九番目の熾天使・外伝 〜短編28〜
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これは、OTAKU旅団ナンバーズがまだ10人にも満たなかった頃の出来事…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそ、こっちにもいないぞ!!」

 

「探せ!! 貴重な実験体だ、絶対に逃がすな!!」

 

某次元世界、とある研究施設。研究員や警備員達が慌ただしい様子で施設内を駆け回っていた。この施設にて行われていた違法研究の実験台にされていた被験者が1人逃走したのだ。万が一施設から脱走されて管理局に存在を知られてしまえば、この施設も管理局の魔導師に乗り込まれる羽目になってしまう。

 

「はぁ、はぁ…」

 

そんな状況の中、倉庫の内部に隠れている1人の少女。何も着る物が無い故に布で全身を隠している褐色肌のこの少女こそ、逃走した被験者その者だった。赤い血が滲んでいる右腕の包帯を押さえながら、少女はこの施設の人間達に見つからないよう願う事しか出来ないでいた。

 

「―――んだ貴様!?」

 

(…?)

 

その時、研究員達の騒ぎがまた更に激しくなり始めた。しかしその騒ぎは、逃走した自身を探しているが故の騒ぎではなかった。

 

「や、やめろ!! 来るな…ギャッ!?」

 

「助け……おごぁ!?」

 

肉が潰れる音。拳銃の発砲音。何者かによって研究員達が次々と殺害されている声だ。そんな彼等の声は徐々に鮮明に聞こえるようになっている事から、その何者かが少しずつ少女の隠れている倉庫まで近付いて来ている事が少女にも分かった。

 

「―――ここで間違いありませんか?」

 

「―――はい、ここから生体反応が1人」

 

(…ッ!?)

 

直後、倉庫の入り口の扉がバキンと破壊された。そこへ入り込んで来たのは、白いトレンチコートにサングラスを着用した肌色の悪い大男、白衣を着た黒髪ショートヘアの女性、そして同じく白衣を身に纏った銀髪と眼鏡が特徴的な青年。3人が倉庫に入り込んで来たのを音で理解し、少女は3人に気付かれないようコッソリ様子を見ようとしたが…

 

「そこに隠れてるのは分かっていますよ?」

 

「!? あ…」

 

…その行いは無意味だった。気配で少女の居場所を感知していた銀髪の青年は、少女が隠れている木箱の蓋をパカリと開き、木箱の小さい穴から様子を見ようとしていた少女は驚きの表情を浮かべる。銀髪の青年はそんな少女の顔色をただ静かに見つめる。

 

「…ふむ、なるほど。流石の私もこれは驚きましたねぇ。まさかこんな若い娘が、ベロニカウイルスに完全な適合を果たしているとは」

 

「…だれ…?」

 

「おっと失礼……こんにちは、お嬢さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私はアルファ・リバインズ。あなたをここから連れ出す為にやって来ました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スピア、あの施設がそうだな?」

 

「はい。確認が取れました」

 

その研究施設に接近する1機の大型ヘリ。そこに乗り込んでいたのは管理局直属の魔導師部隊、そして管理局公認の雇われ傭兵部隊に所属する青年―――ミロシュ・バーフォードだ。生き物が生息していないはずのこの次元世界で生体反応が確認された事から、次元犯罪者が関係している可能性があると踏み、こうして魔導師で構成された部隊が出動する事となり、雇われ傭兵部隊の一員であるミロシュにも声がかかり部隊に同行する事になった。しかし何故彼が同行する羽目になったのかと言うと…

 

「全く、カンナ隊長め。私達とて他の仕事があって暇じゃないのに、さも当然のようにパシリとして扱ってくれるものだな…」

 

「す、すみませんミロシュさん! カンナ隊長に代わって謝罪します…!」

 

「あぁいや、良いんだ。君達は何も悪くない」

 

そう、今回も((東雲環那|しののめかんな))(以下カンナ)によってパシリに近い扱いをされたのだ。カンナの性格をよく知っている女性魔導師―――スピアを始めとする部隊の魔導師達は申し訳なさそうな表情で一斉にミロシュに謝罪する。

 

「お、恐らくですが、カンナ隊長もミロシュさんの力を認めているんだと思います。ミロシュさんには非常に申し訳ない話ですが、ミロシュさんが援護してくれたおかげで助かった任務もあったのは事実ですし…」

 

「本当にそう思っているのかねぇあのサディスト女は……ただ単に私で遊んでいるだけなんじゃないかと、私は今でも心の底から疑っているよ」

 

「だ、大丈夫です! 私達はミロシュさんの事を心強いと思っていますから!」

 

「ミロシュさん、今度一緒に飲みに行きましょう! 俺達が奢りますよ!」

 

「…すまない。君達の言葉と弟子達の存在が、今の私にとって一番の癒しだ」

 

スピア達の励ましに、思わず感動の涙を流すミロシュ。カンナから散々な扱いばかり受けている彼にとって、こうして労ってくれる者達は非常にありがたかった。

 

「…! スピア隊長、ミロシュさん! 施設から謎の爆発が!」

 

「「!」」

 

ミロシュ達はすぐに真剣な表情に切り替わり、謎の爆発を起こしている施設の方に視線を向ける。

 

「何が起きてるんでしょうか…?」

 

「…急いだ方が良さそうだな。皆、戦闘準備は出来てるな? まずは私が向かった後、君達は後から続いてくれ」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故爆発が起きたのか?

