深夜のコンビニ
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【アス(5540)】

 「(ちなみに、今まで寝てた。おはよう)」

 

【懐古島(5480)】

 「おはよう・・・そして、おやすみ・・・。《布団をかぶせようとする。》」

 

【アス(5540)】

 「おは……えっ!?起きたばっかで眠くないよ!?」(被せられた布団をはぎつつ)」

 

【懐古島(5480)】

 「夜更かし、する?」

 

【アス(5540)】

 「特に明日、予定があるわけでもないし……まあ、起きてる、かな?」

 

【懐古島(5480)】

 「そうか・・・・。お兄さん、は、あまり夜更かしする気はない・・・けど、今から、遊び、にいこうか・・・・。

 《描写ロールの練習にお付き合いくださればうれしいPL。》」

 

【アス(5540)】

 「ん?遊びに行く?いいよ、俺はどこでも付き合うよ。どこに行こうか?あ、眠くなったらちゃんと寝てね」(中身:どんと来い!ですよー!)」

 

【懐古島(5480)】

 「夜更かしする、不良少年達・・・・に、似合うのはコンビニなんだ。コンビニ、行こう。コンビニ。

 《ありがたいことやー・・・。》

 《細かいことは省略してパイポ島は弟を連れて深夜のコンビニに繰り出すこととなるのかもしれないのだった・・・。》」

 

【アス(5540)】

 「こんびに……確か、おにーちゃんの世界にあるなんと!深夜にもやっている商店だっけ?おや、これはおにーちゃんの世界に遊びに行けるチャンスかな……?」

 [ アルターの設定とかどうこうは無視しつつ、おにーちゃんの世界にちょっとおじゃますることになりそうな予感に、少しワクワクしているようだ ]」

 

【懐古島(5480)】

 「《よーし、それではさっそく、とパイポ島はアルターを起動して、もと居た世界【栃木県仲田原町】に設定し移動するのであった・・・・。》

 

【アス(5540)】

 「[ アルターが起動し、時空が少し歪んだかと思うと、そこはまた見たことのない世界だった。

元の世界や、塔で見た事のあるものと違う、建物・地面・そして明かりの灯る町並みにアスルトは、ただただ目を凝らすばかりであった。 ]

 「……あの、今までいた場所と違いすぎて言葉がでてこないんだけど、おにーちゃん」

 

【ええい始めるぞ!(5480)】

 「《まるで都会に来たおのぼりさんのようだ、そんな感想をアスに思いながら弟の顔を見る。》

 景色が違う、のは、向こうでも、いつものことなんだ。アス・・・・僕達は、これから、コンビニに行くんだ。そんな引け腰、だと、戦場では死ぬんだ。

 《弟を置いていき、懐古島は車がまったく走らぬ深夜の道路を横切り足を勧める。》」

 

【アス(5540)】

 「こんびに……そんなに凄い所なのか、死者が……でるのか?そんな、戦地の商店なのか?こんびには……!!」

 [ 先ゆく背中を見つつ、独り言のように言葉を放つ。先ほどの不穏な兄の言葉に不安が募りつつも、暗い夜道を歩く頼もしい?兄を追いかけてゆく ]」

 

【訂正島(5480)】

 「《勧めないんだ、進むんだ・・・。》

 #良い子は道路を突っ切るという真似はしないように。お勧めしません。」

 

【懐古島(5480)】

 「《道路を渡りきった兄は弟のほうへ振り返る。》

 そうだ・・・・アス。君が今、踏み入れた、この道路。ここも全国的、に、見て毎日死亡者が、たしか4000人以上は毎年死んでいるんだ・・・この上で。気をつけなさい・・・・。

 《学校で行われた交通安全教室で培われた知識であった。横断歩道がない道路を横切ることは危ないので気をつけよう。》」

 

【ひどい間違いだ!(5480)】

 「《毎日4000人は死なない・・・・年間だ!》」

 

【アス(5540)】

 「[ その言葉に、道路を踏みしめた足に、自然と力が入る ]

 「4000人以上も!?えっ、毎日!?死の沼でも、そんな人数には届かないのに!?こんな、変哲もなさそうな場所で!?お、恐ろしい…… ……おにーちゃんは、凄い世界で生きているんだな……」

