三二式戒型甲 偵雷
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説明
フレームアームズ部隊コラボレーション「ヘレグルックス」"非公認"参加機体です。



--機体解説--

 三二式戒型甲 偵雷は月面プラントの暴走によるアントの襲来から一年後、CC210年三月頃に開発された機体である。
 この時期ではSCARUが設立されておらず、偵察用のFAも存在していないため 防衛機構軍はスティレットを用いた半ば強行偵察とも言うべき空中からの偵察を行なっていた。そんな状況を鑑みて轟雷をベースに索敵性能に特化した機体を開発することが決定することとなった。
 偵雷は自身の戦闘能力は殆ど無いものの、その強力なセンサー類を活かした広域索敵によってアントの強襲を防ぐことに貢献している。しかし、210年12月にSCARUの設立及びRF-9レヴァナントアイが開発され機動力で劣る偵雷はたった一年で活躍を終える事となった。

 その後ある部隊において連携が重要である部隊に於いて単独行動を繰り返し何度も懲罰を受けていたパイロットが懲罰と称し黒い噂の耐えない部隊「ヘレグルックス」へと移されることとなった。その際に用意された機体がCC213年に於いては最早旧式とも呼べる機体である偵雷であった。
 部隊の規則に則り対FA及び対民間人用兵装を搭載、内部機構も最新のものに交換した強化機体「偵雷・改」へと改造された。
 その後彼の団体行動を嫌う性格から常に単独で行動し、様々な地を移動しながら時に偵察を行い、時には月面軍のFAをバラバラになるまで叩き潰し続けている。
 尚、この機体とパイロットの事は本隊であるグルックスの中で知る者は一人も居ない。偵雷・改から送られてくる情報は「謎の人物」からの物となっており、常に有益な情報ではあるが差出人不明という点から始末されてもおかしくない状況となっている。

--武装--

(共通兵装)
・各所センサーユニット・・・胸部や肩部等随所に装備されているセンサー。各々のセンサーは小さいものの、数が多いため前方のほぼ全周囲を索敵することができる。

・リアスカート部センサー「廻覧」・・・計12個ものセンサーを鈴なりに搭載している。前方だけでなく後方も確認できるようになっておりまさに「死角無し」とも言うべき索敵可能領域を持つ。通常時はセンサーを防御するためのバインダーで隠されている。

・両腕部情報集積&送信ユニット「天眼」・・・右腕に装備されているユニットでまず情報を収集し、頭部EWACシステムを通して集積されて左腕の送信ユニットからヘレグルックス及びグルックス本隊へと情報を送る。偵雷の時は情報集積能力がレヴァナントアイ以下であったが改造によって同等以上へと強化された。

・腿部スモークグレネード・・・敵のセンサーを麻痺させるECMも搭載した高性能のスモークグレネード。偵雷の場合では逃走用として用意されている物だが、戦闘能力を大幅に強化された偵雷・改では自機の周囲と敵機に向けて発射し「姿を見せることなく敵機を始末する」というヘレグルックスの掟に法った戦闘スタイルの為に必要不可欠となっている。

(偵雷専用装備)
・九式自衛用小銃・・・カートリッジ式を採用したライフル。偵雷はあくまで偵察、索敵に特化した機体であるため戦闘能力は無に等しい。小銃の性能は少ない装弾数に加え攻撃力もアントを損傷させることができる程度であるためコボルドやフレズに対しては殆ど効果が無いと言える。

(偵雷・改専用装備)
・拾参式複合兵装「惨壊」・・・ガトリングガンとチェーンソーを合体させた大型の武装。重量こそあるがその破壊力は凄惨を極める程でありこの武器に狙われたら最後穴だらけかバラバラに引き裂かれるかのどちらかとなる。

・拾壱式鋼拳「滅牙」・・・CC210年に開発された近接戦闘型FA「漸雷」のスタンナックルを参考により攻撃性に特化した改造を行なった武装。まず四つの杭で敵の装甲にヒビを入れ、そしてパイルバンカーの要領で打ち出される奥の四つの杭で装甲を打ち砕く。その際に強い衝撃も発生するため友人機が相手の場合に有用であると言える。

・膝部鋼刃・・・膝部に直付されたブレード。惨壊がある為基本的に使われる機会は無いが敵に密着された時等に於いてはこちらの方が取り回しが効く。攻撃の際には脚部側面にセンサーの代わりに搭載されたブースターを吹かし加速を付けて「抉る」。

・肩部センサーユニット「骸」・・・偵雷のセンサーが索敵用の為、戦闘時には性能を発揮することが出来なかった。そこで戦闘用に特化したセンサーが必要となった。通常時は索敵も可能となる単眼型だが戦闘時には回転し近距離での情報処理に特化した骸骨型へと変わる。両肩に備えられたそのユニットの外見は「死神」と「ヘレグルックスの象徴」の二つの意匠を持っている。

・伍式対人用S・マイン「断罪」・・・ヘレグルックスの原則として「民間の目撃者も抹殺対象となる」というものが存在する為搭載された対人兵器。垂直に発射され空中で爆散、内蔵された数千個もの超小型の鉄球が地面に向けて降り注ぐというものである。伍式が表すようにフレームアーキテクト開発前に作られたが、アントの襲来時には敵性存在は基本無人機という事から使用されずに封印された兵器である。
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FA フレームアームズ グルックス 

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