 

 

それは数分前の事…

 

 

 

 

 

 

「な、何者だ貴様等……ゲフッ!?」

 

「悪いが、大人しく寝てな」

 

研究施設入口。入口の警備をしていた2人の警備員が、顔に斜めの一本傷を持ったオッドアイの青年により呆気なく叩きのめされていた。その青年に同行していた少女が背中に装備していたバックパックを変形させ、構えた2本のブースターライフルを連射し入口の扉を破壊。入口を固く閉ざしていた扉が大きな爆発音と共に無理やり抉じ開けられた。

 

「し、侵入者だぁ!?」

 

「くそ、警報を鳴らせぇ!!」

 

施設全体に警報が鳴り響き、侵入者である2人に向かって警備員達が一斉に襲い掛かる。しかし侵入者2人は襲い来る警備員を片っ端から素手で薙ぎ倒し、余裕そうな表情で施設の最深部へと突き進んで行く。

 

「((親父|ヴァニシュ))の言った通りだな。ここでも違法の研究が行われてそうだ」

 

「兄さん、良いの? こんなに騒ぎを起こして…」

 

「どうせ俺達も指名手配されてる身だ。ここまで来ちまった以上、思い切って開き直ってやろうじゃないか」

 

『それに、レイとユイちゃんに勝てるような奴がいるとは思えないしねぇ〜♪』

 

オッドアイの青年―――レイ・アカツキは携帯電話らしきツール―――オーガフォンを銃に変形させてから警備員達を狙い撃ち、レイに同行している少女―――ユイ・アカツキは背中のバックパックから引き抜いたトンファー型の武器で接近を許した警備員を確実に倒していく。そんな時、レイの身体に憑依していた少女―――フィアレスがある事に気付いた。

 

『…あれ?』

 

「どうした、フィア」

 

『一体誰だろう? 地下の最深部辺りに、私達以外の侵入者の反応が確認できたんだけど…』

 

「何? どういう事だ」

 

「…先に侵入していた人達がいる?」

 

「…急いだ方が良さそうだな。ユイ、急ぐぞ」

 

「分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「博士、この警報は…」

 

「大方、私達以外の侵入者が堂々と入り込んで来たんでしょう……全く。せっかく隠密に行動していたのに、傍迷惑な侵入者さん達ですねぇ」

 

施設の地下最深部。倉庫から少女を連れ出したリバインズ一行もまた、迫り来る警備員達を一人ずつ順番に倒しながら施設内を歩き回っていた(と言っても、戦っているのはリバインズに従っている大男1人だけだが)。当初は隠密行動を計画していた彼等だったが、入口から堂々とレイ達が侵入して来た事で施設全体に警報が鳴り響いてしまい、その騒ぎの中で彼等の存在も気付かれてしまった為、仕方なく彼等も開き直って堂々と施設内を突き進んでいる訳である。なお、彼等に連れられている褐色肌の少女は現在、リバインズに同行している女性―――イーリスから借りた白衣で上手く裸体を隠している状態だ。

 

「さて、イーリスさん。この先で間違いありませんね?」

 

「はい。ベロニカウイルスの研究データはこの先の部屋に残されている物で最後です」

 

「やれやれ。一体誰なんですかねぇ? ベロニカウイルスなんて危なっかしい物をこんな堂々と研究している大馬鹿な人間は……いちいち回収しなければならない私達の身にもなって欲しいですよ」

 

「……」

 

「おや、失礼。あなたに対して言った訳ではありませんよ? お嬢さん」

 

リバインズの発言を聞いた褐色肌の少女は、暗い表情を見せながらその場に立ち止まる。

 

「…私も、処分するの…?」

 

「まさか! ベロニカウイルスへの適合率が高いあなたを、何故処分しなければならないのですか? 理解が出来ませんね」

 

「だって……ここの人達、私を処分するって言ってた…」

 

「…なるほど。どうやら、ここの研究者達は何も分かっていないようですねぇ。人間の姿を保ちながらもベロニカウイルスの力を発揮できる彼女が、どれだけ価値のある存在なのかを」

 

「分かっていないというより、まだ気付いていない可能性の方が高いかと思われます。ベロニカウイルスで生まれた生物兵器のデータを予め盗んでみましたが、ここの研究員達は皆、制御が利かないという理由でほとんどの生物兵器を破棄処分していますので」

 

「つまり、彼女が他のベロニカウイルスによる生物兵器を操る能力に気付いていないと……いや、彼女がそうしようとしていないのだから、気付けないのも当然ですか。頭が悪いにも程がありますね」

 

「…?」

 

「あぁ失礼、こちらの話です……何にせよ、彼女の存在は我々にとって貴重です。ここに残されているデータを処分した後、すぐに彼女を連れて帰還しましょう。しかしベロニカウイルスの適合者にこんな所でお会い出来るとは私も非常に運が良いですねぇ、帰ったら楽しみですよフフフフフフフフ…」

 

傍から見れば誰もが怖いと思うであろう笑顔を見せるリバインズ。そんな彼の後ろ姿を、褐色肌の少女は何が何だか分からずポカンとした様子で見ており、そんな彼女にイーリスが姿勢を低くして優しく語りかける。

 

「大丈夫よ。あの人に付いて行けば、殺されないで済むわ」

 

「…助けてくれるの…?」

 

「もちろん。確かに見た目はかなり胡散臭いかもしれないけれど……あの人は、生きる価値があると分かった人を決して見殺しにはしない。それだけは自信を持って言えるわ」

 

「……」

 

その時、一番先頭で警備員達を叩きのめしていた白服の大男―――イワンが何かを察知したのか、来た道を振り返りながら警戒態勢に入る。

 

「おや、入口の侵入者達が近付いて来ているようですね……せっかくですし、イワンの実戦調整も済ませておきましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺せ!! 生かして帰すな!!」

 

「邪魔だ!!」

 

「「「「「ギャァァァァァァァァァァァッ!!?」」」」」

 

リバインズ一行が辿って来た通路。レイが振るった長剣オーガストランザーによる斬撃で警備員が一掃され、ユイは背中に装備したバックパック―――フライングアタッカーを飛行モードに切り替えて一気に突破していく。

 

