ねずみ男との縁 猫とまなの会話
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まな「ねこ姉さん」

 

ねこ「ん?」

 

まな「タヌキ事件の最中、あの人・・・ねずみ男さん・・・

 

   あんなことしたのに、鬼太郎やねこ姉さんたち、あまりあの人に対して

 

   距離感が変わってないみたいというか・・・」

 

ねこ「フフ・・・ω なぁに、心配してくれてる?^ω^」

 

まな「ふぇっ!?/// う、うん まあ・・・」

 

ねこ「ん〜・・・、まあいつものことだし」

 

まな「え?wいつもって今回レベルのことも?^v^;」

 

ねこ「そ。鬼太郎の話だと私と会う前からそうだったっていうし、

 

   私と初めて会ったときも あくどいことしてたのよ」

 

まな「へぇ〜・・・。ちなみに、姉さんはあの人とどういう会いかた・・・?」

 

ねこ「ん?殺すため。」

 

まな「Σんぇっ!?」

 

ねこ「順を追っていうとね、まなは『地獄』はわかるわよね?」

 

まな「悪いことして死んだ人が行く、あの?」

 

ねこ「そう。そこを取り仕切ってる閻魔大王様って方がいて」

 

まな「あ、知ってます!死んだ人を裁いて天国とか地獄に行かせるって!」

 

ねこ「そう、その人。 閻魔大王様は仕事の一つに

 

   この世で悪さをしてる妖怪たちに目を光らせていて、

 

   度の過ぎたマネをしてる妖怪には、それなりの実力をもった妖怪に

 

   『赤紙』を送って処分を依頼してるの。 もちろん報酬付きでね」

 

まな「へえ、じゃあ鬼太郎以外にも そういう妖怪退治をしてる妖怪がいるんですね」

 

ねこ「そう、私もそのひとり。 で、ある日鬼太郎に

 

   「ねずみ男を殺せ!」って赤紙が来たの」

 

まな「え!?最初は鬼太郎のところに!?」

 

ねこ「(コクリ)その時、ねずみ男は「三虫」っていう妖怪の名前を利用して 年寄りや金持ち相手に詐欺をしてたの。」

 

まな「うわ〜・・・」

 

ねこ「でもその三虫を通して悪事が閻魔様の耳に入って、一番ねずみ男をよく知ってる

 

   鬼太郎に依頼をしてきたわけね」

 

まな「それで、鬼太郎は!?」

 

ねこ「シブったわ」

 

まな「え・・・」

 

ねこ「・・・依頼、っていってもそれは閻魔大王からの絶対命令・・・

 

   なのに鬼太郎ったら アイツなんかに・・・(ムス」

 

まな「なんでなんでしょうね・・・」

 

ねこ「さあ、ね。 ま、話を続けると、鬼太郎は考え抜いて

 

   私に声をかけてきたの」

 

まな「え、でもそれって・・・」

 

ねこ「まあ私は報酬ももらえるし、それに赤紙に記されるようなのは

 

   碌な連中じゃないから 世の中のためになるしね」

 

まな(なにより鬼太郎のためかな・・・?)

 

ねこ「ン? まあ作戦はこうで アイツは蓄えができたからって

 

   次は お嫁さんを欲しがってたわけ」

 

まな「え・・・ということは・・・」

 

ねこ「鬼太郎はお見合い相手として 私を紹介したわ」

 

まな「Σえええええエーーー!!?」

 

ねこ「・・・!!びっ、くりした〜」

 

まな「ご、ごめんなさい/// でもなんでそんな・・・」

 

ねこ「まあさっきも言ったように アイツ、それなりに貯えてたから

 

   そうでもしないと警備がね あくまでターゲットはねずみ男だし」

 

まな「なるほど・・・ で、そのときが初対面として 第一印象は?」

 

ねこ「・・・(ニンマリ 好みだったわ♪」

 

まな「え!?///」

 

ねこ「捕食者としてね♪^ω^」

 

まな「な、なあんだw(って、え?!)」

 

ねこ「まあ、それはさておき 小ぎれいな格好はしてたけど

 

   うさんくささのカタマリだし 成金をちらつかせてくる

 

   イヤ〜な やつだったわε-(‐ω‐ ) ・・・タダ・・・」

 

まな「?・・・タダ?」

 

ねこ「向こうは私を気に入ったみたいで、ほらまなも

 

   この間学校で見たでしょ? アイツ、割と好きになった相手には

 

   ちょっと尻込みするところがあるって言うか・・・」

 

まな「ああ…w」

 

ねこ「まあでも、その辺こじらせた 変に攻めたアプローチのかけ方が

 

   ヘタクソでキモいんだけど(* ̄▽ ̄*)」

 

まな「アハハw^皿^;」

 

ねこ「まあなんか 金!金!金!の金の亡者のわりに

 

   人に愛されたい願望もあるのかなあコイツ

 

   って。やたらなんか褒めてきたし」

 

まな「ふーん・・・」

 

ねこ「ま、それはそれで仕事はこなそうと 猫妖怪としての

 

   本性出して、 しかもコイツは散々人を苦しめたんだからと

 

   たっぷり怖がらせてから地獄へ送ってやろうと思ったのよ」

 

まな「(U′? × ?`)」

 

ねこ「そしてアイツが命乞いをはじめたところで

 

   鬼太郎が割って入ってきて・・・」

 

まな「(;´・д・)=3ホッ」

 

ねこ「鬼太郎ったら、はじめっから反省だけさせるつもりで

 

   私に本気出させて・・・。

 

   まあそこで 騙し取ったお金の返金を約束させて

 

   なんだかんだ「赤紙」も取り下げられたんだけど・・・」

 

まな「けどぉ・・・^^;」

 

ねこ「今に至るまで、ず〜〜〜〜〜ryっとあんな調子 (lll´Д`)」

 

まな「うわちゃ〜(*´'▽'`*)」

 

ねこ「でも アイツがいたから

 

   その場がなんとかなったり・・・」

 

まな(ン?アレwなんかシンパシーw)

 

ねこ「たまに助けられたり・・・」

 

まな「え!?意外!!」

 

ねこ「まあ私のアイツへの評価は そのあたりの普段とのギャップと

 

   『鬼太郎に気にかけられてる』ことで ズル〜く生きてる

 

   イケ好かないヤツってところね」

 

まな「へぇ〜nωn(2424」

 

ねこ「? …!?き、キキッキ!鬼太郎には黙ってなさいよ!?」

 

まな「はぁ〜いw わかってまぁ〜す♪w」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その日も終わり

 

就寝まなちゃん

 

(今日はねずみ男さんのお話色々聞いたけど

 

 なんだろう…お金儲けのために割と色んなことができる器用さもあるけど

 

 要所要所で不器用なのかなあ・・・

 

 どっかつっぱってて・・・それでいて寂しがりで・・・

 

 ああ・・・もしかしたら、みんなそこがほっとけないのか、なあ…

 

 フフフ♪ やっぱりあの人たち、みん、な、やさ…し、・・・スヤア・・・

 

 

 

おそまつ

説明
情景描写なんて99%無く、読者のみなさま それぞれのご想像任せの
原作:『猫娘とねずみ男』をベースにいろいろエッセンスをまぜこぜした
ねこちゃん、まなちゃんの、
ねことねずみファーストコンタクト話の想像ですw
肌の合う合わないはございましょうが だれかひとりでも楽しんでいただければ幸いでございます♪

公式でオンエア!
・・・っと、こうならんもんかなあ・・・w
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ゲゲゲの鬼太郎 猫娘 犬山まな ねずみ男 

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