アノマロカリス型
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説明
グレイヴディガー


帝国と共和国間の海戦においては、鰭で海中を回遊するのではなく、海底を歩行して進軍するゾイドも数多く存在していることをご存知だろうか。
そうした歩行するゾイドは移動速度こそ遅いが、回遊音を出さないためソナーに察知されにくい、つまりギリギリまで敵に気付かれず接近できるというメリットがあった。
そうした利点から重要な極秘作戦ほど歩行型ゾイドを主体に編成されることが多くなり、そうなると当然ながら歩行するゾイドを効率的に仕留めるための戦術も重視され始めるのである。
そして帝国の発案した戦術は、最も基本的と言うべきか、あるいは奇策と言うべきか・・・海底に地雷を仕掛けてしまおうというものだった。

そうして開発されたのがグレイヴディガー。
帝国の海底地雷敷設を専門としたアノマロカリス型ゾイドである。
グレイヴディガーは頭部先端部の付属肢シャベルで海底に穴を掘り、口から地雷を設置すると再びシャベルで穴を埋めてその痕跡を隠す。
地雷の敷設作業を効率的に行うことができる優れた工兵ゾイドである。

8対ある鰭の回遊速度は自慢できるものではないが、どのような海流の中でも遊泳の姿勢を安定させる事ができる特徴があった。
地雷設置は慎重さを必要とする作業であるから、こうした特長を持つアノマロカリスの野生体が選ばれたのだろう。

そして尾に備わった4基のレーダーは全方位の電波を細かく拾うことが可能だった。
これにより敵ゾイドの接近を敏感に察知でき、戦闘能力を持たないグレイヴディガーも安全に作戦を遂行できたのである。

グレイヴディガーの装甲は非戦闘型にしては格段に頑丈なのだが、これは地雷という危険物を数多く積載しているため、敵ゾイドの攻撃を受けても簡単に誘爆しないように配慮されているからだろう。
だから、もし万が一にグレイウディガーが共和国のゾイドと遭遇したとしても、簡単に撃沈することはない。
共和国の戦闘ゾイドに発見させたグレイヴディガーが被弾しながらも勇敢に自らの敷設した地雷原に共和国ゾイドを誘い込み、遠隔操作による起爆で地雷を爆破させてこれを撃沈して無事に勝利の帰還を果たしたというエピソードも帝国軍の記録に残っている。





これは約一年前、私が最初に完成させた改造ゾイドです。
最初から工兵ゾイドだったのは、やはりそういった泥臭い役目のゾイドが好きだからでしょうか。
今なら武器の一つくらい装備させるところですw

ちなみに尻から伸びているのは撃沈した友軍ゾイドを牽引して基地へ持ち帰るためのワイヤーウインチのつもりです。

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コメント
皆さん、可愛い評価ありがとうございます。 確かに可愛く見えてきた(笑)(エディ)
かわいい。小さなアノマロカリス類もいたそうですよ。(Ankylo Zoids)
あっ…片手だけ長いのはカニか…失礼しました。(双子辰)
可愛い(W-ネームレス)
エディ(ありくい)さん、コメントへのご返事ありがとうございました。ほほう、テナガエビだけに長い片腕を生かして地雷を取り除くとか?それも面白そうですね。(双子辰)
双子辰さん> 共和国はコイツへの対応策として海底地雷除去を専門としたテナガエビ型ゾイドを開発したと言う設定です。 そちらも7割くらい完成しているので、いずれ投稿します。 宜しければ見てください。(エディ)
前からこのゾイド気になってたんですよね、なるほど敵を地雷におびき寄せる自身が疑似餌的役割も果たせるんですか、面白い発想ですね。(双子辰)
Capeさん> そう、亀に捕食されていた奴です! 私もアノマロカリス型を公式で見てみたかったです。 カンブリア紀最強の捕食者なので、本来ならばデススティンガー級の大物として作りたいモチーフでしたが、技術が足りませんでした(笑)(エディ)
カメに食べられてたアノマロカリス型ですね!  良く見たらボディはデスステの尻尾なんですなぁ…   好きなモチーフなのに公式では非動力キットどころか没案にすら影も形も無いのが無念でした。  (Cape)
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zoids ゾイド アノマロカリス 

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