ヘキサギアFLS 登
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説明
 二次創作小説「ヘキサギア・フロントラインシンドローム」に登場するヘキサギアです。
 皆大好きラプトル型。でもいわゆるヴェロキラプトルって意外と小さくて、イメージの実態はディノニクスらしいですよ。こいつは元ネタの都合からオルニトレステス型ですが。
 基本的な構造を思いつくのに割と時間がかかった奴ですね。フレームの組み替え量もシャイアンUと比べると格段に多いです。初期なんてモーターパニッシャーの脚を全部使ってレイヨウ型にしようとしてたんだから行き当たりばったりでここまでまとまったのは奇跡ですね。
 意外と脚だけでも立ってくれますが三点設置やスタンド推奨。自分でも作ってみようという方はお気をつけ下さい。
 以下、設定文です。

・スイフトローバー
 ボルトレックスをベースに徹底的な軽量化を施したヴァリアントフォースの第三世代ヘキサギア。正式に生産されているモデルではないが、設計データはSANATの承認によりアーカイブ化されており、戦地でのヘキサギアアセンブルの際に資料として提示されることがある準正式機。
 原型機が第三世代ヘキサギアとしては高いレベルで性能のバランスを維持していた機体であるのに対し、本機種は性能を敏捷性に大きく割り振ったアンバランスな機体となっている。武装も大幅に削減されており、搭載火器はオートマチックグレネードランチャーのみ。格闘兵装も小ぶりな蹂躙爪と、ほぼカウンターウェイトとして搭載されているだけのテイルブレードだけである。
 本機種の歪なスペックを理解するには、運用目的を紐解く必要がある。主設計者パラミディーズの思想としては、本機は「ガバナーを排除することで敵軍に打撃を与える対人ヘキサギア」と位置づけられている。
 第三世代ヘキサギアはゾアテックスによって得られる高い運動性をスポイルすることが無いように軽量な設計が施される傾向があり、ガバナーが露出しがちである。そしてこのガバナーの存在が第三世代ヘキサギアの運用には欠かせないファクターであり、それが露出せざるを得ない点を弱点と捉えたのがパラミディーズであった。
 本機種はゾアテックス形態の敏捷性を駆使し敵ヘキサギアへ接近し、グレネードの爆風や、取り付いての蹂躙爪による攻撃でガバナーを排除することを主戦術とする。第二世代以前でもガバナーが剥き出しとなったヘキサギアや、歩兵として活動するガバナーそのものもターゲットとなる。
 四肢先端の蹂躙爪は対ヘキサギア武装としては小ぶりだが、ガバナーのアーマータイプを容易に貫通する鋭利さとサイズである。そして一人の人間として本機の蹂躙爪による『踏み荒らし』にかかったガバナーは、仮に生存したとしても精神に深い傷を負い戦線復帰は困難となる。
 パラポーンを運用するヴァリアントフォース以外の諸勢力は、ガバナーを失うことによって被るダメージが大きい。その点を突くことに特化した本機は、ヴァリアントフォースの体質を体現したヘキサギアの一種だと言えるだろう。

 武装は前述の通り、オートマチックグレネードランチャーと蹂躙爪、テイルブレードのみ。ゾアテックスを解除したトライクモードではさらに運用できる武装は減りグレネードのみとなるが、ゾアテックスモードが敏捷性を重視し安定性に欠けるため適宜トライクモードに変形しなければならない点が本機の弱点の一つである。(ただしトライクモードからの急速変形は本機の強みの一つでもある)
 それ以外に特徴的な装備は無いが、航空ヘキサギアから移植された視覚センサーによって激しい機動の中でも的確にガバナーの存在を認識できる。
 ゾアテックス発動のために変成KARMAの搭載を必須とし、設計者パラミディーズの機体には固有名『ロシナンテ』という個体が搭載されている。命名は、本機を共同設計したシングによるものらしい。
 イグナイト型を用いる上級パラポーンであるパラミディーズが搭乗することにより、重装甲の第二世代ヘキサギアに対しても有効な攻撃力が補完される。

本作品はコトブキヤのコンテンツ『ヘキサギア』シリーズの二次創作作品であり、同作の解釈を規定するものではございません。
またフィクションであり、実在物への見解を示すものでもないことをあらかじめご了承下さい。
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ヘキサギア ボルトレックス オルニトレステス型 コトブキヤ 

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