『ほら、ここにも猫』・第237話「湯屋のざくろ口」
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説明
江戸の人々もお風呂好きです。

『ほら、ここにも猫』・第237話です。

浴槽と洗い場を仕切る「ざくろ口」の入り口にねこ達が居座ってしまったため、なかなか出入りができなくなった事もあったようです。

江戸時代にも湯屋はあちこちにあったようですがその施設のつくりは現代のものとかなり異なっていたようです。

「ざくろ口」とは、浴槽と洗い場をつなぐ出入り口の事ですが浴槽の室温を逃がさない様に、入り口は低く狭く作られており人々はかがんで入らなければいけませんでした。

かがんで入る事を「かがみ入る(かがみいる)」と言ったそうです。また、当時鏡の曇りを取る時にざくろの実を使っており、鏡を磨く事を「鏡鋳る(かがみいる)」と言って音が同じため、浴槽への入り口を「ざくろ口」と呼ぶそうになったんだとか。

なお、明治に入ると衛生的でないということで、ざくろ口は廃止になっていったそうです。
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ざくろ口 猫マンガ 風呂 江戸  ねこ マンガ 3コマ 湯屋 

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