『!! 2人共、ストップ!!』

 

「フィア、どうし―――」

 

 

 

 

−ドゴォンッ!!−

 

 

 

 

「―――ッ!!」

 

「兄さん!!」

 

レイが両腕で頭を守る体勢になった直後、そこへ通路の先から猛スピードで突っ込んで来たイワンの強力なパンチが炸裂。それを見たユイがすかさずフライングアタッカーのブースターライフルから弾丸を連射するも、イワンはまるで意に介さない様子でユイにも襲い掛かる。

 

「ッ……何だコイツは…!!」

 

『防弾コートを着た禿げ頭の大男……レイ、コイツB.O.W.だよ!! 確かタイラントって名前の!!』

 

「B.O.W.だと!? それにタイラントって、確かアンブレラはもう潰れた会社じゃ…」

 

「アンブレラの残党が、ここにいるのかも…ッ…!!」

 

空中飛行でイワンのパンチを回避したユイがレイの隣に降り立ち、イワンは2人を通せんぼするかのように通路に立ち塞がる。

 

「この施設を守る番人か? 何にせよ、ここに何かあるのは間違いないな」

 

「兄さんとフィアは先に言って……コイツは私が倒す」

 

「悪いなユイ、無理はするなよ?」

 

「大丈夫……負けないから」

 

レイは素早い動きでイワンの脇をすり抜け、それを食い止めようとするイワンの右腕にブースターライフルの弾丸が命中。レイが先へ進んで行った後、それを追いかけようとしたイワンにユイがトンファーで襲い掛かる。

 

「兄さんの敵は私の敵……大人しく死んで? 物言わぬ人形さん」

 

「…!!」

 

トンファーの一撃を受けたイワンが壁に激突し、そのまま壁を破壊し別の部屋へと移動。そこへユイが一発の魔力弾を放射。しかし彼女の放った魔力弾はイワンに命中する直前で、突如魔力が霧散し消滅してしまった。

 

「!? これはAMF…?」

 

当然、考え事をしている暇は無く、すかさずイワンが猛スピードで殴りかかって来た。ユイがかわすと同時にイワンの拳が壁を勢い良く破壊し、部屋がどんどん破壊されていく。

 

「面倒…!」

 

その時…

 

「「―――ッ!?」」

 

ユイとイワンは同時に何かを察知し、その場から大きく後退。すると2人が立っていた場所にいくつもの斬撃が飛び交い、床や壁に大きな亀裂を作り出した。

 

「そこの2人、御用改めだ」

 

「あなた達には聞かなければならない事があります。ご同行を願えますか?」

 

ユイが振り向いた先に現れたのは、刀剣型アームドデバイス『イーラ』を構えたミロシュと、穂が5つに分かれた槍型アームドデバイス『ブリューナク』を構えたスピアだ。その後方には部下の魔導師達も駆けつけ、ユイとイワンに向かって一斉にデバイスを構える。

 

「ッ……管理局の魔導師…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、やはり大した研究成果は得られていないようですね」

 

最深部の研究室。そこにいた研究員達はイーリスが一人残らず撃退し、リバインズは研究室のパソコンからUSBメモリで全ての研究データを盗み出している真っ最中だった。褐色肌の少女はオドオドした様子でイーリスの背中に隠れながらリバインズの後ろ姿を眺めている。

 

「さて、情報は全て奪いました。後はこの施設を破壊してお仕事完了ですね…『ドガァン!!』…む?」

 

その時、研究室の扉が轟音と共に破壊された。イーリスが少女を守るように立つ中、煙で見えない入口からレイがその姿を現した。

 

「!! お前は…」

 

「ほぉ、侵入者さんですか。辿り着くのがお早いですね」

 

「…手配書で見た事がある。アルファ・リバインズだったか? あちこちの次元世界で悪い噂ばかり聞いてるぞ」

 

「あらま、私も随分と有名になったものですねぇ。まさか顔も覚えて貰えるとは嬉しい限り」

 

「…お前は何故ここにいる? ここの関係者か?」

 

「仮にそうだと言ったら、どうなさるつもりで?」

 

 

 

 

−ガギィンッ!!−

 

 

 

 

リバインズがそう告げた直後。駆け出したレイがオーガストランザーを振るい、リバインズは手元に出現させた刀剣状のPSIエネルギー“((神刃|カミキリ))”を生成。剣と剣がぶつかり、衝撃波が発生した。

 

「博士!!」

 

「下がっていなさい」

 

イーリスが助太刀に入ろうとするが、リバインズがそれを制する。リバインズとレイは剣を交差させたまま互いの顔を見据える。

 

「お前が何の目的でここにいるかは知らねぇが……お前は放置したら危険だと、俺の勘がそう告げている」

 

「おや、鋭いですねぇ。あなたのその勘は正解ですよ♪」

 

両者同時に後退し、リバインズの振るう((神刃|カミキリ))から無数の斬撃が飛来する。レイはそれをかわしながらオーガフォンでリバインズの頭部を狙い撃つも、リバインズは頭を傾けるだけで銃撃を回避する。

 

「そういえば、あなたの顔も見た事がありますねぇ。傭兵集団アルカディアでしたっけ? わざわざ管理局に指名手配までされてご苦労様です」

 

「ッ……ちっとも労ってる顔には見えねぇな…!!」

 

「あれ、やっぱり見えません? 最近気にしてるんですよねぇっと」

 

リバインズは2本の((神刃|カミキリ))を構え、×字を描くように斬撃を放つ。それを回避したレイが瞬時にリバインズの懐に潜り込み、彼の腹部に強烈なパンチを叩き込んだ。

 

「む…!!」

 

「博士ッ!!」

 

「あ…!」

 

