潮とその友達。完
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説明
(前置き)素晴らしい工作者様が多数存在する中で私のような者が工程をUPしていろいろと考察を垂れるのも(ふつうは公開しない。 恥ずかしいから)アレですが私も工作をするにあたっていろいろなサイトを見てヒントをいただきましたので、まだ、工作したての方のヒントになれば良いかな・・・・などという気持ちでUPさせていただきました。詳しい説明は尺の都合でありませんが画像を見れば私と同じことを始めた方々なら(見た瞬間に)分かることだと思いますので(たとえば連装砲の完成品を見たら「どうすればこんな造形ができるのだろう?」から画像を見て「これなら自分でも作れそうだ!」に)少しでも参考になれば・・などという気持ちでいっぱいです(笑 ただし私も試行錯誤しながらコツをつかもうと必死な最中ですので結構マヌケな工程も多々挟んでいると思います。その点をご理解していただけると幸いです。上級者の皆さま、もしこれらの画像や考察を目にしてしまった場合「おかしな工程をはさんでいる」と感じても、温かい目で見守っていてください
それから画像を見ても「作り方が分からない」「上手くいかない」という人も造形物を制作すること、好きなキャラを立体化することに夢中になっていて作り続けていれば、自然にその域に到達できるので、今出来なくてもさほど問題ではないと思います

本当は左右の腕と指先の表現、加工方法についての工程画像も載せたかったのですが8枚までしかUPできないので割愛しています。他にも「シリコン型を急造したい」この問題を解決すべく3時間硬化(という工廠の要求に応えるべく)コンビニなどにある中古の業務用肉まん蒸し器(ヨシキン製)導入しました。写真も8枚以上UPできませんし現時点での実用性はまだ未知数ですので蒸し器についての考察はもう少し使用して経験を積んでからお話しさせていただきたいと思います。昔「クマプー」で「幸せウサギ」が炊いたばかりの炊飯ジャーの蓋を開けた時のフワッと沸く湯気に顔をうずめて「幸せ」を感じようと蓋を開けたものの食卓の上で突如「みそ汁ホバークラフト現象」が発生し、そちらに視線を取られ湯気に顔を突っ込むタイミングを逃し死ぬほど悔しがるシーンがあるのですが、それを読んだ私は、まだ若かった為マネをして、とんでもないことになったことがあります(軽い水蒸気火傷)肉まん蒸し器の蓋を開けた瞬間、あの悪夢が再び・・・(もちろん狙って水蒸気に突っ込んだワケではありません)今まで無関心だった事柄も自分がその立場になるとコンビニ等で肉まんを注文して店員さんが扉のどの位置に立って水蒸気を回避するか観察させていただこう等々考えるモノなのだと思ったワケです。(あるいは蒸し器が床に置いてあってしゃがんで開けたから直撃しただけカモ?)
今回の工作は前回の「響」より楽でした。艤装と後ろ髪の兼ね合い、干渉しないようにする調整に前回舌を巻きましたので今回は画像でも確認できるのですが一瞬で作れる「雑艤装」を100円の石粉粘土で作ってそれをゲージにして様子を見ながら潮の体を作りました。
魚雷発射管も響のように脇の下に入れる必要がなかったためサイズや脇の隙間との間隔を考えることもなく伸び伸びと工作できました
素体パーツとして顔はプリンツオイゲン。胴体と足は響のパーツを基軸にしています。同スケールのフィギアを作る場合ベース素体を作っておくと後々楽なようです。
オオサンショウウオみたいな何かは「へちょ」モデルの「イ級」・・・と言うか「イッ級さん」です。(文字制限がありますので詳しくは私のニコ静の方を見てください)雑艤装と同じく前回の「ろーちゃん」のアタリを見るために作ったゲージ「雑魚雷」を基軸に石粉粘土を盛り付けた後に磨いて仕上げました。うちの鎮守府では潮の友達です。(史実では潮が救助したのは潜水艦乗員でしたが・・)
いつもは、キット完成時、即イベントで販売できるキット状まで詰めて「キット」にしているのですが今回は艤装の支柱は真鍮で組みました。白いところはキットです。煙突も側面と上部はフラットになっていて、各自工作者さんが側面の足場(ポストアポカリプスで必ず腐っていて渡っている途中で崩れるヤツ)と上部のシートをかけるときの骨組の線状の鉄筋は銅線などで自作する仕様になっています。あと煙突内部のナナメ板も自分で入れなければなりません。これからの工作は(販売予定はありませんが)販売するときはコンパチパーツにしてディティールアップ時にモールドをそぎ落とさなないですむ素体パーツとボッテリモールド付きのパーツを入れて工作者様が選べる仕様にしたいと思います。モールドそぎ落とすのメンドイですし。まず作るのは私ですし
複製は今回より「真空注型」に切り替えましたが慣れない作業で失敗しまくりました。ノーマル抜きなら、空気がたまるところがわかりますので毛細現象を利用したりレジンを先行入力して回避することは容易なのですがいつもの1〜3個抜きなら有効なものの30個程となると精神的にキツいモノがあって・・・デシケーターを利用した真空脱泡もむかし圧力鍋と真空ポンプを利用して(低予算設備)実験したことはあるのですが、いかんせ内部が全く見えず思いのほか試行錯誤が上手くいかなくて・・・かといって透明デシケーターを購入する踏ん切りもつかず断念した過去が・・・真空注型の良い点はレジンの通り道がノーマル抜きより少なくて済む他に(ノーマル抜きは指先等にすべてにレジンの流れる道を作る必要があります。)混合前にAとB液がそれぞれ沸騰してくれること。(2工程に分ければデシケーターでもできるけど)真空状態で混合できるのでゆっくりタイプでないレジンを普通に使える、小さな気泡が発生しにくい等がありました。シリコン型の脱泡も大きなものまで入るのでブロック枠ごとぶち込めます。何も考えずシリコンを注げばダボが欠けたりしません。問題は、まだ慣れていないので、注型するときに、湯口に注げず「そそう」しまくり(汗 その他諸々・・・
近日中に塗装した完成品をUPさせていただきます。冠動脈バイパス術(とまではいかない)のようなあの、いやらしく交差した皮ベルト3本の表現・・・上手くいくかどうか・・・
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