AT-ST
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説明
バンダイ製ビークルモデルAT-ST、モデルグラフィックス6月号に作例として掲載されたものです。立体物としては30年以上“無かったこと”にされ続けた「『帝国の逆襲』版の脚の長いAT-ST」の奇跡のキット化です。極小サイズながら脚長でスマートなプロポーションが正確に再現されています。サイズ故に固定ポーズとなった脚を2キット分使用して分解、ポーズを付け直し劇中のアノAT-STを目指しました!

脚パーツ15、23はプロップ通り4つにバラします。足首と下から2番目の関節は凸凹が組み合わさった形状で、2キット使っていいとこ取りをしました。刃の薄いハイパーカットソー0.1を使用して慎重に切断、関節の凹になる部分は極薄の金ヤスリで凹に加工します。腰パーツ26、28にも脚の付け根の関節がありポーズ付けには重要なのでカット、この付け根に真鍮線を入れてガニ股に再接着すると膝部分が内側に入ってきてAT-STらしいポーズになります。カット&整形後の脚は0.3mmの真鍮線で繋ぎポーズを検討し瞬着で固定、今回は劇中に倣い片足立ちにしました。脚の内側は肉抜きされてますので埋めておきます。ふくらはぎ後方の板バネ状のパーツは0.1mmの真鍮板を曲げて再現しました。足首の爪は本来3つですので細いPカッターで掘り込みました。
胴体上面の手すりは0.3mm真鍮線で作り直しました。顎の砲身は1.1mm真鍮パイプと0.8mm真鍮線の組み合わせにするとシャープになります。胴体と腰の間には細かい配線があるので腰と胴体を接着後0.2mmのポリウレタン線で再現しました。

塗装はバーチャロンカラーのマーズライトグレーとウォームホワイトの混色、スミイレ後Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンとラストオレンジで汚します。胴体左側面の特徴的な弾痕はパステルをアクリル溶剤で溶いたもので書き込みました。
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コメント
>ork様 ありがとうございまっす!元のディテールがやりすぎなんで、手の入れても浮かずに応えてくれるいいキットですよねぇ。脚の板バネパーツ、プラで作ってもよかったのですが絶対そのうち割れちゃうと思って真鍮にしました。0.1mmの真鍮板って薄いのに強度もあるので手元に1枚あると便利です。(限定)
こうしてくわしく手を入れたところをお聞きすると、相変わらずのデリケートな工作をされてますよね。写真だけ見ても、とてもメカコレサイズには思えない! 0.1mmの真鍮板、買ってこなくちゃ!(ork)
>いそじマ様 ありがとうございます!そうそう、往年のツクダホビーのメタルに近いサイズなんですよね。さすがに考証の正確さは時代を感じさせますがあの遺伝子を感じますよね。ジョンストンのボツスケッチカッコイイの沢山ありましたよね?問題はあのスケッチの載った本がえらく高騰してしまい入手困難なことですかねぇw(限定)
しゅげー…ディテアップこんなに細かいだったとは!繊細でうつくすぃッス!在りし日のツクダホビー製ホワイトメタルを彷彿させるこのサイズはなんかボクとても好きです。そうだ!限定さん目の出っ張った設定画バージョン作ってください!(いそじマ)
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