通用すると思ったか?』

 

 獣騎士ベルガ・ダラスの嘲笑うような声が幻夢界に響く。

 

「分かっていたけど、最悪の気分だな、これは?」

 

 残念ながら通常の武装でも超常の力でも、この世界で獣騎士ベルガ・ダラスを倒す手段は存在しない。唯一の手段は幻夢界からの脱出だが。

 

(……銀の円盤か)

 

 幻夢界から脱出する為に必要になるアイテム。それは残念ながら四季の手元には無い。

 

『直ぐにお前の仲間達も始末……いや、勝手に自滅してくれるだろう』

 

 空間が歪み、そこに四季と同じ様に幻と戦っている一夏達三人の姿が映し出される。四季に襲い掛かる牙の生えた岩だけでなく、何故か怪物化したラーメンが襲いかかっている姿は、

 

「……魔人学園か? っ!? しまった!」

 

 ふと、やった事のあるゲームを思い出して、そんな事を考えてしまうと、黒い剣士の影が切りかかってくる。

 

 突然の刀を持った黒い影の振り下ろした刀を受け止める。

 

「っ!?」

 

 剣士の影からブースターを全開にしてその場から離脱すると其処を数本の影の矢が通り過ぎていく。黒い少女を思わせる弓術使いの影……そして、

 

「ガハッ!」

 

 背中から襲い掛かる衝撃と共に吹飛ばされる。黒い大柄な影に殴り飛ばされたのだろう。迂闊にも余計な事を考えてしまった代償は想像以上に大きかった様だ。

 

(どうする? この状況を打破するには……)

 

 そう考えても答えは出てこない。

説明
連続投稿二つ目です。

この作品はpixivにも連載しています。
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