霧の艦隊ハグロ
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説明
劇場版アルペジオCadenzaに登場するハグロをアオシマの1/350羽黒を使用して製作しました。モデルグラフィックス11月号の作例として製作したものです。
まず電飾ですがハグロは推進器が他の同形艦より多くなんと7箇所もあります。ここは電球色の3mmLEDを仕込みました。船体各所にある小さな長方形の発光部分は0.3mmや0.5mmの光ファイバーを3?4本並べることで長方形に光って見えるようにしました。電源は12Vとし船体下部から外部電源を引いています。
アルペジオ版ハグロにするための改造ですが魚雷発射菅や推進器、赤いドーム状のパーツはランペイジの柳生氏からレジンパーツを提供していただきました。マスト類はできるだけ真鍮線に換装し、機銃類はナノドレッドに差し替え。
塗装が大きなポイントです。非常に色数が多い上に塗り分けも複雑でマスキング地獄です。原色の赤やピンクでそのまま塗り分けるとスケール感が出ませんので、SFモデルでやる手法を取り入れました。サフを吹いた後、遮光の為に全面ガイアのアルティメットブラックで塗りつぶします。スケール感を出す為に竹下式フィルタリング塗装でグレー?明るいグレーを吹きます。その際小さなマスキングテープを貼り込んでパネル風の表現をしました。バイナルパターンの塗装に使用したアルペジオカラーのルミナスイエローですがブラックライトを照らすと実に鮮やかに発光します。マスキングですが今回はパターンをAdobe Illustratorでトレースした上で、2つの方法にトライしました。大柄なパターンはカッティングプロッタによるマスキングテープ切り出しでYASさんにご協力いただきました。プロッタでも抜けないような細かいマークはレーザーカッターを使用してみました。私が頼んだcoromoza様ではルールに沿って作ったIllustratorデータとカットする素材を持ち込めば5分500円から使用できます。http://za.coromo.jp/laser-cutter
これが驚く程細かい部分まで奇麗にカットできて驚きでした!こうやって製作したマスキングテープを利用してホワイトで白地を作り、その上にルミナスイエローを塗ります。4?5回重ねて濃くしてあげた方がより強力に発光してくれます。ただ塗装には多少のコツが必要です。粒子が粗いのでエアブラシの目詰まりがしやすいのと、数分で塗料が分離してしまうのでマメにエアブラシのうがいをして塗料をカップ内で撹拌しつつ塗ってあげます。はみ出した部分は上から船体色で修正してもブラックライトを照らすと透けて発光してしまいますので修正は難しいと考えておいた方がよいでしょう。ただこれらのリスクを差し引いても、発光の美しさや輝度の高さは代えがたいものがある魅力的な塗料です。
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コメント
>ぎゃんご・ふぇっと様 ブラックライトはヤザワ ブラックライト20W(50Hz) BL20を使っています。20Wあると相当いいです!つか半額になってるw アルペジオカラーは先に全体に塗れると楽なのですが、そういう使い方には合わないのが残念ですね。(限定)
ブラックライトの安いやつを買ってきましたが、まだ試しておりません(汗)。アルペジオカラーの塗装は修正がないように注意が必要なのですね。勉強になります。(ずあ)
>セラ箱様 ありがとうございます!アルペジオカラーは真っ暗にしかくても十分光って見えてくれるので色々な使い方が考えられそうです。アニメものと相性がよさそうですね?(限定)
電飾と発光がとても素敵ですねー。どこか幻想的でとても綺麗です。(セラ箱)
>いそじマ様 すいません、確かに長過ぎましたねw ちょっと編集しました。アルペジオカラーはよく光るんで蛍光灯くらいならものとしないのが凄いですーまた艦作ってみたいものです。(限定)
すす…すごーい…((◎Д◎;)) 初めテキストなげー!って思ったんですが読んだらハンパない手仕事のカタマリだということがよっくわかりました!まだまだ言い足りないコトでしょう!暗闇で光る作品ではありますが明るいトコでみないともったいないなんとももどかしい逸品でございます!スンバラC!!(いそじマ)
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艦船 1/350 映画 プラモデル アオシマ LED 

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