薄雨の降る春の日に
説明
――大丈夫。わたしは雨に愛されているから。
  でも、ほどほどにしないとひなたに心配されちゃう、かな。

薄く降る、雨の中。そう言って微笑んだ、その背の低い子が――『お姉さま』が。
あの、天使の絵を描いた人だと知るのは。もう少し後の話――。

***

六年目。

あの日、優雨が描いた『天使さま』に――その絵に惹かれる子がいて。
そして薄雨の中で、成長した優雨とその子が出会う事があったらどうなるだろう、というお話。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
785 784 0
タグ
栢木優雨 おとボク 2人のエルダー 処女はお姉さまに恋してる 乙女はお姉さまに恋してる 

くれはさんの作品一覧

PC版|待受画像変換
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com