MPM社 1/72 ミル Mi-1(西側コードネーム:Hare)
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説明
もう28年以上前の1988年に製作し、89年新年号のホビージャパン「読者の模型投稿コーナー」に壮一郎という男性名に擬装して投稿掲載された、MPMの1/72キットです。
【⇒ 30年前の前世紀「昭和」という時代、当時はまだまだ女性が模型を製作しても認められない時代、しかもガンプラではなくスケール模型ですから「能力があったとしても正当に評価されない」ことを恐れ、結局男性として模型コンテストにも応募し、整合性をとるためにHJへの投稿も統一したのでした。】
1/48のチェコ・スロバキアの「スペシャル・ホビー」社の同機種の模型と比較して、パーツの合い、隔壁の隙間、正円でないタイヤ、ロータ関連細部の省略など、手間の掛かるキットでした。
キャビンは透明部後部のみ活かして前部をヒートプレス、タイヤはエアフィックス 1/72 A-1H「スカイレーダー」から流用、ステップ、ピトー管真鍮線自作、ローター関節部自作と、ほぼスクラッチ並みの労力が掛かりました。


【実機解説】
1948年ミルはヤコブレフとの競争試作による2?3人乗りの連絡用ヘリコプターの設計に乗り出した。

ヤコブレフと同じくシコルスキー社の「S-51」を模したもので、主ローター機構は英「ブリストル171」に倣っていた。
初飛行は1948年9月頃。
1951年に量産化され、ソ連最初の実用ヘリコプターとなった。

エンジンはイフチェンコAI?26V(575hp)。自重1,760kg、総重量2,550kg。
開発試験中に最大190km/h、地上効果内ホバリング高度3,350mの記録を作った。
ソ連軍への配備は51年末から。

1961年には少数のMi-1「モスクビッチ」が作られた。
同機は政府高官の乗用機で、旧来の木製羽布張りのローター・ブレードが金属製に変わり、キャビン内部は厚い壁で防音され、油圧操縦装置と最新の計器類をそなえたデラックス機であった。

なおMi-1は1955年からポーランドで製造されるようになった。
同機はSM-1と改称され、1,700機以上が作られた。そのうち250機はソ連へ逆輸出されている。

また61年からは改良型5人乗りのSM-1Wが量産に入った。


Mi-1の総生産機数は、ポーランド分も含めて、2,500?3,000機と見られる。
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ポーランド エアフィックス 昭和 ソ連 MPM ホビージャパン 女性モデラー ヘリコプター 

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