優しき修羅 #15
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黄蓋が下ってから2日が過ぎたとき

 

祭「よし 皆準備はできたな?」

 

呉兵士「いつでも大丈夫です 黄蓋様」

 

祭「よし これより我らは曹操軍のこの巨大船団への火計を行う 総員かかれ!」

 

そういって黄蓋と呉兵士が一斉に火をかけようとしたとき

 

一刀「ご苦労様でしたね 黄蓋殿 その船には火はつきませんよ」

 

祭「何だと!?「黄蓋様 本当に火が付きません!」水を含ませていたのか しかしどうして船が沈まないのだ」

 

一刀「まぁそんなことはどうでもいいんですよ ともかくあなたたちを拘束させていただきましょうか かかれ」

 

そう一刀が命じるとすぐさま後ろに控えていた兵たちが一斉に呉兵士たちを拘束し始めついに祭のみとなった

 

祭「こわっぱめ 最初からこれを狙っていたのか」

 

一刀「そうですよ では黄蓋将軍 あなたを拘束させてもらいます」

 

そう言って一刀は氣を使って一気に間合いをつけて溝内に氣を込めた一撃を加えて気絶させた

 

一刀「さてこれで確保っと さてほかの者は燃やしていい船を燃やして合図を出しておいて」

 

兵士「御意」

 

一刀が指示したら兵士たちはすぐさま動き始め鎖でつないでいない船を前に出して孫劉同盟に火計は成功したと見せた

 

 

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雪蓮「祭がやったようね 全軍祭を救い曹操の軍を蹴散らしなさい!」

 

桃香「みんな孫策さんたちに続いて!」

 

雪蓮と桃香はそのまま号令を出して劉孫同盟全員は曹操軍の船団へと向かっていった。

 

一刀「つれたみたいだね 華琳 釣れたぞ いつでも俺たちはいけるが」

 

華琳「みたいね それじゃ私たちも向かいましょうか 総員これで乱世を終わらせる 進め!」

 

華琳の号令とともに大船団が動き出した

 

雪蓮「どうゆうことなの!? 火計は成功したんじゃ」

 

冥琳「私にもわからない でも曹操軍の船団が動き出したんじゃ私たちに勝ち目はないわ」

 

と雪蓮と冥琳が口問答をしていると

 

華琳「孫策 周瑜 そこまでよ」

 

雪蓮「曹操・・・ 祭! 貴様北郷!」

 

一刀「あなたが孫策さんだね 黄蓋将軍はまだ生きている けどこのままの状態で返すかはあなたたち次第だ」

 

雪蓮「貴様 祭を盾にするとは 卑怯者め!」

 

一刀「なんなりと であなたは黄蓋将軍の命をどう扱うのですか?」

 

雪蓮「貴様を殺せば済む話!覚悟しろ!」

 

一刀「はぁやっぱしこうなるか 秋蘭 黄蓋を少し頼んでもいいか? こいつらは俺が相手をする」

 

秋蘭「分かった 気を付けてな」

 

そういって一刀は秋蘭に気絶した祭をわたし孫呉の船に移った

 

 

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一刀「さて今ここにいるのは俺だけだ さぁどうする?」

 

雪蓮「貴様さえ倒せれば曹操の軍に勝ち目はない! 覚悟しろ!」

 

一刀「そうか 俺が死ねば華琳の軍が負けるのか・・・・・・舐めるのも大概にしろよ 雑魚ども」

 

そういった瞬間一刀は今までにない覇気で雪蓮たちにむけてはなった

 

雪蓮(っく やはりこいつは怪物だわ 私の勘が絶対に負けるっていうほどの)

 

一刀「さぁ来いよ 俺を倒せば曹操軍は倒せるんだろ? 俺は一人でお前らは何人もいるんだ 勝てるんじゃないのか?」

 

雪蓮「っく はああああああああああああ」

 

そういって雪蓮たち孫呉の将たちと劉備の将たちは一刀一人に対して立ち向かっていった

 

 

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

 

華琳「これはいったい何なの?」

 

秋蘭「おそらく一刀がやったものとしか」

 

華琳たちが見たものは死んでいない気絶しているだけの呉や蜀の兵士や将の姿だった

 

華琳「ところで一刀はどこに?」

 

秋蘭「それがいくら探しても見えません」

 

華琳「探しなさい 近くにいるはずよ」

 

そうして華琳たちは気絶している雪蓮たちを救いだしほかのものは一刀捜索へと向かっていったがいくら探しても見つかることはなかった

 

 

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赤壁の戦いから早数年がすぎた頃 曹魏、孫呉、蜀は友好的な関係の下それぞれの国を統治していた

 

あの赤壁のときに華琳が各々の統治に任せて天下を一つとしたからだ

そして今日はその赤壁の戦いがあった日

 

雪蓮「かーりーんー」

 

桃香「かりんちゃーん 飲んでますかぁ〜?」

 

華琳「はぁ…飲んでるわよ」

 

雪蓮「はぁ〜 お酒もおいしいしこんな世の中に感謝しないとね」

 

桃香「そうですね〜」

 

華琳「はぁ・・・」

 

と三国の主が話していると

 

桂花「華琳様! 大変です」

 

華琳「どうしたの? 桂花」

 

桂花「五胡の軍勢が侵攻を始めました!」

 

雪蓮「ついに来たか! ほかの皆は?」

 

桂花「既に玉座に集まっています 残りは私たちだけです!」

 

華琳「なら行きましょうか この太平を守ってくれた一刀のためにも」

 

雪蓮「あら、今の私たちなら北郷も適わないでしょ」

 

華琳「どうかしらね」

 

桃香「ともかく行きましょう みんな待ってるから」

 

華琳「そうね」

 

そう答えて歩みだす華琳の目の前に光る布の切れ端が落ちていったのだった

 

華琳はそれに少し笑いながらそのまま全員が待つ玉座へと向かっていった。

 

 

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はづきです ついにとうとう終わりを迎えました

 

いかがだったでしょうか?楽しんでもらえたのなら幸いです

 

さて次回作ですがもう書き始めていますのででき次第上げていこうと思います

 

では次回作お楽しみになってお待ちください

 

 

 

説明
最終話です 気合い入れて書かせていただきました
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コメント
雪月花さん<コメントありがとうございます ネタバレですがこの後の話も予定してるのでその時にでも書きたいと思います(はづき)
あれ!?一刀は?どこいった!(雪月花)
タグ
恋姫†無双 北郷一刀 優しき修羅 

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