真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜第拾六幕
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真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜第拾六幕

 

 

 

 

樹「う、う〜ん・・・・・ここは?」

 

星「おや、気が付かれましたかな?私としてはもう少しこうしていたかったのですが」

 

みると、星に膝枕をされていた

 

樹「おわぁぁ!!!」

 

星「想像通りの反応をしてくださる」

 

 

 

星から聞いた事だがどうやらアレから三十分ぐらい気絶していたようだ

 

その間、凪が身辺の警護、星が看護をしていてくれていたようだ

 

樹「それで、ここはどこなんだ?」

 

星「ここは、先程の場所から少しばかり離れた岩陰ですよ」

 

樹「そうか、そろそろ行こう」

 

星「はい、では凪を呼び戻してくるうえすこし(樹様!!!)おや」

 

凪が何やら慌てたような声を出しながらこちらに駆け寄ってくる

 

樹「どうした?」

 

凪「それが、魏の陣営から一部隊が出立し虎牢関に向いました!!!」

 

樹「なんだって!!!」

 

今、虎牢関にこられると寝たままの霞と恋が危ない!

 

樹「星!急いで虎牢関に戻って守備を頼めるか!?」

 

星「はい、では馬を借りますゆえご了承いただきたい」

 

今まで、乗っていた馬を星が借りると急ぎ虎牢関に戻っていった

 

 

 

樹「とりあえず、今は魏の陣にいこう!」

 

凪「はい!」

 

氣を足に溜め、いっきに駆け抜ける

 

途中なんか呼ぶ声がしたが徹底無視だ

 

そんなことをしながら走っていると魏の陣が見えた

 

樹「止まれ」

 

そう言うと、凪も止まった

 

樹「それで、蓮の居る場所は判る?」

 

凪「私に考えがあるのですがいいでしょうか?」

 

樹「なんだい?」

 

凪「はい、では・・・・・・」

 

樹「なるほど、じゃそれで行こう、凪頼んだよ」

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ここで説明しよう、凪の考えた作戦とは俺が掴まった振りをして雫のところに行く

 

そこで、白夜の解散という虚言をいい皆を騙す

 

そして蓮に会いに行き陣から連れ出し虎牢関に逃げる

 

という作戦だ

 

凪「失礼します!!!白夜の総大将、遠藤樹を捕縛しました!」

 

雫「そうですか、ありがとうございます。ところで真桜さんと沙和さんはどちらに?」

 

凪「あの二人でしたら、虎牢関に向わせました」

 

雫「そうですか・・・・・・・ありがとうございます、下がってください」

 

凪「はっ!」

 

凪が下がった、そこで目配せし凪を蓮のところに行かせる

 

雫「それで、樹さん」

 

樹「なんだい、雫?」

 

雫「白夜を解散宣言をして、私の所に降りてください」

 

樹「いいよ」

 

皆「えっ!!!」

 

今の一言にその場に居た全員が吃驚している

 

雫「なぜ、そんなに簡単に解散を宣言するのですか?

 

白夜は貴方が全ての戦いをなくすために作ったのではないのですか?」

 

樹「ああ、そんなのは簡単だ。なぜなら俺が死ぬ又は行方不明などになっても愛華があとを継いでく

 

れる、ここで解散を宣言したとしても愛華が白夜を新たに作りまた雫たちと戦う事になるだろう」

 

樹「それと、雫」

 

雫「なんでしょうか?」

 

樹「この、干将・莫耶を返すから、蒼龍と黄龍を返してくれないか?」

 

春蘭「貴様!!!!!図々しいにも程があるぞ!!!!!」

 

雫「春蘭さん、いいのです」

 

春蘭「しかし!!!」

 

華琳「春蘭、やめなさい、母様がいいといってるのよ」

 

春蘭「はい・・・・・」

 

華琳の一言でやっと止まった

 

雫「・・・・・・・・・・・・・・」

 

樹「だめかな?」

 

雫「いいですよ、はい」

 

雫は脇から二振りの刀を出すと床に置いた

 

樹「じゃ、俺も」

 

こちらも二振りの剣を地面に置く

 

お互いの武器の周りを半周しお互いの本来の得物の前に立つ

 

樹「それじゃ」

 

刀を取る

 

雫「はい」

 

向こうも剣を取る

 

樹「そういえば、ここに浦賀蓮が居るって聞いたんだけど?」

 

雫「はい、いますけど・・・・・樹さんは彼女とどういった関係ですか?」

 

樹「そうだね〜、俺の知ってる蓮だったら恋人同士だけど」

 

雫「そうなのですか、ふふふ、彼女が羨ましいです」

 

樹「それで、案内してくれないかな?」

 

雫「それじゃぁ華琳、案内をお願いできるかしら?」

 

華琳「わかったわ母様、樹こっちよ」

 

華琳の案内の元、蓮の元に行く

 

俺の知ってる蓮でありますように

 