リバインズはPSIで肉体の硬度を高める事でダメージを軽減するも、パンチを喰らった勢いで壁まで吹き飛び、土煙が舞い上がる。イーリスが叫ぶ中、リバインズを壁まで追い込んだレイはオーガストランザーをリバインズの首元に向ける。

 

「ッ……なるほど。伊達に、管理局に喧嘩を売っている訳ではないようですね」

 

「こっちの力、甘く見て貰っちゃ困るって話だ…!」

 

プッと血を吐き捨てるリバインズに、レイは構えたオーガストランザーをそのまま突き立てようとする……しかし。

 

「待って…!」

 

「!?」

 

そんなレイの前に、褐色肌の少女はリバインズを守るように割って入った。レイは慌ててオーガストランザーを突き立てようとした右手を止め、リバインズは少女の取った行動に目を見開いた。

 

「! お嬢さん…」

 

「やめて……この人を、攻撃しないで…!」

 

「!? 君は…」

 

その時、レイに憑依していたフィアレスが慌てた様子で叫んだ。

 

『レイ、マズいよ!! 管理局の魔導師達がすぐそこまで来てる!!』

 

「!? 管理局だと…!!」

 

その時だ。研究室の天井が破壊され、リバインズとレイの前にイワンとユイが同時に着地した。イワンは全身に身に纏っている白い防弾コートが数ヵ所ほど破けており、ユイは負傷して血の流れている右腕を辛そうな表情で押さえている。

 

「ユイ、大丈夫か!?」

 

「兄さん、気を付けて…! 奴等が…」

 

破壊された天井の穴から、無傷のミロシュとスピア率いる魔導師部隊が一斉に降り立った。彼等は一斉にデバイスを構え、リバインズ一行とレイ達を取り囲む。

 

「アルカディアのレイ・アカツキに、アルファ・リバインズだな?」

 

「あなた達を逮捕します。逃走は許しません!」

 

「…おやおや、最近の管理局は飼い犬が優秀ですねぇ。嗅ぎつけるのが早い早い」

 

竜神丸は口元の血を拭った後、右手に生成したナイフ状のPSIエネルギーを背の後ろに構える。しかしそれに気付いた一人の魔導師が銃型デバイスから即座に銃弾を発射、リバインズの生成したナイフを撃ち砕く。

 

「ありゃ?」

 

「貴様、動くな!!」

 

「…なるほど、1人1人が実に良い動きをしますねぇ。ですが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−ズズゥゥゥゥゥゥン!!−

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「!?」」」」」

 

突如、施設全体を謎の地響きが襲い、その場にいた一同が体勢を崩しかける。すると施設全体にとあるアナウンスが鳴り響いた。

 

≪爆破装置が作動しました。繰り返します、爆破装置が作動しました。停止する事は出来ません。研究員は速やかに最下層次元転移装置から脱出して下さい≫

 

「!? 自爆装置か…!!」

 

「ここのデータを盗むついでに作動させておきました。モタモタしてると危ないですよ〜?」

 

「ッ…真空裂衝撃!!」

 

「「「「「な…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」」」」

 

ミロシュ達が自爆装置に気を取られた隙を突き、レイはすかさずオーガストランザーを床に突き立て、周囲に強力な剣圧を飛ばす。油断した魔導師達が吹き飛ばされる中、レイは負傷しているユイを連れて脱出を図る。

 

「ユイ、まだ動けるか?」

 

「ん、大丈夫…!」

 

「よし、急いで脱出し……ッ!?」

 

殺気を感じ取ったレイがオーガストランザーを構えた瞬間、レイの眼前に向かってミロシュの構えたイーラが突き立てられた。もしオーガストランザーを構えなかったら、間違いなくイーラの刃先がレイの顔面に命中していた事だろう。

 

「自爆装置とは、面倒な事をしてくれたな…」

 

「おいおい……作動させたのはアイツだ、俺達じゃない」

 

「お前達に恨みは無いが……ここが爆破する前に捕まえさせて貰う!!」

 

「悪いが遠慮するぜ!!」

 

そのままミロシュと斬り結ぶレイだったが、その顔は厄介そうな表情を浮かべる。自身が繰り出す攻撃は悉くミロシュに読まれて受け流されるのに、ミロシュが繰り出す攻撃はチマチマとレイの手足をチマチマと傷つけるように攻めて来ているのだ。

 

(そうだ!! こいつ、管理局の雇われ傭兵部隊のミロシュ・バーフォードじゃねぇか!! 道理でこんなにも強い訳だ…!!)

 

「兄さん!!」

 

ミロシュを相手に苦戦しているレイに助太刀しようとするユイだったが、そんなユイの前にはスピアが立ちはだかり、スピアの突き立てたブリューナクがユイの展開したバリア魔法で防がれる。

 

「あなたの相手は私です!!」

 

「ッ…邪魔しないで…!!」

 

レイとミロシュ、ユイとスピアが対峙する中、リバインズはイーリス達を連れてコッソリ脱出しようと目論んでいたのだが、流石にそう簡単にいく状況ではなかった。

 

「アルファ・リバインズ!! これ以上の抵抗は許さん!!」

 

「大人しく投降しろ!!」

 

「…やれやれ。管理局の魔導師さん達はご熱心な事で……む?」

 

これまで何度も管理局の魔導師に追われて来たリバインズは、あまりのしつこさにいい加減ウンザリだと言いたげな表情を浮かべる。するとそんなリバインズの前に、再び褐色肌の少女が彼を守るように立ちはだかる。

 

「ん、女の子…?」

 

「君、その男は危ない!! 早く離れるんだ!!」

 

事情を知らない魔導師達は、少女にリバインズから離れるよう呼びかける。しかし少女はリバインズから離れるどころか、リバインズを逮捕しようとしている魔導師達に敵意を向けていた。

 

「やめて……この人を攻撃しないで……」

 

「!? あなた…」

 

