【FA】AA-02 フラ
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説明
コトブキヤ「フレームアームズ」シリーズより。

「AA-02 フランキスカ」です。

フレームアーキテクト01に取り付けるオリジナル外装で、ワンダーフェスティバルで委託販売しています。
なお、写真は私が個人的に複製したものであり、実際に販売されているものと細部が違います。

プラ板で原型を製作しレジン置換しています。

<設定>
国力、組織力の乏しい地域を月の侵略から防衛すべく、廉価量産FA「AA-01 ファルクス」を開発、供与するという計画は、少なくとも開戦当初においては概ね成功したと言ってよい。
地球再生の過程において各国にフレームアーキテクトは広く普及しており、民生用のフレームであっても01に改装することは難しくなく、操縦の簡便な01は搭乗員の訓練も短くて済んだ。

しかし、戦争中期以降になると、次第に問題が露呈し始めた。01の性能はあくまで対アント戦を想定したものであり、言ってしまえば「非装甲の裸のアーキテクトで戦うよりはマシ」程度のものに過ぎなかった。
月側の強力な有人機が投入され始めるにつれ、最低限の性能しか持たない01は1対1の戦闘での優位性を完全に失い、敵有人機一機に対し多数の01であたる戦法に切り替えることを余儀なくされた。
この際問題になったのが、01の均質性である。一種類の機体であらゆる戦場、あらゆる戦況に対応することを目指し高い汎用性を持つ01だったが、多数での集団戦においては決定力が不足していた。外付けないし手持ち式の武装では大火力長射程の武装の場合、装弾数に問題を抱える事が多かった。
地球防衛機構は、01のみによる戦局維持はもはや困難と判断し、新型機、それも大火力武装を搭載した支援型の開発を行うことになった。

幸いにしてAA-01開発時のノウハウが整理されており、02の開発期間は短く済んだ。支援火力を求められている以上、大重量の武装を搭載することになるが、それには一定の安定性が必要であり機体の重量化は必然であった。また火力支援という運用特性上、敵にとっての優先攻撃目標となることは明白であったため、同時に重装甲化も行われた。本来ならば機動性に優れた01を適切に運用し、02への攻撃を妨害するのが正しい手法だが、前線の窮状を見るに不可能だと判断された。
装甲部材の価格を抑えつつ重防御とするためには、防御力は装甲材の厚みに依存せざるを得ず、結果として自重は01の2.5倍に達した。これは関節の駆動速度大きく低下させ、近接格闘戦をほぼ諦める射撃戦特化型となった。
01と比較しハードポイントは大幅に削減された。これは特化運用を想定した面もあるが、装甲に穴を設けないことにより製造コストを抑える意味の方が大きい。
この機体の存在意義でもある主武装は、背部の大型ハードポイントに接続される形になり、様々な武装の搭載に適用されることになる。なお、これは戦闘中の換装を想定したものではなく、あくまで様々な種類の支援機を同じ機体をフォーマットとして製造できる、程度の意味である。


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ワンフェス フレームアームズ FA コトブキヤ 1/100 

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