ブランシュ・フォンティーヌ
説明
ブランシュ・フォンテーヌ【 Blanche Fontaine 】‐母の面影にとらわれた或る技術者の一生‐
Tinami 内部 小説URL
http://www.tinami.com/view/881827
生年:2003年03月23日(月曜)
没年:2091年10月21日(日曜)
満年齢(死没時): 88歳

西暦 2096年 7月に初版発行。Web 発行は同年9月 。
著者: アン・マキャフリイ【 Anne McCaffrey 】
女性でありながら、リージェ重工業の設計開発集団のリーダーとなり、晩年は理科系/工学系を目指す女性の支援育成活動もおこなった。
私生活では、技術者仲間で他社の先輩である「ジュルジュ・サリバン」への隠された想い、社内の後輩男性「ジール・ブロマシェ」からの一方的な求愛に悩み、また、また地球居住時代【少女時代】軍の高級将校( 憲兵, GMP )の暴行により実姉を失ったトラウマを抱え、偉大なテストパイロットであった母親の影にも捉(とら)われ続けたが、師事した「ジュルジュ・サリバン」の夭折(36歳没)後も天寿88歳を生き抜いた。

★ 直接の参照人物:女性航空工学技術者「ベアトリス・ティリィ・シリング」【 Beatrice (Tilly) Shilling 】
(スーパーマリン スピットファイアの Mk. 16【Mk. XVI】までの“生産型”に搭載されたロールス・ロイス マーリン発動機の気化器の『負の重力加速度』が掛かった際の安定した燃料供給機構の開発で有名。

『負の重力加速度』- ベアトリス・シリングの人生 - 著者:マシュー・フリューデンバーグ
Negative Gravity: A Life of Beatrice Shilling (英語)ペーパーバック・ 2003/10/6 Matthew Freudenberg


終章: [ 第 17 章 : 編纂者のあとがき ]
4年前【2012年】に前半生までを脱稿した、架空の女性航空設計技師〔設計グループ指揮者〕の「ブランシュ・フォンテーヌ」の伝記を、紙幅【保存容量】の関係で結びが多少駆け足になりましたが、取り敢えず臨終まで書き終えました。
「プロジェクトX?挑戦者たち?」 の時代に比べ「超絶 凄ワザ !」では、いわゆる「紅一点」ではない女性リーダー「岬 洋子」(『ゴワッパー5 ゴーダム』1976年4月4日から同年12月29日まで、朝日放送やNETテレビで全36話が放送 )のような登場人物が増えてきました。
とは言え、エンターテイメントとしての制約からドキュメンタリーとしては「一度は挫折しても必ずまた成功するかライバルチームに対して健闘してその努力を称えられ、カタルシスを視聴者に与えて終わる」という番組の制作方針は、やはり評伝や伝記の目的にはそぐわないと考えてます。
実体書籍にくらべてウェブ媒体は、画像や図表、迅速な記事の訂正更新(アップデート)訂正という面では絶対的に優位ですが、ウェブ小説には、特定の人物を深く描き出すには、ドキュメント文字数と、閲覧ブラウザの制約から非常に不便で不自由であると感じています。
でも、そんな中でも最善を尽くすべきですね、そう、それはそのままブランシュの置かれた状況と、その中での彼女の行動原理に他なりません。

大抵のファン作家さんは、無尽蔵に予算と人員を使役できるアメリカ合衆国の開発モデルをお手本にした、「超時空要塞マクロス」世界の可変戦闘機 「VF-1 バルキリー」とその後継機 ばかりに注目するけど「プロジェクトX?挑戦者たち?」 のドラマは、様々な注文主からの制約がある「超時空騎団サザンクロス」の「スパルタス」、「ローガン」、「オーロラン」ほか、同世界の機械たちににあると考えてます。

結局4年掛かっても、自分で納得出来るブランシュ自身の肖像画を描くことは出来ませんでしたが、それゆえに画像にイメージを特定されず、想像を広げるにはかえって好都合かと考えてます。
なお、人物像の一部の形成には様々な資料とは別に挫折した知人の半生を参考にしてますが、本人のプライバシーに関わる内容ですから、Webページには出してませんが、ここでは、複数の実在の人物が一部で参考にされていることだけは触れておきます。

なお、私自身は168.9cm の身長があり、低身長症候群(「ターナー症候群」含む)の女のジレンマやコンプレックスを真には理解出来てはいないのかもしれませんが、思春期前(4歳〜9歳)の頃、大人の男性が、または母親がどのように大きく怖くみえていたかを思い出しながら、極力、ブランシェの心理状態を想定しながら描きました。

余談ですが、「ジール・ブロマシェ」に関してブランシュ・フォンテーヌの事件のモデルは私で、ジールにも参考にした人物がいます。

私が41歳の頃の職場に、23歳も年下、18歳の少年の男の子,〔イニシャルを採って仮にN.M君とします〕の部下がいたのですが、会長の孫、社長の息子という立場もあり、大変横柄な態度で、夜勤で二人きりになったとたんに、制服のブラウスに手を入れて胸を揉んだり乳首をつねる〔女性ならわかると思うけど、これはとんでもなく痛い〕したい放題、会社に抗議しても部長は社長の息子、会長の孫なんで聞いた振りだけして、何もしてくれないという酷い会社でした。

とはいえ、彼女の後半生の主な作品は他社の作品の改設計「C-37“ B型 ” アルバトロス」のみです。また社名は実在の現行社名と一部異なりますが、そこは平行世界ということで容赦ください。

特有の不連続直線や、固有の安定性を考慮しない水平尾翼や垂直尾翼を持たないアニメ的な航空機を料理して、取り敢えず飛べるようにアレンジしてみたいと考えていたので、これは良い題材になりました。

さすがに大河原 邦男氏のコアファイターのような箱の組み合わせデザインは料理しようがありませんが、三位一体のデザイン集団アンモナイトの航空機デザインにおける航空力学的知識の不備は、補完性の冗長度合いを有していたので、なんとか安定性を実用水準に持っていけました。

新しく描くと改設計の領域を超えてしまいそうなので、既存の設定線画を画像処理ソフトウェア【いつものPAINT.NET 4.05版】で「改設計」しました。

彼女の死後、Web上の伝記記事を〔架空の〕既成の2つの伝記とし、

◆ 一冊は彼女の後輩の男性が退職後に自費出版して売名とゴシップによる屈折を憂さ晴らした歪みに満ちたもの

◇ もう一冊は著名な〔架空の〕女性解放運動家が賛美により、自らの活動と名声を補強する目的で著作したもの

とし、いずれも独自の思想や感情から歪んだ視点で描いていて、そのままでは客観的な伝記としては使えないという構成を思い付くまで一年ほど掛かってしまいました。

しかし、せっかく女性航空技師の伝記にするなら、単に性別を入れ換えただけではない、固有の課題というプラスアルファを採り入れようと脱稿まで試行錯誤してました。

後半生の主要な作品が一つしかなく、しかも改設計という設定も意図的なもので、後輩の育成や奨学助成金という間接的な形態とはいえ、社会活動に足を突っ込むと、当然ながら寡作な設計者になるだろうと推測しました。 
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