その時、少女の着ていた白衣の右袖が徐々に燃え始める。それを見たリバインズは驚愕の表情を見せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この人を……連れて行かないでっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「なっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」

 

少女が右腕を振るった瞬間、右腕から飛び散った血液が突如発火し、灼熱の炎となって魔導師達に降りかかる。そして接触すると同時に発火した血液が大爆発を引き起こし、リバインズを捕まえようとしていた魔導師達を纏めて吹き飛ばしてしまった。

 

「!? 何…ッ!!」

 

『レイ、あの女の子…!!』

 

「なっ……まさか、あの子がやったのか…!?」

 

褐色肌の少女が魔導師達を吹き飛ばしたのを見て、レイやミロシュ達も驚愕する。しかし次に流れてきたアナウンスは、驚いていられる暇を彼等には与えようとしなかった。

 

≪爆発まで残り3分です。繰り返します、爆発まで残り3分です≫

 

「! …引き時か」

 

「そのようだな…!」

 

レイとミロシュは同時に後退し、ミロシュはスピア率いる魔導師達の下に駆ける。

 

「スピア、撤退するぞ!! 傷の浅い者は負傷者を運べ!!」

 

「はい!!」

 

「兄さん、私達も…!」

 

「あぁ…!」

 

レイ達も施設からの脱出を図る一方、リバインズ達は今も右腕が僅かに発火している少女の下に歩み寄る。今の攻撃でかなりの体力を消費したのか、少女はその場に膝を突くと共に右腕の炎も消え、全身から大量の汗を流している。

 

「ッ……はぁ、はぁ、はぁ…!」

 

「…博士、先程彼女が放った炎は…」

 

「恐らく、彼女の中のリンカーコアとベロニカウイルスが何らかの共鳴を起こし、爆発的な火力をもたらしたのでしょう。魔力のコントロールが出来ていないせいで、体力の消費も早いようですが」

 

「はぁ、はぁ、はぁ……私、は…!」

 

「ご苦労様です。今は休みなさい、今後の為にも」

 

「!? あっ……」

 

リバインズは少女の首元に注射器を打ち込み、少女はその場に倒れて眠りについた。リバインズはお姫様抱っこの要領で少女を抱きかかえる。

 

「研究所まで帰還します。イーリスさんは戻ったらイワンのメンテナンスをお願いします」

 

「了解」

 

「さて……全く、今回は面白い拾い物をしましたねぇ。フフフフフフ…」

 

リバインズ一行はテレポートによって施設から一瞬で転移し、施設を後にする。それから3分が経過し、施設はアナウンスの通りに大爆発を引き起こし、その次元世界から跡形も無く消滅するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しっかし危ないところだったねぇ〜2人共」

 

施設が爆発しているのを見ながら、レイ達は傷の手当てに専念していた。レイへの憑依を解除したフィアレスがユイの傷を手当てする中、レイは今も爆発を続けている施設を見ながら考え事をしていた。

 

「あり? どうしたのレイ」

 

「ん、あぁ。ちょっとな…」

 

「…あの女の子の事?」

 

ユイの言葉にレイが頷く。ユイもフィアレスもやっぱりと言った顔を見せる。

 

「あの女の子、あんな凄まじい力を発揮したよな……リバインズの下に行っちまったかと思うと、あの子の将来が不安で仕方ない」

 

「ん〜…でもあの子、見た感じだと自分の意志で魔導師達を吹っ飛ばしたように見えるしなぁ。たぶん私達が助けようとしても同じ結果になってたんじゃない?」

 

「…否定出来ないのが悔しいもんだな」

 

「…次に会った時、リバインズに問い質せば良い…」

 

「ま、それしか無いよなぁ……奴等の方には俺達から尋ねなければいけないようだ」

 

「あ、でもミロシュ・バーフォードとまた戦うのは御免だよ? 管理局側にあんな強い人がいるなんて思ってもみなかったし」

 

「…確かになぁ。今回は逃げ出せたが、次はどうなる事やら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…これはもう追跡出来そうにないな」

 

一方でミロシュ達も、爆発する施設を眺めながら負傷者の手当てに専念していた。現時点で無傷なのはミロシュとスピアしかおらず、それ以外は傷の具合に関係なく全員負傷している為、この状態ではとても追えそうにないと判断し、レイやリバインズへの追跡を断念したようだ。

 

「ミロシュさん、リバインズが連れていたあの女の子は…」

 

「…リバインズ共々行方が分からなくなった以上、いくら心配したところでどうにもならない。まずは負傷者の回復に専念しよう。話はそれからだ」

 

「…はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、少女を連れ去ったリバインズ一行は…

 

 

 

 

 

 

「そういえば、まだ名前を聞いていませんでしたねぇ」

 

自身の研究所に戻った後、イーリスは負傷したイワンのメンテナンスに向かい、リバインズは今回連れ出した少女と共に研究室の前までやって来ていた。そこでリバインズは少女の名前をまだ聞いていなかった事に気付く。

 

「お嬢さん、名前は何と言いますか?」

 

「私の、?名前…?」

 

名前を聞かれた少女は、少し間を置いてから、自身の名前をリバインズに明かしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フレデリカ……フレデリカ・ヒダルゴ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、物語の月日は流れていく…

 

