F-16A European1 S
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説明
ヨーロピアン1(チャコールリザード)迷彩の米空軍F-16Aを製作しました。
ユタ州にあるヒル空軍基地、388TFWの0008号機(Block1)です。

今では世界中で四千機以上を誇るF-16の、初の実戦部隊に配備された最初期型。
ほんの一時期、A型とB型一機ずつが迷彩を施され、テストを受けていたそうです。

キットはハセガワ定番B1「F-16A+」。
もはやバリだらけのランナーもありながらも組み立てにそう問題はありません。
丁寧にバリを取ればかっちり組み上がります。
最大の改造は水平尾翼で、YF-16と同型の面積の少ないタイプに戻さないといけません。
スピードブレーキ後端と同じ位置に線を引き、ばっさり切り落として翼形状ぽく削り出しました。
ピトー管は真鍮線&真鍮パイプ、AOAプローブは虫ピンの先、各翼放電索はナイロンテグスに置換。
パイロットシートにはシートベルト(FMのではなく只のプラ板)追加。
排気口にも内側にプラ板の細切りを貼って立体的に見せています。

迷彩塗装はそのものズバリのチャコールリザード迷彩色。
クレオスC301・C302・C303を半分資料を見ながら半分適当に吹き付け。
排気口はガイアEx-07EXシルバー・クレオスSM05スーパーチタン・ガイア1002ダークステンレスで塗り分け。
レドームと主脚ホイールはGX2ウィノーブラック、脚&脚庫はGX1クールホワイト。
サイドワインダーランチャーはC306、タイヤはタミヤXF85ラバーブラックです。
機体上面のウォークウェイラインはマスクしてC33つや消しブラックをささっと筆塗り。
キャノピーコーティングはクリアイエローとスモークを混ぜて吹き付けてます。
本来Block1ではキャノピーコートは実施されていません。
これは元々別の機体(タイ空軍100周年だったかな?)を作ろうとしていたキットを急遽こっちに振ったから。

デカールは機首付近のコーション・レスキューなどのみキット付属の物を使用。
実機は黒一色コーションなのですが雰囲気重視で(でも貼ってく傍から崩れる崩れるorz)。
テイルレターや機体番号、キャノピー横のデンジャーはサテライトデカールの組み合わせ。
黒い空軍マークはフジミA-7Dの物を使用。F-16本来のより少し大きめになりました。

実機写真には一切吊るしモノが無かったので寂しく感じ、通常色に戻った後の写真を参考に増槽、TER+Mk82×6、
AIM-9J×2を付けました。
増槽と9Jは付属品、爆弾はウェポンセットTの物です。

実機の試験では低空での迷彩効果は抜群ながら、高度を上げると目立ってしょうがなかったそうです。
故に即通常色(レドームは元から黒)に戻されたそうで。
逆に目立つという理由から一時期アグレッサーのF-16Cにヨーロピアン1が採用されてました。
現在では388TFWは米空軍初のF-35A実戦部隊になっています。

F-35Aの迷彩塗装というのも…ないかorz(ステルス塗料が透明であればなぁ^-^;)。
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コメント
ふじさん様>こここっちをチラ見されても(-_-;)。マベリック使っちゃってあと4発しか残ってないしw。Block10まではこの小さい水平尾翼のままだったようですね。今じゃCFTやドーサル追加(Block60系)でとても「軽戦」とは呼べないズングリムックリになっちゃいましたし。ところでふじさん様のNetsは…|_-)ジー(LS-T)
F-16でヨーロピアン迷彩があったとは・・・Σ(゚д゚lll)ガーンってテスト機でしたか。水平尾翼が小さいとやはり本来の軽戦らしいフォルムになりますね。吊るしが素のMk82てのも時代を感じますねえ。兵装試験のマーベリック6発吊るしの写真見て燃えたなあ・・・当時w今再現してもカッコいいと思うんですがLS-Tさん・・・|д゚)チラッ(ふじさん)
shin-1様>ありがとうございます。手が込んでいるというか、コレなら面白いだろうなとかアレなら皆ビックリするかなとかそんな事ばかり考えてやってます(結果それで完成が遅れるので本末転倒orz)。考証はまぁ…海外サイトや英語版Wikiを頑張って読みましたw。(LS-T)
完成おめでとうございます!某所にて実物拝見して参りましたがやはり本領発揮と言った作品でした。コメントを拝読して思いの外手が込んでいたことと、考証が凄すぎてビックリです。(shin-1)
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