 

【アス(5540)】

 「(よかった……道路で死んでる大量の人たちは少なかったんだ…(中身も把握してなかった))」

 

【懐古島(5480)】

 「(そう・・・授業で聞いたんだ。毎日4000・・・・あれ、毎日4000は多くないだろうか。毎月、毎年?・・・・アスに気をつけてもらえれば例え間違いでもいいんだ。そうしよ。)

 ・・・・そうだよ。気をつけて、ね。アス、この世界には、コンビニ・・・・は、セーブ地点よりも多いんだ。見てごらん。

 《パイポ島が指差す先には、蛍光灯に照らされ屋根の文字が白く浮かび上がっている店が。》」

 

【アス(5540)】

「[ 兄のそんな思考はいざ知らず、地面や周囲には気をつけようと心に決める、アスルトであった ]

 「き、気をつけるよ……怖い所だ、栃木……!!あれが……コンビニ……。あれがきっと、至る所に……?

 まっておにーちゃん、ふと見回しただけでもっと先にも似たような看板が見えるよ!?

 コンビニの群生地なの!?スライムみたく増えるの!?」」

 

【懐古島(5480)】

 「コンビニは・・・・時に同業の店が隣同士に並ぶことがある。そして、いつか人知れずに、その内の片方は消えてしまう・・・そんな店だよ。

 さあ、アス・・・・ここがロー、コンビニの入り口なんだ。

 《コンビニの入り口に立ち、弟を招きいれようと腕を広げる。》

 《ガラス張りの壁が独りでに横に開かれる・・・・『自動ドア』だ!》」

 

【アス(5540)】

 「……コンビニ、本当にスライムみたいだ。

 スライムも、片方を取り込んで大きくなってゆくんだ。コンビニはスライム、覚えた。

 って、まっておにーちゃん、勝手に開いた!!魔法!?

 おにーちゃんの世界でも魔法が使えるの!?

 凄い、手下たちの手で開かれる魔王城の扉の前に経つ魔王のように見える……」

 [ コンビニの明かりを背後に受けて輝く兄に、感動すら覚えているようだ ]」

 

【懐古島(5480)】

 「《ただ懐古島は細く笑み、光あふれる扉の先に入っていった・・・・。》

 《懐古島が中に入ると同時に、不思議な電子音が流れ出す。》」

 

【アス(5540)】

 「凄い……音楽まで流れた。おにーちゃんは、凄い人だったのか……?

 と、待って。俺も行くー」

 [ 若干変な勘違いをしつつも、兄を追って中へと入ってゆく。

 そこは、白と青に包まれ沢山の見たこともない物が並ぶ場所だった。

 白い台についた青い服をきた人は、ラッシャッセーと不思議な呪文を投げかける ]

 「……綺麗だけど、凄い所だ……どこか恐ろしい」

 

【懐古島(5480)】

 「(肉まん・・・いや、Lチキ?どうしたものか。)

 《店内まで入ってくると、緊張している弟にどんなことを吹き込もうかなど、どうでも良くなってきたらしく、普通に買うものを探し始めた。》

 ・・・・アス、何が食べたい?800円、以内、ならおごれるんだ。

 《マジックテープの財布を開けてみると現在の所持金は950円だった。自分の分も確保しつつ、通貨を持っていないだろう弟に尋ねてみる。》」

 

【アス(5540)】

 「[ 兄の言葉にキョロキョロとするのをやめると、少し考えだす ]

 「んー?と言っても、どれが美味しいのかとか、わからなくて。

 えーっと」

 [ どうしようかと考えながら、棚を見て回ると、ふとあるものが目に入る ]

 「あ、ねえ……おにーちゃん。これ何?気になるんだけど」

 [ 指差す先には、うま○棒と描かれてあった ]」

 

【懐古島(5480)】

「・・・・アス、それは、一本十円の、駄菓子。

 今、兄さんの財布が500円以上ある、珍しく、リッチ、な状態。

 アス・・・・それにする?・・・・・ほかにも、あるよ。」

 

【アス(5540)】

 「えっ、そうなの……?えっと、10円……って、薬草くらいの価格……なのかな?