説明
三つ巴の戦士達
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コメント
今回の短編のちょっとした続きを投稿。正直、書いてて超恥ずかしかったのは言うまでもない←(竜神丸)
続き:母は基本的に無干渉だが、2人の喧嘩(という名の殺し合い)で被害が出そうになった時は全力で止めにかかり喧嘩両成敗。なお、それを見た旅okakaの感想は「おぉ〜今日もやってるな〜」の一言だけ(※旅ディア殺し過ぎるせいで感覚が狂ってるだけです)(竜神丸)
okaka:娘は愛情を注いでくれた母に懐いても、母に育児を任せっきりな父には全く懐かず、それどころか自分を後継者にする為にスパルタ教育しかしてこない父。そのせいで娘は父に殺意しか沸かず、父がコンティニュー可能だからって定期的に殺しにかかる始末(そして娘も肉体が頑丈である為、父は容赦なく返り討ちにしてる)(竜神丸)
もう少し詳しい情報プリーズ(okaka)
竜神丸:・・・うーん・・・(困惑)(okaka)
二百式:人混み無理(故に一度もコミケ行ったことない)(ZERO)
二百式さん>帰省時期と被っていたので…(金銭的な関係も)(朱雀)
okaka氏に質問:父親と娘が(ライフの奪い合いという意味の)殺し合いを実行するにはどういった環境が必要ですかね?(←なんちゅー質問だよ)(竜神丸)
二百式:シンデレラ5thライブあるからそっちかなぁ(okaka)
リバインズ一家の設定を考案中。コンセプトは『バイオレンスな家庭』←(竜神丸)
そういや夏の戦場(コミケ行く奴いる?)(二百式)
刃:わいはこれから寝る(夜勤だったから)(ZERO)
刃:帰宅直後にな(okaka)
あんたらちゃんと寝てるか?(黒鉄 刃)
竜神丸:確認、まさかの斜め上過ぎて草(okaka)
okaka:旅竜神丸の妻となる人物の設定を送りました。娘の設定はまだしばらくかかります(竜神丸)
未来・・・旅朱雀に所帯をもたせるべきか・・・(okaka)
竜神丸:まぁ設定はとっておくよ(okaka)
okaka:似た者同士故、殺し合う事がもはや日課と化しつつある模様(それから、テレポート用のポケモンいらなくなっちゃった←)(竜神丸)
竜神丸:とりあえずパンデミック起こさないならバグスターでも良いや、ジムリーダーはバグスターでもできるし(okaka)
竜神丸:死に過ぎたか・・・(okaka)
okaka:それからもう一つ、未来編だと旅竜神丸はバグスター化している模様←(竜神丸)
ZERO:クイーンはただ1人 な感じ?(支配人)
竜神丸:傭兵させるならG.M.S.においで、独立傭兵認めてないから。(okaka)
okaka:なお、未来編では“殺し合う”関係に至っている模様……あるぇ〜?どっかで見た事あるぞ〜?(竜神丸)
竜神丸:やはりジェイク枠か!(okaka)
okaka:惜しい、娘だ(竜神丸)
ウェスカーの経歴・・・息子か!?(okaka)
okaka:あいあい(竜神丸)
なお、ワイルドジャーニーのアップグレードガシャットも未来用に考案中(使用者は別人)(okaka)
竜神丸:できたらプリーズ(採用できるかはわからん)(okaka)
okaka:ちなみに未来編要素として、自分ちょっとヤバそうな設定を考案中(竜神丸)
竜神丸:うーん・・・【未来で出そう】※なお、該当人物が出てこない。(okaka)
okaka:するか否かはご自由にどうぞ(竜神丸)
fateGO水着イベントのエレナの乗り物がホイールオブフォーチュンにしか見えないんだが…(ZERO)
竜神丸:あ、じゃああっちも頭打ちの方がいいか(okaka)
支配人:いや、強化案じゃない……ウェスカーの経歴を見て、ね…(竜神丸)
竜神丸:全ウイルスに完全適応させて、ゲムデウスクロノス枠でも作る気?(支配人)
(アルバート・ウェスカーの設定を見ていて)……ちょっと恐ろしい設定を考え始めてる自分がいる(竜神丸)
okaka:OK(当初はもう片方もアレで頭打ちにする予定だったけど)(竜神丸)
竜神丸:そういや頭打ちの方はあれでOK?(okaka)
okaka:あいあい(竜神丸)
ちょっと音声作るのに時間かかるかも(okaka)
竜神丸:返信(okaka)
okaka:更に返信しました(竜神丸)
竜神丸:ちょっと訂正も送った。(okaka)
竜神丸:返信した(okaka)
okaka氏へ:オーシャンゲーマーレベル50とダイセンソウゲーマーレベル50の設定を送りました(竜神丸)
飯食わせて…(~_~;)(支配人)
暴力神父も帰れ!(ガルム)
???「エェェェェイメェェェェェェン!」!(二百式)
ガルム:いやぁ今回のジャケはいつもより可愛いんや(okaka)
お、RG限定Zの出荷予定日確定か 楽しみだ(ガルム)
チエリエルが可愛いのは当たり前だろおォォン?(ガルム)
命燃やして恋せよ乙女とMASTER SEASONS SUMMER! 買ってきた!SUMMERの方、ジャケットの智絵里が可愛い件(okaka)
おう、アニメ史上1,2を争うカッコいいデブ少佐は帰れ!(ガルム)
???「諸君、私は戦争が好きだ。諸君、私は戦争が好きだ。諸君!私は戦争が大好きだ!」(二百式)
(送られて来たダイセンソウゲーマーの設定を纏め中)…ボディパーツの名称とかも考えないといけないから地味にめんどい(竜神丸)
ディア:俺が買ったほうが良いと言った理由がわかったろ?(okaka)
スピリッツゲットぉぉぉ!!(ディアーリーズ)
竜神丸:ダイセンソウって見てなぜかHELSHINGのセラス嬢の重装仕様(ハルコンネンU、通称デンドロセラス)思い出した(ガルム)
