夏の終わりの臨時乗降場(Regret On The Summertime Stage)
説明
「あの頃と変わらぬ海の上に
浮かぶボトルシップは
すっかり変わってしまった
海の色も風の表情も何も知らないまま。

一生懸命こしらえた砂の城。
崩れて欲しくない気持ちは判るけど、
どんなに頑丈な鳥籠に
閉じ込めたつもりになった所で
それは詮無き事。

甘い幻想が
苦い思い出に変わる事なんて
何回も何回も覚えがあるけれど
この夏 それが
また一つ増えただけのこと。

向こうの団地の廊下に
明かりが灯り出す頃、
最後の一本がここを経てば
ひと夏限りの舞台に設えられた
急ごしらえの停車場は
幕を降ろすのさ。」

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A4(210×297)サイズのケント紙に水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの...
なのですが、鳥籠や劇場(駅舎)・壁の模様をはじめとする細部には特に
水彩色鉛筆の顔料を用いたりしました。
劇場(駅舎)、ボトルシップ等大きめのモチーフが並びますが、
これらの配置の仕方やアングルで悩んだりもしました。


「本郷台駅前祭り」の水彩色鉛筆ワークショップの時に
展示致しました。
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C.T.R. アナログ ワールド 鉄道 電車 劇場  train station 夏の終わり 

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