星に願いを――式と共に
説明
■止んだ霧雨は、笹の葉に翠の宝石を創った。七夕の短冊を笹に付け終えたところで、彼女は口を開いた。「ところで、君は何を書いたんだい?」彼女は短冊に書かれた字面を追った。「『藍とずっと一緒にいたい』……こう、何だ……面と書かれると、照れくさいな」そう言って彼女は、くすぐったげに微笑んだ。「いや、私も……君とずっと一緒にいたいさ」彼女の温もりを、腕に感じた。あなたは短冊に誰に向けた願いを書きますか?願いは銀の河を流れる笹に乗せて――。 ■SSつき。色々混ぜすぎてよくわからないことに。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
890 808 5
タグ
七夕 八雲藍 東方 浴衣 短冊 

幾枝 風児さんの作品一覧

PC版|待受画像変換
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com