##50 焦眉の急
説明
片桐邸に着くと、俺は客間に通され、まなみは起きないキヌを
自室に運ぶといって出て行った
キヌには悪いが都合が良かった。もしかしたらあいつが起きるまで
真奈美さんと長く話せるかも知れないのだ

間も無く扉が開いてまなみと、もう一人が入ってくる
眼光の鋭い、厳しい顔立ちの婦人
まなみ「だから、この人たちに一目でいいんだよ お願いママ」

必死なまなみを無視して、婦人は俺に強い視線を向けた

婦人「はじめまして 片桐 みどりと申します
この度は、真奈美が大変お世話になったそうで」

俺「は、はい」

婦人「その真奈美ですが、今はここにはいません
どうかお引取りください」

俺「え!?」

婦人「彼女は忙しいのです。明日の準備もございますし」

俺は言葉が出なかった。この人は、明らかに嘘をついている
まなみがここまで来て肩透かしを食らわせるはずもない
ここに来る時もすれ違わなかった。そもそも途中で会っていたら
この家に来ることもなかったろう

折角ここまで来たのに…
大人しく引き下がるなんて

こうなったら


1. 「嘘をつくのはやめるんだッ!」
2.  出直すしかないか...
3.   こうなったら彼女の名前を大声で叫ぶ
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コメント
>thuleさま 待った! なんかもありますよねw あのゲームは当時衝撃的でした。DSの追加シナリオが良かった記憶があります(みらくる☆)
>ふかやんさま 叫ぶのと、貴方のように問い詰めるご意見が拮抗してます ちゃんと正々堂々向き合う形がふかやんさんの真面目さが伝わってきますね。次回は山だったりします。どうぞよろしくお願いします(みらくる☆)
>ヒノさま ここだけの話、このおばさんは真奈美に蟄居を命じてるんです。鋭い!でも彼女は抜け出しているようですw ここも読まれているんですね!(みらくる☆)
異議アリ!(逆転裁判の成歩堂龍ノ介w)(thule)
……申し訳ありませんが、それは聞けません。俺は彼女に会いたい一心でここまで来たんです。それを『はい、そうですか』と言って帰れるわけがないでしょう?つまらない嘘は止めませんか?(ふかやん)
厳格そうなご婦人は怒鳴られても動じないだろうし、彼女の性格からして決心が揺らがないように彼の声が届かない所に自分から籠りかねない…それでも呼ばずにはいられないから3…とはいえ、まなみの方もこうなる事は解ってただろうにナーなんで正面からなんだろうナー(棒)(ヒノ)
>たこやきさま どうもありがとうございます〜 貴方のことを想っているなら、禁止されてても声が聞ける場所にいるはずですよね(みらくる☆)
>青山悠希さま この方がいわゆる屋敷の代表ですね。婚約も彼女が仕込んだことなんですよ!(みらくる☆)
>タクさん あの瞳の光が、唇の震えが幻だとしたら。 そんなはずはない。 ならば、この世の全ては幻想に過ぎぬ。 では、目の前にいるのは誰だ。 次回「再会」。 劇的なるものが牙をむく。 ボトムズの次回予告はカッコいい!(みらくる☆)
3ですね(確信)(たこやき)
なに、このでこっぱち?(青山悠希)
嘘を言うな!(銀河万丈の声で)(タクさん)
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