真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜もう一つの物語7
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真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜もう一つの物語7

 

 

 

 

 

 

 

 

北郷「俺が弱いのは知ってるよ、それで訓練を付けてくれるならありがたいけど」

 

樹「違う違う、お前は心は下の下の下、体は更に其の下、下の下の下の下

要するにそこ等の一般兵士よりも弱い、お前じゃ玲にすら勝てないよ」

 

北郷「むっ」

 

玲「ええっ!!」

 

北郷は頭にきたようで、玲は驚いている

 

華琳「ねぇ樹?流石に玲でも北郷には勝てないんじゃない?」

 

秋蘭「確かに、北郷も少しは腕が立ちそうだが?」

 

二人が、至極当然の疑問を投げかけてくる

 

樹「そうだなぁ〜、だって玲には白虹っていう剣を持っている限り絶対に北郷は勝てない」

 

華琳「そういえば、樹は背中と腰に数多くの剣と刀をぶら下げているようだけどそれは何なの?」

 

背中と腰に下げてある剣を指差して聞いてくる

 

樹「これは選ばれた者とその者が認めたもの以外には使えない伝説の宝剣と宝刀

 

白虹、紫電、僻邪、流星、青冥、百里、百錬、青讀、漏影だ、一本は今北郷に貸してある奴だ」

 

華琳「そうなの、なんだか凄そうね」

 

樹「お前が玲と彼女達の内、一人に勝てない限り本格的な訓練はつけない」

 

北郷「彼女達?」

 

頭に疑問符を浮かべて聞いてくる

 

樹「ああ、一回僻邪を返してくれ、玲も白虹を」

 

北郷「??判った」

 

玲「どうぞ」

 

二人から僻邪と白虹を受け取り、地面に刺す

 

更に他の七本も地面に刺す

 

華琳「これから何をするのかしら?」

 

樹「何、儀式さ、それと少し後ろに下がってくれ」

 

俺以外、全員下がる

 

樹「よし」

 

パンパンと手を鳴らす

 

樹「さぁさぁおいでなさい、白光の九姉妹よ、此処に現れその姿を見せなさい」

 

言うと、突き刺さった剣から溢れんばかりの光が現れる

 

華琳「なっ!」

 

春蘭「何だこの光は!!」

 

秋蘭「くっ!」

 

桂花「きゃっ!!」

 

北郷「何だなんだ!!」

 

玲「(わくわく、わくわく)」

 

他の四人は驚いたりしているのに、何故か玲だけが普通の反応だった

 

更に光は少しの間続いた

 

やっと光は止み、其処に居たのは・・・・・・

 

白く輝く服を着た、九人の女性がいた(一部、際どい服を着ているのもいる)

 

華琳「樹、その子達は?」

 

なんだか華琳の目がやばい

 

他の奴等の視線を移すと、春蘭と桂花が嫉妬の視線を降らせ、秋蘭はその春蘭の顔を見て微笑み

 

北郷はなんだか視線をソワソワさせ、玲はなんだかよくわからない

 

樹「あっああ、彼女達はその手に持っている九本の宝剣宝刀に宿っている聖霊さ

ささ、それじゃ自己紹介を済ませなさい」

 

髪が長く、垂れ目の白虹が前にでる

 

白虹「どうも〜、私は白虹っていいま〜す」

 

樹「白虹は少しだけ褒めると調子に乗ってたまに失敗するのが傷だな、それと序列は長女」

 

次は、髪は太腿まであり糸目、豊かな胸部をもつ紫電

 

紫電「どうも、私は紫電と申します、以後お見知りおきを」

 

樹「紫電は礼儀正しくて常に世話をしてくれる、言っとくがこいつが一番下だ」

 

僻邪「そうそう、この子が一番若くて羨ましいな〜」

 

北郷「その子は?」

 

いきなり出てきた僻邪に疑問を投げかける

 

樹「ああ、これは僻邪、序列は次女で何故か俺をお兄ちゃんと呼んでくる」

 

髪は短髪、目は猫のような感じで、全体的なイメージは猫だ

 

僻邪「別に良いじゃ〜ん、お兄ちゃんって呼んでも〜」

 

樹「はいはい、判ったわかった」

 

無理矢理下がらせる

 