グラブル:ショロトルイベ復刻だと!?(okaka)
うーん・・・正規軍で使用する装備として専用レギンレイズ、旅団員や私物としての装備に辟邪ということで作ってみるか。・・・0ガンダムは完全に私物装備として。(okaka)
大雨でコンビニ行く気しなかった…(支配人)
旅朱雀の未来用MS選定中:・・・0ガンダムはともかく、獅電じゃ心許ないだろうし成長的にももっと良いMSの方がいいな。・・・レギンレイズと辟邪で作るか (okaka)
ディア:・・・今回雑誌買ったほうが良いぞ。(理由:最初が【カラーページ】)(okaka)
いいもん…僕元々コミック派だし…悔しくなんかないし…(´;ω;`)(ディアーリーズ)
ディア:元々ジャンプとかより発行部数少ないしな(okaka)
そもそもスピリッツを扱ってないとか、扱ってても入荷数が少ないとかでですね…(ディアーリーズ)
ディア:・・・買えたのは俺だけじゃねーか!(okaka)
スッ(『付近のコンビニ、書店全滅』の看板をたてる)(ディアーリーズ)
ディア:風都探偵は読んだか?(okaka)
あ、ダイセンソウゲーマーレベル50の設定とりあえず考えてみました。ハーメルンの方に送っておきますね(ディアーリーズ)
スナイプ2話視聴:・・・これ完全に旅ディアへの説教そのままじゃん。(患者を救うためなら自分はどうなってもかまわないと言い放つ大我に対して)牧「君は自分に酔ってるだけだ、自分は選ばれた人間だ、自分にしか患者は救えない。そのためには自分がどうなっても良い、僕と同じだ。適合者でもないのに変身しようとしたどうしようもない馬鹿と同じだよ!」大我「違う!俺はただ患者を救いたくて」牧「自分のことも守れないくせに!患者を救おうなんて思い上がるな!」(okaka)
(旅刃が変身するオーシャンゲーマーレベル50の設定ができて)…次は旅ハルカのダイセンソウゲーマーレベル50か。まずモチーフどうしよう…(竜神丸)
okaka:…翔太郎やな(竜神丸)
竜神丸:ハーフやで(okaka)
竜神丸:(写真並べて)どっちがハーフボイルド?(okaka)
okaka:あっ…(察し(竜神丸)
比較対象:鳴海荘吉(okaka)
竜神丸:今回自分がハーフボイルドですって無理矢理認めさせられるから勘弁してあげてw(okaka)
okaka:おい、ハーフボイルドの間違いだろ!←(竜神丸)
竜神丸:あくまでWの話だからドライブを絡めなかったんだろうな。時系列的には少なくてもRETURNSの後。照井夫婦がきちんと二人の距離の図り方を持ってる(okaka)
ちなみに看板、【あらゆる事件[ハードボイルド]に解決します!】に書き直されてる(okaka)
okaka:あれ、じゃあチェイサーのストーリーはまだ先か…(竜神丸)
竜神丸:照井です。  まぁ、それは良いとして・・・時系列的には子供ができる前っぽいな。(okaka)
okaka:さて、福井警視が出てきたらどうなる事やら…(竜神丸)
竜神丸:今週のスリッパ文字【口ごたえすなっ!】【半熟に死を!】なお、亜樹子はちゃんとあの【顔芸】する模様(okaka)
(画像検索したら偶然見つけた)……おいぃぃぃぃぃぃぃ!?思いっきり見えちゃってるやんけぇ!?(※ガン見してます)(竜神丸)
リリィ白銀が可愛い件(イラスト化したらまさにこんなイメージ)(okaka)
映像でできない理由:バラバラ死体と真っ裸の女性の水浴びシーンがあるから(okaka)
okaka:?(竜神丸)
竜神丸:取り敢えず言えるのは:俺達の知ってるWが帰ってきた。 って事と鳴海探偵事務所の3人以外だと仁さんとマッキー、サンタちゃんとウォッチャマン、風麺のマスター、エリザベスとクイーンリリィ、白銀とフランク白銀、エクストリームタクシーは出てきた(照井はまだ名前だけ)そして・・・うん、これは映像じゃできんわ(とあるシーンを見ながら)(okaka)
okaka:たった1話でいっぱい出て来た!?(竜神丸)
okaka:まだ読めてねぇ!!(行ったコンビニで既に売り切れてた)(竜神丸)
あ、そうそう。風都探偵、どうだった?(okaka)
竜神丸:ある意味このキャラも【ヒートの女】だな(okaka)
okaka:と言っても、彼女の場合は更に改良してベロニカウイルスの性質も付与された模様←(竜神丸)
竜神丸:ああ、今回の(okaka)
なお、バグスターTウイルスの適合資格者は更に1人増えた模様(竜神丸)
okaka:アウチ、否定できねぇ!!ww(竜神丸)
結論:共犯(okaka)
竜神丸:設定に肉付けしたのは君でしょ!(okaka)
okaka:作った張本人!!ww(竜神丸)
竜神丸:ほんと、なんでこんなもの出てきちゃったんだろうなw(okaka)
okaka:バグスターTウイルスが強力過ぎるぜぇ…(竜神丸)
竜神丸:旅竜神丸:Tウィルスが取り込んじゃう 旅俺:ナノマシンで耐えて左目で【書き換える】 結論:どんなに進化しようが俺らにバグスターは効かない(okaka)
okaka:というか旅okakaや旅竜神丸はすぐに新型ウイルスを分析して抗体作りそう(竜神丸)
さらりと洗脳やマインドコントロールが効かないことを暴露していくスタイル(okaka)
竜神丸:どうだろう、旅俺の場合人格バックアップが左目にあるし、客観視できる相棒もいるからなぁ(okaka)
okaka:VR空間で正気なのはたぶんスニークと、後にバグスター化が確定する彼女くらい?(竜神丸)
竜神丸:旅俺はクリエイター(okaka)
