鬼哭童子
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説明
フレームアームズコラボレーション「ゲルブリッター」への参加作品です。
自身の完成作品では2機目の作品になります。

以下機体ストーリー&設定
今回も長いです。
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その機体色、行動パターンから私設戦闘組織「ゲルブリッター」に関与していると思われる近接戦闘型FA。
ジィダオをベースとした機体と目されており、武装、装甲など各所での改修が認められる。

防衛機構が本機の存在をいつから把握していたのかは定かではない。極東地域で行われたアント群迎撃戦の最中、部隊から孤立した漸雷が本機らしき所属不明機と交戦、撃破されたとの記録が残っており、防衛機構はこの記録を本機との初交戦として定義している。
存在が初めて確認された時期がはっきりとしないのは、交戦した機体の姿が記録毎に微妙に異なることによるもので、当初は複数の機体が存在していると思われていたが、全交戦記録に対して戦闘パターンや習性などに共通点が認められたため、全て同一の機体であると結論づけられた。

発見当初の戦闘パターンは至ってシンプルで、大腿部にマウントされているベリルユニット搭載型斬撃武装(ウィルバー少尉の搭乗するバルチャー改の武装と同一形状であるが、関係性は今以て不明)での近接戦闘のみが認められていた。
また、本機最大の特徴であり、複数ではなく単独の機体であると結論付ける要因になったのはその習性で、本機は戦闘終了後、必ず交戦相手の機体の一部を切り取り持ち帰るという行動を取っていたのである。
その目的は自身の強化と考えられており、事実、交戦記録間における本機の変更点と前戦闘で持ち去られた箇所が一致することが多々あり、この説を裏付けることとなった。

初交戦記録から約3ヶ月後、森林地帯でのレヴァナントアイリベンジャー撃破の報を以って一度本機による襲撃は息を潜める。
その数週間後、演習中の輝鎚部隊の前に再び現れた本機は、右腕に大型武装ユニットを組み込んだ現在の姿に変貌を遂げており、
従来の武人じみた戦い方から一転、獣のような粗暴な戦闘方法で部隊を圧倒した。
この戦闘を最後に本機は極東地域から完全に姿を消し、以降、防衛機構北アメリカ支部で本機と同一と思われる機体による損害が多数報告されることから、何らかの理由で活動拠点を北アメリカに移したと考えられる。

黄鬼、人喰い、黄夜叉、羅刹など、数多持つ本機の名は、極東地域での最後の戦闘の後、いつの間にかデータベースに登録されていた「鬼哭童子」の名で統一されることになる。
ただ奇妙なことに、鬼哭童子の名前全てに一貫してあしらわれている「鬼」の符号が何に由来するのか、誰にも分からない。

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機体データ

搭載武装

左肩部シールド兼ウェポンラック
 鬼哭童子の左肩に搭載された、榴雷改と同一の2枚のシールド。
 巨大な右腕部武装のためのカウンターウェイトおよびウェポランラックとして機能する。

スラッシュエッジ×2
 レヴァナントアイリベンジャーの所有する斬撃武装。
 防衛機構所属機を襲撃した際に戦利品として奪取した。

ベリルベーン×2
 べリルユニット搭載式斬撃武装。
 鬼哭童子が初期から装備している武装。

複合武装ユニット「鬼哭」
 鬼哭童子の右腕部に装備されている大型武装ユニット。
 複数のフレームアーキテクトから構成されており、通常時は巨大なシールドとして、クロー状に展開した際は先端の出自不明のべリルユニットによる斬撃武装として機能する。
 また武装のみにとどまらず、補助的な脚部、可動肢としても機能する。


豊富な近接武装を所有しており、脚部に装備された補助バッテリや背部スタビライザーに格納された補助スラスターにより、運動性は高い。
しかし、重量軽減のためか腕部や大腿部はフレームがむき出しになっており、耐久性に難がみられる。

また、戦闘時は脚部を過負荷稼働させており、時折脚部から子の悲鳴のような甲高い音が響く。
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フレームアームズ ゲルブリッター SP 

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