#86 ワイワイごはん
説明
深雪「おかわりです〜」

舞子「もっと遠慮してよ、ここは私の家じゃないの!
彼の家だって何度言ったら」

俺「いいじゃない」

彼女は深雪さんといって舞子さんの従姉妹だ
こちらに仕事先が決まって、近所に越してきたという

深雪「いや〜 いざとなったら舞姉頼れると思って近所にきたですが
まさか彼氏殿と同棲なんて、おじさん教えてくれなかったですよ
しっかし彼氏殿料理凄い上手いですニャー」

食事の支度中ずっと説教されてたけど、けろっとしている
しかしあの胸…さすが彼女の血筋というか…

舞子「彼の分なくなるでしょう!」

深雪「いいじゃないですか〜 今日は引っ越し祝いということで」

そして舞子さん並の食事量だ…

深雪「前の職場でコネ入社のセクハラ野郎の社長の息子をですね
ボコボコにしたら即クビになってしまって。
まぁ、みんな迷惑してたんですけど。そんで無職の私を見かねた同僚の人が
斡旋してくれてこっちへ来たんです」

舞子「おじいさんとおばあさんは元気?」

深雪「元気ですよ!実は心配掛けたくないから
前の会社から異動って話してるんですが」

舞子「よかった。今日は両親に会うわ、従姉妹に会うわで
なんだか特別な日みたい」

深雪「そんで、今日ここに来たのは、泊めて貰おうかと…
荷物が年の瀬だかで遅くなるとかで、布団もなくて」

舞子「駄目!だからここは私の家じゃないって何度言ったら」

深雪「彼氏殿…おねがいです」

俺「いいよ舞子さん。俺は玄関で寝るから」

舞子「ちょっと、ここはアナタの家なのに」

深雪「ありがとうです〜 舞姉が惚れるのもわかりますよ」

舞子「んもう、あつかましいったら。ごめんなさい。私が玄関で寝るね」

深雪「そしたら私は彼氏殿の汗が染み付いた布団で寝るです」

舞子「駄目!」

俺「もういいから、今日は遅くまで色々話しなよ」

舞子さんはああは言うけど、とても楽しそうだった
二人きりで色々話したいこともあるのだろう
と、俺は玄関前で毛布に包まりながら考えていた
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コメント
thuleさま それです! チキン南蛮って今年生まれて初めて食べたんですが美味しかったです〜 皆さんの設定で救われている彼女と私…(みらくる☆)
>タクさん ベシャメルソースってホワイトソースなのかな?グラタン大好きなのです〜 (みらくる☆)
>ふかやん さま その主人公発言!次回から彼女もマヨを控えるでしょう!ふかやんさんは私のキャラの弱いところをつくコメがとってもお上手!(みらくる☆)
チキン南蛮タルタルソースじゃないの?(thule)
べ、ベシャメルソースだから大丈夫だよもん……(タクさん)
で、できればマヨネーズをかけないで食べてみてよ?きっと満足する味だと思うからさ…ね?(ふかやん)
>タクさん  あちゃー マヨネーズ駄目な方でしたか〜 設定変えたほうがいいかな(みらくる☆)
>IFZ さま マヨラーです。もう古いですかね?(みらくる☆)
申し訳ないがマヨはNG(タクさん)
まさかのマヨラー?(IFZ)
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