樹「なんかもうメンドクサイから一気に紹介する」

 

全員・白光の九姉妹『ええ〜〜〜〜』

 

樹「そこうるさい「!!右から順に、流星、青冥、百里、百錬、青讀、漏影だ」

 

流星「兄よ、いくらなんでもこんな扱いはないんじゃないか?」

 

どうやら流星は納得できないらしい

 

樹「だって〜、もう時間がないしメンドクサイし、別に良いじゃん、それに(ボソボソボソ)」

 

耳に顔を寄せ呟く

 

流星「(!!!)わかった、納得しよう」

 

漏影「ねぇねぇ兄様〜、いったい何を言ったの〜」

 

樹「内緒だ、それより始めるぞ、北郷誰を相手にするか選ばせてやるよ」

 

北郷「随分余裕じゃないか、俺が弱いからか?」

 

樹「ああそうだ、お前程度のヘボ剣術じゃ勝てはしない」

 

北郷「!!!♯」

 

どうやら頭にきたらしい

 

樹「お前等、あそこの弱い甘ちゃんの為にも手加減してやれよ〜」

 

九人『は〜い』

 

北郷の方を振り向く

 

樹「それで?誰を選ぶのかな?」

 

北郷「青冥さんで」

 

樹「ほら、青冥お前だとよ」

 

青冥「キャハハ!!樹兄様〜勝ったときの御褒美は何ですか〜」

 

樹「何時ものアレをやろう」

 

青冥「やった〜!!それじゃがんばっちゃお〜」

 

八人『いいな〜』

 

青冥「キャハハ!!良いでしょう〜」

 

八人『ぶ〜』

 

北郷「俺の武器がないんだが?」

 

樹「これでも使えば〜」

 

挑発したようにいい、黄龍を地面に投げさす

 

北郷「どうも」

 

どうやらマジで起こってるようだ

 

樹「それじゃ勝負開始!!」

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北郷「はぁー!!」

 

刀を思いっきり振り下ろす

 

ヒュンッ

 

だが糸も簡単に避けられる

 

青冥「そんなんじゃ当んないよ〜」

 

舌を出して馬鹿にしながら言う

 

北郷「うるさい!!」

 

さらに、横薙ぎ、勢いをつけた左ローキック、右斜め切り下ろしを繰り出してくる

 

青冥「だから当んないってば〜〜・・・・・・・!!」

 

ヒュッ!!シュッ!!ガギン!!

 

最初の二撃はかわすが、切り下ろしだけ防御する

 

青冥「へ〜、私に防御させるなんてやるじゃ〜ん」

 

其処から少し離れた場所

 

樹「ほう、九人の中で一番早くて回避能力が高いあいつに防御させるとは」

 

華琳「そんなに凄いの?」

 

樹「ああ、俺も戦った当初はまったく当らなかったぐらいだし」

 

秋蘭「それほどなのか?」

 

樹「ああ、その後は段々動きの特徴がつかめてきて、最終的には俺が勝ったけど」

 

場面を戻す

 

北郷「そりゃどうも」

 

鍔迫り合いを続ける二人

 

青冥「そろそろ離れてくれないかっな!!」

 

腹を蹴っ飛ばす

 

北郷「ガッ!!」

 

一mぐらい吹き飛ぶ

 

青冥「あれれ〜、軽く蹴っただけなのに何そんなに吹き飛んでるの〜、馬鹿みたい」

 

軽くといっても、その威力は石を一撃で破壊できるほどの威力だ

 

本人なりに手加減したみたいだが・・・・・・・・・・・

 

北郷「まだまだぁ!!」

 

よろよろと立ち上がり、駆け出す

 

北郷「おおぉおぉぉぉぉぉおお!!!」

 

勢いに任せ、連続切りを放つ

 

青冥「キャハハ!!そんなにがんばっちゃって〜可愛い〜〜」

 

ヒュン!ヒュヒュン!!!ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!!