 ん?え?安くない!?凄い!!

 ええっと、えーと!?

 お、おにーちゃんのオススメがあれば、ソレが良いな?」

 [ どうやら物がありすぎて、インパクトの強いものしか目に入ってこないようだ ]」

 

【懐古島(5480)】

 「そうだよ、安いんだ。1円玉が10枚あれば買える・・・。

 そう、だね、オススメは・・・・。(そうだ、あれをシェアして食べよう。)

 からあげくん・・・・だね。

 《ふと、懐古島が目線を流すその先、コンビニの店員の居るレジ。そしてその横にはフライヤー商品が入ったケースがあった。》」

 

【アス(5540)】

 「凄い……しかも種類が沢山あって、いろいろ楽しめるね。

 からあげくん?へえ、面白い形してるね。

 美味しいの?」

 [ 不思議な形の箱にはいったソレをみて、すっかり興味はうまい棒からからあげくんに移ったようだ。

絵柄からして、鳥かなにかの料理だろう。

 自分の世界にも焼いた鳥や揚げた鳥はあったがどれも豪快で、コンパクトにまとまったものは少なかったなと思う ]」

 

【懐古島(5480)】

 「アス、アス・・・・・。

 《弟の服のすそを引っ張り注意を引く。》

 お金は・・・渡すんだ。注文は・・・・アスがするんだ。

 からあげ、くん、ひとつ・・・・それでいいんだ。

 《懐古島の手には小銭が握られている。勝手にアスルトの手の上に250円を乗せ、握らせる。》」

 

【アス(5540)】

 「え?俺が?……いいけど、向こうの世界での商店と同じ感じでいいのかな?

 [ 裾を引っ張る仕草についつい気が緩んでしまい、しょうがないなと思いつつ ]

 へえ、これがこっちの硬貨なんだね。

 すみません、からあげくん一ついただけますかー?」

 [ 声をかけると、無気力な店員はささっと商品を用意し、会計をすませてくれる ]

 「これでいいのかな?はい、どうぞ」

 

【懐古島(5480)】

 「・・・・流石弟なんだ。僕も鼻が高いんだ。

 せっかくだから、そのからあげくん、は、持ってていいよ。

 《ゆっくりと頷いて誇らしそうにしている。》

 アス、店内で食べるのはまずいんだ。食べるときは外に出よう。

 《また、アスルトの袖をひっぱり今度は見せの外に出るよう促す。》」

 

【アス(5540)】

 「あ、そうなんだ……いろいろと、こっちの世界にもマナーがあるんだな。

 うん、温かい。今日は冷えるから、美味しく食べれそうだね。

 じゃあ、外にでよっか」

 [ 外に出ようとすると、また店員から不思議な呪文を投げかけられるが手に持ったからあげくんの美味しそうな香りが楽しみで、それどころではないようだ ]」

 

【懐古島(5480)】

 「・・・・・うん。

 《電子音と店員の声を背に店の外へ出ると、アスルトの手の中にあるからあげくんを一つ摘み取り口に入れる。》

 ・・・・おいしいよ、早く食べないと無くなるんだ。

 《そういってまた次の手を伸ばそうとしてくる遠慮をしない兄。》」

 

【アス(5540)】

 「あ、おにーちゃん早い!

 俺も、一つ……」

 [ からあげくんを一つ頬張ると、程よい塩気と鶏肉の旨味が口の中に広がる。

 調度良い柔らかさが、噛むだけで口の中が美味しい香りで包まれる手助けをしているのだろう ]

 「うん、美味しいね。俺の世界には無い味だ……こんなに美味しい物を食べれたのなら、遊びに来たかいがあったかな?」

 [ どうやら、とても満足しているようだ ]」

 

【懐古島(5480)】

 「なら、よかった。

 アス、一つ、帰るまでがコンビニなんだ。そして、これだけは守って欲しいんだ。

 《からあげくんをつまんだ指を口元へ、そして内緒のポーズだ。》

 今日、二人でコンビニ行って、買い食い、したことは、

 おとっつぁん、おふくろさんには内緒。

 ・・・・未成年の、深夜のコンビニ、は、保護者に知られてはいけないんだ。

 《にやりと、悪巧みの笑みで笑うのだ。》」

 