リザレクショーン 「グ・・・ハ・・・」 勢いでボコボコにしたけど飽きたな ラストスペル 消滅「DEAD-END」(ガルム)
okaka:今回のVR空間、旅団メンバーが巻き込まれたらどうなるんだろう…(たぶん旅竜神丸はだいぶハッチャケる←)(竜神丸)
竜神丸:楽しみだ(okaka)
okaka:しかし今回は思わぬタイミングで登場したなぁ……例のビルドさんは(竜神丸)
リザレクショーン 「こ、殺してやるぞ!k」貴様に話す権利はねぇ!「ワールドデストロイヤー」!(ガルム)
竜神丸:なので条件さえ揃っちゃえば発生してもおかしくはないでしょ。(okaka)
…これ、彼女も幽霊騒動編で出してやれば良かったかな←(竜神丸)
だが、いたぶらないと気がすまない! リザレクショーン「む、ここは・・・?貴様h」煩い黙れ死ね!終焉「ラグナロク」! 「?ヌォ(ジュッ) リザレクショーン 練獄「ムスペルヘイム」! 「グォォアァァ?貴s」 やかましい!永獄「ニブルヘイム」! 「グォき、きs(カチンコチン) かーらーのー流星「メテオストライク」! 粉☆砕!!(ガルム)
okaka:そういえば、元々バグスターウイルス自体は偶然発生したんでしたっけ(元社長は偶然それを見つけただけで)(竜神丸)
交代で休憩なので近所の焼肉屋で飯(okaka)
竜神丸:元はただのバグだからな、条件が揃えば出てくるんじゃね?(okaka)
ガルム:どれだけクソ龍をいたぶったところで、帰って来ない者は帰って来ない←(竜神丸)
俺の調査って例の番犬編か?・・・イカン、思い出したらまたあのクソ龍をこんどはじっくりねっとりいたぶってから消し飛ばしたい衝動が・・・!(ガルム)
ただ、少し気になっているのが……バグスターウイルスが謎の大量発生している件(エンディング後のパラドの発言から)(竜神丸)
竜神丸:ジャンルが想像できないなw(okaka)
okaka:作品ラインナップ『ボーズ・オブ・テラ』『フォレストオブアニマル』『ライフオブコーナー』『エブリウェアトゥギャザー』……どれも普通に名作っぽい名前でプレイしたら面白そう。フォレストオブアニマルは財団Xに盗まれたナイトオブサファリの代わりかな?(竜神丸)
竜神丸:・・・実は俺も(okaka)
okaka:割と本気でプレイしてみたい>ボーズオブテラ(竜神丸)
竜神丸:内容は意外にもしっかり作り込まれたRPGらしいぞ(okaka)
檀黎斗神の改名とコンティニュー回数の経緯、貴利矢がCRに配属された経緯など一通り明かされたんで、本日2回目のトゥルー・エンディング……よく見たら作社長がボーズオブテラ売る気満々でワロタ(竜神丸)
帰れなーい(署内待機)(okaka)
キリヤ:弾むと林檎がうるさいんや。・・・フレイヤ?セーフセーフ(okaka)
(歌マクロスプレイ中)はぁ!?不確定性☆cosmic movement最初の垂直連続飛びないやんけ!!なんでや、(キリヤ)
旅俺はどっかで暴れてる時かな…(旅団に入ってない頃だし) その後団長に伸された模様(ZERO)
okaka:旅okakaが入って旅団が本格始動したばかりの時期なので、この時点ではまだ旅awsとも旅竜神丸とも旅支配人とも接触していません(竜神丸)
あ、じゃあまだ旅俺が入った直後=旅団が組織として動き出した直後か(旅俺が最後の初期メンバーらしいので)(okaka)
私が君を〜!自分がお前を〜!(ウィーアー!)何度も!何度も!倒して!(ヘイ!)ダブルエーックス! 黎斗「アイアムゴォーッド!」 貴利矢「いや喧しいな神」(竜神丸)
okaka:いや、この後は東風谷裕也の調査任務(一番冒頭の『旅団ナンバーズがまだ10人にも満たなかった頃』から見れば分かる通り)(竜神丸)
時系列的にはこの後か、あのタイラントに二体と旅俺がやりあう潜入任務は(okaka)
竜神丸:女王ババアになってなきゃ良いな(okaka)
ちなみにこんな出来事があったもんだから、後に旅団で再会した時は(旅竜神丸以外)かなり気まずい空気になった模様←(竜神丸)
まぁ、竜神丸の所に行った時点でそうなると思った(消息不明)(ガルム)
なお、現在の時間軸では消息不明な模様>フレデリカ・ヒダルゴ(竜神丸)
土嚢積み終了、今日は帰れるか怪しい!(okaka)
ガルム:俺はあの陸戦型ガンダムが好きだな。無骨な感じが良い(okaka)
アトラスのレールガンカッコいいよな。堅牢なズゴックも一撃だし。(ガルム)
okaka:ドクターマイティの他の音声が気になるからレビュー待つ。(支配人)
あ、スピリッツだった(雑誌名)スペリオールはサンダーボルトだ(okaka)
支配人:ドクターマイティ、マジでこの変身音 。 俺は買った(細かいネタもあって読み直したいから)(okaka)
I(イカン)S(そいつには)T(手を出すな)!(ガルム)
竜神丸:V-コンプレックス(ガルム)
ドクターマイティXXはゲムデウスウイルスの抗体でも作ってなさい(支配人)
okaka:買ってない。俺は立読み派(支配人)
???「私が君を!」???「自分がお前を!」(ウィーアー!)???「何度も」???「何度も」二人「倒して〜」(HEY!)二人「XX!」???「Iam God・・・」???「いや、やかましいな神」(okaka)
支配人:週刊スペリオルは買ったか?(okaka)
ダークサイドクロニクルか?(支配人)
竜神丸:パパはハヴィエかな?(okaka)
ガルム:あれ、もしかして知ってらっしゃいます?>ヒダルゴ(竜神丸)
ヒダルゴ?アカン(確信)(ガルム)
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