 

だが、力が入りすぎた斬撃など青冥の前では止まって見える

 

青冥「もうなんだかつまんな〜い」

 

北郷「クソッ!!いい加減当れよ!!!」

 

更に斬撃を放つが、どれもかすりもしない

 

青冥「当てられてあげる分けないじゃ〜ん」

 

そんなことを言いながら、踊るように避けていく

 

青冥「樹様〜、もう終わらせていいですか〜〜」

 

樹「いいよ〜」

 

青冥「やった〜、これで死んじゃったらごめんね〜〜〜」

 

物騒な事を言いながら、攻撃をかわし姿を消す

 

北郷「なっ!!」

 

どうやらあいつは気づいてないらしい

 

あんなのはサイドステップで視界から消えた後、背後に回っただけなのに

 

華琳「いくらなんでも早すぎるわ、私でも辛うじて捉えられるぐらいよ

春蘭、あなたはどうかしら?」

 

話し声が聞こえたので、そっちに視線を逸らす

 

春蘭「はい、私でも辛うじて捉えられます」

 

華琳「そう」

 

視線を戻す

 

見たら、青冥は屈んでいた蹴りを放つ体制にいた

 

青冥「それじゃ耐えてね〜」

 

腰に思いっきり蹴りを放つ

 

北郷「ガハッ!!」

 

北郷の体が中に上る

 

青冥「それじゃ、連撃いくよ〜!!」

 

中に飛び上がり、手に持った剣で切り付ける

 

イメージとしては、テ〇ルズオ〇〇ーツのシ〇グの秘奥義を想像して頂きたい

 

その斬撃は既に三十を超えていた

 

青冥「止め!!」

 

最後に思いっきり剣を振り下ろし、地面に叩きつける

 

樹「勝者、青冥〜」

 

青冥「やった〜」

 

二人の傍により、青冥の片手を挙げる

 

秋蘭「それより北郷は大丈夫なのか?」

 

樹「ああ、青冥?ちゃんとアレをやってあの技を出したんだよな?」

 

青冥「うん、ちゃんとやったよ〜」

 

樹「こいつはまったくの無傷、ただ単に衝撃で気絶してるだけだ」

 

気絶してボロ雑巾のように倒れてるそいつの襟首を掴んで中に上げる

 

見ると、服に傷はついているものの、外傷はまったくなさそうだった

 

華琳「何で無傷なのかしら?」

 

先程から黙っていた華琳が質問をしてくる

 

青冥「それは〜、私が切る直前に剣を軟化させたから無事だったんですよ〜」

 

そんな二人を見てると、視界が霞んできた

 

樹「やば、そろそろ駄目だわ、白虹、後は頼んだ」

 

そう言った途端、完全に視界がブラックアウトした

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ここまで読んでどうでした?

 

まだまだ不完全なので満足いただけないでしょうが、それでも楽しんでいただけたら嬉しいです

 

それでは次回で会いましょう

説明
7話です
今回から、あとがきの方法を少しだけ特殊にしてみようと思います
では、どうぞ!
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コメント
初期のピッコロ・御飯みたいな感じととれたのですが 短期間で力をつける為の荒修行というかw本当にどうでもいいなら自分の意識が飛ぶような事なんかしないですし まあ樹の本心は今後明かされていく事に期待w(村主7)
魏√見た直後だったからか一刀がボロ雑巾みたいになったことに興味もなさそうな華琳に寂しさを感じてしまう 樹って誰か知らんがうざいキャラって設定なのかな(Etopetop)
ほとんどの読者が真・無印恋姫をプレイしており、登場するキャラに愛着を持っていると思います。そんな中、作者以外は知りもしないオリキャラに原作キャラを蔑ろにされては、不快に思う方もいるでしょう。嫌なら読むなと言われればそれまでですが、知らずに読んだ人はそれでは納得がいきません。アンチであるならば、まえがきで報告されたほうがいいと思います。(tajiri)
差し出がましいかもですけど・・・。一応恋姫好きが集まるところだから初めに、アンチ一刀君です。なり書いてほしいと…どんなSSを描くかは自由ですけど…(shotomain)
作者一刀くん嫌い?(りょんりょん)
え〜っと、樹は結局何がしたかったのでしょうか? 儀式って、自慢? 苛め? (kaz)
なんか一刀が惨めすぎる・・・(キラ・リョウ)
武器、多すぎ…。ガンダムエクシアのセブンソードみたいだ…。「さぁさぁ、おいでなさい…」って口調も凄いですね…(摩天楼銀河)
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