 

 

 

華琳「ここよ、私は外で待ってるからあってらっしゃい」

 

樹「ありがとう華琳、じゃ行って来るね」

 

華琳「ええ、いってらっしゃい」

 

ドアをノックする

 

???「誰ですか?」

 

ドアの向こうから聞こえてくるは、蓮の声だった

 

それを、返事と受け取り部屋の中に入っていく

 

樹「やぁ」

 

反応を待つ

 

蓮「樹・・・・なの?」

 

樹「ああ、正真正銘の遠藤樹だよ」

 

蓮「うぅ・・ひっく・・・ぐすっ・・・うわぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!」

 

蓮が抱きついてきた

 

樹「よしよし、寂しかったよな、怖かったよな、大丈夫、これからは俺が付いてるから」

 

蓮「えっぐ・・・ひっぐ・・・ぐすっ・・・・・・本当?」

 

樹「ああ、本当だよ、だから今は泣いてもいいんだよ」

 

蓮「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

樹「よしよし」

 

蓮は、胸の中で泣き続けた

 

蓮が泣き止んだのは一刻が過ぎてからだった

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樹「いいかい蓮?」

 

耳元で囁く

 

蓮「なぁに?」

 

蓮も同じように囁く

 

樹「今から、ここを脱走する、一緒に逃げてくれるかい?」

 

蓮「でも、雫さんたちが・・・・・」

 

樹「また、あえるさ・・・・・だから今は逃げよう?」

 

蓮「・・・・・・・・判ったよ、今は逃げるね」

 

蓮の手を引き、外に出て雫達のいる所に戻る

 

樹「凪、俺のそばに来てくれるかい?」

 

凪「はい」

 

凪がそばに来る

 

樹「雫、蓮を保護してくれた事に感謝する、本当だったらもう二度と会えなかったんだからね」

 

雫「いえ、樹さんと蓮さんが喜んでくれたのなら嬉しいです」

 

樹「それと、話があるんだけど」

 

話しながら皆にばれないように足に氣を溜めていく

 

雫「何でしょうか?」

 

樹「そろそろ、逃げさせてもらうわ、じゃね〜」

 

其の言葉と共に、足の氣を一気に爆発させこの場から逃げる

 

もちろん蓮をつれてだ

 

凪も後ろから追って来る

 

蓮「わぁ!!!すごい、すごい!!!樹カッコいいよ!!!」

 

蓮も、感心してそのような事を言っている

 

樹「蓮!!!落ちないように掴まってろよ!!!」

 

蓮「うん!!!」

 

樹「凪!いそいで虎牢関に戻るぞ!!!星が心配だ!!!」

 

凪「はい!!!」

 

星の援護に向うため、急ぎ虎牢関に戻る

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星「はあぁぁぁぁ!!!」

 

目の前に居る敵を一振りの元で打ち殺す

 

今は、わが主の命でこの場を守っているが何時まで持つか・・・・・・

 

敵兵「おらぁ!!!」

 

星「むっ!!!!!」

 

攻撃をかわすと、一気に突き刺す

 

敵兵「ギャァァァッ!!!!!」

 

後ろに居た雑兵も一緒に突き刺さるだが、これが仇になった

 

星「なっ!」

 

さした槍が抜けなくなった

 

星「くっ!!!」

 

抜こうと思い力ずくで引っ張るがびくともしない

 

雑兵「おらぁ!!!これで終わりだ!!!」

 

剣が振り下ろされていく

 

星「(ああ、我が命も此処までか・・・・・樹殿すいませぬ、命を果たせなくて・・・・・)」

 

せめて目をつぶって死のうと思った

 

だが、其のとき

 

ダァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

雑魚将軍「なんだ!!!」

 

斥候「大変です!!!劉備軍が我が軍を打ち倒しています!!!」

 

雑魚将軍「なっ!!!劉備は何を考えている!!!!!」

 

−−−−−桃香−−−−−

 

桃香「よ〜し、愛紗ちゃん!御主人様を助けるために今はできる事をやって!!!」

 

愛紗「はっ!!!この関雲長、主の為この命ささげましょうぞ!!!」

 

あの時、星ちゃんが説得に来たとき、踏ん切りがつかなかったけど今はもう大丈夫

 

これから私達は、御主人様の為に戦うよ!!!

 

 

 

 

 

樹達が戻ってくる頃には、魏の軍は全員殺されていた

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いかがでしたでしょうか?

 

いまだ、自分ではうまくかけませんがいかがでしたか?

 

では、次回で会いましょう!

 

さよなら!!!!!!!

説明
拾六幕です
蓮がついに復活!?
ではどうぞ
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コメント
ジェノサドダンス(ブックマン)
あ、愛紗さん皆殺しっすかww(ストー)
うむむ、しかし、此れで白夜と魏の溝は確実に・・・ 次作期待(クォーツ)
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