【アス(5540)】

 「……わかった、帰るまでがコンビニ。

 そして、お父さんとお母さんには知られちゃいけないんだな。

 言わないよ、大丈夫。

 二人だけの秘密だ」

 [ 同じように指をやると、しーっと微笑む ]

 「からあげくん、最後の一つはおにーちゃんが食べると良い。

 俺は、また来た時に食べるから。ね?」

 

【懐古島(5480)】

 「《それを聞いて、またにやりと笑う。》

 ・・・・お兄さんが、弟に譲られて、しまっては、おしまい、なんだ。ここは、アス、に譲るんだ・・・・。

 《首をゆっくりと横に振り、そしてゆっくりながらも先に歩き始めていった。》

 早く食べて、付いて来るんだ。」

 

【アス(5540)】

 「……わかった。折角譲ってもらったし、頂くね。

 と、おにーちゃん待ってって!

 食べながら歩くのは、行儀がわるいぞー」

 [ からあげくんに、口をもごもごさせつつも急いで先ゆく兄をまた、追いかけるのであった ]」

 

【懐古島(5480)】

 「そう、だね。・・・・次から、弟、が真似しないように、気をつけないと、ね。

 《少し先で立ち止まり、後から来る弟を待つ。》 

 さて、そろそろ、アスは、向こうに戻るんだ。

 簡単、な、買い物だった、けど・・・・どう?」

 

【アス(5540)】

 「そうだよー、弟が真似するよ。

 きっと、妹も真似するよ!だから、ゆっくりね」

 [ やっと兄に追いつくと、少し息を整える ]

 「うん、もう時間も遅いもんね。

 楽しかったよ、道路とか自動ドアとか……未知なる凄いものもあったし、からあげくんも美味しかった。

 ほかにもまだまだ、気になるもの沢山あるんだ。

 だから、また遊びにきたいね」

 

【懐古島(5480)】

 「いつでもいいよ。深夜・・・だから、どこも、かしこも、閉まっている・・・けど、次は昼においで。

 もっと、色々、あるんだ。

 《少し頷く。一度空を見上げれば生憎星は見当たらず夜の雲の流れる様子が見えるのみだった。》

 《空からアスルトへ、目線を戻し、そして懐古島はするりと片手を差し出す。》」

 

【アス(5540)】

 「……そうだね、こんどは昼間に遊びに来るよ。

 遊ぶだけじゃなくて、昼間の町も、見たいしね。

 本当に、楽しかったよ」

 [ 差し出された手を取ると、暖かかった。

 それと同時に、ああこの楽しい時間も終わりだなとも思うけれど、まあきっと。またいつでも来れると思えば、大丈夫 ]」

 

【懐古島(5480)】

 「・・・・・・・。

 おつり。

 《お釣りを求める手だった。》

 #折角の展開を台無しにしていく」

 

【アス(5540)】

 「まって!?このナガレでそれ!?

 うん、まあお釣りわすれてたけど!!

 ねぇー!?」

 [ お釣りを渡すと、満足気な顔をする兄の横でため息をつきつつ、夜は更にふけていくのであった ]」

 

 

 

 

 

 

【コンビニ店員(5480)】

 「お疲れ様!

 以上で初めての栃木ロールは終了です。大分長くなって申すわけないです二人程度の人数で深夜帯でやる のならば途中で切り上げて、後日続きをやったほうがよいかもですね。今回はありがとうございました!」

 

【(5480)】

 「《使おうと思ったけど使いどころがなかったローソン店員。》」

 

【アスの中身(5540)】

 「(コンビニの人でてきた!!!!)

 お疲れさまでした、コンビニ店員さんアイコンあるのならもっとレジ描写すればよかったかな……!w

 こちらこそ、長い間ありがとうございました楽しかったです!

 分割ロールでも大丈夫な感じですし、よかったらまた栃木に遊びに行かせてくださいー!

 スッ

 

http://winter.vivian.jp/cc/up/ttg.jpg

 

(描いていただきました!ありがとうございます♪)

説明
2016/04/12の天呼での会話ログです。【編集中】
(参加者:Eno.5540 アスルトさん)
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